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弱虫ペダルRIDE.557『ボクのママチャリ』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今日は半袖では少し肌寒いかと、長袖の上着を着て家を出ました。
日焼け防止以外の理由で上着を着るのは何日ぶりでしょう……
まあ結局、“寒く”はなかったのですが。
ずいふん涼しくなりましたね。
夏の暑さが和らぐとほっとしますが、それと同時になんとも言えない寂しさを感じます。
暑さはしんどいけれど夏は好きな季節です。
そして私の大好きな弱虫ペダルも夏が似合う🌞
こちらの季節は変わろうとしていますが、弱虫ペダルの夏休みは続いています。
今日は木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日ですので。
弱虫ペダルの夏を読める日。
というわけで、今週の弱虫ペダル、内容や感想に入ります。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください✋

 

草むらで仰向けになった小野田は、空を見上げたまま呟きます。
小野田「面白かった…スピードがすごく出て。最後は曲がりきれずに転んだのに……。…………。何だろう。今ボク、気持ちいいって感じてる」
寝転んだまま、ハッハッと、まだ息も少し上がっている状態です。
小野田「手がジンジンしてる…。草のにおいがする…。空が回る感覚………」
仰向けになっていた小野田は、パタっと転がり横向きになると、「よ…」と掛け声を上げて起き上がります。
小野田「う…く…よし……」
ふらふらしながらも立ち上がり、自転車を起こしました。
小野田「もう一回試してみよう!!」
笑顔で立ち上がると、今降りてきた道を、今度は自転車を押しながら登り始めました。

小野田「よいしょ。よいしょ。カゴとかいろいろ外したけど、押すと…重たいなぁ…ママチャリ…」
ハァハァと懸命に未舗装の急な坂道を、自転車を押しながら登る小野田。
小野田「わっとっと」
ずるっと滑りながらも登ります。
その途中で小野田は、ふと道の段差に気づきます。
小野田「ここたぶん、さっき下ってる時『ういた__』って思った場所だ。小さな段差になってる。こんな小さな段差でも、下りだとジャンプ台みたいになるのか。ああぁぁ」
そんな小さな段差に気をとられていた小野田は自転車と一緒にずるずるっと坂を下ってしまいます。
小野田「重さで下がった…よいしょ。よいしょ」
再び登り始める小野田。

小野田「よいしょー」
小野田は再び獣道のスタート地点に戻ってきました。
小野田「はー、ついた。はー。よし!!」
再び坂の上から下を見つめた小野田。
ドンと目の前に広がるのは、かなり急な下り坂。
小野田「あれ!?」(改めて見ると急で怖いぞ!?)「え…」(さっきよく行ったな…自分。ほとんどガケ…じゃないか…。さっき行けたのはラッキーだったのかもしれない……)
あまりの急な坂に気持ちが揺らぐ小野田ですが、ブンブンと頭を振って、怖じ気づいた思考を切り替えます。
小野田「いや…いや……!!」(さっきは面白いと思った。気持ちいいと感じた。言いかえると『できた』感覚なのかな。小さなことだけど、段差で転ばず頑張れた感覚。コーナーをなんとか『いけた』感覚。鉄棒の逆上がりが出来た感覚に近いのかもしれない!! 逆上がりできたことないけど!! もう一回行ってみよう!!」
小野田は芽生えた恐怖心を打ち消し、バチンとペダルに足をかけ、踏み出します!
小野田「行ける!! できる、きっと!! この自転車なら!! 二度目の獣道チャレンジだ!!)

走り出した小野田。
小野田(うあ、あああ)
急な下りを改造したママチャリで走ります。
小野田(さっきの段差だ。浮く!!)
やはり段差がまるでジャンプ台のように小野田の自転車を宙に浮かせます。
小野田(耐えろ、耐えろ!! う!! う!! う!! 耐えたァ!!)
無事に段差をクリアできました!
小野田(「できた」!! 涙出そうになったけど。少しでたけど。耐えて着地できた!!)「しかもさっきより少しだけ落ち着いて対応できた!! カーブだ!! さっきなんとか曲がったカーブ。行ける!! 今度も!! 落ち着いて!!)「曲がれぇ!!」
気迫に満ちた表情でカーブに入ってい行く小野田。
ガガガと車輪が音を上げます。
グラグラする車体、ガクガク震えるハンドルを抑えながら、小野田は倒れず曲がりきります!
小野田「はあはあ、曲がれた!! 次は左カーブ。さっき転んだところだ!!」(いける!! 今度は曲がる!!)
ガガガと左カーブに入っていきます。
小野田「曲が!! ぐ…!! 曲がって!!」
強い思いとともに、小野田はぐるぐるとペダルを回します。
車体が傾いた側のペダルが地面に当たり、ガチンガチンと音を立てます。
小野田(足が地面に当たってる!! けど、回した方が安定する!!)「あああああ」(曲がってくれボクのママチャリ!!)
バッと車体が浮きます。
小野田(はねて、浮いた)「曲がって!!」
強い思いが通じたかのように、車体は倒れず、ぼすっと音を立てて着地します。
小野田「ギリギリ端に着地した!!」
コーナーを曲がり切った小野田は、そのまま勢いよく進みます。
喜びに思わず片手を上げ、曲がりきれたコーナーを振り返る小野田。
小野田(___!!)「やったーーっ。できた。曲がれた。すごい、すごい。やった、ぶ」
曲がれたコーナーを振り返っていた小野田は、そのままバランスを崩して、脇の草むらにダイブしてしまいます。
小野田「よかった…できた」
はぁはぁと荒い息の小野田。
地面に座ったまま、隣に倒れた自転車にそっと手を振れます。
小野田「最後…何かママチャリが…そっと手伝ってくれた感じがした。ありがとう」

小野田がママチャリに笑顔を向けている時、小野田の部屋ではテーブルに置かれたままの携帯が着信を受けて震えていました。

ブーブーと震える小野田の携帯。
液晶には『雉弓射くん』と表示されています。

『坂道の想いに愛車が応え、獣道完走!! 一方、坂道の携帯に…!?』という文字が綴られ今週はおしまいです。

 

来てしまいました……雉くんからの着信ですよ~👀
昨日の今日でもう連絡してくるなんて。
雉くんこそ小野田にご執心じゃあないですか!
そりゃあ小野田くんは天使ですからね✨
出会ったら忘れられない、気になっちゃうのも仕方ないです。
でも、雉くん、我らが坂道くんを連れ出そうとしているのだから、それなりの覚悟をお待ちですか?なんて。
つい意地悪質問をしてしまいたくなるもお許しください😣
もはや親の気持ちで見守っていますので💦
来週、着信に気付いた小野田が雉に連絡して……
あぁ、小野田くんがどんどんMTBの世界に行ってしまう~😭
心を落ち着かせる為に、そろそろ他のキャラの様子も少しで良いので見たいです。
出てきてくれるでしょうか……

ところで今週、実は一番気になったフレーズは、小野田の『逆上がりできたことないけど!』でした。
私も逆上がり出来たことないんですよー❗
そんな小野田くんでもチャレンジしたくなる、チャレンジ出来る自転車って素晴らしいですね✨
私は下の子が二年生になったらロードを買うと決めています✊
あと約一年半でその時は来るので。
今はコツコツ資金を貯めるの頑張ります❗
……全然貯まってないけど……がんばります……💦

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