今日は木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日🙂
なのですが、平日とは思えない程に電車が空いているので、曜日感覚がおかしくなりそうです💦
新型コロナウイルスの懸念があるので、私も仕事を休めるものなら休みたいくらいですが。
あいにく、予防で休める会社&職種でもなく……今日も会社に向かっています🚃
嘆いても仕方がないので、電車、急行なのに座れるラッキーくらいの前向き思考で頑張ります💦
というわけで、私はロードに戻って欲しかったのですが、MTB編がまだ続く今週の弱虫ペダル🚵♀️
こちらも前向きに、これは坂道くんの力になるのだと考えて読んで行きましょう!
以下、内容や感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
『◎雉の自転車を1番最初にゴールへ!! 坂道、決意のレース開幕!!』という文字が綴られ、今週の弱虫ペダルは始まります。
いよいよ小野田の走るレースがスタートしました。
小野田(「レース」。初めての__MTBレース!!)
雉の『そのバイク、1番最初にゴールさせてくれないか』という言葉を思いだす小野田は、心の中で雉に返事をします。
小野田(「はい…!! 雉くんの大切なバイク!!「1番にゴール」…………やってみます!!)
会場のアナウンスが流れます。
『本日の最後のレース、初心者クラスの選手たちが、一斉にスタートしました。最後まで頑張ってください。各選手、ダンシングで加速していきます』
そんなアナウンスの中、小野田は懸命にMTBを走らせます。
小野田(「MTBレースは全員全力全開スタート」!! 鈴音さんが言ってた通りだ。ロードレースに比べて、スタートのペースがすごく速い!!)
他の選手がダンシングで加速していく中、小野田も懸命にダンシングで走ります。
ところが、車輪がすべり、ぐぐっとハンドルをとられて、思うように進めません。
小野田「うわっと」(滑る。前の選手に合わせてダンシングしてると、タイヤが砂利で滑って加速しない!! 難しい!! ダンシングしてるのに、ついていけない!!)
そんな小野田の手こずっている様子を、雷音と鈴音も見ていました。
雷音「オイオイオイッッ!! オイオイ、マジだな鈴音。あいつレース出てる!! あの1番うしろにいるの、ロードくんだよ、オイ!! ダンシング下手くそだなー」
鈴音「あいつ…はじめからこのレースに出るつもりで…来たのかな」
雷音「ま、出てるってことはそういう………」
言いかけた雷音ははっとします。
雷音「いや、違うかもな、オイ。ロードくんは雉の知り合いだって言ってたろ、鈴音。あれは皇帝ヤロウが乗せたんだよ。あのバイク__雉が昔乗ってたバイクだ!!」
レースで一番後ろを必死に走る小野田の姿を見つめ、雷音は続けます。
雷音「ハッハッハ。ダメだダメだ、オイ。見てられないな。力が逃げまくってる。ダメだ。そのバイクはそんな乗り方じゃ」
場面は走っている小野田に戻ります。
砂利で滑ってフラッフラッとしてしまっている小野田。
小野田(どうしよう。このままだと、雉くんの大切なバイクをゴールさせることが__!!)
ここで小野田ははっとある事に気づきます。
小野田(え!? あ、気づかなかった、今まで…。さっきはMTBに触れることに夢中で気づかなかった。このバイク違う!! 峰ヶ山でお借りしたのと!! 別のMTBだ!! あのMTBには前と後ろに2つの衝撃吸収する「サスペンション」がついてた!! これは、後ろのサスペンションがついてない!)
場面は再び雷音と鈴音に移ります。
雷音「MTBには2種類ある!! 前後2つのサスペンションを備えるダブルサスペンション、いわゆる『ダブサス』!! もうひとつはリアタイヤがフレームにリジッドマウントされてる__フロントにしかサスペンションを持たない『ハードテイル』だ!! 1970年代アメリカ西海岸で、ゲイリーフィッシャー氏らが製作したアウトドアを遊ぶ為のタイヤの太い自転車を、その起源とするといわれているMTBは、世界大会が開かれるようになったのは、90年代に入ってからと、実はロードより歴史は浅く、新しい。だが、機材進化の速度はすさまじく、次々と新しい技術が投入されて更新され、今や世界大会ではダブサスが常識となるまでとなった。だが、一方で」
鈴音(お兄ちゃん、MTBのこととなるとやっぱり饒舌)
雷音「うしろのサスをもたない『ハードテイル』は残りつづけた。時代遅れのバイクとはならなかった__。何故か__」
鈴音(ずっと聞いてられる)「うん!!」(半分くらいしか内容はわかんないけど)
雷音「MTBの基礎や基本を体で覚えるには、最適なバイクだからだ!! ロードくんはダンシングがどうやら下手だ。重心のバランスがとれてない。ロードはアスファルトの上を走るから、それでも進む。だがMTBじゃ、そうはいかない!! ボロが出る」
鈴音(…………!!、)「じゃあ……あいつは、そのまま最後尾で…」(“2連覇”なのに!!)
雷音「いや。簡単なことだ。苦手なダンシングはやめればいい」
鈴音「!」
雷音「あいつの実力はどれ程か知らねーが、普段からロードに乗ってるんだったら、座って回せばいい。『ハードテイル』はうしろのサスペンションがない分、脚の動きにダイレクトに進む!!」
場面は小野田に戻ります。
小野田は滑ってフラフラしながら走り、息も上がっています。
小野田「ダメだ、座ろう!!」(ダメだ、ダンシングじゃ進まない。ダメだ。どうしよう)
焦りながらも、一度座ってペダルをぐるぐると回した小野田はまたある事に気づきます。
小野田(進んでる。回したら進んだ!! ダンシングがダメだったのか。まわりの選手につられてやってた。このMTB、サスペンションがない分、振動はすごいけど、足の動きにしっかり反応してくれてる気がする!! 回してみよう。いつもみたいに!!)
意を決した小野田は、ぐるぐるっとペダルを回します。
そのとたん、ガァァァと加速できた小野田。
周りの選手達は驚きます。
「な!?」
「え!?」
「57番!」
「急に追い上げてきたぞ、あの小さいヤツ」
「えっ」
「1番うしろじゃなかったか!?」
ここで一瞬、小野田の走りを見つめる雷音と鈴音が出てきます。
雷音「そしてもうひとつ、『ハードテイル』は『ダブサス』と比べて部品点数が少ない。MTBの中でも、最も軽いMTBだ!!」
雷音のそんな言葉を、まさ今、小野田も実感する事となるのでした。
小野田(軽い…!! 進む…!!)
周りの選手が驚き、声をあげます。
「うおお57番、更に加速!?」
「何だあいつ!! 座ったままで!!」
小野田(すごい!! これ__実はよく進むMTBだ!!)
小野田のそんな様子をスタート/ゴール地点から見守る雉。
雉(峰ヶ山でキミの脚の回転見てから、そっちの方が合うんじゃないかって思ってたんだヨン。気に入ってくれたかな?)
雷音と鈴音兄弟も見ています。
鈴音「見て兄貴!! あいつ…………」
雷音「オイッ!!」
鈴音「一気に番手あげたよ!!」
雷音「5番手だ!! オイッ!!」
鈴音「お兄ちゃん………!!」
雷音「あと片付けしてさっさと帰るつもりだったが、ちょっと見ていくか、このレース!! オイッ!!」
鈴音「うん!!」
雉「さて………いよいよ林セクションに入る__。そこから先はちょっと……ロードバイクとは違う世界だヨン」
そんな言葉で、今週の弱虫ペダルはおしまいです。
今週の感想は1つ❗
「なるほど~!!」です。
MTBにも色々あるのですね💡
回して走る小野田にぴったりのMTBじゃないですか。
一回峰ヶ山で一緒に走っただけで、ズバリそれを見抜ける雉君はさすがです✨
これなら小野田でも一番を獲れる可能性は十分!
……まあ、そもそもきっとこのレースは小野田が優勝なんだろうなと思って読んでしまっていましたが😅
これから突入する林のセクション!
小野田がMTBで突き進む図ってあんまり想像出来ないので、不思議な感覚です。
頑張れ、小野田くん~!!
……こちらの世界では、コロナウイルスの対策を頑張らないとですね✊