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別冊少年チャンピオン6月号のお話 ☆ 続きに期待です!!

今日は12日💡別冊少年チャンピオンの発売日です✨
弱虫ペダルスペアバイクの続きが気になって気になってたまらなかったので、早速読んできました💨
というわけで、以下は今月のスペアバイクの内容や感想になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

SPARE.95『筑士波大学2』

『◇“自転車競技部”がない、筑士波大学で、田所は…!?』という文字が綴られ、今月の弱虫ペダルは始まります。

舞台は筑士波大学の入学式。
桜の花びらが舞う中、新入生が入学式の会場に向かっています。
『筑波大学入学式』と書かれた立て看板の前で写真を撮る生徒、満開の桜に喜ぶ生徒。
賑わう大学構内には、拡声器で案内をする係りの人の声も響きます。

そんな中に、スーツに身を包んだ田所迅もいました。

田所「うおー、すげー人数!! どんだけ学部あるんだよ。まー、学内すげー広いからあるんだろうけど。学内に移動のためのバス走ってるからな」
学内移動用のバスを始めて見た時、驚いた事を思い出す田所。

田所「いやー、こんだけ多いと、誰か知ってるヤツが入学してたとしても、学内でたまたま会うなんてのは不可能だよな…」(学食も、南北と中央に3つあるって言ってたもんな)

歩きながら、構内の案内板を見る田所。
田所「構内で自転車レースできそうだな」
筑士波大学は大学の中でもかなり広い敷地をもつ大学のようです。

 

ここで場面が変わります。
入学式は終わったのでしょう。
田所は自室に戻ってきて、スーツからパーカー姿に着替えています。

田所「よしっ、いってみるか、サイクリング部に!!」

気合いを入れて、自分のロードバイクでサークル棟に向かう田所。

『サークル棟A』と書かれた建物の前で止まり、自転車を降ります。

田所(イキナリ気合いの『自転車とジャージ』で行きたいところだが)「ふぅ」(一応今日は見学だ。自転車も駐輪場に停めていこう)

田所は本当は大声で言いたい言葉を思い浮かべます。
『ちはーす。千葉県立総北高校出身の田所迅です!! 誰かレースやりませんか__』と、言いたい田所ですが、自分を落ち着かせ、黙ってサークル棟の周りを歩きます。

見れば『サイクリング部 こっちだよ』などと書かれた貼り紙があるではありませんか。

田所(お、こっちか。案内がある。ありがたい)

案内にそって進みます。

田所(あれ?こっち裏だぞ?サークル棟の入口はあっちなんだがな)

案内通りに進んで来ると、何故か入り口ではなく棟の裏側に来てしまいました。

田所「いいのか?」(もしかしてオレはだまされ…)
そう思いつつも、さらに建物の角を曲がる田所。

田所「しつれいしますっ」

角を曲がると、そこには何台もの自転車が、テントなどのキャンプ用品とともに並べられていました。

田所に衝撃が走ります。
田所「……うお。旅用の…“クロモリ自転車だ……!! 鉄独特の細くてシンプルなフレームワーク…。大型のキャリアと使いこまれたバッグ…!! 古いけどていねいに磨かれたサドル…!!」(ヤベぇ…すげぇオーラだ)「ロードバイクとはまた別の__スペシャルな…『旅』というステージで光を放つ…もうひとつの自転車の究極の形!!」(“本物”…!!)
思わず口を押えたままのポーズですっかり見とれている田所。

田所「うっ…よく見たら他にも…旅用のテント!! ザックやクツも!! なんだ、ヤベぇ、何だこの道具たち!!」

するとそこへ、ひょっこり一人の男性が出てきました。
髪はぼさっとした短髪。眼鏡をかけた細身の男性です。

男性「お、入部希望者?」

田所「うわっ、うおっ…あ、はい。すいません。情報工学部の田所迅です。1年です」

男性「おーおー、オレも情報工学部。3年靴野井だ」

田所「あ、えっと、いや、すいません、一応まだ見学です」(すげー寝ぐせの人だ…)

靴野井「裏にって案内板あってびっくりしたでしょ?他の部と違ってさ、うちはこの庭に出る外窓を部の出入口にしてるんだ。表からだと道具入れらんないもんでさ。こっちは今、旅に使った道具洗って、天日干ししてるのさ」

田所が見ていた自転車等を指しながら、靴野井が話を続けます。

靴野井「春休みも旅に行ってたもんでね」

田所「!」

靴野井「南米、チリ!! あ、もしかしてブログ読んでくれてる人?」

田所「はいっ、あの、結構追いかけて読んでます、楽しく、更新待って……」

靴野井「おーー嬉しいねー」

田所「赤砂の大地でハンドル折れた回はメチャクチャドキドキして読みました!!」

靴野井「おーそうなんだ。あれはマジで大変だったんだよ。ブログには書いてないけど、実はあの時、水もなくて、ホントに行くか戻るか、すげー悩んだんだよ」

田所「マ、マジですか。こぼれ話やべぇ」
大興奮の田所。

靴野井「旅はいいよ。さっき見学だって言ってたけど、こっちとどっか迷ってる部活があるのかい?」

田所「え!?」(や…“競技部を立ち上げたい”…て……)「そ…すね、ちょっとだけ」(言えねェ!!)

靴野井「じゃあ、軽くうちの説明きくかい?」

田所「すいません」

靴野井「旅といっても、いきなりハードなことをやるわけじゃないのさ」

田所「へー」

靴野井「最初は国内の旅から始める。GWまでに土日を使って、一泊二日を2回。5月に入ったら、連泊しながら大きな山をこえる。足に合わせてグループ分けするから、ついてこれないってことはない。ルールはひとつ。コンビニと自販機は使わない。全て朝準備して道具を積んで、計画を立てて助けあって走破する」

田所「え!?」(コンビニと自販機!! 使わない……のか。ロードの練習とは真逆だ。ロードの練習中はコンビニはオアシスだから__)「あ、海外いくと、コンビニも自販機もないから!!」

靴野井「そう!! その頃までに、バディ__つまり“相方”を決める」

田所(“相方”!?)

靴野井「2人単位で行動するんだ。その方がトラブルが起こった時、何とかなる率が上がる。心の支えにもなるしね。バディは先輩ー後輩でもかまわない。旅に出る前のにわかバディでもかまわない。いや、むしろにわかの方がお互いを知ろうとしてうまくいくというパターンもある。そして夏__」
靴野井の表情が締まります。

田所(え)

靴野井「『世界』を走る__。クロモリの自転車と体ひとつで__!! 一面の砂の道を、雑多な活気のある町を、そびえる山の荒れた峠道を。嗅いだことのないにおい、触ったことのない土の感触、話したことのない人たち。それを全身で感じながら前に進む!! どんな困難も助け合い、克服しながら」

靴野井の言葉にすっかり押されて、ぐらぁっと心の揺れる田所。

靴野井「世界中に道の地図があるだろう?」

田所「え、あ、はい」

靴野井「その地図の道は本当にある?」
地図を広げながら靴野井が言います。

田所「えっ」

靴野井「確かめたことは?」

田所「いやっ…え」

靴野井「だったら、確かめなきゃ、自分の足で!!」

言い放たれた靴野井の言葉に、ぞくっと衝撃を受ける田所。

靴野井「見てみなきゃ!! その目で!!」

靴野井のその言葉に、バキーンとさらに心を打たれる田所。

靴野井「ちなみに地図はやはり『紙』だよ!! 電子機器は使うけど、あれは電池がないと動かないし、壊れることもあるのさ。それに『紙』の地図は峠の下りでお腹にはさめば寒くないんだよ」

地図を折って、ズボンのお腹の辺りにしまって見せる靴野井。
靴野井「べんりだぞー」

田所は興奮にブルブル震えながら話を聞いています。

靴野井「まぁ、うちに入るって決めたらまた来てよ。いつでも歓迎……」

田所「待ってください!!」
大きな声で、去ろうとした靴野井を呼び止めます。

田所「オレ!! オレ!! 今決めました!! オレ…!!」

 

そしてここで場面が変わります。

夜、自室の机に座り、どーんと落ちこんでいる田所。

田所「何……言ってんだ?オレ?」

田所は靴野井に自分が言った台詞を思い出しています。

『入ります、サイクリング部!! 世界中の道をこの目で見たいです!!』
目を輝かせて熱く叫んだのでした。

田所「見学…じゃなかったっけ…?言ってたな?オレ?あれじゃムチャクチャ旅したい人じゃねーか。いや…事実、靴野井さんの言葉に完全にやられたけども!! あの人のつぶらな瞳がなんかこう、説得力あるんだよなー」

田所は思い出します。
靴野井の『いい体してるね。一緒にがんばろ』という言葉にも『根性もあります!!』と勢いよく答えていました。

田所「じゃねーよオレ!!」
自分の発言を思い出し、ベッドに転がってゴロゴロ悶える田所。

田所「まあ……サイクリング部には入ろうと思っていたわけだし……とりあえずいい……のか」(だな……いや!! このままだと本気で夏に南米行ってる気がする!)

田所「うおお、金城に電話しよう!!」

田所は金城に電話をかけます。

田所「金城ぉーーそっちはどうだー!! あ!? え!? 荒北ぁ!? あのハコガクのか!? マジかー!!」

田所の声が部屋に響きます。

『次回、田所サイクリング部の「練習」に挑む!!』と綴られ今月はおしまいです。

 

 

東堂、出てきませんでした😣残念!!!
今月はそれがひたすた残念でなりません!
そりゃ、広い構内なのは分かりましたが、たまたま会う、そこが漫画の良い所なんだから!たまたま東堂と会ってくれ~!って心の中で絶叫しちゃいました💦
東堂は寮に入っていないのでしょうか?
もしや本当に修作と部屋をシェアして借りてる?
もし寮に入っているのなら、寮の人は一定数に限られているんだから会えるでしょ!って思うのですが……どうなのでしょう?
今月の最後、金城に電話していましたから、荒北→金城経由で、東堂が筑士波大にいることを知って欲しいです。
とにかく東堂を……東堂を出して欲しい!!
つい、そう思ってしまいます😣

ちなみに田所さん、別にもうサイクリング部でいいじゃん、似合ってるよ~とか思い始めてしまったんですが。
私的には、手嶋&青八木の受け皿としても、田所が自転車競技部を立ち上げてくれることを期待していたので。
その点においてはやはり、競技部立ち上げて欲しいです。
東堂と出会って、東堂と一緒に期間限定でサイクリング部に入部→ふたりでにわかバディを組む なんて流れも見てみたいですが。
東堂は……サイクリング部のイメージがわかない……💦
うーん、どうなのでしょう。
せっかくタイトル『筑士波大学』なのだから、ねぇ?東堂もお願いします!と言いたいです。
とりあえず来月に期待です✊

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