週刊少年チャンピオン発売日の木曜日は明日ですが、明日は祝日という事で、今日が発売日ですよね💡
いつもより1日早く読めるは嬉しいです✨
しかも明日からは私もカレンダー通りの4連休がとれています✊
連休前ということでめちゃくちゃ忙しくはありますが、あと1日、大好きなな弱虫ペダルに元気をもらって頑張るぞ❗
というわけで……以下はその今週の弱虫ペダルの内容と感想に入ります。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
今週の弱虫ペダルは、『◎川田が坂道に言いたいこととは?』という文字が綴られ始まります。
川田「前から思ってたんだよ。小野田…おまえさ」
12キロのリュックでよろめき、ハァハァと荒い息の小野田に、不吉な笑みを浮かべている川田。
川田「インターハイに突然選ばれて、まさかの優勝して、次の年まで勝っちまうなんて。おまえホントにさ、ラッキーなだけなヤツだよな」
川田の言葉に唖然となる小野田に、川田はさらに続けます。
川田「“運がいい”運だけだよな?よな?おまえって」
小野田「え」
川田「こういうのって、外から見てるヤツの方がよくわかるって言うだろ。あれだと思うんだワ。オレ、テニス部でおまえら見てたけど、オレにはワカったのよ。ニヘラーってして、何もしないでボーっとして優勝するって。おまえ、ひろった宝くじで1億当たったヤツと同じじゃん?」
小野田は思いもよらぬ川田の発言に一瞬言葉を失いますが、それでも言葉を返します。
小野田「あ……や……えーと…あの、さ、さすがに“何もしないで”ってことは…ですね。イ、インターハイですし」
川田「そのインターハイがクソ大会だったんだろ?おまえが走って勝てる程度のフヌケた弱えぇヤツしか出なかったんだろ?」
この川田の言葉に、小野田の表情が変わります。
川田「いいよなー。オレも弱えぇヤツしかいねぇ大会で、楽々勝ちてぇーなー。男テニは強豪多くてよ。上がれねーのよ。その点、自転車部は夢あるよなァ。ハハハ」
小野田(…………弱い?“あの方たちが?”)
小野田はぎゅうっとハンドルと握りしめます。
小野田「…田くん…川田くん。今の一言は、とても間違えてます!! 訂正してください!!」
強い眼差しで川田を見て言い放つ小野田。
ガラッと気配の変わった小野田に川田は驚きます。
川田(何だこいつ!! この迫力!? あん時と、同じ!?)
川田は再入部後、部室で、巻島が昔使っていたロッカーを開けようとして小野田に止められた時の事を思い出していました。
その時、『乱暴にあけないでもらっていい?』と言った小野田は、いつもの柔らかな雰囲気からは想像できない気迫がありました。
川田「ハァ!? 小野田のくせに、スゴんでんじゃねぇよ。うぜぇ。マジなめんなよ、ボケが。訂正?訂正させたきゃ、神社までのこのリュックバトル。このオレに__大差つけて勝ってみせろよ!!」
言いながら川田は一気に加速します。
川田「出来も、しねェくせによォ!!」
加速して登っていく川田。
川田「スゴんでんじゃねェよ。どいつもこいつも。オレに向かって!! ざけんな、なめんな、下に見んな!! “スモーク”も、3回戦で当たった青学のあいつも。態度が悪い?努力が足りない?ミスが多い?ざっけんな。努力はしてる、死ぬ程してる!! 訂正すんな。矯正すんな。オレは間違ってねェ!!」
川田は叫びながら登ります。
いつの間にか息もあがり、フラッフラッとしていますが、思いの丈を口走りながら走っています。
川田「それを、今から証明すんだ。だから」(12kg!!)「確実に小野田坂道を倒す方法を実行した!! 絶対にヤツはオレを抜けない!!」
ここで場面が変わります。
自転車競技部の部室に、息を切らして走ってくる桜井。
桜井が部室のドアを開けると、そこには練習を終え、着替えた今泉と鳴子がいました。
二人で部室においてある机を囲って座っています。
今泉「何だ、桜井。どうした慌てて…忘れもんか?」
鳴子「瀬戸内レモンか?」
桜井「いや……。気になって…戻ってきたんだ。今日のことが…」
鳴子「“木”になって?」
今泉「いちいち余計な茶々を入れるな」
走ってきた桜井をよそに、今泉と鳴子の漫才のような会話が続きます。
今泉「だいだい瀬戸内レモンて何だよ」
鳴子「うわっ、知らんのかい。瀬戸内レモン、有名やで。しまなみ海道走っとったら、よーさんレモンの木に実ィなっとるの見るやを」
今泉「行ったことなどない!!」
鳴子「もったいなっ!!」
桜井「今、小野田と川田は勝負してる」
今泉・鳴子「!」
今泉「勝負…」
鳴子「そんなモン、小野田くんの圧勝やろ。カッカッカ。何の勝負やねん。テニスか」
桜井「川田には言うなと言われた…けど…1度辞めたヤツをすんなり受け入れてくれて。今泉、鳴子__そして小野田には、オレは感謝している」
鳴子「カッカッカー。ええねん、ええねん」
今泉「むぅ」
桜井「けど、川田にも感謝している。6月の県予選が終わって3年が抜けて、オレたちの野球部は人数が足りなくなってたんだ__。9人いないから試合も出れなくて、皆くさって、練習にも来なくなってた__。オレはボールばかりみがいてた。そんなとき、川田が誘ってくれた。」
桜井は川田が声をかけてきた時の事を思い出しています。
川田は『部活やりてぇだろ。これからオレら、最後の年だもんな。やんねぇか、もう1回。自転車部で一緒に、インターハイ目指そうぜ』と言って、桜井に声をかけてきたのでした。
桜井「くすぶってたオレに目標をくれたんだ。……有難かった。嬉しかった。……けど、今回の川田のやり方はマズいと思ってる」
鳴子「ホンマにテニス勝負!?」
今泉「絶対違う」
桜井「今日の練習も、あいつは手をぬいてた。“小野田との勝負があるからな”って言ってた。“ハンデを背負わせるんだ”とも!!」
今泉と鳴子の表情が引き締まります。
桜井「小野田に何か仕掛けて勝負をする気なんだ。内容はわからない。けどもし、ケガしたりしたら………小野田に何かあったら__自転車部としてはマズいんだろ?助けにいってやってくれ、今泉、鳴子!! 川田も…あいつのことも、止めてやってくれ……場所は__」
続きを言おうとしている桜井の言葉を遮って、今泉が口を開きます。
今泉「何か仕掛けられて__もしそうだとしても、それをはねのける力がなければ、それは小野田__あいつ自身にキャプテンとしての資質がなかったってことだろ」
桜井「……!! 今泉!?」
今泉「川田にでもキャプテンをゆずればいい」
桜井「え!?」
鳴子「カッカッカ。そやな。助けにはいかんでええやろ」
桜井「え、鳴子!!」
鳴子「仕掛けなんて、ワイら、最初の1年生の時の合宿の時、メッチャやられたからな」
鳴子は下ハンを、今泉はシフトチェンジを封じられたことを思い出しながら語る鳴子。
鳴子「小野田くんも、それ困って戸惑って、苦しんで。乗り越えて突破して。インハイメンバーの6人目にまで上がってきたんや」
桜井(何だ、この、こいつらの“信頼”…!! 信頼感なのか…苦しい状況を皆で乗り越えてきた者たちの…仲間の力を…信じている!!)
今泉「だから助けにいく必要はない」
言いながら今泉が席を立ちあがりました。
鳴子「せやな、だが」
鳴子も立ち上がります。
今泉「ちょっと見学にはいってくる。場所を教えろ、桜井」
ここで場面は川田とバトル中の小野田に移ります。
重みでユサッと揺れるリュックを背負った小野田は、ハァハァと荒い息で坂を登っています。
小野田「重たい。バランスがとれない…」(だけど、さっき一瞬“こんな走れないのは初めてだ”って思ったけど、そんなことはない…)「1年生の合宿の時の方が、これよりつらかった気がする」
『◎重くて不安定なリュックに苦戦する中、あることに気付き!?』という文字が綴られ、今週はおしまいです。
なるほど~!こう繋がってくるのですね💡
小野田はきっとこのハンデ戦で、一年の時に課せられて自分がクリアした課題の大きさを改めて実感するのでしょう。
で、あの時に課題を与えてくれた金城さんと間もなく同じ学年になる、キャプテンになった自分のすべき事が見えてくる~みたいな。
今週の流れを見て、やっとやっと少~し、マジでゴミのようだと思っていた川田でしたが、チームの強化に貢献してくれたじゃん~って、思う事ができました(小野田は絶対に勝ってくれるだろうという事前提で✋)。
そこまで考えてやっと、ほんの少しですが心が落ち着いてきた感覚です🍀
今週の、ピタリと息のあった(?)今泉と鳴子の会話にはちょっと萌えました。
やっぱり結局仲良いね~って思います😁
小野田に対してちょっと冷たいという印象も与えかねない発言もありましたが、結局、助けには行く必要ない、けど見学には行くって。
読んでいて、やっぱりちょっと心配なんじゃないの~?と言いたくなりましたし。
私には今泉パパ&鳴子ママに見えました。笑
ただ………今泉パパ!
『川田にでもキャプテンをゆずればいい』ってのは、かなり言い過ぎだと思います。
仮に(ない展開だと思いますが)何か仕掛けて勝ってきた川田がキャプテンになって、じゃあおまえはそんなキャプテン川田を支えるのか?って。
かなりの無責任発言にイライラ~っときてしまいました。
どーも最近冷たいですよね……
私は鏑木くらいの感じが好きです。
そしてそして!たぶん私、ほっんと川田嫌いなんですよね……
今週のラストはわりと心穏やかでいられたのは、あの川田のムカつく顔が前半に出てきただけで、最後の方は出なかったからだと思います💦
顔が出てくるだけで気分が悪くなってくるレベルで嫌いになってしまってるので……
今週の展開から、川田でも多少は役に立つことあったじゃん!と考えてもなお、思い出すとムカムカが止まりません。
じゃあ杉元くんの負けた意味は?って。
考えるとまだつらいですし、やっぱり許せない~😭
……最近ヤンキー漫画にハマっているせいで、誰かこの川田をボコってくれ~とか思っちゃうのですよ💦
まあ、私の大好きな美しい弱虫ペダルの世界にそんな事をする人は出てきませんので。
かわりに私がヤンキー漫画で培った言葉を使ってめいいっぱい罵って良いでしょうか?罵らせてもらいます!
てめぇ、何キャプテンに荷物持たせて先走ってんだコラァ!リュックバトル?ダッセェ!ネーミングセンスがクソだろ。持ってきた水かぶって、その干からびた脳みそに水やってから喋ろや。てめぇのような性根腐ったヤツぁ、ゼッテェ小野田にゃ勝てねぇんだよ!わかったか!
って、書いて少しすっきりしました✊笑
いつか上に書いた言葉を土下座で謝りたくなるくらい川田を見直して好きになれるエピソードが来るのでしょうか?
川田に意地悪な発言しまくりで申し訳ありませんが……私は来週、小野田に追いつき抜かれ絶望顔を見せる川田くんを見たいです💦
頑張れ、小野田~❗