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弱虫ペダルRIDE.649『喰い込むリュック』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

オリンピックを見ていると、スポーツって良いなぁという気持ちになります😌
私の大好きな弱虫ペダルは現在、スポーツマンシップを微塵も感じさせない人物が登場してきて、気分が悪~くなるばかりですが……
今週こそ、少しは気持ちが晴れるのでしょうか!?
今日、木曜日は週刊少年チャンピオン発売日ですので。
その気になる弱虫ペダルの続きが読める日です💡
以下は内容や感想に入っていきますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

『◎窮地の中、坂道が…!?』という文字が綴られ、今週の弱虫ペダルは始まります。

小野田(思うように加速ができない。体が振られる。6本のペットボトルが、“12kgの重さ”が、肩に喰い込む。だけど“仕掛け”、こういう“仕掛け”なら1年生の時の1000km合宿、あの時もあった。今ボクが感じているのは__このリュックの“仕掛け”は__あの時よりはつらくない!! __てことだ!!)
小野田は決して諦めてはいません。
力強い眼差しで、前を見つめて進みます。

 

ここで一度、場面は川田へと移ります。
つづら折りの道で、かなり前方に距離をとった川田が、下の方を確認します。
木々の隙間から、だいぶ小さく見えるようになった小野田の姿を確認できた川田は喜びます。
川田(見えた小野田!! まだあんなところにいる!! つけた、差を…大差を!! マジビビらせてんじゃねーよ、スゴみやがって。トボケが)「やっぱりオレの勝ちじゃねーか。アッアッ」
川田は思わず笑い声をあげながら進みます。
川田「しゃぁら。勝てる」(あの3つ並んだ路肩の縁石をすぎれば)「ゴールの森中神社までのこりィ!! 4kmジャストだ!!」

 

そして場面は再び小野田に戻ります。
小野田(1年生の1000km合宿の時は__今泉くんにはギア、鳴子くんにはハンドルの仕掛けをされてて。ボクにも思いホイールをつけられて。初めはそれがわからなくてボクは絶望して足をついたんだ。だけどその時、巻島さんがわざわざ止まってくださって__)

小野田はその時巻島に言われたことを思い出します。
巻島は『レースに負けたら機材を疑え。レースに勝ったら自分をたたえろだぜ?』と話していました。
巻島はこうも続けました。
『だったらあれだな。ここから先はオレのひとりごとだ。金城がやろうとしてるのは、クライム封じ…だ』
独り言だと言いながら、小野田にも“仕掛け”が施されている事を教えてくれたのでした。

小野田(困ってたボクにいろいろ教えてくれたんだ!!)
小野田は強い気持ちで進もうとします。
しかし、背中のリュックの安定が悪く、横にグラッとバランスをとられ、よろめきます。
小野田「うあっ。ととっ」
何とか態勢を整える小野田。
小野田「きゅ…急な動きは危ないな。重さで左右にふられる」(背中を__)

ここで小野田は再び巻島の言葉を思い出します。

『小野田よ、得意なモンがひとつだけあって、そいつにフタされたら、そんな時どうする?待つ?逃げる?う回する?それとも落ち込むかァ?突破するっきゃないっショ』
そう言いながら、空を指差した巻島の姿を思い出した小野田。

小野田(背中を押してくれたんだ!!)「あの時よりはつらくない!! うん!! できるはずだ。やるんだ」
そう言って拳を握りしめ、上体を起こした小野田。
ですが、リュックの重みに体を後ろに引かれ、バランスを崩します。
小野田(!?)「だ!? わーーっ。ああッ、う~~~!!」
なんとか再び態勢を整え息をつきます。
小野田「はーーっ」
ハァハァと荒い息の中、小野田は考えます。
小野田「あ…」(あぶなかった__体をおこしてもダメなのか…左右だけじゃなくて…とにかく背中のリュックを、背中の上に乗せる感じで。なるべく動かないように走らないとダメだ)
小野田は試行錯誤しながら走ります。
小野田(体を伏せてリュックを乗せるように走ったら、重さが肩に喰い込まなくなった…!? これならもしかして__ダンシングも!?)
試しに腰を浮かせて、ダンシングの態勢になってみる小野田。
小野田「いける。体を水平に保ってリュックを動かさないようにすれば、ダンシングも使える!! 体を動かさないで自転車(バイク)だけを左右に振るかんじ!!」
小野田の表情が明るくなります。
小野田「ダンシングで加速が使えるなら、回すギアは2枚落として、もっと軽いギアで多く回す!!」
小野田は巻島が『ギアを2枚落とせ』とアドバイスしてくれた時の事を思い出し、それを実行します。

ガチャ、ガチャとギアを変えてペダルを回し、加速する小野田。
小野田(加速できる。これなら!! 少しゆれで不安定ではあるけど、これなら、川田くんに、追いつく!!)
小野田はペダルを回します。
小野田(最初に加速が続かなかったのは、いつも通りのギアで回そうとしてたからなのか!!)「いける。このまま登ろう!!」
そう言って登る小野田の脇の道に、『注意 この先…』と書かれた看板が描かれていますが、この時点では書かれている文字が最後まで読めません。

 

ここで場面が一度、川田に移ります。

川田「小野田よ…そいや言ってなかったが…もし、もしもがあって、おまえが仮にリタイアしたとしても、オレが勝ちってことでいいよな!?」

 

川田のこの言葉のあと、先ほど書かれている文字が全部見えなかった看板がもう一度描かれます。
そこには『注意 この先急な下り』とあります。

場面は小野田。
坂を登ってきた小野田でしたが、今、彼の目の前の道は下り坂になっています。

小野田「下り…!! この道、下り区間もあるのか」
小野田はつぶやき、進みます。
小野田「リュックは背中に乗せるように…!!」
自分に言い聞かせながら走る小野田。
自転車が道の凹凸で少し跳ねた時、あることに気付きます。
小野田(!? あれっ、車輪のはね方がいつもと違う)「いや、というより、下りの加速が、いつもより速い!!」
小野田は戸惑います。
小野田「え、うあっ」(背中のリュックの重さで、荷重が増してるんだ!!)「か、加速がつきすぎ…この先は…………」(ガードレールのないコーナー!!)「まずい。フレーキを!!」「……!!」
小野田にゾォッと悪寒が走ります。
小野田「いつもみたいにブレーキが効かない!!」
小野田が賢明にぎゅっとブレーキを握りますが小野田のバイクはいうことをききません。

 

最後に再び川田の悪魔の様な表情が描かれます。
川田「ああ…ただ、谷底に落ちてもリュックだけは拾ってきてほしいよなァ。それ、オレのリュックだから」

『◎自転車が制御不能に!!』という文字が綴られ今週はおしまいです。

 

 

はい、気持ちが晴れませんでしたー!!
すみません、むしろラストで気分がとてもとても悪くなってしまいました。
この展開はどうか………。
確か以前、渡辺先生は、キャラクターに極力怪我とかさせたくないって話をしていた事があった気がします。
スポーツ選手は怪我や故障と隣り合わせにあるけれど、せめて漫画の中のキャラクター達には思いっきり自分の好きなスポーツで、自転車で勝負して欲しいからって。
確かそんな話をされていた記憶があるのです……そして私はそのお話をすごく良いなと思ったのです……。
ただ、絶対聞いた事があると言い切れる正確な記憶ではないのですが……今、私はその話を信じたいと思っています。

下りでスピードが出ていてガードレールなしのカーブで……
今回はふと弱ペダのドラマ撮影時の事なども頭を過ってしまって、とにかく気持ちが落ちました。
この展開は好きじゃありません。
一歩間違えれば大事故に繋がるおそれのある状況が、人の悪意によって引き起こされているって、なんかものすごく嫌です。
まあ、小野田はMTBとかも経験していますし、このピンチを切り抜けてくれると思っていますが。
正直とてもがっかりしています…(最近非難するコメントばかりですみません…)
前半、巻ちゃんが出てきた時なんか、これを待ってた!という感じで、読んでいてすごくワクワクしました。
めちゃくちゃ嬉しくなりました。
ここから追い上げるぞ~!下り坂もさらに加速して、あっという間に川田に追いつくのかな♪なんて、一瞬期待したら、え!?って。どん底に突き落とされた気分です😣
私の気持ちも急降下ですよ……💦
谷底に落ちるとか……
これでもし小野田が怪我でもしようものなら、私は本当に弱虫ペダルが嫌いになってしまうので。
そうはならない事を心の底から祈っています。
川田はクソですね。
こいつに関してはコメントするのも嫌です。見たくない。
早く消してって思っています。
ちょっときつい表現で本当にすみません。
でも、今週の展開はちょっとショックでした……。

私の大好きな弱虫ペダルの世界に戻って欲しいです😢

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