11月11日。ポッキー&プリッツの日ですね💡
全国の二次創作世界で、キャラ達がポッキーゲームをしまくってくれるという腐女子には妄想の絶えない1日ですが……その前に。
今日は木曜、週刊少年チャンピオンの発売日です✨
というわけで、先ずは楽しみにしている弱虫ペダルの話をしましょう😆
以下は本誌の内容や感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください!
今週は新開隼人、高田城、銅橋、泉田、葦木場、黒田、新開悠人、真波とが順々に登場する素敵なカラー絵から始まります。
そして『◎兄・隼人の参戦で、気が乗らない悠人だが…!?』という文字が綴られ、本編のスタートです!
悠人「ハァ!? 星!? 星のシールを!? 1つの勝負ごとに獲りあう!?」
真波「そう!!」
悠人「つまり勝ったヤツは負けたヤツからその“星”とっていいってコトすか!? 何なんすかそれ。そんで最後、星たくさん集めたヤツが勝ちってことすか。それって__」
真波「そう!!」
悠人(メチャクチャ燃えるやつじゃーん!!)
真波から聞いたルールにドキューンと心を射抜かれる悠人。
思わず赤らんだ顔を手でおさえます。
悠人(要するに、こういうことでしょ!?)
頭の中で、勝負した二人の選手のうち、負けた方から勝った選手が星をもらい、その腕につけるというイメージを思い浮かべる悠人。
悠人「く………くそォ…」
ガンと、拳でハンドルを叩きます。
真波「!」「あっれー。悠人こういうの好きだと思ったけど違った?こういう、自分の“強さ”が具体的に可視化されるシステム!!」
悠人(好きだから困ってんすよ!!)「ハァ!? やっ…」(真波さんもう!!)
顔を赤らめ、悠人が苦悩します。
悠人(このテのイベント、ダルくなるから途中で抜けようと思ってたのに。ましてや兄貴が来て気まずいから超離れて走ってやろうと思ってたのに。何なんだよ。真波さん、いつもは全然キャプテンらしくないのに。こういう時だけ…!!)「くそォ~」
悠人は顔を赤らめたまま声をあげます。
悠人「ウズウズする!!」
ここで場面は前方を走る三年生と、そこに追いついていた銅橋&新開隼人の方、先頭の集団へと移ります。
先頭集団の誰かが『最後グループ、真波さんまで見えましたァ。間もなく合流します!!』と叫ぶ声が響きます。
『つかれっす』『お疲れ様です、キャプテン』などと声をかける部員達。
泉田「真波!! アブ!!」
黒田「ようやく来たかよ、真波ィ!!」
泉田や黒田も声をかけます。
真波「おまたせしましたァ!!」
泉田、葦木場、黒田、銅橋、新開隼人。
先にスタートしていたメンバーの顔が次々描かれ、箱学の主要メンバーが揃ったところで、新旧のキャプテン同士が対峙します。
それを見た他の部員(箱根学園伝統の追い出しライド。いよいよ全員揃った!! これで完全に世代が入れ替わる。最後に真波は泉田さんに何を言うんだ。去年、泉田さんが福富さんにしたようにゲキをとばすのか!!)
そんな部員の緊迫感はどこへやら。
真波はほわんとした笑みで泉田に言います。
真波「驚いて頂けましたぁ?サプライズ♪」
泉田「もちろんだとも。アブ!!」
先程の部員(えーーっ)
泉田「ニクい演出じゃないか、真波!! おまえが来るまでの間、ゆっくりと昔話に花を咲かせてもらったよ!!」
黒田「大学レースの話もきけたしなァ」
葦木場「オレは本当に、昔お世話になったから…嬉しくて…」
目元をおさえる葦木場。
黒田「まだ泣くかよ」
泉田「銅橋が合流してきて……うしろにその姿を見つけた時は」
泉田は銅橋と新開隼人が合流した時の事を思い出します。
泉田「誰だ。銅橋が誰か連れてる」
黒田「すげぇペースだ。上がってくる」
だんだん銅橋の後ろを走る人物が見えてきます。
その人物はバキューンポーズをするじゃありませんか!
新開「泉田、久しぶりだな」
泉田「新開さん!!」
驚き瞳を見開き、嬉しそうな顔で声を上げる泉田。
新開「ちょっとだけあそびに来たよ」
黒田「マジかよ、新開さん!!」
葦木場「うああああ、新開さん、ジャージカッコイイ!!」
合流した時の事を振り返った泉田は言葉を続けます。
泉田「懐かしく、誇らしく、温かい気持ちになったよ。こうして成長した__やりきった姿を、先輩に見てもらってるのだから」
真波「よかったー」
泉田の隣で新開が泉田の肩に手を添えながら言います。
新開「泉田は『スプリンター』で『キャプテン』。箱根学園では史上初めてのそいつをやり遂げたんだ。苦労も多かっただろうけど、よくやってくれたよ!!」
泉田「いやぁ、新開さん、“褒め”はいいですよ。箱根学園のキャプテンは『褒められない存在』なのですから」
新開「__て、寿一が言ってたよ」
ウインクして言います。
泉田(__!! 福富さん!!)
新開「『あいつがやってることはあたり前じゃない』『すごい』ってね。『けど自分の口からは絶対に言ってないんだ』って。はにかんでたよ」
黒田「さすがだ福富さん」
葦木場「カオ鉄仮面なのにちゃんと心はあったかいよねー」
黒田「オイ拓斗、それソコソコディスってんぞ」
葦木場「え?」
泉田(福富さん……!! ありがとうございます)
静かに震える泉田の頬をつたう雫は汗でしょうか。
真波「さ!! そろそろ追い出しライド名物__“追い出しレース”!! いきますかぁ!?」
先程からずっと、キャプテン真波が前キャプテン泉田にどのように接するか気にして見ていた部員は思います。
部員(すごい。去年は泉田さんが福富さんにゲキをとばすことで自らを律し、鼓舞し、チームの士気を高めた。今年の真波『キャプテン』は、最もふさわしいゲストをよんで、皆の心をやわらかくすることで、包み込むようにチームの士気を高めている!!)
事実、彼の周りの他の部員までも、新開隼人の話をしたりしながら、『今年はオレもギリギリまでついてくぞ!!』なんて気合いを入れたりしています。
気合いの入った部員達は口々に言います。
「レースだ!! 在校生vs卒業生。つまり、3年生vs1、2年の闘い!!」
「よおおし!!」
「燃える!!」
「ここでヒトハタ揚げりゃあレギュラー入りも夢じゃない!!」
気合いとともに声をあげ出した一年生に、二年生の部員が言います。
「そうだ1年、気合い入れろ!! 死ぬっほどペース速いけどな」
この二年生の言葉に一年生達が“ちーん”と沈黙したところで、もう主力のメンバーは動き始めていました。
銅橋「ブハァ、一番アタック、オレがいくぜぇ!! ついてこいよォ真波ィ!!」
真波「はーい」
先程気合いを入れていた他の部員達も必死です。
「ファーストアタックかかった!! ついていけー!! ふりおとされるなー!!」
「はい!!」
「うわは速えぇ!!」
「もうふりおとされてね!?」
「ひー」
「箱根学園名物、追い出しライドは、毎年、この海沿いの国道の、信号がほとんどなくなった区間から加速が始まるんだ」
「先輩どうしましょう。もう乗り遅れました」
「大丈夫だ、安心しろ。3年生の先輩方が残っている!! これについてけ!!」
「__!!」
「もっとムリです!!」
「しかも新開先輩いるじゃないですかー!!」
「名門明早大の!!」
一年二年の部員が騒いでいる中、その三年生&新開が動きます。
新開「そろそろいこうか泉田!!」
泉田「はい、新開さん!!」
黒田「うおヤベ、久しぶり聞いたぜ。塔一郎の『新開さん』」
葦木場「弾けるような返事だねー♪」
ついて行こうとしていた一年二年の『速すぎぃー!!』という声に見送られるように、三年生&新開が加速していきます。
場面は先に飛び出した銅橋達に変わります。
真波「あれっ。やっぱ、もう追いつかれちゃったよ、銅橋(バシ)くん」
泉田「やあ。待たせた__かな?銅橋」
銅橋「ブハ!! さすがだ!! ちっともだぜ、泉田さん!!」
葦木場「あー、去年は味方だったのに、今年は敵同士だねー、真波ぃー」
真波「ははー」
笑って返した真波は、続いて新開隼人に尋ねます。
真波「新開さん、そっち側でいいですか?」
隼人「そうだな。せっかくだ。在校生側をいじめる側にまわるよ」
泉田「おお!!」
銅橋「いじ…マジかブハ!!」「フツー在校生側についてくれるもんじゃないのか。助っ人的な感じで…。ちょっとオレ楽しみにしてたのに」
真波「いいじゃん」「相手強い方が燃えるでしょ!!」
あえてキリっとした表情を見せる真波。
銅橋「てめェは、そういうルールを初めから決めとけ!!」
真波「ルールといえば、今日のレギュレーション発表しまーす」
銅橋に言われて思い出した真波が星のシールを取り出しました。
泉田「星?」
隼人「のシール?」
銅橋「だぁから、てめェは思いつきみたいな感じで重要なコト発表すんな。そしてオレにそういうことは相談しとけ!! 初見だぞそれ!!」
真波「うんうん」
場面は真波が説明し終えたところに移ります。
泉田「なるほど。勝者がその星を獲りあう__と」
真波「そーです!! 負けた人はおとなしく渡してくださーい(笑)」「各自肩につけたこの星を__」
銅橋「やってやろうじゃねェか!!」
葦木場「とられないように。おもしろー」
泉田「アブ!!」
隼人「ほぉう」
真波「頑張ってください!!」
黒田「盛り上がんじゃねーか、真波ィ!!」
悠人(主要メンバー全員が星をつけた!! そいつを奪いとる!! わかりやすいぜ!!)
あまり発言をしていませんでしたが、密かに燃えている悠人。
悠人(で……隼人くんは敵チームと…。ま、味方で協力するよりは全然いいな。どうせ当たんないだろうしな)「オレ、クライマーだから」
そう呟いた瞬間でした!
悠人は前方から銅橋に大声で名前を呼ばれます。
銅橋「悠人ァ!!」
悠人「え!? ハイ!? 何?銅橋さん!?」
銅橋「あがれぇ!!」
悠人「あが!? え、何すか。急にすか。オレ何かしました!?」
言われた通り、前方に上がりながら混乱する悠人。
銅橋「見てなかったのかよ!! ボサッとすんな。考えごとしてんじゃねぇ!!」
悠人「えっ、だって前半はスプリンターのバトルでしょ!? オレ関係な…クライマ…」
銅橋「てめェはインハイ2日目ゴールスプリントまかされただろうが」
悠人「は!?」
銅橋「気づけ!! たった今、3年チームが出たんだよ!! いかれたんだ!!」
悠人(!!)
銅橋「追わなきゃならねェ、ついてこい!!」
悠人「え!? 2人で!? すか」
銅橋「たりめーだ!! それでも足りねぇくらいだ。向こうは、最強のスプリンターが2人出てる!!」
泉田と新開が走る姿に『◎最速にして最強の2人!! 早くも在校生チーム大ピンチ!!』と綴られ、今週はおしまいです!
最初のスプリントバトルで新開隼人&泉田 vs 銅橋&悠人というカードが来ました😆
ヤバい、なんて面白いんだ弱虫ペダル❗✨
今週も読んでいてワクワクが止まらなくて。
まだまだずっと続きを読んでいたい気持ちになりました😣💓
来週が待ち遠しいです😆
悠人、インハイでもスプリントしましたが、今回の兄弟対決を経て、いよいよ本格的にスプリンターとしての才能も開花しちゃう感じですよね!?
スプリントも出来るクライマー……要するにオールラウンダーって事ですかね!?
銅橋がスプリンター、真波がクライマー、高田城はオールラウンダーっぽいですが、頭脳派ですし、アシストっぽいイメージもあるので。悠人くんがエース的な役割を担っちゃうのでしょうか?
現時点ではまだまだ精神面での未熟さを感じる悠人が、この兄弟対決で成長してどこまで強くなるのか。もう~楽しみしかありませんー😆✨
ところで、そんな悠人くんですが。
今週の序盤は色々とツッコミたくなりませんでしたか!?
顔を赤らめた状態で、『好きだから困ってんすよ!!ハァ!?やっ…真波さんもう!!』
って、R18シーンかと思いましたよ~( ´艸`)笑
今日はポッキーの日という事で、朝から頭の中にハッピーな妄想広がりがちです💦
それから、今週は泉田の嬉しそうな顔も見れて私まで嬉しくなりました。
泉田の弾けるような『新開さん』って返事。
読んでいて私まで爽やかな気持ちになりました😌(序盤でいかがわしい事考えてましたが。ちゃんと爽やかな気持ちも持てますよ✋)
福ちゃんも本当に泣かせてくれますよね!さすがです✨
そしてそして、ふと……途中、一年二年から、『ここでヒトハタ揚げりゃあレギュラー入りも夢じゃない!!』なんて言葉が出てるのを聞いて、レースの最後の最後に、レギュラー入り狙ってたんで!みたいな新キャラが突然現れないかなぁ?なんて期待もまだ持ってしまいました。
箱学の次のインハイメンバー、気になります😆