朝の冷え込みが増し、日に日に布団から出たくない気持ちが増しています😣
うっかり二度寝に気をつけたい季節です⛄
ただ、そんな日々の中でも木曜日だけはわりとシャキッと起きれるのは、やはり週刊少年チャンピオン発売日、弱虫ペダルが読めるから✊
というわけで、以下さっそく弱ペダの内容や感想に入っていきたいと思います😁
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
『悠人と本田、一触即発!?』という言葉とともに始まる今週。
箱学をけん制しにやってきた本田充二の言葉に、悠人が反応するところから始まります。
悠人「それって葦木場さんのことすか」
悠人の目つきが変わります。
本田(!? 何だこいつ)「そうだ。そんな名前のヤツだ」
本田は昨年の葦木場の様子を思い出しながら話を続けます。
本田「あいつは去年の大会で話しかけたのに、無視、しやがった!! 他のヤツらも話しかけたのに無視されたつってた!! なのに。最後は2位!! 表彰台の一角もぎとっていきやがった!! それが神奈川の連中のやり方か!? これは千葉の大会だ!!」
悠人「あ!?」
高田城「悠人!!」
本田の言葉に思わずかみつきそうになった悠人を、高田城が制止します。
本田「文句言ってやろうと思った。けどオレはがまんした。今年限り、1回限りならって見逃してやろうって。県内の有力選手の1人として、皆をなだめた。だが!! また来やがった!! 今年も、性懲りもなく!! 今年2人も」
悠人も高田城も、本田の言葉に黙ったままです。
本田「もう1度言う。今日は、出しゃばるな!!」
悠人「オレの言いたいことも、言っていいすか?」
悠人が鋭い眼差しを本田に向けます。
本田「あ!?」
悠人「そら、勝ち譲れっつってるんですか?ロードレースで真剣勝負すんなって、本田サン…でしたっけ?千葉県とか、神奈川県とか、こだわってるモン__」
自分の後ろを走っている悠人を、振り返るようにして話していた本田。
ところが突然、言葉の途中で本田の視界から悠人が消えます。
悠人「しょぼくないですかァ!!」
本田「くっ!!」(速い!!)
悠人の加速に不意をつかれた本田は、すぐに自身も加速し、悠人に並び返します。
本田「いきなり勝負しようってのか。いいだろう!! 今、おまえのトリッキーな動きに反応できなかったのは、オレが一瞬油断してたせいだ」
悠人にあわせて本田も加速した事で、周りの選手が口々に言います。
「本田さん」
「本田さんが動くぞ」
本田「さあ、ハコガクどうする。とりあえず、あの信号のところまで勝負するか!!」
悠人「いや」
当然勝負になると思っていた本田は、悠人の意外な答えに驚きます。
しかし、本田はさらにもっと驚くことになるのです。
勝負はしないと言った悠人でしたが、バンっと一瞬で本田の真横に車体を寄せてきました。
一瞬でくっつきそうな近さに迫られた事に驚く本田。
本田「うっ、あ」
悠人「勝負はしないす。高田城(ジョー)さんに止められたんで」
本田「うっ。うあっ」
悠人「けど、もう一言、言わせてもらっていすか」
本田(速い!! 近い!! 何だこいつ!!)「うあっく」
本田は迫ってきた悠人とは反対側に動こうとしましたが、そちらはもうガードレールです。
本田「あぶっ、ちょ、おまえっ、まて」
悠人「葦木場さんが返事しなかったのは、集中して走ってたからすよ。ずっと謹慎くらってて、やっと走れたレースだったんすよ。それに__葦木場さんは千葉、出身すよ」
悠人はそう告げると、再び驚く速さで、本田の隣から退きます。
悠人「中学の時まで住んでたそうですよ」
少し離れた場所で手を振り言葉を付け足す悠人。
本田(!? あいつもう戻って…)
悠人「峰ヶ山もよく走ってたらしいんで、2位なのもよくないすか?違いますか?答えはYESですかぁ?」
本田(千葉出身…?マジ…なのか)
本田が驚いていると、今度は高田城が手を挙げます。
高田城「ひとつ、オレからも補足情報だ。葦木場さんはレースから帰ってきた部室で、『今日はレースでたくさんの人に話しかけられたよ。オレ、余裕なくて返事できなかったけど……すげー嬉しかった』て言ってたよ」
本田は驚きます。
悠人「マジすか、その話!! ヤバいすね。いい話じゃないすか。他にないんすか。葦木場さんの語録。今まであったこと、全部憶えてるんでしょ!? 頭いいから!!」
高田城「…いや、オレは別に録画機じゃないぞ」
悠人「さぁて…高田城(ジョー)さん、そろそろすか?」
高田城「いい頃合いだ」
悠人「本田さん。だんだんバラけはじめたんで、オレたち前に上がろうと思ってます。うしろ、ついてきます?はりついてていいすよ」
悠人の思わぬ提案に本田は呆然とします。
悠人「表彰台狙ってるんでしょ?」
本田「え♡ 地元のメンツを立てようてのか、ハコガク!! オレの風よけになってくれるというのか。おおお!! だがオレよりあとでゴールしても悪く思わないでくれよ。オレは鴨高本田、兄もクライマー!! 清澄山最速の男!! その話、悪くないだろう!! のろう!!」
本田は喜び、箱学二人の後につきます。
ところが…
本田「んぎぐぐああああ」
悠人、高田城の後に続いた本田は、そのあまりのスピードについていくのがやっとです。
本田(まて!! 何だ、この速度ォ!!)(ここ登りだぞォ)
箱学二人と本田のスピードに、他の選手達も驚き声をあげます。
「うわ、ハコガクだ」
「ハコガク上がってきた」
「くそっ」
「速ええっ」
「うあ、あっさりパスされた」
「けど見ろ。うしろの鴨高本田がはりついてる!!」
「さすが鴨高本田」
「地元の意地」
「敵であるはずの__箱根学園を利用して!!」
そんな他の選手の声も聞こえてくる中ですが、本田はもう限界です。
本田(利用してるハズなのに……)「は」(速くて!! 何だこいつら!? どんな練習してんだよ。うしろは楽なはずなのに。ついてるだけで…きつい。もう少しゆるめて…)「ペースを…」(いやいや、言えるか、そんなこと)
悠人「すいません、本田さん。ペース、緩すぎました?ペースをどうのってきこえましたけど」
本田「え?」(言ってない)
悠人「じゃあ、上げますねぇ!!」
本田「や…め…」
悠人「るしゃああ」
悠人と高田城はあっという間に本田を置き去りにしたまま、前へと消えて行きました。
本田(ついて……いけなかっ…た)「強い…速い…あれが……」(全国常勝校!! 神奈川箱根学園!!)
一人残された本田は気づくのでした。
本田(インターハイで………あれに勝ったのか、総北は!! あのメガネの小野田てのは2度も!? 話しても会ってもオーラ全然ないから感じなかったけど、実は…総北はとんでもなくすげぇヤツらなんじゃないのか!!)
本田の気持ちが描かれつつ、場面は鏑木、小野田、段竹と並んで走る総北の3人に移ります。
総北の3人の前を走っているのは柏東の選手です。
野村「ウハハ、待っていたぜ、この時を!! 勝負だ総北!! オレは柏東の2年、野村正文!! オレの実家は峰ヶ山のふもと!! オレが初めて峰ヶ山を自転車で登ったのは5歳の時だぁ!! 5歳だ!! 補助輪は2歳でとれた!!」
自身の後ろを走る総北に振り返り、意気揚々と名乗りを上げている野村ですが、総北の3人は彼の話は全く聞いていません。
小野田「来てる…!!」
鏑木「ええ、来てますね、ヤツら。箱根学園が!!」
後方を振り返る鏑木。
野村「おいこら、どこ向いてる」
『◎強者が2人、総北に迫る!! 次号、大激突巻頭カラー!!』と綴られ、今週はおしまいです。
弱ペダって雑魚キャラに限って高校名、フルネーム、あれば異名等々、自分を語りますよね~!!
そして瞬殺される…ならまだしも、勝負の相手として認識すらされないで終わるという館林元成的な流れ。
野村はコレですね。笑
でもそういうキャラもホント好きです、ほんと不憫!笑
本田くんも自分で自分を“県内の有力選手”とか言ってましたけど。
完全に箱学2人を輝かせる為だけに終わりました。
まあ、仕方ない!清澄山は全国区じゃない!笑
先週の終わりの段階では、私は悠人がもっとストレートに怒ったりするのかなと思っていたのですが。
高田城のおかげもあって冷静に穏便に対応出来ていてかっこ良かったです😌
まあ、私的には、もっと真っ向勝負して、本田を打ち負かしてくれても良かったくらいですが。
他の選手達の箱学への印象、葦木場への印象を悪くしないままで勝つとは、さすが高田城ですね✨
今週はギャグパートな感じだったので、来週からのいよいよ始まる総北VS箱学の様子、ワクワク楽しみでなりません😆
段竹、どんな走りを見せてくれるのでしょう。
緊張、しちゃってるのでしょうか。
頑張って欲しいです❗✊