お問い合わせは、この上に表示されているカテゴリーの一番右にございます。
NO IMAGE

弱虫ペダルRIDE.595『十分な秒差(マージン)』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今週も木曜日になりました❗
先週発売された別冊少年チャンピオンのおかげで、今の私の脳内は、寝ても覚めても、弱虫ペダルといったら東巻!になっておりまして💦
別チャンのスペアバイクが本編で、小野田くんの夏休みが描かれている本誌の方がスペアバイク的な感覚です😅
というわけで、ちょっとスピンオフ感覚にすらなってきた本誌弱虫ペダルですが、今週も内容や感想に入らせて頂きます。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください🖐

 

 

壱藤「小野田!! 悪いがすでにオレは、勝つために十分な秒差を手に入れた!!」
MTBレース、最終周回。
テクニカルエリアで小野田を引き離した壱藤は、勝つために必要な秒差を得たと確信します。

必死に壱藤を追う小野田。
小野田(差がついてしまった!! ボクは超テクニカルエリアをなんとかていねいに走ればいいと思った。壱藤くんはここを最大の勝負どころだと思った。小さな意識の違いで!! その違いが、大きな差をつくってしまった!! だけど、考える時間は1秒もない__今は__ただ全力で前を追うしかない!! 回すしかない!!)
小野田は不得意な超テクニカルエリアでも、ぐるぐる足を回し、ケイデンスを上げます。
小野田「追いつけ。追いつけ。何とか追いつくんだ。何とかこの超テクニカルエリアで!!」

一方、前を行く壱藤。
壱藤(この超テクニカルエリアで完全に引き離す!! 引き離す!!)「そのための十分な秒差はすでにつけた!!」(いける!! 超テクニカルエリアをぬけて大曲がり入るまで、あとコーナー3つ!!)

走りながら壱藤は、雉との出会いを思い出します。

 

雉さんは オレを褒めてくれた人だった

その日いつものように MTBフィールドにあそびに来てたオレに
突然 話しかけてきて

雉「うまいね、キミ。センスあるよ」

オレは当時 中3で クラスでも MTBのことわかるヤツ1人もいなくて
誰とも話さず 1人が多かったから 急なホメに 戸惑って
コケた

壱藤「うぎゃっ」
見事なまでに転んだ壱藤。
壱藤(カッコわるい、カッコわるい、カッコわるい、コケた、くそ)
雉「はは、コケ方もうまいヨン」
壱藤「あ、は…」

コケた恥ずかしさと
ホメの照れと 嬉しさと
雉さんの笑いに
色んな感情が ごちゃまぜになって
キレた

壱藤「うるせー、てめぇ、何様だ、エラそうにー!!」

まさかの「吠え」をかましちまった…

壱藤「おまえのせいでコケた。あっちいけコノ!!」
壱藤「そう?ごめんちゃい」

その一週間後
オレはフィールドの人たちに連れられて
レース観戦にいった
そこで
雉さんは1回目の インターハイ優勝を果たした

壱藤「“雉弓射”っていうのか……」
フィールドの知り合い「なんだ壱藤、あいつ知ってるのか」
壱藤「あの人…知ってる…オレをホメてくれた…人だ……」
ぐっと拳を握りしめ、秘かに震える壱藤。
壱藤「カッコイイ…すげぇ。オレ………きめた!! オレ!! レースに出て、活躍する!! あの人みたいになる!! フウオオオオオ。なんだこのじっとしてられない感情はァァ!!」

 

壱藤は雉との出会いを振り返りながら走ります。
壱藤(そこからオレは、雉さんを追いかけつづけた!! あの日のことだってしっかり謝った)

壱藤が「すいませんでした、本当に!!」と頭を下げると、雉は「いいヨン、気にしてないヨン」と言ってくれたのでした。

壱藤(だから獲る!! このレース!! 最初のレースを雉さんみたいに、レジェンドレースにするってオレ決めたんだ!! もう超テクニカルエリアが終わる大曲がりが見えてくる!! ここで勝負が決まる!! 後続との__秒差(マージン)は__)
壱藤はチラッと小野田を振り返りながら、大曲がりを見事なテクニックで抜けていきます。
壱藤(十分につけた!!)
勝利を確信した壱藤は片手を高く上げ、叫びます。
壱藤「フォウウウウウ」

泥の登りに入る手前、壱藤は再び後ろを確認します。
壱藤(来ない!! よし!! 来ない!! まだ来ない!! 今来た!! 十分な差だ!! やった!! キツかったけど、脚ヤバいけど)「最高の気分だァ!!」
片手をバッとあげ、壱藤は叫びます。
壱藤「これがレースってヤツなのか。けっこう頭脳戦じゃねぇか。色々研究してシュミレーションしてたつもりだったけど、かなりハードだった。カケヒキもあって。戦略がハマれば、すげぇきもちいい。よしゃっ、あとは、ゴールに無事戻るだけだ、フォウ!!」
後続の小野田はまだ姿を見せない段階で、壱藤は最後の泥の登りに入っていきます。
壱藤(この登りでは、それ程差はつかない。登りきったら、あとは下って、ゴールするだけ。そこまでは、足はもつ!!)
壱藤はピクピクと痙攣し始めた足をぱんっと叩き声をあげます。
壱藤「フォウッしゃあ!!」

一方、やっと泥の登りに入った小野田は、遠く小さくなった壱藤を見上げます。
小野田(超テクニカルエリアでは追いつかなかった……はるか……遠くにいる…壱藤君…どうする!! 考えろ、考えろ、何とかこの差を埋める方法を!!)
登りながら必死に考えます。
小野田(あとはこの登りと下りだけ。登りは差がつかない。下りは向こうが速い)「考えろ、どうする。あと半周で追いつかないと。考えないと__」(「小さな意識の違い」)「…は!!」「もしかして」
小野田は何かに気づき、ばっと顔をあげます。

『差を埋める方法はあるのか…!?』という文字が綴られ、今週はおしまいです。

 

 

方法なんてないんじゃなかったの!? って思うのですが……
雉はこの泥の登りを得意として、吉丸との差をつめていましたよね。
小野田もこの登りで追いつくとか??
でも圧倒的にMTBの技術が足りないわけですよね…?
泥の登りも、その後の下りも……。
小野田は何を思いついたのでしょう?
小さな意識の違いってなんでしょう?
まあ、何か方法を見つけて、追いついちゃうのが坂道くんなのだと。安心して見守っていきたいと思います。

そう言えば、このMTB編に入る直前、ピエール先生のもとに電話が入っていましたよね。
何かの招集っぽい電話……
小野田はこのMTBレースで、チームメイトの力を借りず、個人で戦う事を知る感じなので。
その後、招集を受け入れてしばしチームを離れるって展開も自然になってきてしまうような……
この壱藤とのレースに対してでなく、今後の展開が心配になってきました😣
区切りが良い『RIDE.600』も近いですから。
どうなってゆくのか、気になります😣

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!