昨日コロナワクチンの一回目を打った腕が痛すぎて、かなりどんより気分です😢
とりあえず打った方の腕、動かすだけで痛いですし(てか動かさなくてもずーんと痛い💦)、上に上げようとするとビリビリビリ~って痛みで顔を歪めるレベルです😵
……ですがまあ……腕が痛いくらいなので(熱はないですし)。今日も変わらず仕事です😭
そんな私の心の支えは弱虫ペダル❗✨
これしかありませんー❗
というわけで、さっそく今日発売の週刊少年チャンピオンの弱ペダ、内容や感想に入らせて頂きます💨
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
『◎これが川田の勝利への執念!! どんな隙も見逃さない!!』という文字が綴られ始まる今週。
川田(風は吹いている。流れはオレに傾いてる!! ヤツらが話し込んでる今の内に。気づかれない内に)
川田は加速します。
川田(息を殺してゴールを狙う!! 400m先にある森中神社の、駐車場の、白線のゴールまでオレが先行して、小野田との勝負の勝ちを獲る!!)
後方では、小野田も自分たちが話しているうちに川田が先行した事に気付きました。
川田(笑うな川田卓也!! ジャマだと思った今泉と鳴子が、まさか小野田の“ストッパー”になってくれるとは思わなかった。最後のチャンスだ。気を抜くな。集中を切らすな。全力で踏め。ゴールラインをこえるまで、決して笑うな川田卓也!!)
ここで場面は小野田達三人の方へ移ります。
小野田「ああ、ゆっくり話をしてる間に、川田くんが先行してる!!」
今泉「だな」
鳴子「せやな、セコッ」
今泉「むぅ」
鳴子「けど、案外速いな」
あんぐり口を開けていた小野田ですが、突然ばっと鳴子の方を見て言います。
小野田「追いかけた方がいいかな!?」
鳴子「へ?」「いやいや、そりゃそやろ」
小野田「川田くん、すごく勝ちたがってたし。もう追いついた段階で、なんていうか…リュックは克服できたわけだし…このまま最後のゴールラインくらいは気持ちよくこえさせてあげてもいいのかなって」
のほほんとした笑みを浮かべた小野田に驚く鳴子と今泉。
鳴子「カッカッカ」
今泉「フッ」
小野田「え!?」
今泉「おまえらしいよ」
鳴子「小野田くんらしいわ」
今泉と鳴子は、二人同時に小野田の背中にバンと手を置きます。
小野田「わっ、とっと」
鳴子「せやけどな」
逆説の言葉にはっとする小野田に、鳴子は続けます。
鳴子「言葉を伝えるためには、強さを示すことが必要な時いうんがある」
小野田「え」(言葉を伝えるため…に?強さを、示す?)
鳴子「やさしさと思いやりだけじゃあ、伝わらん言葉いうんがあるんや」
小野田(___!!)
今泉「そうだな」
小野田「!」
今泉「おまえは今、川田から勝負をふっかけられてる。理不尽なことも言われたはずだ」
今泉の言葉で、小野田は川田の言葉を思い出します。
『運だけだよな』『フヌケた弱えぇヤツしか』等々、小野田の心にも引っかかる言葉は確かにたくさんありました。
今泉「だが、それを言葉だけで否定したところで納得しないヤツもいる。形で示してやらないと、体に入っていかないのさ。ヤツは今、勝ちか負けかを知りたがってる。恥も外見も捨て、リュックを背負わせて、おまえに勝てるかどうかを挑みにきてる。心をむき出しにして、全体力を使って、全身全霊で、自分の価値を知りたがってる」
小野田(自分の…価値…)
今泉「『勝ち』か『負け』__だったら小野田、それをはっきりと教えてやるのが、おまえの、キャプテンとしての役割だろ!!」
今泉の言葉は小野田の心にドンと響きます。
ばっと視線を前方に向ける小野田。
小野田「役割…キャプテンとしての…」
今泉の言葉、小野田の様子を、鳴子は黙って伺っていますが、その口元はにかっとしています。
今泉「川田はこの勝負に負けて泣きじゃくるかもしれない。ひどく落ち込み、やめると言い出すかもしれない。それを分かった上で、つきつけてやらなきゃならない刃がある」
今泉の言葉に小野田は眉をひそめます。
今泉「残酷な役割でもあるよな、キャプテンてのは。それを任せて悪いなといつも思っているよ、坂道」
今泉は小野田の目を見て言います。
小野田(今泉くん!!)
鳴子「さぁ、そろそろ行かんと。川田も本気や。実力差あるとは言え、何がおこるか分からんで」
小野田「鳴子くん!!」
今泉「ただ、オレたちは手は貸さないぜ」
鳴子「そや、背中押すんは今回はナシや」
二人はずっと小野田の背中に置いていた手をどけます。
小野田「へ?」
今泉「川田から加勢するなって言われてる。オレたちは“見学”だけが許されてるんでな(笑)」
今泉「一人で行け!!」
鳴子「小野田くん」
今泉・鳴子「川田を抜け!!」
小野田「分かった!!」
真剣な表情で加速する小野田。
小野田「あああああ」
ぐるぐるぐるぐると、ケイデンスが上がります。
小野田(1人で行くよ!! キャプテンとして!!)「ああああ」
猛スピードで坂を駆け上がっていきます。
そんな小野田の後ろ姿を見送る今泉と鳴子。
鳴子「おーーっ、カッカッカッ。小野田くん一気に加速してったで!! すごっ」
今泉「いやぁ実際、12kgを背負ってるとは思えないな」
鳴子「確かに。リュック背負って走る練習しとったんかな」
今泉「はは。さすがにそりゃ、な…」「!」
今泉はある事を思い出します。
今泉「そういや小野田に、前に聞いたな。昔、アキバに通ってる時、重たいフィギュアか、何か壊れやすいモン買って、持って帰るの大変だったって。長い道のりを、手足が細くて壊れやすいから慎重に、なるべく揺らさないように運んだつって話してくれたよ」
鳴子「おお!小野田くんっぽいエピソード」
今泉「関係あるのかもしれねーな。あいつ言ってたよ、そん時も、いつもリュックだったって。あいつの体には、リュックを大切にしながら走る、そんな技術が身についてるのかもしれねーな!!」
今泉のそんな台詞を最後に、場面は川田を追う小野田、そして小野田が迫って来た事に気付く川田に変わります。
川田は後ろを振り返ります。
川田「気づいて追いかけてきやがった!! リュックに順応してる!? くそ、何だよあの加速!! みるみる迫ってくる」
小野田「なんか今、少し昔を思い出してる。リュックに気をつかいながら走るのって、ちょっと懐かしい」
小野田は笑顔です。
川田「だから何で笑ってんだよ、てめェ。リュックの中の水、途中で捨ててきたんじゃねェだろうな!! くそォ!!」
もちろん、小野田のリュックの中にはまだ水の入ったペットボトルが入っています。
荒い息で焦りまくる川田。
川田「ずおおおお」
必死に加速します。
川田「のこり200m!! くそおォォ!!」
川田のすぐ後ろにはもう小野田がいます。
川田「今の200m手前がゴールだったら、オレは勝ててた。勝ててた!!」
がむしゃらに走る川田。
川田「勝ててた!! 勝ててた!! くそォ」
後ろを見ます。
川田「直後だ、背後だ、すぐうしろに来てやがる!!」
必死にペダルを回します。
川田「負けたくねェ、負けたくねェ、負けたくねェ!!」「負けたくねェ………」
ぼろっと、川田の目に涙が溢れます。
ここで場面は、小学生の頃の川田の後ろ姿に変わります。
『オレは小さい頃、テレビの向こうのスーパースターに憧れていた』という川田の心情が綴られた後、『貪欲に勝利を求める川田、まさかの落涙!!』と書かれて今週はおしまいです。
いやぁ……川田の涙ねぇ……。
あまり見たく無かったのが本音です💦
今泉が途中で小野田に『勝負に負けて泣きじゃくるかもしれない』なんて言ってるのを聞いた時、その発想はないよ~なんて思ったのです。
それなのに、最後に本当に泣いていて。ちょっとびっくりでした💦
私はどうしても川田が好きになれないので、今週のはじめ、川田が自分自身に『笑うな』とか言い聞かせているのを聞いた時も、はぁーってため息つきたい気分になってました💦
今まで『アッアッア』って、気持ち悪い笑い方や、悪魔みたいな笑みをさんざん浮かべてたくせに~って。
で、小野田がゴールを譲るという優しすぎる事を言い出した時には、小野田くんそれはダメー!って、一瞬怒りを覚えるほどでした💦
そこはまあ、ちゃんと今泉や鳴子が小野田に注意してくれて良かったです😌
ちなみに、その時の今泉がイケメンポジションなのにちょっと妬いたのは私だけでしょうか?笑
『悪いなといつも思っているよ、坂道』って、名前呼びキター!って感じで。ずるいよ~そんな優しい目をするんじゃない!って。思ってしまいました💦
改めて、今泉はイケメン設定でしたね………。
話を川田に戻しますが、今週落涙となったわけですけれども。
来週は川田の過去エピソードでしょうか?
渡辺先生、やっぱり憎めないじゃん…って思わせるのめちゃくちゃ上手なので。
うっかり気持ちを持って行かれないか心配です。
私は川田を好きにならないぞ~なんて。
まだ今週の段階では心を鬼にしております✊笑