とうとう今年も12月!そして、今日は木曜日💡
楽しみにしている週刊少年チャンピオンの発売日なわけですが、今週のチャンピオン、『週刊少年チャンピオン2022年1号』なんです❗『2022年1号』❗
もう2022年かぁ~って。思うわけです……早いっ💦
まだまだ年内にやることが山のようにあるので、12月は踏ん張らないとですが。その前に!
今週の弱虫ペダルのお話をさせて頂きましょう😆
というわけで、以下は今週の弱虫ペダル、内容や感想になりますので。本書未読の方はネタバレにご注意ください!
『◎臨戦態勢!!』というフレーズで始まる今週の弱虫ペダル。
先行した泉田&新開隼人に追いついた銅橋&新開悠人が描かれ始まります。
銅橋「出ろォ、新開ィ!!」
悠人「はい!!」
泉田「悠人!!」
隼人「悠人!?」
泉田「追い出しレース スプリントライン6km手前のここで__追いついたタイミングで、悠人を出すだと!?」
銅橋「おっと新開、ひとつ忘れモンだ。こいつを!!」
言いながら銅橋は、自分の肩につけていた星のシールを剥がします。
銅橋「持っていけ!!」
自分の星のシールを新開の肩に貼る銅橋。
悠人「はい!!」
託された悠人は気迫に満ち満ちています。
泉田「自分の『星』を悠人に渡した!!」(“悠人を出す”__!? 確かに銅橋の後ろにいたのは確認できていた。しかしそれはボクらに追いつくための『先頭交代要員』として連れてきたのだと思った。そうでなかったというのか!! 先頭交代をしながら、お互いを風よけにして協力してここまで追いついてきたのではなく、銅橋、おまえ1人で引いて連れてきたのか!!)
泉田は改めて銅橋に視線を送ります。
肩で生きている銅橋は、ここまで全力で引いてきたという疲労が見て取れます。
泉田(だとしたら!!)「悠人にはまだ完全に足が残ってるということになる!!」
泉田の左大胸筋がビクンと動きます。
泉田(フランクも警鐘を鳴らしているッ!!)「新開さん、気をつけてください。この勝負、簡単ではないのかもしれません!!」
泉田は新開に話しがら、銅橋もそうしたように、自分の肩についていた星のシールを剥がすと、隼人へと託します。
隼人「ああ」
泉田の星を受け取りながら隼人がこたえます。
隼人「その空気、感じてるよ!!」
一方、ハァハァと荒い息の銅橋ですが、最後に悠人に向かって言います。
銅橋「ハァ、行け…獲ってこいよ、その肩の星ィッ!! 勝って4つに増やして来い!! 悠人ァ!!」
銅橋は悠人の背中に触れた手に力を込め、押し出します。
悠人「はい!!」
泉田「お願いします、新開さん!!」
隼人「ああ!!」
いよいよ新開隼人と新開悠人、一騎打ちのスタートです!
最初に前をとっているのは悠人です。
悠人「る、しゃああ」
雄叫びを上げ、加速します。
隼人(__!! 更に加速した)「ヒュウ」
隼人はハンドルを握る手をぐっぱっぐっぱっと動かし、にやっと口元に笑みを浮かべます。
隼人「いいね!! 速くなったじゃないか!! 悠人!!」
言いながら一気に悠人の前に出ます。
悠人「!」(く!!)
隼人「急くなよ。一緒に走るのも久しぶりじゃないか。何年ぶりだ?」
ウインクしながら言う隼人。
悠人(そういうとこだよ!!)
ギリっと歯を食いしばると、話しかけた隼人を無視してバンと加速し、前に出ます。
隼人「ヒュウ。素早い動きだね!初期動作が速い。そいつがウワサの“ホーネット”ってヤツか?」
悠人(そうやって!!)(くそ!! イライラする、マジで!!)
悠人は隼人の言葉を無視して走ります。
悠人(いつも余裕で人がやった努力を、がんばって登ってきた階段を、軽々ととびこえていくんだ!! オレを、バカにするんだ!! 階段の上からさ、すぐにできるだろう、ほらやれるだろうって、ニヤケ面と軽口で!! 素直に言うこときいて努力して追いついたって、どうせあんたはその頃にゃ、もっと高いトコから、まだ追いつかないのかって、ニヤケてくんだろ!! ふざけんなよ。なめんなよ。だからあんたには近づかないようにしてたんだ)「くそ!!」(だからオレは__)
いつかのお祭りの夜、お金を握りしめてお面屋の前に立つ悠人が描かれます。
悠人が過去や自分の感情でいっぱいになりながら走っていると、隼人の声がそれを打ち消します。
隼人「トバしすぎだよ、悠人」
悠人「!」
気付けば直ぐ真隣にいる隼人。
悠人「く!!」
ばっと横にズレて隼人との距離をあけます。
悠人「寄んなよ」(チ!!)
隼人「まだラインまで5kmもある。そんなペースでいったら、途中でバテて、最後のラインでもがく足なくなるよ」
悠人「アドバイスかよ」
隼人「相手を使うんだ。利用するんだよ。風よけに入って。勝負所まではそうやって足を温存する」
悠人「知ってるよ」
じっと見つめてくる隼人に、悠人は鋭い視線を返します。
悠人「何だよ、じっと見るなよ。気持ち悪りィよ!!」
隼人「成長したな、悠人。手足も伸びて、顔つきも、ずい分大人びてきた」
はっとする悠人。
悠人「ハァ!?」「成…長!? うるせぇよ。バ…、今関係ないだろ。マジで、関係ねぇよ!!」
悠人は自らの動揺を打ち消すように続けます。
悠人「い…今、星の獲り合いしてんだろ!! その星をあんたらに渡したくない。だからオレは出た!! それで走ってる!! そんだけだ!!」
叫んだ悠人はハァハァハァと荒い息です。
隼人「フッ」「あの頃__昔よく近所のあずまやまで競争したよな」
悠人に並んだ隼人は片手を上に上げます。
そしてその手を悠人の背に添えようとしたその時__
バッと距離をとる悠人。
隼人が触れる事を許しません。
悠人「昔話は、やめてもらっていいですか」
隼人は黙って悠人を見つめます。
悠人「合流するのに銅橋さんはメチャクチャがんばってオレを引いてくれた。その人からオレは星を預かった。だからオレは、この先のスプリントラインであんたを倒す!! それだけだ!!」
鋭い視線で隼人に言い放つ悠人。
『◎次号、2号連続カラー第1弾!! 新開兄弟大白熱関東軍カラー!!』と綴られ、今週はおしまいです。
始まりましたねー!兄弟対決!!😆
隼人はいつも通りって感じがしますが、対する悠人はピリピリしまくりです💦
闘志メラメラな悠人君にとっては、隼人が余裕ぶってる感じに映ってしまうわけですよね……
今週描かれている悠人君の気持ち、それも分かりますが。
隼人くんも悪気はないし……難しいですよね😣
最後、背中に手を添えようとすると、悠人が避けるというあのシーン。キュンと切ないです😭
そもそも新開隼人って、私の中では十分負けも乗り越えて来た人というイメージがあります。
ウサ吉の件で左側を抜けないトラウマがあったじゃないですか。
それをレース中に克服して、そんなトラウマの克服が描かれたからには勝てると思ったら!御堂筋に負けてしまって……
一年目のインハイで、たぶん私的に一番納得のいかない(悔しい)結果はその新開と御堂筋のバトルでした。
だって箱学のエーススプリンターですよ!? それが一年生に…って、せっかくトラウマの克服も出来たのに!?って。
当時かなり衝撃的でした。
新開の心情を考えると辛くて辛くて。
比較に出したら可哀想ですが、もし今泉とかだったら、少なくともその日当日は絶対ポキ泉くんになっているところじゃないですか!(今泉くんマジごめんなさい…💦)
でも新開って、左を抜けないトラウマの克服だけでなく、その悔しすぎる負けをもそのレース中に乗り越えてチームの勝ちに貢献してて。
トラウマも負けも背負って走れるってすごいなって。心も強いなぁって、思い知らされた感じだったのです。
泉田じゃないですが、そんな強い新開隼人が好きで、だからこの追い出しレースで、新開が箱学で伝説的に語られていたり、卒業後も後輩達から支持されてる姿を見るとすごく嬉しくなっていました。
……って、新開隼人のココが好き!みたいな話しになっちゃいましたが、だから悠人が思っているように“いつも余裕で”“軽々と”ってのは、そう見せてる、見えてる、隼人の強さで格好良さなんだろうと思うのです。
なので、悠人が隼人くんはいつも余裕で軽々と…と見えてるって事はやはり、悠人も隼人が好きで格好いいと思ってる証拠なんだろうなぁと感じまして。
きっと本来は仲良し兄弟のはずなので。この兄弟対決が終わった頃には、背中に手を添えあって、健闘を称え合うシーンが描かれるようになって欲しいなと、願ってやみません!!
↑なんだか熱く語って読みにくい文章になってしまいました💦すみません😅
とにかく、新開兄弟バトル、来週もワクワク楽しみです😆✨