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別冊少年チャンピオン7月号 スペアバイク東堂尽八15 (☆ネタバレ注意です!)

夢が、叶いました❗✨

やはり原作が最大手です✨
ありがとう😭✨
早く式場を建てなくては。
そう思わずにはいられません!
今日発売の別冊少年チャンピオン7月号、スペアバイクを読んでから、胸がいっぱいです😌
以下、その内容や感想に入りますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください🖐

 

 

『◇巻島の背中を押すと決めた東堂は…!?』という文字とともに始まる今月のスペアバイク。
巻島と会った祭りの翌日、ベッドで目を覚ます東堂。
今日も天気が良く、窓から光が射しこんでいます。

東堂「イギリス……___か」
ベッドの横、窓辺に置いてあった目覚まし時計に手を伸ばす東堂。
カチッとスイッチに触れます。
東堂「あ…いや、目覚ましは、セットしてなかった…か。今日は」
フゥ…とため息をつきながら、ベッドから降ります。
東堂「そうだ、しないで寝たのだったな……」
歩き出す東堂ですが、フラっとよろめいてしまいます。
東堂「……ヒザが…。一瞬力が抜けたよ…。何だ…昨日の出来事に、それほどまでにショックをうけているというのか?尽八?オレは……」
力のない眼差しだった東堂の瞳が、さらに暗くなります。
東堂「………たぶんそうだな」
部屋を出て廊下を歩き、洗面所へと向かいます。

東堂「この心の中の…モヤモヤとした何か…例えるなら、ジグソーパズルの最後のひとピースの、残ったひとつがまったく形が違うものだった__そんな感じ__か」
顔を洗う東堂。タオルで顔を拭きつつ、タオルで顔を覆った状態のまま天を仰ぎます。
東堂「こんな時に」
ばっとタオルを取り払います。
東堂「うまい例えなど要らないのに」
曇った、苦しげな表情のままの東堂。

台所へ行き、コップに飲むヨーグルトを注ぎます。
一気に飲み干した東堂が座った席。
テーブルには、ラップがかけられた朝ご飯が用意してあり、皿の下には小さな手紙が挟まっています。

『おはよう 尽八 昨日はお祭りのお手伝いごくろうさま 昨日 昼過ぎにお友達から電話ありましたよ 祭りの場所おしえました。無事に会えたかな? 母』

置き手紙を読んだ東堂は力無く答えるのでした。
東堂「………ああ、会えたよ」

食事を始める東堂の頭の中は巻島の事でいっぱいです。

巻ちゃん
いつもおまえは オレの想像の 斜め上をいく
その奇妙なダンシングも 髪型も
最初はただの 目立ちたいだけの ヤツかと思った
だが 前には 出たがらないし
笑顔は下手だし
何より__速かった

出会った頃からの巻島を思い出す東堂。

東堂「度肝をぬかれたよ。こんなヤツがいるのか__とな」

そして今回も__

東堂「まさか__」(大学進学が、イギリス__海外__とはな………)

朝食の食器を片付けた東堂は、リビングのソファーに腰をおろします。

東堂(想像してなかったよ)

テレビのリモコンをとり、電源を入れようとします。

東堂(もう大学も、明早大である必要はなくなったのだ。ただ、その希望を変える理由もないのだけれどな。明早大は名門だ。福富(フク)や新開も行くと言っている)「またあいつらと走る。それも悪くない」

呟いた東堂はテレビの電源を入れないままリモコンをソファー前のローテーブルに置きます。

リビングをあとにした東堂は別の部屋の窓から外を眺めつつ、ポケットにしまってあったカチューシャを取り出します。
カチューシャを頭につけると、前髪をいく束か出し、整えるのでした。

東堂「もみじの葉がすいぶんのびてるな……」

風が木々をサワサワ揺らす音の中に、ブー、ブー、という携帯のバイブ音が混じります。

東堂(ん、バイブ音?電話か)

バイブ音に導かれ自室に戻ると、机の上で充電器に繋がれた携帯が音をたてていました。
液晶画面には、『糸川修作』の文字。
東堂「あいつか。何の用だ、修作」
携帯を手にとり画面を見つめた東堂ですが、再び机に戻します。
東堂「今日は特に用事があるわけじゃないが、すまないな、気分じゃない」
音の止んだ携帯を見つめて言います。
東堂「その内、かけ直してくれ、少し横に…なろう」
東堂がベッドに上がろうとすると、再び携帯が震えだしました。
東堂(修作……)「いつもおまえは!! 何だそのナゾのタイミングは!!」
携帯に指さし叫んだ東堂は、仕方なく電話に出ます。
東堂「よほど重要な話なんだろうな、修作!!」

東堂が告げるも、東堂の様子などお構いなしの修作の声が響いてきます。

修作「大変な話なんだよ。聞いてくれ、尽八ィ!! この間話した空手部の女子マネージャーの先輩の話なんだけどさ__!!」

修作が話しを切り出したとたん、東堂は電話を切ってしまいました。

切られた修作の耳にはツーという音が響きます。
修作「切れた?あれ?あれ?電波わるいのか!?」

電話を切った東堂はベッドに横になりましたが、机に置かれた携帯は、すぐさま再びブーブーとバイブ音をたてています。

東堂「…………」

東堂は鳴り続けている携帯に向かって語りかけます。

東堂「正気か、修作?空気読め。何かあったとは思わんのか…思わんのだな」

仕方なく電話に出る東堂。

東堂「何だ……」
修作「聞こえるか、大丈夫か、尽八」
東堂「いろんな意味で大丈夫ではないよ」
修作「そっか__大変だな。まーまー、でもその内いいこともおこるって」
東堂(原因はおまえだ。テキトウなヤツめ)
修作「そんで先輩の話なんだけどさ」
東堂「もう好きに話せ」
修作「ほら、この間会った時に、彼女が通う筑士波大の工学部をオレ目指すって言ってただろ?」
東堂「はいはい」
修作「来年なって、同じ大学生になれば、オレにも再びチャンスあるって思ってたんだよ。学内で会うだろうし。なのに!!」
東堂「どうした、彼氏できたか」
修作「んにゃ違う。メールしたら返事来てさ。もしかしたら留学するかも…って。1年くらい。空手で日本文化紹介するっつたらトントン拍子に話すすんでるって…どうしよう尽八!! 止めるべきかな!?」
東堂「そりゃあ個人の希望がある。尊重してやれ」
修作「止めるべきだよな!?」
東堂「いや、尊重してやれ」
修作「だよな!!」
東堂「おいコラきいてるか?」
修作「オレ今から筑士波大の寮まで電車でいこうかな!!」
東堂「やめとけ、だいぶ迷惑だ。そしてたぶん、それ『女子寮』だろ。いろいろ問題おこるぞ。おいおいきいてるか」
修作「イギリスの__トールウェッソン大学に行く前に」
修作のその言葉に、今まで聞き流していた東堂が硬直します。
東堂(な!! え!?)「ちょ…修作!? な…なぜその大学の名を!?」(巻ちゃんが行くと言っていた大学の名前と同じ!?)「修作ゥ!!」
目の色が変わった東堂は電話越しに叫びます。
修作「え、この間、筑士波大の話した時、オレ言わなかったか?筑士波大とそのイギリスのトールウェッソンて姉妹校らしいんだ」
東堂(姉妹校…!!)
修作「要項によれば、条件が合って希望すれば、割とカンタンな試験で留学できるらしいぞ」
東堂(行ける……!? ……のか!? 可能性があるのか!!)
修作「て、聞いてるか、尽八!? オレ重要な話してたんだけど!?」
東堂「ああ、聞いてるとも!! もっと詳しく話せ、その話!! 修作ゥ!!」
修作「よかった!! それでさ、やっぱ今から行った方がいいかな!?」
東堂「いや、行くな」
修作「直接行って話した方がいいよな!?」
東堂「大丈夫だ信じろ!!」
修作「え~~。そ、そうか~~?」
東堂「ところで、その制度について話せ!!」
修作「え!? へ? 留学の!? それ重要なのか!?」
東堂「ああ、とてもな!!」
一呼吸おいて、東堂が続けます。
東堂「修作ゥ」
修作「え!?」
東堂「今日の空は、別格に青いな」

『◇ひとすじの希望がきらめいて__』という文字が綴られ、今月はおしまいです。

 

 

やったー!!
やりましたよー!!
東堂は巻ちゃんを追って留学!
なにこの壮大なラブストーリー(T-T)💓
感動の涙が止まらないです。
もう嬉しすぎて。言葉に出来ません😭✨
今月冒頭の東堂は本当に辛そうで。
読んでいるこちらも苦しくてたまりませんでした。
ですが、修作からの電話で。
やっぱりあの先輩の話で。
やっぱり留学してしまうという話しで。
思わずガッツポーズです✊
よくやった、修作!!って。
修作の手を取り握手したい、そんな感じでした。
修作には悪いのですが、先輩が留学考えてくれて本当に本当に良かった!
その巡り合わせ、運命に感謝いっぱいです😌
希望を見いだした東堂。
もう追っかけないハズがないわけで……
東堂が、巻ちゃんが、東巻が好きで良かった😭✨
こんなラブストーリーが読めるなんて。
私は本当に本当に幸せです💓
ちょっと幸せ過ぎて、この気持ち上手く表現できません。
朝から頭の中が東巻でいっぱいなのですが、これから仕事なので(しかも今日は細かい仕事)頭を切りかえなくてはです。
今月のスペアバイクは東堂の部屋の様子、実家の造り、お母さんの字や朝食など、ファンとしてはチェックすべきところがたくさんあるのですが。
先ずはこの喜びだけ綴って終わりにさせてもらって、その他の事はまた改めてゆっくり書かせて頂きます。

とりあえず、ばんざーいヽ(≧Д≦)丿✨

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