昨日週刊少年チャンピオンで弱虫ペダルの最新話を楽しんだばかりですが、今日は12日、別冊少年チャンピオン発売日✨ということで、スペアバイクが読める日です😆
2日続けて嬉しいですね✨たった今絶好調になった!と叫びたくなる感覚です🎶
というわけで、さっそくそのスペアバイクのお話に入らせて頂きます。
以下は今月のスペアバイク、内容や感想になりますので、本誌未読の方はご注意ください❗
SPARE.101 筑士波大学7
『◇東堂と修作が作った、“自転車競技部”。一方、田所は…!?』という文字が綴られ始まる今月。
田所が一人、サイクリング部の部室を訪れる姿から始まります。
部室には、いつものように靴野井がおり、そして地図を広げて眺めているところでした。
田所が来た事に気付いた靴野井が口を開きます。
靴野井「そろそろ来るころだと。ちょうど思ってたさ、田所くん」
田所「靴野井さん!!」
田所は靴野井の名を叫ぶなり、バッと頭を下げます。
田所「オレの勝手な都合で10日間も部活休ませてもらって、すいませんでした!!」
靴野井「いいさいいさ。あるさ、そういう時も」
靴野井は田所が部活を休ませて欲しいと言いに来た時の事を思い出します。
靴野井「休み?」
田所「はい。ちょっと、確かめたいことがありまして。できれば1週間くらい__」
靴野井「いや__けどさ、今のタイミングだと、1年生の最初のイベント『泊まり合宿』があるさ。せっかくだからさ、休むんなら、それが終わってからの方が…」
作業をしながら話していた靴野井ですが、田所の顔を見て、はたと言葉が止まります。
それは田所がとても真剣な表情をしていたからです。
靴野井(……)
靴野井は何かを感じ取っているようです。
田所「昨日、筑波山で、昔…昔の知り合いに会ったんです。そいつちょっと…そいつも自転車乗るんですけど。しばらく集中して走ってみたいんです!!」
靴野井は黙って田所の言葉に耳を傾けます。
田所「何ていうか、今オレ迷ってて…。オレ…確かに靴野井さんの話を聞いて、コーヒー飲んで、世界を走るサイクリングの旅の世界もいいなって思ったんです。これは紛れもない、本当です。バディってヤツにも興味あったし、まだ見ぬ景色にワクワクもしてました。だけど、自分でもわかんねーんす。だから…その…今!! 今なんです!! 自分の心にもう一度きいて、時間かけてたしかめてみたいんですオレ!!」
靴野井「……。わかった」
話しは現在に戻ります。
地図を広げていた靴野井はゆっくりと話始めます。
靴野井「今年の夏はね、マダガスカル島を考えてるんだ。アフリカの東岸にある島、知ってるでしょ?珍しい動物、ワオキツネザルや固有種も多い。赤い大地に、大きなバオバブの木が並ぶ道もあるそうだ。大きな木立ちの間をぬけて、想像をこえる景色に向かう。ペダルを踏み続けながら励まし合い、時にケンカする__事前の計画書づくりやビザの申請、資金づくりのアルバイトは大変だけれども、皆、大感動するさ。世界の白地図に自分の足あとを残して、泣いたり笑ったり、トラブルも多いだろうけど、最後は行ってよかったーって、皆言うのさ」
田所「……」
言葉の出ない田所。
靴野井「その様子__HPのサイトで見といてくれるかい?田所くん」
田所(!!)
靴野井「もう心は決まっているんだろう?田所くん」
田所(__!!)「いや…あ…、す、すいません。え、でも、それをどうして…まだ言ってな…」
田所は驚きます。
靴野井「今日は伝えに来たんだろう?」
田所「や……。…あ。は…はい!!」
驚き言葉を失っていましたが、最後の『はい』をしっかりと口にする田所。
靴野井「見ればわかるさ。だって10日前、オレに休みを言いだしてきた時すでに、『決意の目』してた。あの日、筑波山でコーヒーを飲んでる時も、自分に何か言いきかせるように飲んでた。迷いがあって、だけどそのまま進んで、新しい実りを見つけるのも『道』。迷いをはらって、行きたいところに行って成し遂げるのも『道』。前にもいつか言ったと思うさ。それが田所くんが決めた道であればいいさ」
田所「あ…じ『自分で決めた道なら』そこに『失敗はあっても』__『後悔はない』」
靴野井「大丈夫、退部届は快く受理するよ」
田所(靴野井さん!!)
靴野井「ああ、けど」
髪をくしゃくしゃっとして続けます。
靴野井「その大きな体と、自慢の体力で、一緒に道を走破したかったなァ。実は楽しみにしてたの。有望なの入ってきたなァって。どんな道でも走り切りそうだなぁって。もしも最後までバディ見つからなかったら、オレ立候補しようと思ってたのさ」
舌をだして笑う靴野井。
その様子を、靴野井の気持ちを、全身で受け止めた田所は、バッと深い礼をし、叫びます。
田所「短い間でしたが、本当に、ありがとうございました!!」
そして田所が立ち去ろうとすると、その背に向かって靴野井が声をかけます。
靴野井「あ、最後にひとつだけいいかい、田所くん」
ここで場面がガラッと変わります。
田所「ガハハハ!!」
東堂「ワッハッハッハ」
田所と東堂、二人の笑い声が響いています。
サークル棟Bと書かれた建物から出てくる二人。
その身には『T』のデザインが印象的な筑士波大学自転車競技部の赤いジャージが纏われています。
東堂「想像もしていなかったよ。この大学に入って、こんなことがおこるとは。インターハイで共に削り合った総北エーススプリンター、田所迅、おまえと」
田所「ああ!! そりゃあこっちも同じだよ。箱根学園エースクライマー東堂尽八!!」
東堂「同じジャージを纏い、同じ勝利を求めるチームメイトになろうとは!!」
田所「ガハハハ!!」「おこしてやろうぜ、奇跡(ミラクル)を!!」
東堂「ああ!! 悪くないだろう!!」
一方、勢いの良い東堂と田所とは対照的に、修作はのほほんとしています。
修作「やー、本当にこんなに早く追加の部員見つかるとは思わなかったよな~尽八。Lサイズのジャージ頼んどいて正解だったな」
これから練習のようですが、修作だけジャージを着ていません。
田所「糸川」
東堂「修作…」「なんでTシャツなんだ?ジャージは?」
修作「え!? いや、あはは。ちょっと今からお茶を……」
東堂「先輩か…」
修作「フフフ」
東堂と田所は顔を見合わせため息をつきます。
自転車に乗って走り出す二人。
東堂「ならば仕方ない!! 2人で行こうじゃないか。互いに出し切るハードな練習へ!!」
田所「おうさ!! 東堂!!」
田所は東堂の背にその大きな手を添えて言います。
そして練習へ繰り出した二人の会話は続きます。
田所「登りを登りきったら、また下り勝負やろうぜ!!」
東堂「いいだろう。また胸をかしてやろう、田所迅」
田所「…う!! あれはオレが…あん時は、おまえの衝撃情報にひるんで、そんで負けたんだ。今度はまけねェ!!」
東堂「ワッハッハッハ。うむ!! 胸をかしてやろう!!」
田所「2度目!!」
ここで田所の語りが入ります。
巡り合わせ
つのは不思議な
モンだ…
今度
マジメな顔で
言わせてくれ 東堂
「ありがとう」
てな
青八木 手嶋 今泉__
おめぇらにも心配かけたが
どうやら
戻ってこれそうだぜ
オレは
レースの世界に!!
田所「山までの平坦はオレが全開で引いてやるぜ」
東堂「おお!!」
話の最後にもう一度、田所が靴野井に会いに行った時のシーンが入ります。
靴野井「ひとつだけいいかい、田所くん」「その、新しい部活の『ロードレース』…オレはあまり詳しくないけど、キミがそんなに夢中になるもんで、興味でてきたさ」
田所「えっ」
靴野井「今度、見にいってもいいかい?」
靴野井の申し出に一瞬ぽかんとなる田所。
田所「もちろん歓迎します。ありがとうございます!!」
靴野井「どこでやるの?」
田所「はい。今度のレースはたまたまですが、すごく近くて!! 筑波山です!!」
『◇ついに動き出した“筑士波大学自転車競技部”の歯車!!』と綴られ、今月はおしまいです。
その筑波山のレース、具体的にいつですか?
マジで見に行きたいんですけども?
という気持ちはまあ置いておいて……
はぁ~😌本当に良かったですね✨✨
東堂は強力なチームメイトが出来て、田所っちはまたレースの世界に戻ってこれて。
この二人のタッグ、すごく良い感じじゃないですか😆
田所さん本人も言っていましたが、巡り合わせというのは不思議なものですよね。
まさか自転車競技部がなかった大学に、箱根学園のエースクライマーと総北高校のエーススプリンターが揃った部が出来るなんて✨
これは今後、有能な後輩達も続々と後を追って入学してくるんじゃないですか!?
とりあえずT2❗手嶋と青八木にはものすごく追っかけて来て欲しいのですが、どうでしょう?
ちなみに私はT2大好き人間ですので(カップルとしても✊)、二人が大学も一緒な事を望んで止まないのですが。
進路に関しては、手嶋の選ぶ大学にはもれなく葦木場もついてくる的なイメージを持っています😅
なんとなくですが。なんとなく、手嶋を追ってきそうな……そんなイメージあります。
何学部があるのか…等々をまるっと無視して自転車競技部だけに着目するなら、田所さんを追っかけてT2&葦木場。来てくれる率が高いかなぁなんて思っています。
あとは何だかんだ言ってけっこう東堂に憧れていた黒田とかも可能性はなくはないですよね。
でもまあ黒田は荒北のいる洋南かなぁ…。
泉田は確か頭も良かったはずなので明早大に行けそうな気もします💡
古賀さんのイメージはどこでしょう?難しいです~。
って、なんだか次に大学生になるメンバーの進路を考えだすと止まらないです💦
ただ、そもそも大学は洋南、明早、筑士波の3校だけじゃありませんからね。
本誌で明かされていくのを楽しみに待ちましょう✋
ところで、田所っちは東堂がなぜ筑士波大学に入ったのか、本当の理由を全部聞いたのでしょうか?
東堂が筑士波大学に自転車競技部を作ったよ~という話で止まっているのかと思ったのですが、なぜ筑士波大学を選んだかとか、そうゆう部分、先月に語られたあれも全て聞いてるって事なのですかね?
今月、田所っちが『あん時は、おまえの衝撃情報にひるんで、そんで負けたんだ』とか話しているのを聞いてとても気になりました。
確かに、普通にチームメイトだった巻島が東堂にこんなにも深く愛されてるのを目の当たりにしたら衝撃ですよね💦
でも田所っちって見た目のわりに心は細やかじゃないですか(田所っち微妙にゴメンって感じですが✋💦)
東堂の愛の深さを知ったからには、驚きつつも、良い感じに協力してくれそうですよね。
少なくともその辺の事に関しては、修作より頼りになりそうです(って、今度はゴメンね修作~ですね💦)
東堂が渡英なのか、巻ちゃんが戻ってくるのか等々、まだまだ気になる事が山のようです😣
ですが、ただひとつ!気になる事はたくさんあるけれど、東堂なら絶対に想いを遂げられると。
それは信じて疑っていないので、安心して良い意味でドキドキと楽しみに出来る感覚です😌
東巻好きで良かった❗
ここ数ヶ月のスペアバイクを読んでいて思う事です。
これからも東堂と巻ちゃんを全力で応援していきます✊
って、〆っぽい感じに書いちゃいましたが、今月のスペアバイクのメインは田所さんの方ですよね💦
靴野井先輩、田所が言い出しにくい事を汲み取って声をかけてくれて。
今度見に行っていいかい?とも言ってくれる。
めちゃくちゃ良い先輩ですね💓
田所っちは入学早々、素敵な体験と良い出会いをしたんだなぁって思いました😌
……これならいつか、靴野井先輩の下の名前が明かされる日も来るかもしれませんね!笑
(↑先月のキャラクター人気投票で靴野井先輩、下の名前がなかったのが気になってる人です✋)
ちなみに、田所っちが修作とどんな風に打ち解けていくのかも楽しみにしていたのですが。
修作早くも練習不参加とは😅
でも、彼は部の立ち上げを東堂と一緒にやってくれてますから。頭が上がりません。
修作の恋だって応援していますよー😁