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弱虫ペダルRIDE.654『憧れ』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

上の娘が体調を崩してしまい、朝からバタバタでした😵
熱こそないものの、こんな時期ですから。
ちょっとの事で、同居家族(下の娘)まで出席停止になってしまうのでヒヤヒヤです💦
朝から目が回る忙しさだったのですが、やっと落ち着いたので、木曜日恒例の弱虫ペダルのお話をアップしたいと思います🍀
今週の週刊少年チャンピオンに載っている内容や感想ですので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

今週の弱虫ペダルは『◎紐解かれる川田拓也の過去。勝利への異常なまでの執着の理由が今明らかに__』と綴られ、川田の語りで始まります。

 

オレは小さい頃
TVの向こうの
スーパースターに
憧れた

 

小学生の頃のある日、家に帰ってきた川田は、リビングのテレビ画面に釘付けになります。
そこに映し出されていたのは一人のテニスプレイヤーです。

川田が帰宅した事に気づいた母親がそんな川田に声をかけます。
母「ちょっと拓也、帰ったの?テレビ見てないで台所手伝って…あら、スポーツ中継、へぇ、ああいうのが好きなのかしら」

川田の母が、あまりにもテレビに集中している川田を見て、手伝いをお願いする事をやめてしまう程、川田はテレビに映る光景に引き込まれていました。

テレビの中では、今まで中継されていたその大会で優勝したテニスプレイヤーが、彼を称える大歓声に大きく手をふりこたえています。
川田は彼に見惚れます。
ナレーターは『この若さで無敗』『地球上にはもう、敵はいないのかもしれない』と賞賛し、彼の生い立ちや努力の日々を語ります。
そして、優勝者へのインタビューが始まると、その選手は言います。『Thanks everybody (サンクス エブリバディ)』と。

 

何万人もの
歓声をあびて
祝福され
手をふって笑う
その姿に

 

小学生の川田はテレビを見つめたまま思わず声をあげます。
川田「カッケェー…」

 

カッケェ
と思った
圧倒的な
立ち居振る舞いに
目が離せなかった

その時オレは
いつしか自分も
そうなって
TVに出たいと思った

オレはことあるごとに
『サンクスエブリバデッ』
と言い
地元のテニスサークルに
通い始めた

そこでも
フォームがきれい
ボールのひろい方が
外国人選手ぽいなんて
ほめられた

試合は
勝てなかった

 

試合に負けた川田が悔しさに拳を握る姿が描かれます。
川田(くそ・・・テレビじゃ今のでうまくとれたけどな)

 

オレは
負けるのが
嫌いだった

全部終わってるのに
あそこがダメだった
ここがダメだったと
根掘り葉掘り言われる
からだ

オレは
アドバイスが
嫌いだった

 

コーチからのアドバイスを聞きながら、心の中で(終わったこと言って何になるんだよ。くどくどさ)(そんなこと言うなら自分でやれよ)と思っている川田が描かれています。

 

相変わらず
『彼』は
スーパースターで

オレは
勝てなかった

戦績をあげるのは
まわりのヤツら
ばっかりで

オレはだんだん
ほめられなく
なった

 

テニスサークルの他の子が勝って喜びあう姿を離れたところから見る川田が描かれます。
一人、拳を握りしめて思います。
川田(いいのかよ。くそ!! 本当におまえらオレに注目しなくていいのかよ。注目しろ。注目しろ。注目しろ!! オレは将来スーパースターになる男だぞ!!)

 

『彼』は10歳の時には
州のジュニア大会で
2位だったなんて
記事を読むたびに

焦った

 

自分と同じ歳の頃から記録を残しはじめている憧れの『彼』のことを雑誌で読んでいる川田が描かれます。

 

中学になる頃には
素振りや
フットワーク
筋トレや走り込みなど
努力するように
なってた

でも時々
勝てるように
なっただけで
あまり戦績は
のびなかった
県のベスト8まで
いったが
最後の試合は
相手の腹痛で
不戦勝だった

 

自分のベッドで寝転がりながら考える川田が描かれます。
川田(全然、全国レベルじゃねぇ………ああ勝ちたい…圧倒的に勝たなきゃダメだ。皆が、がく然として、全員が振り向くような、圧倒的な勝ち方をしねぇとダメだ!!)

川田は考え続けます。
川田(ダメだ。圧倒的だ……………)
考えあぐねた末、ひとつの結論を出します。
川田(テニスは人口が多すぎるのか)

 

オレは
競技を変えた

 

川田はロードバイクを買ってもらいます。
新しいロードバイクを眺める川田。
川田「速そー。自転車もヤバイくらいにスーパースターいるからな。やっぱりこいつだよ。それに、自転車はテニスと決定的に違うんだ。一発で勝負がつく!! 何回戦もやる必要ねェ!! 何百人と一気に闘って、1人が勝つんだ。これは絶対に__オレに合ってる!! くぅっ、早く総北いきてぇな。あそこは県内じゃ強豪だからな。メンバーになりゃ全国大会もいける!! スーパースターへの道も近いぞぉ。ハハハ。そこでオレは勝ちつづけて伝説をつくる!!」

そうして川田は総北高校自転車競技部に入部するのでした。

 

始まった1年生レース。
川田はルールを破り、まだ追い越し禁止と言われていた区間で一人飛び出してしまいます。
それにもかかわらず、彼は今泉、鳴子だけでなく、小野田にも抜かれるのでした。

かつての1年生レースで小野田に抜かれた時、前だけを見つめて走る小野田に、川田は(抜く時くらい、こっち見ろよ)と心の中で叫びました。

 

オレは絶望し
再びテニス部に
入り直した

そして
ヤな先輩に
耐えかねて__
もう一度
自転車競技部に入った

 

 

ここで場面は現在、小野田と勝負をしている川田の方へと戻ります。
ゴールラインと決めた地点まで、残り100メートルとなりました。

川田「…ぐ、すぐうしろに、小野田迫ってる!!」

ハァハァと、苦しそうな息の中、川田は声をあげます。
川田「負けたくねェ。負けたくねェ。負けたくねェ!!」

歯を食いしばりながら、ボロボロと涙を流す川田。
川田(オレは知ってる。負けたらゴミムシ以下。誰からもほめられず。注目されねェ。筋トレだって、ランニングだって、人一倍やった練習だって、それが全部、なかったことになる。全てムダに終わるんだ)

思わ叫びます。
川田「努力すれば夢叶うんじゃなかったのかよ。小学5年生の時の担任の先生よォ、がんばれば報われるんじゃなかったのかよ。何度も聴いたヒットナンバーよォ、オレだって、ムチャクチャ努力してきたんだよ!! なのになんでオレに順番回ってこねぇんだよ。オレには才能ないですか。それでハイ オワリって。それで、終わりなんですか!!」「おあああ」
川田は叫び加速します。
その加速に、小野田も少し驚きの表情を浮かべます。

川田「ルール破って…ギリギリのことだって、勝ちてぇからやってる。オレは勝たなきゃなんないんだよ。ダメなのかよ。平凡なヤツが、でけぇ夢見ちゃダメなのかよ!!」

叫び、必死にペダルを回しますが、とうとう真横に小野田を見てしまう川田。

川田「並ばれたァ!!」

そう叫ぶと同時に今度は小野田の後ろ姿が見えます。

川田(抜かれた、くそ!! あん時と同じだ。1年生レースの、あん時と)

川田は1年生レースで小野田に抜きさられた時の事を思い出します。

川田(振り向きもせず、抜いていくんだ。今までのヤツらと同じだ。オレには興味を示さず、注目もせず、どうせ……… くそ!! オレは負け犬、ゴミムシ以下__)「ちくしょォ…」

川田がとうとう目を伏せたその時、川田の耳に小野田の声が飛び込んできます。

小野田「あのっ、最後の、今の…100mの鬼気迫る加速…川田くんすごかったです。ボク一瞬、追い抜けないかと焦ったよ」

川田(振り向いた__そしてほめた__)

呆然とする川田。
そんな川田の視界に映る小野田の姿は、みるみる小さくなっていきます。

川田「……………」「圧勝……された」
はーはーと荒い息の中、呆然としたままの川田。
川田「あんだけの差を………ひっくり返されて…。12kgのハンデを背負いながら、圧倒的な勝ち……。あいつ…」
川田の手が震えています。
川田「カッケェ…」

『◎かつて憧れたスーパースターが目の前に__』と綴られ、今週はおしまいです。

 

 

小野田くんが川田のスーパースターになりました😆
でも本当に、小野田はかっこいい✨
あれだけのハンデ戦で圧勝する実力もですが、彼のメンタル、最高にかっこいいなと思います。
挑発的な言葉をかけられて、一歩間違えれば大怪我するような危険なハンデを背負わされて。
でもそのハンデを克服し、川田に怒るわけでもなく、挑まれた勝負に勝って。
そりゃあ、あの川田ですらカッケェって呟いちゃいますよね😌惚れますよ😌笑
小野田にかつて憧れたスーパースターの姿を見た川田ですが、次週以降でどん更正っぷりを見せてくれるのでしょうか。
とりあえず今週の川田の叫びは、かわいそうでもありましたが、突っ込みどころ満載でもありました😅
がんばれば報われるんじゃなかったのかよーって。
君の場合は人のアドバイスを聞かなかったのが、決定的にまずかった点じゃないの?って、思いました💦
負けたら全てがムダになる……とも思わないですし。
負けを次の勝ちに繋げられるキーワードが、コーチ等のアドバイスにあったはずですよね。
人のアドバイスをきちんと聞けないあんな態度じゃ、結局何やってもダメなんですよ……
過去話を読んでも、同情する部分は私には正直なかったのですが、『小学5年生の時の担任の先生よォ』っとか、今ここで叫んじゃうんだぁ💦ってのはむしろ、実はかわいいとこあるんだなぁと、好感の方に少し、繋がりました。
振り向いて欲しかったのね、見て欲しかったのね、誉めて欲しかったのね…って。
川田くんの気持ちはなんとなく分かりました。
分かりましたけれども!今のところまだそんなに川田くんを好きにはなれていません…💦(川田くんごめんね~です😵)
私としては、今後の更正にかかってる感じです。
って、今週で好きになれなかったのが残念かのように綴ってしまっている自分に、はっとします💦
渡辺先生上手いですよね……すでにあんだけ大嫌いだった川田の事、だんだん好意的に捉えようとしちゃってるじゃないですか、私😱
私は川田くんは嫌いだぞー✊💦

最後に、本編とはあまり関係ないのですが、今週の弱虫ペダルは最後の方、チラチラと今泉と鳴子が並んで映り込んでるのが可愛かったです😄
最後のコマ、『カッケェ…』って呟く川田の後ろに小さく並んで描かれているのですが、二人ともめっちゃニヤーっとしてて。
思わず笑ってしまいました😆

弱虫ペダル、来週も楽しみです🎶

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