木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日✨
今日も寒い寒い朝ですが、私の大好き弱虫ペダルに、今週は推しキャラがたくさん出てきてくれました✨
おかげで心はホカホカです💓
というわけで、さっそくですが、以下は弱ペダの内容や感想にはいっていきますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
『◎鏑木が試したいこと＿＿。それは逆転のこころみか!?』と綴られ始まる今週。
コーナーに入っていく鏑木の気持ちが描かれます。
鏑木（そういやオレ このコーナーで 前から試してみたいことあったんだった＿＿峰ヶ山 ３本つづらの 最終コーナーで 普段の練習の時は 絶対にできないこと）
対する高田城は、自分に並んで走る鏑木に驚いています。
高田城「ヒア!!」（ついてくるだと!? ならんでるだと!? この３本つづらの最終コーナーで!? 考えなかった。予想しなかった。なぜならおまえは“自覚なき”“スプリンター”だからだ!!）
高田城は先程鏑木の言っていた言葉を思い出します。
高田城（痛みのスイッチを切って？言われたから？チームメイトを守るために!? そんな訳のわからない理由でこの斜度をオレについてこれるというのか!! スプリンターが!!）「いや、そんなはずはない!! 重量物を押し上げる物理の法則は根性や熱意でねじまげることはできない!! 絶対事実＿＿!! ここで!! オレが!! それを!! 証明してやる!! おまえの敗北で!!」
言いながらペダルを踏む足に力をこめます。
そんな時、コーナーを進む鏑木の目に、斜度を示す看板が入ってきました。
そこには確かに斜度15％とあります。
目を見張る鏑木に、高田城が声をあげます。
高田城「そうだ!! おまえの目にも見えるだろう!! この最後のコーナーの内側は、最も斜度が上がるんだ!!」
言いながら高田城が鏑木の前に出ます。
高田城「まあ!! オレに言われなくても総北の連中は当然、知っていることだろうがな!!」
高田城がリードします。
鏑木（く……くそ、タカダ加速して。前へ!!）
高田城「このコーナーが明ければ」（勝負あったな）「100ｍ程のゆるやかな登りで、『ゴール』の街灯だよ。さすがに15％は」（スプリンターにとっては）「絶望的数字だろう？」
そう言いつつ後ろの鏑木を振り返った高田城が見たものは、目を伏せたまま、通常進むであろうはずのコーナーの内側ではなく、外側に進路がずれていく鏑木の姿でした。
高田城（苦しさのあまり前も見えないか＿＿コーナーだというのに、まっすぐガードレールにむかっている。あるいは意識を失って＿＿？）「かわいそうに」（骨は折れたが、ようやく崩れたな。最後はあっけない幕切れだった。まぁ、そんなものか）「道はそっちにはないぞ？鏑木一差」
勝利を確信した高田城は鏑木を見ずに告げます。
ところが、鏑木の瞳にはまだ確かな戦意が宿っているのでした。
鏑木「ハアッ」
ここで場面が変わります。
峰ヶ山ヒルクライムのスタート地点会場。
青八木が立ち止まり、会場に響くアナウンスに耳を傾けています。
『高校生の部、先頭は３本つづらとよばれるつづら折りに入っています』
青八木「…………」
そんな青八木を呼ぶのは手嶋です。
バス停の方で手を振って、立ち止まったままの青八木を呼んでいます。
手嶋「おーい、いそげ青八木。ゴール地点いきのバス出ちまうぞ」
手嶋のいるバス停の方まで進む青八木。
手嶋「この便逃すと、あいつらのゴール見れなくなるからな」
青八木「ああ……。すまない」
乗るつもりのバスの脇を歩く二人。
そんな二人にバスの窓から顔を出した鳴子達が声をかけます。
鳴子「手嶋さん、青八木さん、席、確保してまっせ」
今泉「声でかいぞ」
手嶋「お、悪り」
鳴子にお礼を言った手嶋は青八木に向き直ります。
手嶋「何か考えてたのか」
青八木「ああ…。アナウンスで…３本つづらを通過してるって言ってたからな」
バスに乗り込みながら青八木が話を続けます。
青八木「前にあいつが、練習中に言ってた“バカなこと”を、思い出してた」
ここで場面は青八木の回想に変わります。
青八木と鏑木が一緒に峰ヶ山を登っている時の事です。
鏑木「峰ヶ山ってマジきついすよねー」
青八木「………」
鏑木「のこり４kmの壁坂もすけど＿＿３本つづらってあるじゃないすか＿＿。あれの最後んとこ、マジきついすよねー。ですよねーー」
青八木「…………。何が言いたい？」
鏑木「フッフッフッフー。こっからがオレの、マジの、すげー話なんすけど＿＿攻略法!! 」
青八木「いや、いい」
鏑木「特に青八木さんみたいなスプリンターは知っておいた方がいいと思うんすよねー。目からウロコすよ？聞きます？」
青八木「いや、いい」
鏑木「今日の練習中にピカーってひらめいたんです!!」
青八木「いや、いい」
鏑木「坂道をジグザグに登ると楽っていうの、あるじゃないすか!!」
鏑木は、再三に渡り青八木が断っているにも関わらず、得意げに話を進めます。
鏑木「ベースの理屈はあれなんすけど＿＿」
青八木（話はじめた……とにかく言いたいんだな。聞いてやるか）
青八木は軽くため息をつきますが、全く気にする事なく鏑木が続けます。
鏑木「あのコーナーって向かいにガードレールあるじゃないすか。あそこの支柱の左から５本目めがけていくんすよ」
青八木（！ ＿＿５本目…？具体的だな）
鏑木「オレの見立てだと、そのルートが１番斜度低くおさえられるんすよ。結局イン側って斜度きつくて、それなりに失速するんで、思いきってまっすぐいって加速するんです」
ここで場面は一度、高田城と勝負中の鏑木に戻ります。
鏑木はまさに今、その話を実行しようとしていました。
鏑木（加速ゥ!! ガードレールの支柱。左から５本目ぇ!!）
荒い息ですが、気迫に満ちた鏑木のその走り。
鏑木の放つプレッシャーに気づいた高田城がはっとし、再び鏑木を振り返ります。
高田城（いや、意識は失っていない!! 前も見ている!!）「!!」（ヤツは、何だ!? わざとあのコースを選んで加速している!?）
そして再び、場面が青八木の回想に戻ります。
峰ヶ山を走りながらの青八木と鏑木の会話が続いています。
鏑木「そのあとは、そっから45度の鋭角ターンで折り返すんです。距離はかかりますけど、そこからの直線だと、加速は早くいけるんで、戻せると思うんですよ。斜めにいくんで、折り返してからの斜度はたぶん３％前後＿＿スプリンターが最も得意とする勾配す!!」
青八木「………。ほう」（感覚なのか、カンなのか。スプリンターに最も有利な方法を見つけだしてる）
鏑木「どすか!! 今度使っていいすよ!!」
青八木「ムリだな」
鏑木「えーーー何でですか」
青八木「バカ…それって反対車線に飛び出すってことだろ」
鏑木「あっ」
青八木「危なくて練習中では使えない」
鏑木「あーーーそっか。本当だ。ちぇっ」
青八木「それが使えるのは＿＿大会か何かで＿＿道路が完全に封鎖されてる時だけだ」
青八木の言葉とともに、場面は高田城と闘う鏑木へと変わります。
ガードレールの5本目の支柱めがけて進んでいた鏑木はガードレールにぶつかる直前、巧みなバイクコントロールでターンします。
鏑木（４５度ターン、完了！！）
その様子を見ていた高田城の顔色が変わります。
高田城（その動き、わざとなのか、鏑木一差!!）
鏑木「ほぅるああああ」
最後に再び場面がバスの中の青八木と手嶋へと変わります。
手嶋「それを？鏑木が使ってるかも＿＿だって？いやぁ、さすがにそりゃないだろう。ぶっつけ本番ってことだろ」
青八木「だから、使ってるんじゃないかって思ってるんだ。思いついたら即行動＿＿あいつは、とびきりのバカだからな」
『◎いけ!! ぶっつけ本番で決めてこそ、“天才”鏑木一差だ!! 次号、鏑木vs高田城 決着!!』という文字と、「おののけ!! タカダ•ジョー」と言い放つ鏑木の顔が描かれ、今週はおしまいです。
大好きな青八木がいっぱい見れて幸せ～(≧▽≦)💓
割愛してしまったのですが、青八木がバス停で呼んでいた手嶋のもとへ着いた後、手嶋は「この便逃すと、あいつらのゴール見れなくなるからな」って言いつつ、後ろから青八木の肩に手を置いているんです👀
そうゆうちょっとしたボディタッチ、良いですよね✨
腐女子の大好物ですよね💕
T2、二人の距離の近さはもう充分に分かっている事ですが、普段から自然に触れ合っているその１コマを描いてもらえると嬉しくて。思わずニヤニヤじーっと見てしまいます。
手嶋と青八木の会話風景、良いなぁって😍
今週はやっぱり自分がT2好きなのを再確認してしまいました。
………はぁ、幸せです(*´▽｀*)✨
そしてそして、青八木と鏑木の会話も本当に楽しい😆
超一方的に話しまくる鏑木と、器の大きい青八木。
鏑木と青八木のカップルが好きな人にも美味しい回でしたよね！(ちなみに私、青八木には手嶋って思ってますが、鏑木との絡みも大好物です😍)
鏑木ったらスプリンターが有利な方法を考えついて、本能なのか…スプリンターな青八木に教えてあげるとか、可愛いですよね💓
この二人の絡み、オレンジビーナの神様はどうなったのかとか、気になる事がまだまだあるので、T2が卒業するまでの間にもっと描いて欲しいなと思ってしまいます。
なんだか今週はレース展開よりも他の事ばかり気になってしまいました😅
ですが、それでも鏑木vs高田城も来週には決着みたいですね！
私は初めは鏑木が負けると思っていたのですが、今はどっちか、本当に予想がつきません💦
流れ的には鏑木に来てますが……どうなるのでしょう。
来週も楽しみです😄
