今日も寒いですね❄
ここ数日の冷え込みっぷりは、一時あたたかさを経験してしまっただけに、余計に辛く感じます。
そんな寒さくてたまらない朝ですが、今日は木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日な事を思い出し、少しやる気が回復しました✊
なんたって今週の週チャンは、弱虫ペダル連載13周年記念で、表紙と巻頭カラーが弱ペダですから💡
嬉しい&めでたい😆✨
元気がもらえる感覚です👍
というわけで、今日もこれから今週の弱虫ペダルの内容や感想に入りたいと思います。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
『◎悠人疾走!!』という文字から始まる今週の弱虫ペダル。
舞台は峰ヶ山ヒルクライムレース。
誰かの声が響きます。
「峰ヶ山ヒルクライム、ゴールまで残り2.5kmのところで、ハコガク1名とびだしたァ!!」
総北二人は悠人の飛び出しを許してしまいました。
小野田「新開くんがとびだしました。おそらくあのままゴールを狙うつもりです。今から追います!! ボクが前を引きます。全開で!! 段竹くんは絶対に離れないでください!!」
段竹「は、はい!」
小野田の気迫にゾクッと震える段竹。
レースを見守る観客は口々に言います。
「総北!!」
「くそ、神奈川にいかれた!!」
「え、神奈川が独走なの!?」
「ピンチ、マジピンチじゃん」
「どうするんだ、総北!!」
箱学が先行した事に危惧する応援の声とは裏腹に、高田城は一人、悠人の独走に不安を抱きます。
高田城(まて悠人…!! この状況…必ずしもオレたちにとって有利ではないんだ。“1年段竹エース”ということは、“小野田がエースじゃない”ということは、即ち__このレース、小野田がアシストをするということだ!!)
場面は小野田と段竹に移ります。
小野田「あああああ」
ケイデンスを上げる小野田。
後ろの段竹はその足の回転に目を見張ります。
段竹(回転数(ケイデンス)が上がる。小野田さんの足が見えなくなる。味方がゾッとするほどの圧が__)
小野田「ああああ」
段竹(湧き出てくる!!)
小野田「あああああ」
一瞬小野田のサイケイデンスに見とれていた段竹ですが、自分の置かれた状況にはっとします。
段竹(まずい。ハンドルにしがみつけ!! 姿勢を低くしろ!! サドルの前端に座って前に荷重を移せ!! 今から、小野田さんが全開で加速する!!)「ガルァッ」
小野田「あああああ」
段竹(速えぇ)
必死に小野田の後ろについて一緒に加速する段竹。
段竹(目がチカチカする。何ンか瞬間、記憶がトブ!! 本来うしろにいる方がラクなはずなのに、全然ラクじゃねェ!!)
ハァハァと苦しそうな段竹。
段竹(けどこれが、インターハイレベル!!)「ガルッッ」(小野田さんはこの小さな体で。その細い足で。インターハイを2連覇したんだ)
ビリビリとくる気迫に満ちた走りを真後ろで体験する段竹は思います。
段竹(いや、間近でしびれるようなこの走り見せられたら、全然『小さく』なんか感じないけどな。とてもじゃないけどな!!)
段竹は自分の見てきた小野田を思い出します。
段竹(普段はちょこんと座ってて、遠慮がちなのに。自転車(バイク)にまたがりゃあ巨人のようにでかく、強く、大迫力に変わるんだ。いちばん近くにいるのに、一番遠い存在。それが、小野田さんなんだ)(けどオレは、追いかけますよ。追いかけさせてもらいますよ。今年のインターハイ見てオレは、体験して__来年はオレもインハイいくって決めたんで!!)「ガルァァ!!」(どんなに苦しくても、ついていけ!! 段竹竜包!!)
ハァハァと荒い息で「うぐっ」と漏らしながらも必死でしがみつく段竹。
その様子を感じ取ったのか、小野田が声をかけます。
小野田「きついですか、段竹くん。苦しいですか。そういう時は」
小野田が振り返ります。
段竹(!)
小野田「支えてくれた皆さんのことを想い出してください」
小野田はレースで加速中とは思えないような、明るい笑顔を向けます。
段竹(え)
アドレスを告げた小野田は再び引き締まった表情に戻ります。
小野田「ペースは落としませんので。このままいきますので!!」
はっとする段竹。
段竹「は、はい!」
段竹(そうだ、これがインターハイレベルなんだ。やっぱオレは普通のヤツだ。『そういう時は』て言われて、一瞬ペースを落とすのかって思っちまった。何考えてんだ、オレ)
自分を叱咤激励する段竹。
段竹(新開悠人は正直怖えぇ!! 1対1じゃ勝てる気がしねェ!! けど…そうだよ。いるんだよ。オレには。支えてくれる仲間が。信じてくれる魂が)
助けて支えてくれた鏑木。信じて託してくれた杉本兄弟を思い出す段竹。
続いて、ある日の練習での出来事を思い出します。
今泉の後を追って走っていた段竹でしたが、結局は千切れてしまった、その日。
段竹「くそ!! ギリギリまでついていけてたのに。最後の最後で…くそぉ、まけた」
ハァハァと息をつきながら悔しがる段竹に、今泉が言います。
今泉「何だ、段竹。山速くなったじゃねーか」
段竹「え!?」
今泉「クライマー…か?」
段竹「や…えっ。そ…意識したことは…」
今泉「オレの登りの朝練つきあうか?」
段竹「え、いいんですか」
そんな今泉との会話を思い出した段竹は、続いて、鳴子の言葉を思い出します。
鳴子「得意分野?カッカッカ、そんなもん気にせず、ガンガンのばせばええんや。その方が派手やし、目立つしな!!」
更に、今泉と登りの朝練をしている時の会話も思い出します。
今泉「脚力をつけてから体重を落とせ。少しずつ」
段竹「はい」
今泉「その方がパワーをつけた状態で軽くできる。速くなる」
段竹「はいっ」
練習してきた日々を思い出す段竹。
段竹が部室に戻ろうとした時、先に部室に居た今泉と小野田の会話を聞いてしまった事もありました。
小野田「段竹くん、最近登り速いよね!」
今泉「ああ」
段竹「!」
部室の扉の影で聞いてた自分の先輩達の会話。
そして、この峰ヶ山ヒルクライムの出場選手を決める時、小野田が「エースは段竹くんです」と言ってくれた事。
様々な事を振り返りながら、段竹は走ります。
段竹(言葉をくれた先輩方が!!)
段竹の表情は決意に満ちています。
段竹「小野田さん!! もう少し、ペースを上げてください!!」
小野田「うん!!」
嬉しそうに答えた小野田は、猛スピードで段竹を引き、悠人を追います。
二人の追い上げを見た観客は口々に叫びます。
「総北追う!! 更に加速!!」
「すげぇ」
「速えぇっ!!」
走りながら段竹はぎゅっと拳を握りしめます。
段竹(嬉しかった。有難かった。熱くなった!! それを今度はオレが、返す番だ!!)
『◎支えてくれた皆のために駆けろ段竹!!』という文字が綴られ、今週はおしまいです。
段竹~!!
立派に育ってるじゃないですか😭✨
なんかもう母の気持ちで見てしまいます。
育ってるというか、育てられてたというか。
あの今泉の朝練に声をかけてもらえるなんて!
今泉も相当に丸く先輩らしくなりましたが、段竹もかなり見込みありって事だったのでしょう。
このレース、段竹の覚醒レースになるの決定ですかね👀✨
相手はあの新開悠人。
一筋縄では行かないと思いますが。
そこは1対1ではなく、2対1ですし、なんせ山王小野田がアシストですから。
獲ってくれるでしょう❗
総北、手嶋が卒業してしまうと、クライマーって小野田だけになってしまうので、一年生でクライマーが入るのかな?等とも考えましたが、段竹がクライマーになるのですね💡
鏑木がスプリンターで段竹がクライマー。
良いコンビじゃないですか😆✨
ワカワクしてきました🎶
って、もうインハイメンバー決まった感覚で話してしまってますが、この峰ヶ山ヒルクライムを見てますと、次のインハイは三年生3人、鏑木、段竹は決定ですよね?
あと一人は……杉本兄弟も走らせてあげたい気持ちは大きいのですが、やはり新キャラ、一年生かなぁと思ってしまいます。
……なんだか今週は、峰ヶ山の勝敗のその先を色々考えてしまいました。
続きがたのしみです~😍✨