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別冊少年チャンピオン12月号のお話☆永遠の3月(ネタバレ注意です!)

先週木曜日(12日)は、週刊少年チャンピオンの発売日でもありましたが別冊少年チャンピオン12月号の発売日でもありました💡
私はネットで購入したのですが、ポチるのが遅かったのもあり、届いたのは金曜日。
土日は何かと忙しかったので、すっかり遅くなってしまいましたが、せっかく購入しましたし、弱虫ペダルスペアバイクのお話を書かせて頂こうと思います。
以下は内容や感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

SPARE.89 『ファミレス3』

『◆6人の男がファミレスに集結する、つい先刻の物語…!!』という文字が綴られ、今月のスペアバイクは始まります。

数時間前

埼玉県
秋沢湖

秋沢湖ロードレースの会場には、レースに出場する選手達が集っています。

どこからともなく聞こえてくる人々の声。
「今日は落ちついていけよ」
「徳集館は1人ヤバいのいるって」
「明早大は?」
「今日は1年が3人走るらしいぞ」
「マジで!?」
「明早大にしちゃ珍しいね。いつも2・3年でガチガチに固めてくるのに」
「5月だからじゃない?」
「お試しに走らせてみるって感じじゃないの?」

そんな会話も聞こえてくる中、福富、新開、石垣の3人も会場入りしていました。

新開「ウワサに__なってるね、早速。寿一」
福富「どう思われようと構わない!! 今日のこのレースで、明早のジャージを着れることに変わりはない。あとはレースで結果をのこすだけだ!!」
新開「だね」
3人とも引き締まった表情です。

石垣「けど、大変やったよな、本当に…」
新開「!」
福富「……」(石垣!!)
石垣「名門とは聞いとったけど。あんなに、このジャージに袖通すまで苦労するとは思わんかったわ」
言いながら石垣は、持っていたバックの中から、明早大のジャージを取り出します。
福富「ああ!! ようやくだ……!! 石垣!! おまえのおかげでもある!!」
新開「ま、その話については、またじっくりあとでするとして、今はレースだ!!」

「最高の準備をして、最高のテンションで、最ッ高のレースをしよう!!」という新開の言葉とともに、場面はレースのスタート前に移ります。
スタートゲートの前で並び、合図を待つ選手達。
その中に、福富、新開、石垣も並んでいます。

新開「湖のまわり、全周約19kmを6周。おおよそ115kmの周回レースだ。どう見る、寿一」
福富「トンネルの出口の左コーナーは危ないな。必ず落車がおこる。要注意だ。湖沿いの視界のわるいアップダウンは逃げが決まりやすい。あとはコーナーが3回連続する給水塔の先の__」

「おい1年!!」と福富の言葉を遮って明早大の先輩が声をかけてきます。
縞田先輩「何の相談だ?今日は__先、いっとくぞ。勝手に動くなよ」

福富達三人ははっとします。

縞田「石垣は津川にはりつけ。逃げ要員だ」
石垣「はい」
縞田「新開と福富はオレと盾崎だ」
福富・新開「はい」
縞田「まぁ、新開と福富がどれくらい使いものになるかはまだナゾだがな。名門“ハコガク”を“敗北”させた2人だからな」
縞田はそんな言葉を箱学出身の2人に投げるのでした。

レースがスタートすると、石垣が福富と新開に声をかけます。

新開「あ、あれや、今のは、あんまり気にせんでええと思うで」

津川「石垣!! 上がるぞ」
石垣「はい、津川さん」

先輩に呼ばれ、前に出ていく石垣でしたが、福富や新開を振り返りもう一言付け加えます。

石垣「それと__もうひとつだけ。ブルーばっかり見慣れとったからな、2人。オレンジのジャージはまだ見慣れんなぁ」

福富と新開は、石垣の言葉に、見慣れないと言われたジャージをむしろ誇示するかのような仕草をみせます。

津川「いくぞ」
石垣「はいっ、前引きますっ」
石垣は津川を引いて先に行ってしまいます。

新開「石垣くん」
福富「……フッ。オレたちを励まそうと?」
新開「そうみたいだね。オレたちもブツクサ言わずにやんなきゃね!!」
福富「ああ!!」
新開「目の前のこと!! 精一杯さ!!」

 

ここで場面は一旦、ファミレスへと戻ります。

金城「ゴールに__たどりつく前に、そんなことがあったのか」

福富「オレが最終的にゴール前にいれたことは運が良かっただけ。“名門”は思っているより楽じゃない」

福富のその言葉を、石垣と新開も黙って聞いています。

福富「事実、2周目の登りで、おまえたち洋南を含む5人程が1回目の“逃げ”をうとうとした時」

 

ここから場面は再びレースへと戻ります。
数人の選手が逃げを打とうとしている事に気づいた選手達はざわつきます。

新開「寿一!!」
福富「ああ、わかってる!! 盾崎さん、縞田さん、前を追います!!」
新開と福富は飛び出そうとします。

縞田「やめろ1年」

先輩に止められ、後ろを振り返る福富と新開。

縞田「勝手なことはさせないと言ったはずだ」
福富「しかし……」
新開「…」
縞田「口答えはいらない。見せ場をつくろうなんて思うなよ、1年」

 

ここでまたファミレスに戻ります。

福富「確かに、その後、先輩たちの描いた筋書き通りにレースは運んだ。石垣は前で仕事させられ続け、のこり2周で、レースを降りた」「だが、そのあとの5週目の小さな落車で状況は変わった。その中に縞田さんと洋南の中迫って人が巻き込まれた。直後に逃げが形勢され、レースは動く!! 靖友もそう読んだようだが、それは勝利を生み出す逃げだった」「他のチームはそのことに気づいてなかった。だから__オレは動いた!!」

 

ここから再びレースの場面に変わります。

福富「盾崎さん!! 今度こそ!! 追います、前を!! 全開で!!」
盾崎「勝手な動きをするなって縞田は言ってたが?福富?なぜ追う?あの前の洋南の2人が同級生だからか?」
福富「関係ない!! あの逃げは決まるからです!! 最後のゴール前にいたいからです!! 自分のチームが負けるのが嫌だからです!!」

盾崎は福富の気持ちのこもった言葉を受け取ります。

盾崎「よし、じゃあ、新開。おまえは残って縞田のフォローに回れ。オレは、福富に乗る!!」

福富と盾崎は飛び出しました。

盾崎「連れていけ。先頭まで!! 福富!!」
福富「了解しました!!」

福富と盾崎も飛び出した事で、残った集団はざわめきます。
「明早が出た!!」
「洋南の1年につづいて!?」
「どうする!? 追うか!?」
「エース盾崎がいるぞ」
「どうしますか先輩!!」

そんな選手達の声が描かれつつ、場面は再度ファミレスに移ります。

 

福富「そうして、逃げに追いつき、最後ゴール前となった」
新開「で、寿一、そっからでしょ?おもしろくなるのは」
新開の言葉に石垣も無言でこくっと頷きます。

福富達がそんな話をしている一方………

ドリンクバーに向かった荒北と待宮はデザートの話をしていました。

荒北が近くを通りかかった店員に声をかけます。
荒北「おすすめのデザートありますか?」
待宮「直接きいとる!!」

『次回こそデザート回かな?』と綴られ今週はおしまいです。

 

 

いやぁ~久々にムカつくキャラ出てきましたね😣
縞田って先輩、落車してざまあみろって思ったのは私だけでしょうか?(意地悪ですみません💦)
でも本当に、福ちゃん&新開に何言ってくれてんのさ!って、頭にきてしまいます。
まあ、今回のこのレースで盾崎先輩の方には、福ちゃんの読みの正確さ、走りの強さが伝わったと思うので。
縞田先輩の口ぶりも今後少しは変わってくれると思いたいです。

来週は『デザート回かな?』とありましたが、ゴール前の話に尺をとられると思うので、デザート話で盛り上がるのは、さらにまたその次かもしれませんね💡
さしあたって、来月の別チャンの楽しみと言えば付録!!です😆
来月は付録に『東堂&巻島メモリアルBOOK』が付くというではありませんかっ!✨✨
メモリアルBOOKですよ~!公式で!二人の愛の軌跡が冊子になるなんて!!
もう~想像しただけで涎がでそうです😍
最低でも閲覧用と保存用と、2冊は買わないとですよね✊
今からワクワクです~😆🎶

ちなみに今月の別チャンの付録も、語らずにはいられない品でした🎶

毎年恒例の弱虫ペダル卓上カレンダー。
2021年版も良いですね✨
ただひとつ!悲しすぎる点はT2がどこにもいないこと…😭
ああ、卒業しちゃうしね…って。切ない!!
ぶっちゃけMTBメンバーいらないからT2を~って思ってしまいます💦
MTBメンバー、1月に全員集合しているんですから。5月は別の人にして欲しかった~😣(私的には…ですが💦)
箱学は次世代メンバーが全員出ている絵柄もありますよね。
でも総北は……T2&鏑木がいない~😭
御堂筋がいないのも。欠かせないキャラだけに違和感があります。
この点は本当に悲しいです😢
ですが、まあ……3月が最高過ぎて!!
私の中では、居ないキャラへの悲しみと東巻萌えとで、心の中で折り合いをつけた感じです✊

来年の我が家、きっと3月が長く続くでしょう💡

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