緊急事態宣言が出されると言うので何とも落ち着かない朝です💦
今日出来うる限りの仕事を処理しておこうという気持ちがあるのですが、それを全てこなせるのか、考えるとドキドキしてきてしまいます😣
ですが!その前に!今日が木曜日であることも忘れてはいけません❗
週刊少年チャンピオンの発売日です💡
先ずは2週間楽しみにしていた弱虫ペダルのお話と行きましょう✨
この先、内容や感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
今週の弱虫ペダルは『◎2本目を取った高田城が鏑木に…!?』という文字が綴られ始まります。
高田城「峰ヶ山のコースの中腹にある、3つのつづら折り__そのコーナー明けの街灯を各ゴールとする“つづらバトル3本勝負”、最初のつづら、2本目のつづらが終わって、今のところ1勝1負、5分と5分だ!! うむ、互角だ…(笑)」
鏑木の前を走りながら余裕で語る高田城に対し、鏑木は息を切らしています。
鏑木(くそ…タカダ、笑ってやがる…!! だよな…2本目のつづら…あいつ、最後__足ゆるめて取りやがった!! 全然互角の面じゃねぇ!!)
高田城「スタート前確か、鏑木一差、キミは、早く__“おまえのあんぐり面が見たい”と言っていたな」
鏑木はハッハッと息をつきながら、前の高田城を見上げます。
高田城「さっきから、あんぐりした顔を見せているのは、どちらかと言えばおまえの方だな」
にやりと笑みを浮かべながら言います。
鏑木「く!! あ!? 口の端で笑ってんじゃねぇ!!」
高田城「さて、3本目、最後のつづらだ。気をつけた方がいい。3本目はこれまでの2本に比べ更に斜度が上がる」
言いながら登る高田城の脇に、ちょうど斜度を示す標識が立っていました。『13%』とあります。
鏑木(13%!!)
高田城「あ、いいや、そうだ、峰ヶ山はキミたちのホームだった。知っているか当然…それくらい。釈迦に説法だったな」
鏑木(“チャカに鉄砲”だと!? やっぱり物騒なヤツだこいつ!!)
高田城は後ろの鏑木を振り返って語りかけます。
高田城「そしてこの3本目は、3つのつづら折りの中では最も長い。流れの中で走ってると気づかないが、改めて勝負の場とすると変わってくるだろう?見方が__単なる3本つづらの有り様が!! 地形は条件によってその様相を変化させるんだよ!!」
そんな高田城の言葉に、鏑木の首筋をつーっと汗がつたいます。
加えて足までがピクッと痙攣してしまう鏑木。
鏑木(脚が?首筋の汗が?)「るっせー。勝ちゃ……」
痙攣した足をバンと叩いて、言葉を続けます。
鏑木「勝ちゃいいんだ!!」
高田城「その前にひとつ、クイズでも出そうか。使えば使う程、増えていくものはなぁーんだ」
鏑木「あ!? う!?」(くそ、こっちのリズム崩してきやがる!! あいつ!!)「ハァ、クイズ!? 使えば使う程!? 増える!? ハァ、そんなもんカンタンだ、ヨユウか!!『金』だ__!!」
高田城「減るだろう。それいちばん最初に消される答えだろ」
鏑木「じゃあ『時間』だ!!」
叫びながら鏑木が高田城を抜きました!
高田城「それが増えてどうする!!」
言いながら高田城は再び鏑木を抜き返します。
鏑木「!!」
鏑木「『体力』だァ!!」
再び高田城より前に出る鏑木。
高田城「正解だ」
鏑木「え、マジ!? やった」
自分の答えが正解だった事に少し驚きの表情を浮かべる鏑木。
そのすきに、高田城が鏑木の前に出ます。
鏑木「うあッ」
高田城「そうだ、それが人間の肉体の力!! 消しゴムも鉛筆も金属も水も石油も酸素も、使えば使う程減っていく!! だが、人間の肉体・体力は適応能力がある!! 常に変化する!! たくさん使う__つまり訓練すること__加えて強度に合わせて細胞を休ませることにより、回復し増幅する。増やすことができるんだよ、人間の肉体の細胞の力は!! それが生物の__与えられし生命力だ!!」
言いながら加速する高田城。
鏑木との差が開きます。
鏑木「くそ!!」(速えぇ!!)「3本目、くそ…やられる」
鏑木の脳裏に、スタート前のミーティングで、このレースの作戦を話していた小野田の姿が過ります。
鏑木「くそっ、差が埋まらねぇ!!」(強えぇ、タカダメガネ!! 足がやべぇ。もしかしてオレ…すいません、小野田さん)
ここで場面は後方の小野田達に移ります。
段竹、小野田の順に走っていますが、その後ろには悠人がピタリとはりついています。
小野田(鏑木くん!!)
小野田達の心配を知らない沿道の観客は、総北メンバーが通る事で盛り上がり、声をあげます。
「前の2人に続いて来たぞ総北」
「いけー」
「小野田いるぞ」
「ガンバレー」
段竹「3本つづらに入ったけど、姿見えないですよ」
段竹は焦りを見せながら小野田に言います。
段竹「相当ペース上げてますよ!! 前の2人!!」
小野田は黙って段竹の言葉を聞きます。
段竹「変な勝負ふっかけられたりしてないだろうな。調子にのりやすいからな、あいつ…くそ…スタート前のミーティングの__一差……!! 作戦の自分の役割、忘れてないだろうな!!」
ここで、場面はスタート前の総北控えテントに移ります。
小野田「さくっ…作戦を発表します。エースは変わらず段竹くんです」
段竹(そこは変わらずか…)「はい」(がんばらなきゃ)
小野田「ボクは段竹くんを最後までサポートします。鏑木くんは」
鏑木「はいっす。ゴールとりましょうか?」
小野田「のこり4kmまで段竹くんをサポートしてください」
鏑木「え~~~~4kmォ~~すか。もっといけますよオレ、オールラウンダーだから」
段竹「おいコラ一差」
小野田「のこり4kmの『壁坂』のところまでは全開で」
鏑木(___!! 『壁坂』…!!)
小野田「箱根学園にどんな動きがあっても段竹くんの前にいて、守ってあげてください。必ず!!」
鏑木「はい!! わかりましたァ!!」
ここから再び場面が先頭の高田城と鏑木に戻ります。
先行して勢いに乗る高田城はダンシングで登っています。
高田城「鏑木一差………!! スタート前にどんなオーダーをうけたかは知らないが、残念ながら、この3本目のつづらでキミは崩れることになる!! オレの加速についてこれず、脚を使い果たし、頭を唾れる!! 見てやろう、その姿を!! ゴマのように小さく見えなくなったその姿を!!」
高田城が後方を振り返ろうとしたその時です。
はるか後ろにいるだろうという高田城の考えとは異なり、斜め後ろ辺り、間近に鏑木が走っていました!
はっと驚いた高田城が声をあげます。
高田城「えっ、なっ、ついてきたのか」(オレの加速に!? 斜度が上がっているのに、スプリンターなのに…!?)
鏑木「ったりめーだろ、オレは、のこり4kmまで、段竹を死ぬ気で守れって言われてんだよ!!」
息を切らしながらも、鋭い表情で言い放つ鏑木に驚く高田城。
高田城(なんだ、この男のこの圧)
鏑木「やろうぜ、もっと…!! タカダ!! 命がけで!! ハコガクの一角、オレが崩してやるよ!!」(すいません、小野田さん。オレ__4kmよりちょっと手前で戦線離脱するかもしれません)
『◎次号、鏑木vs高田城最高潮巻頭カラー!!』と綴られ今週はおしまいです。
鏑木、頑張ってますね!!
一見考えなしに挑発にのって飛び出してしまったように見えますが、ちゃんとオーダーは忘れていないという事でほっとしました😌
段竹の前にいて……って、前を走って引くというイメージですが、今の状態もある意味、段竹の前で段竹を高田城の脅威から守っているとも言えるのでしょうか。
来週、鏑木vs高田城クライマックスとありましたが、鏑木はリタイアする覚悟で高田城に勝てるのか?
今のところ高田城は悪役っぽく描かれてしまっているので(鏑木も相当に失礼ですが)、ちょっと鏑木を勝たせてあげたい感覚もあります。
そして勝敗関係なく、そもそも段竹と鏑木というカップルに無限の可能性を感じている私としては、この段竹を守って鏑木が散るという展開はかなり美味しい流れだったり😁
ヒールな高田城くんに感謝です💓
峰ヶ山ヒルクライムですが、前年はどんな展開だったかなぁと気になったらとまらなくて。
実は昨日の通勤時間に、動画を見てしまいました😜
今鏑木が走っている3本のつづら折りはあまり意識する事が出来なかったのですが、葦木場の台詞に峰ヶ山名物の『壁坂』というのが出てきました。
残り4キロの地点からの斜度18度の激坂で、葦木場と手嶋は昔よく一緒に登っては足をついて悔しがっていた~とか。
今泉の口からは、鳴子が一年生レースの時に失速した坂だ~なんて台詞も。
『壁坂』にまつわるエピソードがなんとも懐かしい😌
そしてそして!この峰ヶ山ヒルクライム、レースレコードは巻ちゃんが持っているというレースでもありますから✨
今回の峰ヶ山ヒルクライムではどんな物語が生まれるのか。
来週も楽しみにしています😆