今週は日毎にメキメキ寒くなっていきますね🍁
今日は天気もどんより肌寒く、気持ちまで暗くなりそうな日です……😵
ですが!今日は木曜、週間少年チャンピオンの発売日でもあるので💡
楽しみにしていた弱虫ペダルが読める😆
気持ちを上げていきましょう🎶
というわけで、さっそく今週の弱虫ペダルの内容や感想に入っていきますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
今週の弱虫ペダルは『◎新体制が始動した総北では、今日も練習に励む部員の姿が!?』という文字とともに始まります。
チュンチュンと雀の鳴き声が聞こえてくる朝の道路。
ジャアアという自転車の車輪の音が聞こえてきます。
見えてきたのは小野田坂道。
そして、その背後には段竹竜包、鏑木一差、杉本定時の3人の姿。
皆真剣な表情で速度を上げて走っています。
小野田「追いつかれた!! 鏑木くん、段竹くん、定時くん!!」
鏑木「ハハッ」
段竹「ガルっす!!」
定時「おん!!」
小野田「前に出た!!」
一年生三人は小野田を抜き、前に出ました。
鏑木「ハハッ、これは時間差で逃げる2年の先輩を、1年生が協力してつかまえるって練習でしょォ!! 山ならともかく、ちょっとしアップダウン平坦基調のこの道なら、数いる方が有利っすよ!!」
定時「兄ちゃんもさっきぬいてきました!! おん!!」
定時は先ほど兄のを抜いた時の事を思い返します。
杉元「くあああっ、速い、速くなったね、定時!!」
定時「兄ちゃん、うしろについて、ボクが風よけになるよ。一緒に前まで__」
段竹「ダメだ定時!!」
定時「え」
段竹「こいつは『2年』を“追いぬく”練習だ!!」
定時「 ! ! 」「だ、段竹くん」
段竹「やさしさを捨てろォ!! 勝負の世界は、時に非情さも必要だ。やさしさだけじゃ成立しない!!」
定時「お、おん」
杉元「……」
段竹「すいません、杉元さん、先いきます!!」
杉元「大丈夫だ、いってくれ段竹」
定時「ごめん、兄ちゃん」
そうして杉元を抜いて来た一年生三人は、小野田にも追いついたのでした。
鏑木「小野田さんもとらえたんで。あとは今泉さんと鳴子さんです!!」
段竹「追いかけてきても全力で引き離します!!」
定時「おん!!」
一年生の力強い眼差し、言葉、姿を見た小野田は微笑みます。
段竹(笑った!?)
小野田「3人とも、ジャージ、揃えたんだね!!」
ここで一年生三人が少し引いたアングルで描かれ、着ているジャージが明らかになります。
小野田が言ったように、確かに三人は『総北』とネームの入ったお揃いのジャージを着ています。
定時「おおおん!! 気づいてくれましたか!! 1年生で話して揃えようって作ったんです!!」
段竹「声がでかい」
定時「昨日やっと届いて__」
小野田「似合ってるよ、カッコイイ」
定時「えーー♡」
段竹「ムダ話はいい。いくぞ、追いかけるぞ、定時!!」
定時「おん!!」
定時は手を振りながら小野田のもとを去っていきます。
段竹「手はふらなくていい」
定時「おほほん!!」
こうして小野田を抜き去った一年三人は、今泉と鳴子を追いかけます。
そして、場面は前方を走る今泉と鳴子へと変わります。
後方に一年生の気配を感じた二人。
今泉「見えたぞ、1年だ。だいたい予想通りだな。のこり3km__」
鳴子「ヤツらが追いつくか。このままワイらがきっちり逃げきるか、勝負や!!」
今泉「勝負?追いつかれるって想定があるのか、鳴子」
鳴子「カッカッカ、なめんなスカシ。“逃げきる”一択や。おるあああ」
二人の声だけが描かれ、再び場面が変わります。
どうやら、今日は夏休み明け最初の登校日の様です。
校内は久しぶりに友達との再会を喜ぶ声などで溢れています。
そんな中、小野田はヨロヨロと廊下を歩いていました。
小野田「はーーー。いたた。背中が筋肉痛……。今朝の練習はりきりすぎた」
幹「あ、小野田くん!」
寒咲幹と橘綾が揃って廊下にいました。
幹「おはよっ。今日から新学期だね!」
小野田「ああ、寒咲さん。そうですね__制服で学校くるの久しぶりでした。教科書一式忘れるところでした」
綾「お、おはよう。聞いたよ幹から」
小野田「あ、えーと、橘さん。おはようございます」
綾「あんた、自転車部の主将になったんだって!?」
一瞬の間があり、小野田が返事をします。
小野田「はい」
綾(たよりなさげー!)
綾は幹にこそこそと話しかけます。
綾「大丈夫なの幹!?あの感じで務まってるの?あいつ」
幹「うん、ばっちり一生懸命やってるよ!」
綾「あんたの満面の『うん』は不安あるわ」
幹「最後のゴール、アヤちゃんも見てたでしょう?」
綾「見たけども、感動したけども、それを主将は違くない?」
幹「大丈夫よー♡」「アヤちゃん感極まって小野田くんを抱きしめてたじゃない」
綾「え!?やっ、まぁ、あれは勢いってヤツで」
幹「感想のお礼に『今度あいつをテニスに誘おうかな』なんて言ってたじゃない。実行したの?」
綾「…や、まだっ」
幹「今言う?」
綾「言わないよ。あれは単なる提案で……」
幹「小野田くん、アヤちゃんからお話があります」
綾「コラーーッ幹、ないないべつにない!」
綾は幹の口を手で塞ぎます。
幹のテニスの話はもがもがして、聞こえなくなってしまいます。
綾「話がすりかわってる」
綾「その…まあ、がんばりなよ。なったからにはさ」
小野田「はい」
綾「ホラ、大会のさ。メンバーとかも、あんたが決めるんでしょ?大変だよね」
小野田(あ…)
小野田は綾の話で何か思い出したようです。
綾「あるんでしょ?自転車部も、秋の大会的な、インターハイ以外にも。
幹「もがもが(あるよ)」
小野田「あ…えっと、そうですね。はい。新しいチームになって、最初のレースは…峰ヶ山を登る__『峰ヶ山ヒルクライム』です」
綾にそう答えた小野田。
その後、場面は授業が始まってからの様子に移りますが、小野田はずっと峰ヶ山のレースの事で悩んでいました。
メンバーをどうするかです。
授業中、今泉や鳴子にメンバー選考をやるように言われた時の事を思い出す小野田。
今泉「3人だ」
鳴子「峰ヶ山ヒルは毎年各校が3人出して闘うのがならわしになっとるそうや」
今泉「今年は鴨高の本田弟てのが山が速くて気合い入ってるらしい」
鳴子「柏東や幕張京葉(マクハリ)もガチガチで狙うとるらしいで」
小野田は今泉や鳴子との会話も思いだしつつ、自分が三人を選ぶという事で悩みます。
小野田(『3人』……)
今泉は「初戦だし、メンバー入り3人、おまえが決めろ小野田」と言っていました。
鳴子も「ワイらは従うで」と言ってくれていました。
授業中ですが、小野田の頭の中はメンバー決めの事でいっぱいです。
小野田(ボクが………選ぶ…………人を選んだことなんて、ボク、ない)
今泉からは一年と二年の資料も渡されています。
直近で走った山のデータやタイム、本人の目標や目指す大会などが書いてある資料です。
その中から三人を選ぶように言われたのでした。
授業が終わっても小野田の頭の中はメンバー決めの事ばかりです。
廊下を歩きながらも、ひたすら考えています。
小野田はどうやら手嶋にも声をかけたようです。
小野田はその時の手嶋の反応を思い返します。
手嶋「オレの引退レースに?いやぁ、気持ちは有難いが、オレは去年も出てる。現役でまとめていけ。おれはもちょっと小さな大会で最後のレースにするよ」
手嶋に断られてしまいます。
手嶋の言葉を思い出し、頭を抱える小野田。
小野田「わーーどうしよう!! エントリーの期限も近いんだよ~~~」
切羽詰まった小野田はブツブツ呟き始めます。
小野田「そうだ、いっそ今泉くんと鳴子くんと三人で走れば!? こ、これならいける!? フフフ…!! て、ダメかなぁ…いいのかなぁ…。だって各自のデータ見ても何が何やら…はあああ、どうしよう」
一人で挙動不審になる小野田。
そこへ、偶然、橘綾が通りすがりました。
綾「おーい、メガ……何やってんだ?部活行かなくていいのか?」
小野田「はっ、橘さん、再びっ」
再び橘綾と出くわした小野田は、朝、綾に言われた事を思い出します。
綾は「何かあったら相談のるぞ。ワタシもテニス部女子のキャプテンになったんだよ」と言っていました。
綾の言葉を思い出した小野田は必死に尋ねます。
小野田「どうしましょう。選べないんです」
綾「何がだよ」
小野田「データがですね」
綾「何言ってんだ」
小野田「どうやって選んでるんでしょうか、メンバーは」
小野田の言葉に、一瞬ポカンと口を開けていた綾は、言いました。
綾「決まってるじゃん。目見て決めてるよ」
そう告げると綾は「ほじゃ」と手を振り去っていきます。
綾が去った後、呆然と、けれど“目見て決めてる”という言葉が腑に落ちたかのような小野田が残ります。
そして場面は自転車競技部の部室での様子に変わります。
部室に集まった部員達の前には、小野田、鳴子、今泉が並んで立っています。
声をあげるのはキャプテン小野田です。
小野田「チームの初戦、峰ヶ山ヒルクライムの3人のメンバーを発表します!!」
杉元(ボクがもし選ばれたら、精一杯走るよ!!)
鏑木(オレだろ!! チームの初戦、華々しく飾りますよォ!!)
沢田(オレたちかも!?)
ゴリ蔵(ありうる!!)
鳴子(どうする、小野田くん)
今泉(誰を選ぶ、小野田!!)
小野田「1人目は、1年段竹竜包くん」
段竹(え!?)
名前を呼ばれた段竹が驚きます。
小野田「2人目は、1年杉元定時くん」
定時「おん!?」
定時は驚き声をあげ、定時の隣に立っていた杉元も目を大きく見開き驚いています。
定時「おん!? おおん!?」
杉元「おちつけ定時」
動揺する杉元兄弟はさておき、小野田の話は続きます。
小野田「3人目はボクが走ります。そしてチームのエースは段竹くんにやってもらいます」
段竹(__オレが!! 山のエース!?)
『◎次号、新世代台頭センター!!』とあり、今週はおしまいです。
段竹と定時が来ましたー!!!
二人とも今週序盤から頑張っていましたもんね❗
てか、鏑木は自身をスプリンターと認める気はないのか……って感じでしたが😅
親友段竹がエースを任されるわけですから、応援すると同時に良い刺激になるでしょう!
小野田が選んだ二人は、おそらく読者の間でも来年のインハイメンバーの有力株である二人です。
私はどちらかがメンバー入りして、残り1枠は新しく入った一年だと思っているのですが……
なんか今週序盤に一年生三人がお揃いのジャージを着ている姿を観た瞬間、小野田達の一年生の時みたく、一学年三人ずつという組合せ(小野田達三人と鏑木、段竹、定時)も良いなぁなんて気持ちも芽生えてしまいました。
鏑木と段竹はそもそもコンビ組んでましたが、段竹と定時も仲良さそうだなと感じましたし。
段竹は二年生の中じゃ一番常識人っぽい印象がありますので。
小野田達の次の学年、キャプテン鏑木じゃちょっと心配なので(ごめんね、鏑木💦)……段竹には色んな意味で頑張って欲しいと感じた次第です。
てか、段竹はクライマーになるのでしょうか……!?
色々考え出すと止まらないですね。
考えが止まらないと言えば!!
最近、いつ東堂が交換留学でイギリスに行くのかが気になって仕方ありません😣
先週、洋南や明早大のOBが出てきていたので。
東堂や巻ちゃんへの報告は?とは考えずにいられないのです。
真波は自分から連絡をしなそうなので……
東堂への報告は、実は東堂をかなり慕っている黒田(スペアバイク東堂編を読んでて思いました)あたりが電話をするのかな?とか考えたり。
巻ちゃんには小野田がきっと手紙を書くでしょう!
手紙を読んだ巻ちゃんが「サプライズだらけショ!」なんて言って、早くも東堂が隣にいる姿を想像してしまいまして😍
別な意味でもワクワクが止まりません!笑
あとは、今週は幹ちゃんが小野田と綾ちゃんをくっつけようとしている風なのも少し気になりました。
というか、綾ちゃんナイスアドバイス!
でも、アドバイスは光ってましたが、小野田へ想いを寄せても厳しいですよね。
だって腐女子的には小野田くん天使なので。
彼へ想いを寄せるキャラはわんさかいますからね!
ちなみに私も、もちろん綾ちゃんより“彼ら”を応援してしまいます。笑
今週明らかにならなかった総北の副キャプテン。
今週の様子からしても今泉か鳴子のどちらかでしょう。
もしくは二人とも副キャプテンとか。
そちらも来週こそ分かるのか、楽しみです✨