今日は晴れていますが暑くなく、気持ちの良い朝です🌞
しかも週末も近づいてきた木曜日ですから✨
休みが近づいてくる嬉しさと、週刊少年チャンピオンが読める楽しさで、ダブルにハッピーな日❗
仕事もスムーズに進めば言うことなしなので。今日も一日頑張ります✊
というわけで、ハッピー要素の1つ、今週の弱虫ペダルの内容と感想に入らせて頂きます。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください✋
小野田(色んなMTBがある。たくさんの人がいる。いろんなMTBも闘うんだ…!! それがレース…!! 早く見たい。雉くんのレースを…!! MTBのレースを!!)
MTBのレース会場で小野田の心は熱くなります。
小野田「よ、よし。雉くんのところにいこう!!」
携帯を出し、メールを打ち始める小野田。
小野田「『こんにちは。会場に着きました…』『どこにいますか…』…と。いや、メールだと見ない可能性があるから…やっぱり…電話で…。でも、もしもアップ中だったり、レース前で集中してる時だったら悪いし…けど、この広い会場の中から探すのは…うーん…ダメか…。…いや、どうしよう。う!!」
迷いに迷う小野田でしたが、意を決します。
小野田「ごめんなさい、雉くん!! 思いきってかけよう!!」
ぺこっと頭をさげながら、雉に電話をかけるボタンを押す小野田。
ですが、小野田の目に飛び込んで来た携帯の画面には『圏外』の文字。
小野田「うそーー。け、圏外だーーっ。あ…山の上だからか。ど、どうしよう」
あたふたする小野田に、MTBに乗った男が声をかけてきます。
MTBの男「オイオイ!!」
小野田「う…はいっ。すいません、道の真ん中で」
MTBの男「オイオイ。困り事か!! ロードバイクの人!!」
小野田「え!? え!?」
MTBの男「観戦か!?」
小野田「はいっ」
MTBの男「困ったことがあったらオレに聞け!!」
小野田「はいっ」
MTBの男「オレは常にMTBレースの中心にいる男!! MTBマスター!!」
小野田(えっ)
MTBの男「オレのあまりのスピードに人はこう呼ぶ。“とどろく雷鳴”!! “光の速さを追いかける男”」
MTBの男は小野田の顔の前でパチンと指をならし、続けます。
小野田「わひぃっ」
MTBの男「『追いかける雷鳴(ライトニングチェイサー)』!! 吉丸雷音(よしまるらいね)!!」
驚く小野田の前で堂々と異名まで語った男は非常に満足げです。
雷音(ばっちりキマった!!)
得意な様子の雷音に対し、小野田は口をポカンと開けたまま固まっています。
雷音「ン?あれ?聞こえなかったか?もう一回言おうか?ラ・イ・ト・ニ・ン・グ・チェ・イ・サー」
雷音は小野田にぐいっと顔を近づけ繰り返します。
小野田「は、はい、チェイサーさん」
雷音「オイオイ、何だ。困ってたんじゃないのか。ロードくん」
小野田「あ、はい」
雷音「助けてやろうと言ってるんだ。オイオイ!! 悩みをうちあけな!! ほら、早く!! 何か探してる感じじゃなかったか?」
小野田「あ、はい。えーとですね。ケイタイが……」
雷音「んお?ケイタイ?見せてみろ。壊れたのか?」
小野田「壊れてはなくて…あっ」
雷音は小野田の手から携帯を取り上げます。
その時、雷音の背後から声がかかります。
女の子「コラコラーっ」
雷音の頭にMTBのタイヤをゴリゴリ押し付けながら女の子が現れました。
雷音「いて。いて。いてて」
雷音は頭を抑えながら後ろを振り返ります。
雷音「オイオイ!! せっかくセットした髪がぐしゃぐしゃになるだろう。やめろ!! MTBのタイヤは痛い」
女の子「あんた何親切の押し売りしてんのよ!! 観戦に来た子でしょ」
そう言いながら女の子は雷音がとった携帯を小野田に返します。
女の子「ごめんね。うちのアニキがちょっと目立ちたがり屋で」
小野田「すみません」
女の子の正体は雷音の妹でした。
雷音妹「中学生?」
小野田「あ…え…高2です」
雷音&妹「こーーにぃーー!?」
妹「若!! 若っ!!」
雷音「オイオイ同じ年じゃねーか!!」
小野田「はい、すいません」(前にもこんなやりとりがあったような…)
雷音「鈴音、おまえ年下だぞ」
妹(鈴音)「そうね」
雷音「そーかそーか、悪かったな。レースを見に来たのか。わざわざ千葉から!!」
小野田「あ、はい」
雷音「何でも聞いてみろ。答えてやろう。MTBレースは初めてか!?」
小野田「あ、ありがとうございます」「MTBのレースは1日で終わるんですか?」
雷音「ああ、そうだ。ロードレースのようなステージレースとは別のカテゴリーとなる。競技時間はおおよそ1時間半。1時間半に全てを賭ける」
小野田「へぇー!!」
雷音&鈴音(おお!! いいリアクションだ!!)
目を丸くして聞き入る小野田に、雷音と鈴音は嬉しそうです。
小野田「あれがコースですか?」
山の斜面を見ながら尋ねます。
雷音「そうだ。斜面を登って、林の中の難易度の高いセクションを通って、下りもある2.7km。それを6周する!!」
小野田「へぇー!!」
雷音&鈴音(すばらしいリアクションだ)
雷音「そして!! MTBのレースがロードレースと大きく違うところがある。それは__MTBのレースは個人戦__個と個の闘い。チームで闘うロードレースとは違う!! レースの勝ち負けはそのまま個の力の差の証明になる!!」
小野田(!)(え)
雷音「『勝ち負け』イコール『プライド』だ。そこらへんは、もしかしたらロードレースよりもシビアかもしれない」
小野田「…あ」
雷音「だが、自分の失敗は誰のせいでもない。自分だけのもの。勝ちも自分のもの。気は楽だ。それがMTBだ!! MTBの観戦はわかりやすいぞ。おもしろい。じっくり見て行け。たった一人の闘いだ!!」
小野田「あ……」
鈴音「サポートの存在も重要なんですけどー。私がんばってサポーターしてますけどー」
雷音の話に、隣にいた鈴音が反応します。
雷音「いちいち水をさすな。オレはわかりやすくだな」
鈴音「感謝してほしい!!」
雷音「オイオイ!!」「イツモアリガトーゴザイマース」
鈴音「心こめてー!!」
雷音「アリガトー」
鈴音「何でカタコトなのよ!!」
雷音「はいはい、してます」
鈴音「ハイハイ!?」
小野田(あ…あ…)
言い合いになった雷音と鈴音に、小野田は置いてけぼりです。
雷音「40分後にはレースだ。応援たのむよ、ロードくん。おまえ、リアクションすげーいいヤツだから、気に入った。オレのファンになれ!!」
小野田「え」(『ファン』!?)
雷音「心配するな。損はさせない!! 今日のレース、オレが優勝する!!」
雷音はパチンと指を鳴らしながら宣言します。
雷音「じゃーな、ロードくん!! いくぞ鈴音!!」
鈴音「ねぇねぇ、兄貴さ。ひとつ気になったんだけど」
雷音「オイオイ何だ!!」
鈴音「彼の悩み、何も解決してなくない?」
雷音「あ…」
そんな会話をしながら去っていく二人の背中を見送る小野田。
そこに、雉が現れます。
雉「本当に来てくれたんだ。ありがとちゃい。小野田くん!!」
小野田の背中にポンと触れながら声をかける雉。
雉「おとといぶり♪」
小野田「わっ。うわっ。あ、あ。雉くん」
雉「急に話しかけて、またびっくりさせちゃった?レースはもうすぐだ。あっちの奥に親父の黒いバン停めてあるヨン」
小野田「あ…え…『ありがとちゃい』って………?」
雉「あ。はは。『ごめんちゃい』の反対の言葉」
雉の独特な言葉に気をとられていた小野田ですが、ある事に気づきます。
小野田「あ……この間の……と、ジャージが違…」
雉「あ。ああ、そうか。この間のヤツは練習用。こっちは__“決戦”__レース用なんだ」
そんな決戦用ジャージ姿の雉を見つめる小野田の頭には、雷音の言っていた言葉が過ります。
小野田(“MTBは個人戦”__。『勝ち負け』イコール『プライド』__。もうすぐ、レースが始まる)
『◎本気モードの雉弓射!! 次号MTBレース開幕!!』という文字が綴られ、今週はおしまいです。
新しいキャラ出てきましたね❗
指パッチンで決めゼリフ。オレのファンになれ!ときました。
なんか髪型とか雰囲気とか、小野田と同じ年にした東堂と悠人を足して2で割った感じの印象を受けます(東堂寄りかな…)。
私はけっこう好きなタイプです💡
そして今週、雷音が出てくると、同じくMTBの新キャラ、雉が大人っぽい印象に変わってきました。
……けれど、口癖でちゃいちゃい言ってて。
不思議ちゃん系なのでしょうか……MTBのチャンピオンなのですよね💦
雉にしても雷音にしても、読んでいるとどんな声なのだろうと気になってしまいます。
声……なんて考えていると気になって仕方ないのが、弱虫ペダル5期。
ちゃんとやってくれるのでしょうか……やってくれますよね✊
5期の決定、心待ちにしております❗
話が少しそれましたが、ずっと馴染めていなかった弱虫ペダルのMTB編。
少しずつですが慣れてきた感覚がします✨
ですが、MTBについては小野田くんと同じく全く知らなかったので。
個人戦なんだ~と今週知り、じゃあ個人戦なら、MTB編ってそんなに長くならない?なんて、期待もしてしまったり😓
自分的にもよく分からない心境です💦
それでも、確かなのは、来週以降のMTBのレースはかなり楽しみという事でして。
きっと描かれるだろう雉vs雷音を考えるとわくわくします😄
雉くんにも異名があるのでしょうか。
予想するのも面白いですね✨