あっという間にまた木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日がやってきました❗
三連休に起こったトラブルを引きずり、気持ちが疲れていたところなのですが💦
大好きな弱虫ペダルを読めると元気が出てきます✨
今日は天気も良いですし、テンションあげて行きましょう✊
というわけで、以下は今週の弱虫ペダル、内容や感想になります。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
小野田をガードレール側に押し込もうとする悠人。
しかし小野田は、自身の近くに迫ったそのガードレールを蹴る事で、逆に悠人を押し返す事に成功しました。
『◎坂道の進化に悠人や高田城が…!?』という文字が綴られ今週の弱虫ペダルは始まります。
悠人「……!!」(この人、インターハイの時と動きが違う__!? この短い間に何があった!? さっきの一撃目はフラついてたけど二撃目は__!! ロードは前に進む競技だから、普通ロードやってると、全身方向への力はつくが、横方向への対応てのは苦手になりやすい。小野田さんはそのタイプだった。けど今の動き__縦や横方向にバイクをコントロールする、MTB(マウンテンバイク)のそれに見えた!!)
悠人や高田城を驚かせた小野田の動き。
それは、後ろで見ていた鏑木や段竹にも驚きと勇気を与えます。
鏑木「チェイサーさんて誰すか。カッコイイ名前すね。ハハッ」
段竹(すごい…はねのけた…!! 小野田さん!! ハコガクが追いついてきて、攻撃してきて。それをものともせずに__!! オレたちはまだ闘えるって背中で言ってくれた!! 行きましょう、小野田さん!!)
段竹のプレッシャーが上がります。
そして、その圧を高田城も感じ取るのでした。
高田城(進化…か。悠人の先制は裏目に出たか。1人のプレッシャーがはね上がった。これが“総北”の、窮地でありながら、あるキッカケで同調して圧がはねあがる現象__Pressure Tuning(プレッシャーチューニング)!!)
高田城は悠人に一旦下がるようにと合図を送りながら、泉田の言葉を思い出します。
泉田は『ヤツらはそれが上手いんだよ。気をつけろ』と言っていました。
高田城「泉田さんが言っていた事象だ。警戒しろと。そしてそれは、小野田!! この男のまわりで起き易いと!!」
高田城は言いながら、悠人に代わって今度は自分が小野田に並びます。
小野田の隣に再び箱学選手が並んだことに、鏑木と段竹が反応します。
鏑木「またハコガク寄せた!! 今度はおまえがもっ回やる気かよ!!」
小野田の隣に並んだ高田城は、鏑木の言葉は無視し、小野田に声をかけます。
高田城「おまえが真波のライバルか」
小野田「えっ」
高田城「なる程、『資料』通り、間近で見ると小柄で華奢だ」
小野田「へ!?」「え!?」「真波くん?」
高田城「小野田坂道」
小野田「え!?『資料』…て!?」
高田城「聞くかい?」
小野田「え!?」
高田城「真波からの伝言」
小野田(!)
小野田が真波からの伝言という言葉に反応したちょうどその時、後ろから鏑木と段竹が上がってきます。
並んで走っていた小野田と高田城を囲うように、その両側に鏑木と段竹の二人は並びました。
段竹「そこまでだハコガク!!」
鏑木「させねーぞ、ハコガクメガネ!! 離れろ!! 小野田さんに何しようとしたァ!!」
小野田「あ…いや、伝ご…」
高田城「はさまれた」
高田城「素早い。まるで騎士(ナイト)だな。勇猛、果敢。王を守るナイトだ」
小野田(!)
段竹(!!)
鏑木(!?)
高田城「“山王”だからか?小野田。総北山王はナイトも従えているんだな」
小野田「あ…や…いえ」
鏑木「何わけのわかんないこと言ってる!? インテリメガネ」
威勢良く声をあげた鏑木に高田城も視線を送ります。
鏑木「ナイトだぁ!? バシッと言ってやろうか!! オレは“夜”より昼が好きだ!!」
バシっとどや顔で言い放つ鏑木。
高田城(あ)
小野田・段竹も一瞬ポカンとします。
段竹「『ナイト』は中世ヨーロッパの騎士の意味だ、一差!!」
鏑木「何ィ騎士!? 夜にそんな意味があるのか段竹。夜守るからか!?」
小野田「アニメとかでもよく使われてるんだ」
段竹「夜から離れろ。つづりが違うんだ。別の言葉だ。Kがつくんだ」
鏑木「むぅ」
高田城「勉強不足だな、1年鏑木くん」
鏑木「あ!?」
高田城「だがよかったな。これでひとつ憶えた」
メガネをカチャっとして高田城は言葉を続けます。
高田城「人は知識を得るためには、時に恥をかくこともある。だが臆せず取り入れれば、いずれ自分を助ける時が来る。キミは今成長したんだよ。知識は軽い」
小野田「!?」
鏑木「ア!? 何言ってんだ、てめぇ」
高田城「山に登る時、どんな準備をする?道具をそろえるか、荷物を増やすか?最もやるべきことは、知識を増やすことだ」
鏑木「クイズか!?」
高田城「必要なものと、必要でないものを仕分けし、備えのレベルを想定すれば、荷物は減る。自然と楽になるんだ」
鏑木「ヒルクライム中に山登りの話すんな、ややこしくなるんだよ」
高田城「ちなみに、“知識”の重さは0g(ゼログラム)だ。軽いどころか『重さ』が存在しない」
段竹(何だ、この男)
高田城「知識は人を説得できる。制圧さえできるかもしれない。だとすれば“武器”だ。考えてごらん、一年鏑木くん。すごいことだろう。闘うことにおいて、知識を獲得するということは。0gで武装できるということだよ!!」
高田城は両手を大きく広げて見せます。
段竹(圧倒的な自信。言葉の重み。こいつ、相当キレるヤツだ!! まさか__オレたちの情報も調べあげてるのか)
段竹の胸はざわつきます。
段竹(さっきからペースをあげずに走ってるのは、その余裕があるせいなのか!!)「まずい!! これは挑発だ、のるな一差!!」
そう段竹が叫ぶも、手遅れでした。
鏑木「武器ィ!? 0g!? 訳のわからんこと言うな!!」
段竹(!)
鏑木「小難しいことばっか言いやがって。賢ぶってんじゃねーぞ、ハコガク!! 勝負しにきたのか、おしゃべりに来たのか、どっちだ!! ほうるああ」
鏑木が言いながら一人飛び出します。
並んでいた小野田、高田城、段竹の一歩前に出た鏑木は、振り返り高田城に言います。
鏑木「勝負の方ならノってやるぜ。この天才鏑木一差様が!! そしてこのまま先行して、この峰ヶ山ヒルクライム優勝、獲ってやる!! ついてこいよインテリ!! ハハッ」
鏑木は加速を始めました。
高田城「いいだろう。この峰ヶ山ヒルの攻略、第一段階は__王の騎士(ナイト)の一角を崩すことだからな」
段竹(え!?)
段竹はゾクっと悪寒を感じ、叫びます。
段竹「もどれ一差ぁ!!」
『◎誘い出された鏑木に高田城の知識が牙をむく!!』という文字が綴られ今週はおしまいです。
今週も安定のおバカっぷりを見せてくれた鏑木!
まさかナイトを夜ととるとは!!
私も思わず笑ってしまいました。
好きだなぁ、鏑木(*´▽`*)
対する高田城は、たぶん弱ペダ史上一番の頭脳の持ち主ですよね💡
ここまで知識を全面に出して武器と言い切るキャラ、その走りの方はどうなのか、とても気になるところです。
というか、鏑木のおバカレベルですと、高田城の話が通じなさすぎて、逆に知識という武器が使えないのではないかとか考えてしまったり……
でもまあ、陽動作戦なんかにはあっさりのってしまうのでしょうか……
天才vsおバカ、最悪の相性なのでしょうか!?
そして、そもそも鏑木はスプリンターですからね💡(本人はまだ認めてないかもですが)。
この勝負、登りということで、高田城くんが未知数なだけに、鏑木には分が悪い気がします。
どうなるのでしょう……楽しみです🎶