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弱虫ペダルRIDE.626『スズメバチ』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今日は水曜日……ですが、少年チャンピオン発売日ですね✨
1日早く読めるなんて得した気分です😁
しかも明日が休みな事が(そしてカレンダー通り休める事が)嬉しくてたまりません✨
あと1日と思うと仕事も超頑張れるってもんです。
そんな、休日と並んで私に元気をくれる弱虫ペダルですが、今週も面白かった😆
というわけで、以下は内容や感想に入りますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

今週の弱虫ペダルは『◎鏑木が脱落し、峰ヶ山ヒルクライムの優勝争いは4人に絞られた!!』という文字で始まります。

先頭選手が『LAST3KM』と書かれたプレートを通過。
千葉県毎年恒例、秋の大一番である峰ヶ山ヒルクライムもゴールまでのこり3kmとなった今、沿道で応援する人の数はますます増え、声援で溢れます。
「総北に続いて神奈川箱根学園、ピッタリつけてる」
「バチバチのバトル」
「ふめェ!!」
「総北ゥ!!」
「先頭!小野田!!」
「勝てよォ」
「2連覇いけぇ!!」
「神奈川!? 鴨高はどうした」
「ガンバレー」

総北コール、小野田コールが響く中、箱学の二人も走っています。
悠人「すげぇすね。また増えてきましたよォ。観客の数と声援の量!! 完全にオレらのアウェイすよ!! 葦木場さんの言ってた去年の感じとも違くないすか!?」

高田城「総北にとっては、インターハイで2連覇した凱旋レースだからな。ご当地の大会だ!! 観客は望んでいる。地元総北のあざやかな勝利を!!」

悠人「いいっすねぇ」
そう言って、悠人はパワーバーをさくっとかじります。

高田城(!)

悠人「オレもそういう“逆境”、“力ずくでひっくり返す”の嫌いじゃないっすよ!!」
力強い眼差しの悠人。
ダンシングの姿勢に入ります。
しかしその時、悠人の前にはプラカードを掲げながらコース(道路)に出てしまって応援していた観客がいました。
悠人は、あえて巧みなバイクコントロールで、たくさん空間の空いている道路内側ではない、観客とガードレールの僅かな隙間をぬうかたちで前に出ます。
コースに出てしまっていたその観客は「え!?」と驚きます。

悠人「コース上に出ると危ないすよォ!!」

そんな悠人の姿を目にした観客は口々に言います。
「今、内側抜いてった」
「な……あいつ、神奈川のヤツ、速ッ!!」

悠人「る、しゃああッ」

悠人が急加速して前を走っていた総北に並びました。

総北は小野田が段竹を引いて走っています。
まずは先頭小野田に並んだ悠人。
小野田や段竹は驚いた表示を浮かべます。

小野田(新開くん!!)
段竹(新開悠人!!)
高田城(悠人!!)

悠人の後方で見ている高田城は、つい先程聞いた悠人の言葉を思い出しています。
悠人は言っていました。
『“このレースのエースがあの段竹とかいう1年”__だったら逆に、そんな深刻な顔しなくてよくないすかぁ。オレからしかけていいすかぁ?』
はっとする高田城に悠人は続けました。
『あの名の知れない総北の1年が最後の相手ってコトでしょ?顔も見たことない。さすがに負けないでしょ?オレ、新開悠人すよ』
パワーバーを食べながら自信に満ちた表情で告げる悠人を思い出す高台城。
高田城(まて悠人!!)

悠人「るしゃああ」
悠人は小野田の後ろを走っていた段竹の方に狙いを定めていました。
段竹に体をぶつけ押します。

小野田「段竹くん!!」

悠人「裏かかれたよ。おまえがエースだったなんて。カッコイイじゃん。やるじゃん」
段竹「う」
悠人「よかったじゃん。でかいチャンスもらって。気分は?ハッピー?」
言いながらさらにぐいぐいと段竹を押す悠人。
段竹「う」
悠人「ラッキー?」
段竹「くっ」
悠人「オレんとこにも順番回ってきたァって感じ?」
段竹「ぐっ」「う」

悠人は一旦段竹から離れ、言葉を続けます。
悠人「それって、実力?」

段竹がはっとします。

悠人「たまたま当たったビンゴやダーツ、おまえそういうの、『チャンスきたー』って思うタイプ? オレは、地面の泥なめて、それでも上向いて、自分で手ェのばして手に入れんのがチャンスだと思ってる、よ?」
悠人は昔の自分を思い出しています。
いつも新開隼人の弟として、優勝しても、兄の事ばかり聞かれていた頃の事です。

悠人の言葉に、段竹の胸がドクンと鳴ります。
段竹(頂上のスズメバチ(ピークホーネスト)、新開悠人!! 闘ってきたヤツの目、本気の言葉、相手の全てを、存在を否定してでも、勝ちを獲るって覚悟の目!! 気圧(けお)される。圧倒されそうになって汗がふき出る。けど!!)
段竹は言います。
「オレもゆずらねェ!」
力強い眼差しを悠人に返します。
段竹「このジャージの重み、誰よりも近くで見てきたから!!」
ジャージの胸の辺りを握りしめ、段竹はインハイでのチームメイトの勇姿を、様々な瞬間を思い出し、言います。

クスっと笑う悠人。
段竹(!)

悠人「まあ、その言葉が」
言いながら段竹に詰め寄っていた横の距離をあける悠人。

段竹「!」
小野田「!」

悠人「本物かどうかわかるのが、こっからの」
悠人のプレッシャーがズゥッと上がります。
悠人「2500mだ」
ペダルを踏む脚にぐっと力をこめる悠人。

小野田「はっ」
段竹(動く!! 新開!!)

悠人「勝負だ!! 段竹!! 答えは__YES一択だろ!! るしゃあああ」

言いながら悠人が出ました!
ほんの一瞬で、小野田達をぐんと引き離します。

段竹「うあっ、新開…加速!!」「速っ…」(マジか、すげェ!! 勝てる気がしねぇ)「くそ!! けどォ!! やるしか、ねェ!! ガルァ」

悠人の加速を見ていた観客はざわめきます。
「独走だ!!」
「箱学1名、のこり2.5kmで飛び出した!!」
「登りなのに速えぇ」
「うあ、あいつ、新開悠人だ!!」
「ええっ」

一人飛び出した悠人は突き進みます。
悠人(段竹?ヤツの実力は確かに知らない__けど、実力はオレの方が格段に上でしょ!!)「るしゃあ」「負ける気がしない!! 追いつけるもんなら、追いついてみろよォ!!」

そんな悠人の飛び出しを見て、後方で危惧していたのは高田城でした。
高田城(悠人…!! とびだしたのか!! まて悠人__考えろ!! この状況、必ずしも有利ではない!! “小野田がエースではない” ということは即ち__“小野田がアシストをする”ということだ)

ここで場面は悠人に飛び出しを許してしまった段竹と小野田の会話に変わります。

小野田「段竹くん、新開くんがとびだしました。今から追います。ボクが前を引きます」
段竹「小野田さん」
小野田「全開で!! 絶対に離れないでください!!」
段(!!)

『◎次号、連載13周年巻頭カラー!! 坂道のアシストを力に変えろ段竹!!』と綴られ今週はおしまいです。

 

 

来週は連載13周年なのですね❗
改めて弱虫ペダル長っ!って、ずっと続いてくれている事に感謝の気持ちがわいてきます😌
13周年巻頭カラーで始まる次週、小野田のあの、くるくるくる~ってハイケイデンスが描かれるって、節目にぴったりじゃないですか✨
悠人も驚く追い上げ、必ず見せてくれるのだろうと信じています✊
そして、来週追いつかれるだろう悠人くんですが……
今回、段竹に対してタメ語なのがすごく新鮮でした。
悠人くんって、箱学のチームメイトもそうですが、今まで対峙してきた相手が年上ばかりだったので、ですます調だったのですね💡
って、考えてみれば当たり前な事なのですが💦
今までですます調に慣れていたので、私としては段竹に対するタメ語の挑発に違和感を感じてしまう程でした。
小鞠くんは同い年ですが、あの時はあまりタメ語の印象がなかったんですよね……
年上にちょっと失礼じゃない?くらいの強気な物言いをしているより、同年齢の段竹に言い放っている時の方が素が出てる感じもして。
ストレートな言葉という印象で良かったです(段竹応援してるとムカっときますが(笑)そもそも悠人も好きですし✋)
まあ……個人的には、ビンゴで当てた超ラッキーチャンスでも、そのチャンスを100%活かせるが重要だと思いますし、活かせる為に必要になるのが泥を舐めてでもやってき努力だと思うので。
与えられたラッキー、上等じゃん!とか思っちゃいますので(注 : 悠人くんも好きですよ、私✋)。
たとえ今回、段竹のエースが、与えられた部分が大きくても気にする事はないと思っていますし、おそらくそもそも段竹の手にしたチャンスは、努力してやっと掴んだという部分の方が大きいと思うので。
この峰ヶ山ヒルクライム、きっと段竹はやってくれるでしょう❗
なんせ小野田がアシストでついてりゃ百人力ですよね💡
箱学も大好きなのですが、ここは地元レース、総北に優勝を飾って欲しいなと思っています😄

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