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別冊少年チャンピオン11月号のお話 ☆ 可愛い!!ウサギも人も

今日は別冊少年チャンピオン発売日です😆✨
今月のスペアバイクは特別読み切りだったのですが、ひたすら可愛い💓
以下はそんなスペアバイクの内容や感想の記事になりますので。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

SPARE.120 ウサ吉2『ヒクヒク』

ウサ吉は 新開隼人が
箱根学園の
校舎裏で飼ってる
ウサギである

大好物は
キャベツ

フカフカの
ワラのベッドが
お気に入り

その日 ウサ吉は
“この間は四角い森で
走り回ってる
いろんな人を見て
楽しかったなー”
と思いながら

ぼんやり
外を
眺めていた

この目つきの悪い男が
現れるまでは

ウサ吉がウサギ小屋の中でもしゃもしゃと餌と食べたり、気持ちよさそうにのびをしている様子が描かれた後、“目つきの悪い男”、荒北が、ウサギ小屋の前に立っている様子が描かれます。
ウサ吉はもしゃもしゃと餌を頬張りながら荒北を見つめています。

 

この人は
たしか

一番エサをくれる人と
よく一緒にいる人だ
とウサ吉は思った

 

荒北「出ろよ、ウサギ」

荒北はウサ吉に言うと、小屋の扉を開け、ウサ吉を抱き上げます。

荒北「何やってんだ、てめェ…野生動物のくせに、何つかまれてんだ。べろーんって足のばしてよ」

確かに、両脇に手を入れて持ち上げられた状態のウサ吉の足は、べろーんとのびています。

荒北「されっ放しかよ?」

荒北は手に持ったウサ吉に向かって叫びます。

荒北「逃げねェのかヨ!! あ!? 逃げねェのかって聞いてんだヨ!!」

 

荒北がウサ吉を抱き上げ何か言っている。そんなウサギ小屋の方に向かって歩いてきているのは黒田でした。

黒田「ったくよー。シューズなくなったって大騒ぎしやがってよ。一緒に探してよーじゃねーよ。結局クツ箱の上に置いてただけって…葦木場のヤツ。おめーのデケーシューズ盗むヤツなんていねーつんだよ」

ボヤキながら歩いていると、『でけぇ耳しやがってヨォ!!』という声が聞こえてくるではありませんか。

黒田(!)(荒北さん!?)

黒田は校舎の曲がり角に身を隠すようにして、そっとウサギ小屋の方を覗きます。

荒北「ちょっと不機嫌になることあってヨ。悪いけどヨ」

ウサギを持ち上げながら喋る荒北を覗く黒田。

黒田(何してるんだ?あれは新開さんのウサ吉…『悪いけど』?」

荒北「てめェをよ…!!」

黒田(『不機嫌』?『てめェを』? 何する気だ? え!?『ブン殴る』? いやいやいや、そんなわけねーだろ。わけねぇ!! 荒北さんに限って…『食う』? いやいやいや)

黒田が見つめる先で、荒北はキョロキョロと周りを気にしている様子を見せます。

黒田(周りの様子を伺って、誰もいないか確かめた!? 何するんすか、荒北さん)

黒田の見守るその先で、荒北はウサ吉を仰向けにするような持ち方にかえます。

荒北「こう…か。これが…やりやすいかな」

黒田(ウサ吉を持ちかえた!?『やりやすい』!? 何なんすか。やっぱ食うんすか!?)

黒田が見つめる先の荒北は、ウサ吉に顔を近づけていきます。

黒田(おもむろにウサ吉の首もとめがけて!? うそでしょ、いくんすか。え!? え!? 生肉すか。マジ野獣すか)

黒田は一人で驚愕しています。

荒北がウサ吉のお腹に顔をばふっと埋めたその時。

黒田(いったァ!!)

黒田は衝撃の映像を直視出来ず、目を背け、校舎に身を隠しながら座り込みます。

黒田(食った。マジか。荒北さん。直接いった。見た…見ちまった…ヤベェ、ヤベェ。ヤバすぎる。ヤバすぎる。皆にすぐ知らせ……)

黒田はまるで腰が抜けたように座り込んだまま、必死に思考を巡らせます。

黒田(……いや、荒北さんにも何らかの事情があったのかもしれねェ…人に言えねェような…きっとそうだ。荒北さん!! この事実、オレこのまま墓場まで持っていきますよ!!)

黒田は決意します。

ですがもちろん、そんな黒田の思っている事と現実は、全く違います。

ウサ吉のお腹に顔を埋めた荒北は、そのモフモフの毛並みに顔をぐーりぐーりと押し付けているだけです。

荒北「くそっ、モフッモフかよ、てめェ…あ!? モフモフじゃナァイ!! しかも逃げねーし!! あいつと違って」

荒北のいう“あいつ”とは、よく荒北と絡んでいる黒猫の事です。
黒猫はすぐ逃げてしまいますが、ウサ吉はされるがまま、すりすりされています。

荒北「ハッ!! 悪りィな」

荒北はウサ吉を見つめ、再びすりすりしながら言います。

荒北「実家で犬飼っててよ。時々無性にこう、毛にすりすりしたくなるんだヨ!! あーー!! くぅーー!!」

思う存分モフモフの毛にすりすりした荒北は、ウサ吉を小屋に戻し、エサの器にキャベツを入れます。

荒北「じゃあな。ありがとヨ、またな」

荒北の目の前でウサ吉はさっそくキャベツをもしゃもしゃと食べ始めます。
勢いよく器をひっくり返して中のキャベツを食べるウサ吉に荒北は言います。

荒北「あーあ、すぐひっくり返しやがって。ガッつくなヨ」

手を振り去って行く荒北。

 

いつもより 倍の
キャベツを貰って
嬉しいきもちの
ウサ吉だった

そして お腹を
ぐりぐりされるのは
少しきもちいいと
思った

 

場面は変わって、ウサ吉の小屋に向かう新開に移ります。
福富も一緒です。

新開「さてと、そろそろエサの時間だな」

そこへやってきたのは、誤解した状態の黒田です。

黒田「あーーー!! この先は……」

黒田は新開がウサギ小屋に向かうのを止めようとします。

新開「黒田」

黒田「ちょっ、この先はマジ行かない方がいいす」

新開「何で?」

黒田「何ででもす!! 新開さんは一番見ちゃいけない景色が…。めっちゃおぞましい光景が……たぶん真っ赤で…」

福富「赤い?」

荒北「よ、新開、福ちゃん」

そこへ荒北もやってきたのでした。

黒田「うああ、荒北さん!!」(何かすげーさっぱりしてる!)

黒田は荒北の制服の肩の辺りに、ウサギの毛がたくさんついているのに気付きます。

黒田(食ったあとの毛がたくさんついてる!!)「荒北さん、上着あずかります!」

荒北の上着を剥ぎ取ってバサバサと毛を振り落とす黒田。

荒北「何でだ?」

黒田「いや…それにしても完食…早いっすね…血もついてない…さすが野獣…」

荒北「何がだヨ」

黒田「何でもないす。とにかく校舎戻りましょう!!」

『しばらく黒田の誤解はつづいたという♡』『勘違いは止まらず。』と綴られ、今月はおしまい。
次号は『筑波山レースが終わり下山した東堂と田所が向かうのは…!?』ともあります。

 

 

次号が、次号が!!楽しみすぎて震えるー!!!!
東堂と田所が向かうのは?ファミレスでしょうか?
他の大学のメンバーも居て欲しいです(>。<)
そしてそして、巻ちゃんの話題が出て欲しいー!!
東堂と巻ちゃんの話、出して欲しいー!!!
次号の予告を読む限り、私のその希望が叶う可能性があるので、ドキドキしてしまって。一瞬今月号の話が吹っ飛んでしまうレベルです💦
あーーーー楽しみすぎるーーー✨✨

って、すみまんせん、今月号の話に戻ります💦
今月のお話も最高ですよね✨
やっぱり私は荒北達がまだ箱学に在学中のこの時代が一番好きです😌
荒北、新開、福ちゃんの箱学の制服姿が見れて嬉しい限り!
そして黒田くんは激しい勘違いしすぎ!笑
読者的には、これモフモフってくるなーって思いましたよね?
期待通りの荒北の行動にニヤニヤです💓
荒北可愛いなー😍
ウサ吉も可愛いですけど、荒北も可愛い✨
勘違いする黒田も可愛いですし。
今回のお話は終始可愛い可愛いで終わる幸せ回でした💓

……やっぱり次号が楽しみ過ぎてヤバイです😆

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