14日木曜日!今朝も寒いですね❄
週刊少年チャンピオン発売日なので、弱虫ペダルが読めるぞ~という楽しみにつられ、なんとか布団から出て来れました✊
今週巻頭カラーの弱虫ペダルは、総北の5人、小野田、今泉、鳴子、杉本、幹ちゃんがカラーで描かれています。
この5人が同期だった事を再確認すると同時に、特に幹ちゃんに目を引き付けられました。
可愛いけれど大人っぽくて、素敵な笑顔です💓
こんな風に、弱ペダで女子キャラに一番目が行くなんてこと、初めてかもしれません……!珍しい!!
そんなカラーの幹ちゃんが可愛かった今週の弱虫ペダル。
以下は内容や感想に入っていきますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
ちなみに、本編には幹ちゃん出てきません🖐笑
『◎つづらバトルの勝敗を決めるラスト3本目__。鏑木が死力を尽くして食らいつく!!』
高田城「なっ、ついてきたのか!!」
鏑木はハァハァと荒い息で必死の形相ですが、高田城の加速について来ていました。
高田城は驚き、斜度を示す標識を確認します。
目にした標識は確かに斜度13%であると示していました。
高田城(斜度は変わらず13%__勾配がゆるくなってるわけじゃない。なのにこいつ、山の苦手な『スプリンター』なのに__)
高田城は疑問を抱いたまま、後ろについて来ている鏑木を振り返りました。
すると鏑木はまるで高田城の抱いた疑問に答えるかのように声をあげます。
鏑木「ったりめーだろ。オレは小野田さんに言われてんだ。このレース、のこり4kmまで、段竹を__死ぬ気で__段竹の前にいて守れって。言われてんだ!!」
高田城は驚きます。
高田城「いやまて…」(その支持の場合、普通__『ピッタリ前にくっついて』って『離れるな』って意味で。『前にとびだしていい』って意味じゃないだろ!!)
鏑木「だからオレは前にとびだした。とにかく前に出た!!」
高田城(やっぱり!!)
鏑木「やろうぜ…タカダ。命がけで!! ハコガクの一角、オレが崩してやるよ!!」
力強い眼差しで、鏑木は言い放ちます。
鏑木「つづらバトル3本目、最後の1本!! コーナー明けの街灯まで全開バトルだ!! かかってこいよォ!!」
鏑木の言葉を受けた高田城の表情が引き締まりました。
高田城「うむ、なるほど鏑木。ひとまず、ついてきたことだけはほめてやろう。だが」
言いながら、高田城のハンドルを握る手に力が入ります。
高田城「そんな様態で、オレにィ、勝てると思ってるのか!! 正直ィ!!」
高田城は再び加速していきます。
鏑木「うっく…」
高田城の再加速にもついていこうとする鏑木。
鏑木「ほっ、ほっ、ほぅるああああ」
自分も渾身の力で加速します。
高田城「息も絶え絶え、表情もゆがんで、体の軸も左右にブレてるじゃないか!! 冷静になれ、鏑木一差!!」
再びの加速で鏑木との距離をとったと確信した高田城が今一度後ろを振り返ります。
すると!そこにはまたもくらいついてきている鏑木がいました。距離は開いていません。
高田城の表情も歪みます。
高田城「ヒア!! ヒア!! ヒアア!!」
ダンシングでさらに加速します。
高田城(何だ、何だこいつ!! 近くで見た!! 観察もした!! 息も上がってた__。足も限界に近いはずだ!! なのについてくる。『かかってこい』? それは上の立場からの物言いだろ。何だあいつは。わかってるのか。考えてるのか。ここはおまえに完全に不利な条件なんだ。頭はあるのか。痛みは感じてるのか。それとも単なる__)
再び後ろを振り返ろうとする高田城の顔にツゥと汗がつたいます。
高田城「バカなのか!!」
振り返った高田城の視界には、やはり後ろにピタリとついてきた鏑木が映るのでした。
高田城「おまえ………痛みは………痛みの概念わかるか。脚の…心臓の、痛みは!!」
鏑木「あ!? 傷みィ!? そんなスイッチ……とっくの昔に切ってるよ!!」
言いながら鏑木が加速、高田城の前に出ました!
鏑木「ほぅるあああああ」
高田城(“抜く”だと!?)「“ここ”で!? オレを!?」
驚きの表情を隠せない高田城。すぐさま自身もダンシングで鏑木を追います。
高田城「ヒアア」
高田城は鏑木に並びました。
高田城(並び返した!!)
ハァハァと息をつきながら、声をあげます。
高田城「…たみ、痛みの__!?」
鏑木「何だ…タカダ…いい面になってきたじゃねぇか!!」
ここで場面は後方の小野田と段竹に変わります。
段竹「まだ見えない!! くそっ、一差!! 心配しかねぇ!!」
小野田「大丈夫…」
段竹「!」
小野田「だと思います」
小野田は段竹をしっかり見て、言葉を続けます。
小野田「鏑木くんのミーティングの時の目、すごくしっかりしてたから」
段竹「いや…けど…ですね。小野田さん…あいつ…オレ昔から一緒に走ってるからわかりますけど__」
小野田「信じてあげてください」
段竹(は)
小野田「鏑木くんはきっと今、段竹くんを守るために闘っていると思います」
段竹(守るために!? オレを。一差が__!! そうか、今までオレたちのコンビ…ずっと一緒に走ってきた。オレがいつも、あいつを守る走りで……あいつがオレを守って走るなんて、初めてなんだ)
ボッという音をたて、段竹の心が燃えます。
小野田「それに…相手の高田城くんはすごく強いかもしれない…いろいろ知ってて調べてる。けど、段竹くんはさっき言ってたよ。あの人は“これまでの情報を全部調べてる”って」
段竹「!」
小野田「それって、これからの情報はわからないってことでしょ」
段竹「!」
小野田「鏑木君は突っ走るところはあるけど、すごく練習熱心だし、自転車も好きだし、インターハイが終わったあとでも、皆に負けないぞって頑張ってた。インターハイが終わったあとの成長のことは、どんなに調べても分からないと思う」
段竹「“これからの情報”…!!」
小野田「そ。そして、鏑木くんが今日のレースでどんなチャレンジをするかなんて誰にもわからないよ」
ここで再び場面は鏑木と高田城に戻ります。
二人はまさに最後のコーナーに入ったところでした!
高田城「ヒアア」
鏑木「ほうるああ」
コーナーを走っているまさにその時、鏑木の頭にある事が浮かんできます。
鏑木(…あ。3本つづらの最後のコーナー…!! そういやオレ、“ここ”で__前から、試してみたいことがあったんだ)
『◎全開バトルお中、鏑木が試したいこととは!?』と綴られ、今週はおしまいです。
段竹のハートがボッっと音をたてましたよ~!
これこれ!恋に落ちる音ですよね(≧▽≦)笑
青八木の場合、このボッと心が燃える瞬間を繰り返すうちにすっかり純太一筋になったわけで。
そんな二人の愛の軌跡を見てきた私としては、この段竹のボッという音は絶対に見逃せない1コマです✨
鏑木、普通の解釈とは違うけれど、段竹を守る走りな事に違いないわけで、必死に闘う姿にキュンとします💓
私の中で鏑木と段竹のカップルがすごく熱くなってきました!
この二人への期待感は高まるばかりです✊
って、つい興奮して、あまりストーリーと関係ない方の感想から入ってしまいました😅
鏑木、ここでは負けて、それを機に更に強くなるのかなぁと思っていたのですが。
今週の話を読んでいたら、高田城とのこのバトル、もしかすると勝ててしまいそうですよね!?
試したい事って何でしょう?
鏑木は鳴子のような登れるスプリンターというより、ひたすら平坦を極めるのかなと思っていましたので、想像がつきません。
登り…というか、“コーナーで”試したい事って感じなのでしょうか……。
どちらにしろやはり分かりません💦
来週鏑木がどんなチャレンジを見せてくれるのか、楽しみです🎶
……仮にもし、このつづらバトル、高田城が負けてしまったとしても、高田城はきっと物凄く成長するのでしょう。
結局、次のインハイへ向けて、楽しみが増えますね❗
ところでちょうど昨日、アニメの『最後の走行会』(NEW GENERATION エピソード7)を見ました👀
いわゆる追い出しレースですが。
そこに一年生の高田城くん、出てくるのですよね💡
高田城の「三年生の最後の、そして泉田先輩の走りを体験しておきたくて!」ってな発言を聞いていて、声が最近本誌を読んでいる中で想像してしまっていた自分の声のイメージと少々ずれてしまっていた事に気がつきました💦
追い出しレースの頃の高田城と、現在鏑木とバトル中の高田城。
だいぶイメージが違うせいもあると思いますが。
アニメを見返しているおかげで、頭の中の高田城くんボイスも無事に修正出来た感じです👍