週刊少年チャンピオンの発売日、木曜がやってきました~😆
7月は残りわずか!
天気予報のカレンダーを見ていると、8月からやっと太陽マークが出てきます👀
ジメジメ梅雨もあと少しなのでしょう🌞
私の大好きな弱虫ペダルは、まだずっとある年の夏休みが続いていますが。
こちらも夏になった頃、ペダルの世界の夏は終わるのでしょうか……
続きが気になって仕方ありません😣
というわけで、今週の弱虫ペダル、内容や感想に入らせて頂きます❗
本誌未読の方は、ネタバレにご注意ください🖐
今週は、坂道が草原に寝転がるカラー絵に、『激闘の初心者レース、ついに決着!! 一瞬先にゴールラインを駆け抜けたのは、小野田坂道だった!!』と綴られ始まります。
ゴール前、勝利を確信して、手を上げかけた壱藤。
しかし彼の視界には、自分の前を駆け抜けていった小野田の背中が映ります。
会場に響くアナウンス。
『初心者クラス、激闘を制して優勝を手にしたのは、ゼッケン57番、小野田選手__!!』
小野田のゴールを見た会場は大いに沸きあがります。
「すげっ」
「ギリッギリ」
「超僅差ァ!!」
「57番、ライン際で差したァ!! すげぇ白熱!!」
「9番逃げきりかと思ったけどなァ」
「のこり数m…いや数cmだったぞ!!」
「初心者クラスだから帰ろうっつたけど、激アツレースだった」
「あれだけあった差を、ゴールギリギリで、ほんとにのこり数cmで追いついて抜き返したんだ!! 57番!!」
観客のざわめきの中、ゴールした小野田は余力で進んでいるMTBにのったまま、荒い息で俯いています。
小野田(「抜き返した」ってきこえる。アナウンスも…ボクの名前が聞こえた気がした。よかった…。あきらめなくて…。このバイクに…。「キズ」がつかなくて。よかった…。無事届けられて)
小野田はそのまま道の端へと倒れ込みます。
倒れた勢いでMTBから投げ出され、草の上に大の字になる小野田。
手も足も痙攣しています。
小野田(つかれたぁ……)
小野田の頭上には大きな木が茂り、木洩れ日がちらついています。
小野田(キツかった…でも、何だろう。見上げると、木かげと空があって、心臓がドクドクいって、手足もしびれて、土の上にころがってる感じは、すごく“MTB(マウンテン)”て感じがする)
倒れた小野田の周りには人々が駆け寄り、アナウンスもその様子を告げます。
『優勝した57番、小野田選手。勢い余ったか、茂みにダイブしてしまった模様です。大丈夫でしょうか__』
アナウンスは続けます。
『くり返します。初心者クラス、優勝は__小野田選手です』
そのアナウンスを壱藤も聞いていました。
壱藤(ちがう……ちがう、ちがう!! ちがうだろ!!)
首をふる壱藤の視界に映るのは、小野田の周りに集まった人の様子。
小野田のもとに駆け付けた吉丸雷音や鈴音の声は壱藤にも届きます。
鈴音「すっごいじゃん!!」
雷音「オイオイ!! スゴいな、おまえの秘めたるポテンシャル」
壱藤(オレのだ。その賞讃の声は)「ちがうんだよ」(最後に振り返った時は、まだうしろにいたんだ。だからオレは手を挙げたんだ。勝ってたんだよ。手ぇ挙げなきゃオレが!! オレが!! オレが!!)「やり直そう!! 小野田。もう1回ィ!! 今からだ!!」
壱藤は叫んでしまいます。
小野田「え」
雷音「………」
壱藤「オレは華々しくデビューするはずだったんだ。初レースで初優勝するはずだったんだ。そうだ。走ろう!! ゴール前を、もう一度!!」
悔しさに項垂れ、ハンドルを拳でたたき叫んだ壱藤は、がばっとその顔を上げます。
顔を上げた壱藤の前に立っていたのは、憧れの人、雉でした。
壱藤「雉さん……」
雉は黙って壱藤を見つめています。
壱藤「オレが勝ってましたよね、今の!! 手ぇ挙げなかったらオレの勝ちでしたよね!!」
雉「うん………、ああ、たぶん」
壱藤「しゃあ!! フォウ!! 聞いたか小野田。勝ちだ!! オレの!! はははは。どうだ!!……は」
壱藤は言葉を止めます。
そして、黙って項垂れます。
壱藤「…は。くそ………。だからって…何なんだよ…オレ………」
項垂れ言葉を失う壱藤。
その肩に手を置いたのは雉でした。
雉「そうだヨン。その心の動きを含めて全てが“レース”なんだ」
俯いて雉の言葉を聞いていた壱藤の目からは、ボロボロと涙か落ちていきます。
そんな壱藤に、雉は声をかけます。
雉「今日初めてキミのレースを見た。胸の中の『真実の姿』を」
顔を上げ、雉を見た壱藤に、雉は続けます。
雉「強い心を持ってる。勝ちへの“衝動”が伝わる、いいレースだった。次にレースについてきいてきたら、いろいろ教えたげるヨン♪」
壱藤(え…)
壱藤はすかさず投げ出すようにMTBを降ります。
そして雉に頭を下げながら叫びます。
壱藤「はい。よろしくお願いしゃす!!」
去っていく雉の背中を見ながら壱藤は嬉しさに呟きます。
壱藤「雉さん…!! ヤベ…雉さん!! フォウ!!」
そんな壱藤を雉の様子を少し離れたところから見守っていたのは雷音でした。
雷音(結局、弟子にしやがった)
小野田、壱藤のゴール後も、続々と他の選手がゴールにはいってくる様子が描かれたのち、表彰台のシーンへと移ります。
表彰台の中央、一番高い所に立った小野田。
ガチガチに緊張し、ただぺこぺこ礼をしています。
壱藤「小野田!! …さん!!」
小野田「えっ」
壱藤は小野田の片手を掴みながら、自分の両手も高らかにあげます。
表彰台に上った選手が皆、手をあげ、祝福に応えたことで、会場はさらに盛り上がるのでした。
壱藤「真ん中がシャンとしてないと、オレたちも映えないんで」
小野田「壱藤くん………ありがとう」
そんな表彰式を見ている鈴音と雷音。
鈴音「うむうむ!! よかったわ__!! ホラね、やっぱり逆転したでしょ!? あいつ!! 私はねー、何かやるんじゃないかって思ってたのよ!!」
拍手を送りながら続ける鈴音。
鈴音「楽しみだよね__」
雷音(……ん、楽しみ?)「何がだ?」
鈴音「次は埼玉、白石山の2連覇だね」
雷音「?ああ、9月のな」
鈴音「あいつどうするんだろうね、MTB。さすがにずっと借りものってわけにはいかないもんね。買うのかな、9月までに」
雷音はだまって鈴音を見ます。
鈴音「もしかして、次のカテゴリーでも優勝したりしてね!! ありうるよねー、このレースの上位2人は、上のカテゴリーで走る資格がもらえるから」
鈴音が雷音と話しているちょうどその頃、小野田も同じ話を壱藤に聞いていました。
小野田「え、カテゴリー?……て何?」
壱藤「え!? 簡単に言うとクラス分け!!…すよ。レースで上位2人ずつ上がっていけて、1番上は雉さんと吉丸さんのいるカテゴリー………す。そんなことも知らずに走ってたんすか?実力差あって混走させるのあぶないすからね」
小野田「な、なる程__」
壱藤「つうことで、次のレースは9月の埼玉すよ!!」
小野田「え」
壱藤「リベンジレース!! ですよ!! フォウ!! カテゴリー一緒なんで!! 燃えるぜ!! 勝ち逃げはなしすよ!!」
小野田「え」
壱藤「それまでに超練習するぞ__っ!!」
小野田(____!! “次のレース”?)
『◎壱藤の問いかけに戸惑う坂道。その答えは…!? 次号、映画公開直前巻頭カラー!!』と綴られ、今週はおしまいです。
やっと終わるぞMTB編~と思っていたら!!
まだ続くのですか⁉ MTB編!!
………ちょっと、心が折れそうなのですけども、私😭
MTB編もそれなりには楽しめますけれども。
私が弱虫ペダルを好きなのは、チームの仲間と協力してゴールを目指すっていう部分があるからです。
加えて推しキャラへの愛。
そのふたつが両方欠けたままの弱虫ペダル、今までと同じレベルの好きを維持するのは厳しいかもとすら思ってしまいます💦
まあ、話として好きですけどね。
MTB編が続いていくのは辛いなぁ……😢
次のレース、9月っていったら、夏休みも終わって新学期が始まってますよね?
総北では新しいキャプテンが決まり、T2は引退。
箱学でも追い出しレースが開かれる。
そんな展開をイメージしていたのですが、小野田、どうなっちゃうのでしょう?
あの、ピエール監督にかかってきた電話は?
ロードの選抜メンバー入りとかじゃないのですか?
本音を言わせて下さい!(前々から言ってますけど…)
MTB編、一度終わりにして欲しい!終わらせてください!マジで。
ちなみに、来週の週チャンの広告ページを見たら、実写映画弱虫ペダル特大号!! なんてフレーズとともに、W表紙巻頭カラー弱虫ペダルって載っていました。
そこを見ると『壱藤に「次回のMTBレース」に出るかと聞かれ、坂道は…!?』とありまして👀
『MTB編大詰め!!』とも書いてあるのですよ!
今週の終わり方ですと、小野田、MTBの道に進んでしまいそうな気しかしませんが。
『大詰め』言うからには、ボクには仲間が待ってますからって、ロードで勝ち続ける宣言をして欲しいです。
そうなって欲しい~~!切に願います😣
すみません、今週のストーリー感想そっちのけで、今後への不安を綴ってしまいました💦
今週で壱藤もやっと小野田を呼び捨てにしなくなりましたね!
憧れ雉さんの弟子になれましたし!
もし小野田と闘わず、圧勝で終わっていたら、雉はたとえそのレースを見ていたとしても心を動かさなかったでしょう。
そう考えると結果オーライですよね!
めでたしめでたしで、一旦はMTB編に区切りをつけて欲しいのですが……どうでしょう💦
そんなわけでやっぱり不安が募る今週ですが。
とりあえず、来週8月6日、次の週チャンが発売されるその日、同時に発売されるファンブックを楽しみに、耐えようと思います。
ファンブックⅢ、広告見ているだけでニヤニヤ止まらないです💓
楽しみ~♪✨