待ってました❗❗
月に一度のお楽しみ!別冊少年チャンピオン発売日です😆✨
スペアバイク東堂編が読めるこの日をどれだけ待っていた事か!
私にとってはこのスペアバイクが本編級、いやそれ以上の大切さです✊
今月も泣けました…(T-T)✨
というわけで、先ずはその内容、続いて感想と、順番に書かせて頂きます。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
『巻島の進学先に、ある可能性を見出した東堂は…!?』という文字とともに始まる今月、学校で開かれている夏期講習に参加している東堂の様子から始まります。
その日、東堂は先生の話は右から左といった風で、窓の外を眺めています。
東堂(おっといかん。つい空ばかり見てしまうな。)
黒板ではなく窓の外を見ている自分にはっとする東堂ですが、続いて机の下でそっと携帯を見て時間を確認します。
東堂(あと1時間と15分__今日はヤツが日本を発つ日だ)
夏期講習の授業が終わり、生徒たちがぞろぞろと教室から出ていきます。
わいわいとあちらこちらから話声が流れてくる中、東堂は黙って歩いています。
東堂は少し前、巻島に電話した時の事を思い出していました。
着信音が鳴り、電話に出る巻島が描かれます。
自転車を手で押し、歩きながら話しています。
巻島「アア、東堂か、何ンだ。んにゃ、部室に今、自転車とりに来たトコだ。ああ、大丈夫ショ。金曜?今度の?1時間だけでもいいからって……2人で峰ヶ山を!?」
続いて道端で電話をかける東堂の姿が描かれます。
東堂「そうだ、どうだ!! 出発は来週だろう!? その日、夏期講習が休みになったんだ!! おまえは忙しいだろう。オレが千葉まで行く。最後に登らないか」
東堂の話を聞いた巻島は頭を抱えます。
巻島「……。……悪ぃ東堂…。オレ…ちょっと早めにイギリス行くわ…出発は木曜になった」
目を見開いて固まる東堂。
巻島「荷物の受け取りでさ。ちょうど向こうで兄貴が家にいねェつうからさ。オレが早く行って受けとることになったショ」
東堂「……」(木曜……!!)
巻島「…と、すまねェ。何か、いろいろ…いつも急で…ショ」
頭をかきながら必死に言葉を続けます。
巻島「すまねェ」
東堂は音もなくため息をつくと、巻島に返します。
東堂「いや、もう慣れたよ。オレもたまたま休みができそうだったからって思いついただけのアイデアだ。気にするな。2人で最後に走るってハナシは__ナシでいいよ」
場面は夏期講習が終わって校内を歩く東堂に戻ります。
東堂(まったく…本当に、あの祭りの日がおまえと顔を合わせる最後になるとは。風のようにオレの前に現れて。去っていく時も風のように__か、巻ちゃん)
東堂は巻島と初めて出会ったレースの日の事を思い出しながら、思うのでした。
少し人気のない所まで来た東堂はポケットから携帯を取り出します。
時刻は11:51
東堂(ヤツが日本を発つまで__あと50分!!)
電話を耳に当てる東堂。
もちろん相手はただ一人です。
呼び出し音を聞きながら思います。
東堂(今頃空港か。ロビーをカートを引いて、歩いてる頃か。巻ちゃん、受けとれ____!!オレからの最後の電話だ)
東堂が想像した通り、カートを引きながら空港のロビーを歩いている巻島が、電話をとりました。
巻島「ったく、もう。どんだけギリギリにかけてきてんショ」
東堂「ワッハッハッハ」
何時ものように手を広げ、明るい声を出す東堂でしたが、話しながら広げた手はぐっと力を込めた握りこぶしへと変わります。
東堂「友の船出だからな。祝わねばならんと…思ってな…!!」
かつて描かれた事のある出発直前の巻島との電話。
来年のインハイについて「黒田、真波もいる」と語る東堂の、心の内が綴られていきます。
東堂(行ってこい。あとのことは気にするな。新しい道を進むおまえに、おめでとうを送るよ。手の届かない遠くへ行っても、いつまでも、おまえはおまえだよ、巻ちゃん)
巻島の乗った飛行機が離陸した時。
東堂も空を見上げていました。
携帯の時計は12:40と表示しています。
東堂「あと……ジャストだ」(今、日本を経った)
遠い空を見つめる東堂。
東堂「次はいつだろうな。夏の、後輩たちのインターハイに、おまえは応援に来るか?それでも、ほぼ__1年後か」
場面は機内の巻島に変わります。
巻島「最後の電話__ありがとよ、東堂、ショ」「そいや、東堂、大学は明早大だつってたな」
機内に持ち込んだ荷物の中から大学の案内を取り出す巻島。
ちなみにこの巻島の『東堂、大学は明早大だつってたな』という台詞には『この人が原因です』というツッコミが添えられています。
手にした雑誌をパラパラ捲りながら続ける巻島。
巻島「え__…ナントカシバ大じゃねェのか。何シバ大だっけ。確か…チク何とか」(何だっけ)「日本に姉妹校あって留学がどうたらって言ってた。兄貴が。正月に帰ってきた時に__」
巻島は兄の言葉を思い出します。
レン「トールウェッソンなら、うちから通えるし、雰囲気もいい。評判もいいぞ。どうだ?留学の日本人学生もチラホラ見る。店手伝ってくれてるシェリルさんも、そこの学生さんなんだ。それとこれはもしだがな。姉妹校だからな。もし、おまえが途中で、日本で何かやり残してることを思い出したとしたら、おまえが日本に(こっちに)留学することもできる」
そんな兄の言葉を思い返し、巻島は瞳を閉じて言います。
巻島「クハ…いや、そういうのたぶんねェ」
巻島を乗せた飛行機は遠くの空へ消えていき、最後に1コマ、校舎の外を歩く東堂が描かれます。
両手をポケットにつっこみ、少し前屈み気味にも見える東堂。
その表情は何とも言えない、寂しそうな雰囲気を帯びているのでした。
そんな東堂とともに『◆新たな風が吹く予感__』という文字が綴られ今月はおしまいです。
………やはり切ない(>。<)
最後の電話をしながら綴られていた東堂の気持ち。
もう愛しか感じません!!!
『手の届かない遠くへ行っても、いつまでも、おまえはおまえだよ、巻ちゃん』
って、この台詞ですよ!!
なんて大きく深い愛なんだ(T-T)💓
本当に泣けてきます。
巻ちゃんの出発時間だって正確に覚えていて。
その瞬間に空を見上げてるとか。
東堂にとって巻ちゃんがどれだけ特別な大切な人なのか、随所随所に感じます😣
東堂、どんなに最後にもう一度会いたかった、走りたかった事か……
東堂は思いついただけのアイデアだって言ってましたが、東堂だったら、抜かりなく夏期講習の合間をぬってその為にオフの日を作りそうな気もします。
まあ、それは考え過ぎでしょうか。
いずれにせよ、二人がここで一度離れ離れになるのもまた運命なのですよね……
でも、東堂と巻ちゃんはまた必ず交わる運命ですから!✊
ファンとしてはある程度安心して、今のこの切なさをも噛み締め味わいたいと思います。
直接会うのはあの祭りの日が最後になってしまって、そこから約一年の時を経て再会したのがあの小さな峠になるわけですよね。
東堂の涙の意味がより深く伝わってきます😣💓
先月も別チャンを読んでからアニメの小さな峠の回を見たのですが。今日もまた見ます!
号泣間違えなしです😣
それにしても!巻ちゃんも交換留学の事、知っていたのですね!
知っていたけど言わなかった巻ちゃん。
単に言いそびれてしまっただけな気もしますが、結局東堂の希望の大学を気にしてるなんて。
東堂が姉妹校を希望してくれてれば良かったという気持ちもあるんだろうなぁなんて思ってしまいました。
姉妹校の話をして東堂が追いかけて来てくれたら嬉しいけれど、自分は勝手に決めて日本を去ったんだから、そこまで望んじゃダメだとか思ってそうです。
でも大丈夫!!東堂はちゃんと追いかけてきてくれるから~って。
巻ちゃんに教えてあげたいくらいです。
というか、今、二人のイギリスでの再会を想像すると興奮して死にそうなくらい、やばいです。
早く再会シーンが見たい~(≧Д≦)
東巻ラブストーリー、本当にスケールでかくて深すぎですよね✨✨
あっ、あと今月、ちょっと気になった事がもうひとつだけ。
巻ちゃん兄!!レンさん!!
顔見たかった~!
なんか後ろ姿の髪型が、めちゃくちゃ私の好きな雰囲気だったので気になりました👀
あとシェリルさん?
巻ちゃんと学校も職場も同じになるって事ですよね?
……二次創作の世界なら、めちゃくちゃ同性愛にも理解あって、遠く日本にいる東堂を想う巻ちゃんの良き理解者になるか。
またはめちゃくちゃ巻ちゃんにちょっかい出してくる東堂のライバルになるかってとこでしょうか。
私はハッピー展開好きなので前者希望で。
妄想が止まりません~♪
私の脳内では早くも東巻大学編が始まってます😆笑