今日は11月21日木曜日。
11月第3木曜日と言えば!ボジョレーの解禁日🍷
なのですが、今年は朝起きてから家を出るまで、ニュースでその話題を目にしませんでした📺
ボジョレーはたいして好きでもないのですが、お祭り感覚で飲むのが楽しかったのに。
ワイン好きとしては少し寂しさも感じます😢
なんて、すみません、タイトルとずれた話をしてしまいましたが、木曜日と言えば!週刊少年チャンピオン発売日❗
弱虫ペダルの新しい話が読める日でもあります✨
というわけで、今週の弱虫ペダルの内容や感想に入りますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください🖐
『◎吉丸雷音をなめんなよ!! “雉”vs“吉丸”はさらなる局面へ!!』という文字とともに始まる今週。
二人の走るレースは、雷音が先頭をキープしたまま、3週回目に突入します。
雷音「オイヤァ!!」
雉「く!!」
雄叫びをあげ進む吉丸雷音を追う雉。
会場は沸き、観客は口々に叫びます。
「吉丸!!」
「いけぇ、吉丸!!」
「追いかける男(チェイサー)が__皇帝(カイザー)を従えてる!!」
「雉の調子が悪いのか!?」
「いや…周回のラップタイムはそんなに変わってない__雉の調子が悪いわけじゃない。吉丸が強いんだ!!」
雷音(いつもより1枚上の(重い)ギアでいける!! 踏める!! 引き離せる!!)
ギアチェンジして加速する雷音。
その雷音の加速に対し、雉の反応が少し遅れます。
雉もすかさず加速するも、雷音との差は詰まりません。
二人の走りを見守る観客は言います。
「吉丸加速!!」
「2連覇男“山の皇帝(マウンテンカイザー)”を従えて走るだけじゃなく__引き離す!!」
「うおおお」
「真正面から確実に勝ちにいくつもりだ!! ゼッケン2番、吉丸雷音!!」
「ここで…50mの差がついた!!」
雉(やるね、吉丸ちゃん。このコース、スタート直後から林のセクションまでゆるい登りになってる。1周目、2周目は難なく走れても、3週目あたりからだんだん脚にくる。けど“見通しがいいから仕掛けてはこない__この登りは安全にいって、仕掛けるなら林エリアに入ってからだろう”)「って、その読みを、ひっくり返してここで来た。真正面から闘う姿勢!! それが吉丸ちゃんの弱点!! であり、最大の強みだ!!」
雉が遅れをとったままの状態で、林のセクションに入る二人。
Uターンするようなコースの為、途中ですれ違う両者。
雷音「どうした、皇帝ヤロウ。差ついてるぜ」
雉「つけさせてやってるんだ」
雷音「とか何とか強がり言って涼しいカオしてるけど、内心焦ってんな」
雉(!)
雷音「さっきから__『ヨン』が言えてねーぜ!」
ザサササ
雷音の指摘とほぼ同時に、雉のバイクの後輪が勢いよく滑ってしまいます。
観客が声をあげます。
「林セクションの360°ターンで雉がスリップ!!」
大きく傾く雉の車体。
ペダルから外した足を地面につき、雉はなんとか転倒を防ぎます。
すぐさま体勢を戻してペダルにクリートをはめると、再び走り出しました。
その様子を見た観客同士が話します。
「たしかに…ここは林のセクションの中でも、斜面を使った難しい逆バンクターン。けど、さっきまでは上手いこと曲がってた」
「オレあんな…モロに雉がスリップするの初めて見た」
「“焦り”だ…MTBは個人競技。レース中の仲間の助けがない分、ロードレースよりも自身のメンタルの要素がかなり重要だって言われてる。雉が焦ってる!!」
吉丸雷音が先行し、雉が遅れをとっているという状況で進んで行くレース。
色々なポジションで応援している観客に衝撃が広がっていきます。
「雉が遅れてる!!」
「え」
「吉丸がかなり先行!!」
「あのマウンテンカイザーが!!」
「うそだろ」
「表情に余裕がなかったぞ」
「まさか…皇帝…陥落!?」
「うそだろ…オレあの伝説のレースから全部見てんのに…」
「って!? うおおマジか!!」
そしてスタート地点ではアナウンスが響きます。
『吉丸先頭のまま、スタートに帰ってきた!! 4周回目に入ります!! ゼッケン2番、吉丸雷音が順調に周回を重ねる!!』
トップをキープしたまま4周回目に入る吉丸雷音を見た観客は叫びます。
「すげぇ吉丸!!」
「雉は!?」
「メカトラか!?」
「吉丸ゥ!!」
「吉丸強ぇぇ!! 落ちついてる!!」
「オオオ」
「いけぇ」
そんな騒めき沸きあがるスタート地点に、少し遅れて現れる雉。
雉「……!!」
ハァハァと息をつき、差を詰めることが出来ないまま、前を走る吉丸雷音を追います。
その雉の様子に会場の観客は声をあげます。
「雉ィ!!」
「カイザァ!!」
「“焦り”だ…………ヤバイ………」
「周回はのこり半分をもう切ってる!!」
「このレース…このまま決まるぞ!!」
その頃、小野田と鈴音はスタート地点から少し離れた斜面の上でレースを見守ってました。
小野田「のこり…3週を切りました…チェイサーさんが先頭…このままいきますか!?」
興奮しながら鈴音を見る小野田ですが、鈴音の表情は硬いままです。
小野田「!」
鈴音「ピットに戻るわよ」
小野田「は、はい」
走り出した鈴音の後を小野田も追います。
鈴音「勝つわよ、絶対!!」
小野田(____!! これだけ引き離して有利に見えるけど、まだ油断ならないのか__!!)
鈴音「あの雉には、皆が口にする、“伝説のレース”ってのがあるのよ」
小野田「!」
ここで場面は吉丸雷音を追う雉へと変わります。
雉「ヨン♪ヨン♪」
呟きながら走る雉。
雉「ホント吉丸ちゃんは真っすぐ__『ヨン』が出なくなってるなんて__教えなきゃいいのに。ヨン♪おかげで冷静に戻れたヨン。そういうところがキミの弱点なんだ!!」
『◎冷静さを取り戻した雉。次号、“皇帝”反撃開始!?』という文字が綴られ、今週はおしまいです。
なにさー!伝説のレースって?
ヨン♪ヨン♪言ってる雉くん若干怖いんですけど……💦
またなんか話が長くなりそうな展開ですし。
すみません、最近、私の気持ちはわりと雷音寄りなので。
このまま雷音に勝って欲しかったり。
もちろん雉がすんなり勝たせてくれるとは思っていませんが。
雉はインハイ2連覇中なわけですし、ここは雷音に勝ち星あげたいなぁ…なんて、思ってしまうのです。
今週は本編中、小野田以外のロードのメンバーが1コマも出てこなかったうえに、雉や雷音以上にとにかく観客が描かれまくっていた感じでした👀
観客、さり気なく博学ですよね💡
観客の声を読んでいて勉強になります。笑
とりあえず!MTBは個人競技。自身のメンタルの要素がかなり重要ってことで、今泉には不向きなのがわかりました🖐笑
やっぱりチーム戦の熱い仲間意識、友情が見たいですね……
小野田くん、ロードに戻ってきて~~❗❗
なんて、心の中では叫びつつ、来週のMTBレースも応援します✊