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弱虫ペダルRIDE.640『2年前の1年生レース』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今日は朝から雨ですし寒いしで、気持ちがどよどよしてしまいます😣
てすが今日は木曜日💡週刊少年チャンピオンが読めるじゃないかと、気持ち前向きに頑張りたい✊
と言うわけで……さっそく週チャンの中でも、私の一番好きな弱虫ペダルの話に入らせて頂きます💨
以下は今週の弱ペダ、内容や感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

今週の弱虫ペダルは、『川田の気迫の走りが杉元の背中を捉え…!?』という文字で始まります。

川田「だからよォ、杉元ぉ。よこせよ、その」

杉元(川田!!)

川田「おまえのジャージをォォ!!」

杉元「!!」

鬼気迫る気迫の川田が杉元に追いつき、並びます。
そして杉元の隣につけた川田は体で杉元にぶつかってきます。

杉元(肩を当てて__!?)

川田「よこせよ、そのインターハイの“切符”を!!」

肘をぐいぐいあてて杉元を押す川田。

弾かれた杉元がふらっとよろけます。

杉元「くっ、うっ」(肘ではじかれた!! 川田!! ここまでやるやつだったのか。川田は本気だ。本気でレギュラーを狙ってる。ということは__先行する気だ!!)

ふらついた体勢を立て直しながら、川田の本気を悟る杉元ですが、杉元がそう思った時には、既に川田が先行していました。

杉元(この勝負、確実に勝ちを獲りにくる!!)

川田「おお」

杉元「けど!! それはさせない!!」
杉元も加速します。
杉元「させないよ!!」

川田「なめんなよォ、杉元。おまえなんかに2度も負けて__たまるかよォォ!!」
川田が再び加速し、杉元との距離を引き離します。

杉元(川田、更に加速した!? 本峰山は峰ヶ山に比べて斜度はゆるいとはいえ、あの走りには並じゃない気迫を感じる!! 何だ)
ゾクッとする杉元。

川田(あの日、てめぇらが入ってきたせいで、オレは…)「オレは!!」

川田は2年前の1年生レースの日を思い出します。

 

場面は2年前の春に変わります。
2年前の1年生レースのその日、自転車競技部の部室です。

金城「川田、桜井、今泉。今年の1年はこれだけか」
古賀「金城さん、今日のすべりこみで入部希望者が__3名」

川田(え。マジか!? 今日だろ、1年生ウエルカムレース。まさかそいつらも走るのか!? 6人!? おい待てよ、3人じゃねぇのかよ。オレのプランはこのレースで『2位』獲って、レギュラー側の練習に入れてもらうことだぞ!?)

胸中穏やかではない川田ですが、隣の桜井は普通に仲間が増える事を喜んでいます。

桜井「どんな人がくるのかなー。楽しみだね、川田くん」
川田「え、ん、ああ、そうだな」

桜井に適当に相槌をうちつつ、川田は心配します。
川田(桜井はヨユーとして…今泉にどれだけついていけるかって考えてた)

川田がそんな心配をしていると、新しく入ったというその3人が部室に入ってきました。

鳴子「ちょいース!! 関西境浜中出身、鳴子章吉っス!! 目立っていきますんで、よろしゅうに!!」
大声で挨拶をする鳴子の背後では、部室を覗いた小野田が声をあげています。
小野田「わーっ」
さらにその後方には杉元もいました。
杉元「あ、えーとボクは1年4組…」

金城「鳴子か。関西の大学にいった先輩からウワサはきいている」
鳴子「おーきに!!」

川田(来た!! くそ、あいつ、あの赤いの__強いのかよ。残り2人はどうだ)

川田や桜井は小野田達に挨拶をします。

川田「キミも初心者?オレ5組の川田」
小野田「うん」
桜井「オレ桜井、よろしく」
杉元「ボク杉元、何でもきいて、経験者だから」

川田は小野田を見て思います。
川田(よし、これはザコだ。大したことねぇ」
そして杉元を見て思います。
川田(こいつは経験者つってるけど、だぶん大丈夫だ…!! ふざけんなよ、邪魔されてたまるかよ。オレはレギュラーでやりたいんだ!! くそ、あの、あとからのこのこ入ってきた赤いヤツのせいで、目標が……目標が『3位』になった!!)

目標を下方修正した川田は、レースが始まると、まだ追い越し禁止と言われていた区間でルールを破り、前へと飛び出して行きます。

川田「悪い、先いくぜ。これはレースだぞ、試合だ!! もう始まってんだ」

そう言いながら、先頭でペースを任されいた今泉も抜いていきます。
川田「先に行かせてもらう!」

そして、後方からそんな川田を見ていた小野田や杉元の会話が川田の耳にも届くのでした。

小野田「い…行っちゃった……いいのかな」

杉元「ボ、ボクはルールを破るのはいけないと思うな」

ルールを守って走る同級生を出し抜いて、一人先行した川田は走りながら思います。

川田(あの杉元とかいうやつ、最後聞こえたぞ。『ルールを破るのはいけない』?正義ぶってんじゃねーよ)「何も知らずにホザくなよ。オレは、この日のために毎日遅くまで、このレースを目標にがんばってきたんだ!!」

川田は入部して以来、毎日部室に残って、ローラーをやっていたのでした。
それは田所に、まだ自転車の足になっていないので、なるべくローラーをやった方が良いとアドバイスをもらったから。
部室に残ってローラーをやる川田に、金城も『がんばれ』と声をかけたのでした。

一人先行した川田は山岳ゾーンに入ります。

川田(山に入った。これをなるべく上の順位でこえる。今泉と鳴子には抜かれるにしても__)

実際に、鳴子や今泉にあっさりと抜かれる川田。

川田「くっ」(3番手だけは死守する!!)

ところがそんな川田のもとへ、後ろから小野田が追い上げてきたのでした。

川田「え、小野田!? 杉元も桜井も抜いてきたのか」(小野田!!)

そして小野田にも抜かれてしまった川田。

川田「うおおおお」

 

ここで場面が一度、現在の本峰山に戻ります。
杉元と競っている川田は、走りながら1年生レースを振り返ります。

川田(オレのプランは完全に崩れた。あのあと1年生レース、小野田はリタイアした。結局大したことねぇヤツだった。けどオレは3位て目標を失って__失速して、足を着いた__)

 

もう一度、場面が2年前の1年生レースに切り替わります。

小野田にも抜かれ、失速、足を着いた川田。

川田「何でオレが2位じゃないんだ…3位じゃないんだ……」
自身の手を見つめ、ガタガタと震え呟きます。
川田「あいつら……あいつらのせいだ。1日でも……あいつらが1日でも遅く入ってくりゃあこんなことにはならなかったんだ!! くそぉ!!」

 

そして場面はまた、現在の本峰山へと戻ります。

杉元に先行した川田はハァハァと息をつきながら走っています。
川田(さすがにきつくはなってきた。けど、のこり3Km__いける!!)

と川田が思った瞬間、真後ろに杉元が表れます!

はっと振り返る川田。

杉元の鋭い眼差しとぶつかります。

杉元「がんばったね、川田!! いいペースだったよ」
川田「あ!? 杉元。くそ、いつの間に」

杉元「だけどペースがゆるんだので追いつかせてもらった。悪いね川田。これはひとえに練習のたまものだよ!!」

驚いた表情を浮かべた川田でしたが、すぐに口元で笑みを作ります。
川田「んだよ、それ。詰んだとでも言いてぇのかよ杉元。調子のってんじゃねェよ。また正義ヅラかよ。おーおー正しい…正しいね。けどよ、てめぇがオレに言ったこと、忘れねぇぜ。あの1年生レースの、覚えてるかよ、終わったあと。学校の廊下でだよ」

 

場面は1年生レースの後日、廊下で杉元と川田が会った時に切り替わります。

杉元「やぁ、川田くん。さっきそこで小野田に会ったよ。筋肉痛がつらそうにしてた。たけど言ってあげたよ」
杉元は目を細め、満面の笑みで続けます。
杉元「分からないことがあったらボクが教えてあげるよ…ウエルカムレース3位のボクがね!! ボクは経験者だからねー!! ってね!!」
はははと嬉しそうに笑う杉元。

川田(こいつ…)

杉元「あっ、ところで川田くんキミ何位だっけ?」

川田は小さく舌打ちします。

杉元「『ち』?」

川田「いや、何でもない……」
くるりと杉元に背を向け、川田は続けます。
川田「6人中、初心者小野田が途中リタイアで5位……」

背を向けていた杉元を振り返り、睨むような眼差しで言います。
川田「__最下位だよ」

そんな川田の肩にぼすっと手をおき、満面の笑みの杉元が言います。

杉元「ん__お気の毒!」

そして杉元は手をふりながらその場を後にします。

杉元「がんばってよ。またがんばろう。分からないことがあったらボクに聞いてよ」
はっはっは~と笑いながら去っていく杉元。

川田(お気の…?毒!?)
ギリッと歯を食いしばる川田。

 

場面が本峰山の川田と杉元に戻ります。

川田「どんな想いで走ったかも知らずにおまえはオレを軽くあしらいあざ笑った!! あの日からオレはおまえを許してねェ!!」

川田の話にはっと衝撃を受ける杉元。

川田「もうすぐ山頂__この勝負、杉元てめェを、絶対倒す!!」

杉元(「気迫」…!!)
ごくりと唾をのむ杉山。

『◎これはジャージをかけた単なる勝負じゃない。2人の闘いは残り2kmへ!!』という文字が綴られ今週はおしまいです。

 

 

そうだったのね~って。
まあ……確かにあの頃の杉元くんは鼻につきましたよね💦それは認めます……💦
でも、何というか悪気がないのが憎めないというか……それでも満面の笑みでお気の毒とか言っちゃダメでしょ~💦とも思いますし。
ただ、今の私はそもそも川田が嫌すぎるので、今回のエピソードを読んでもやはり川田に対する同情は全く生まれませんでした💦
川田の話、漫画じゃない現実ってそんなものかなぁと考えさせられる部分もあったのです。
今泉や鳴子の様な存在がいたら、川田みたいな心境になるのかなぁなんて考えてみたり。
それでも!そもそも2位や3位狙いなところが、少年漫画らしくないというか……一番ダメなのは、負けた事に関して全部他人のせいにするところ!
一日でもレースの日より遅く入ってくれば~とか考えちゃってるのがもうアウトですよね。
まあ、それだけ一年生レースにかけていたという事かもしれませんが(3人中の2位狙いですが…😅)、どちらにしろ川田のようなメンタルじゃ、インハイのレギュラーなんて絶対無理だよなぁってしみじみ思います。
そして今回、さらに川田の株を下げたのは、そもそも桜井も見下しているところ!
もしや桜井は自転車で自分には勝てないと思っているから安心して再入部しようと誘ったのでしょうか?
この本峰山のバトルでも杉元に負けて、さらには川田にもおいてけぼりになって終わればいいのに~なんて。思ってしまいました💦💦

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