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別冊少年チャンピオン11月号のお話☆やっぱり大学編面白い♪(ネタバレ注意です!)

毎月12日は別冊少年チャンピオンの発売日~♪
弱虫ペダル スペアバイクが楽しすぎて✨
結局単行本発売まで待てずに買ってしまいました😆
本編の方では第三世代に突入した弱虫ペダルですが、基準となっている最初の世代の3年生ってもうレジェンドですよね。
スペアバイクを読んでいると、好きだなぁという気持ちが込み上げてきます😌

というわけで!
この後はスペアバイクの内容や感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください🖐

 

 

 

SPARE.88 『ファミレス2』

とあるファミレスで、洋南、明早大のメンバーが偶然出くわしたところから始まった先月のお話。
相席にした為、そのテーブルはイケメンがぎゅうぎゅう状態に。
イケメンにつられ、女性店員さんが3人でオーダーを取りに来てしまうのでした。

店員「魚介のペスカトーレパスタ、チーズたっぷり玉子のせハンバーグ、和風おろしトンカツ定食ごはん大盛」

店員3人揃って「以上でよろしかったでしょうか」

店員「ご注文くり返します」
店員「くり返します」
店員「ます」

荒北「3人でかヨ!?」

結局、店員は3人揃って「失礼しましたー」と会釈して去っていきます。

荒北「そもそも、何で3人来たんだよ」
待宮「仲良しなのかのう」
荒北「3回押したのか?金城」
金城「や…一度しか__」
待宮「いや、3回押しても普通1人しか来んじゃろ!?」
荒北「もしかして……注文も3つずつ来たらどうする?」
待宮「エエ!? 合計9皿か!?」
金城「…」
新開「まあ、そん時は食おうかな」
荒北「食うのかヨ!!」

ここで今まで黙っていた福富も口を開きます。
福富「どうせ3つずつ来るなら、残る2つは…オレは、違うものに変更したいな!!」
真顔で言ってのける福富。

待宮「確かにのう、3つ同じはキツいからのう、ワカるワ」
荒北「いや、それ、フツーに3種類注文してるのと同じじゃナァイ!!」
新開「まあ、オレたち3人で、3種類たのんだだろ?だったら、それぞれ分ければ違うメニューになるんじゃない?」
待宮「おお、そりゃ賢いのう!!」
福富「パスタとハンバーグととトンカツか…。………ハンバーグはピザに変更できないのか!!」
荒北・待宮「ワガママかヨ!!」
石垣「値段が同じなら出来るだろう!! もう一度メニューをもってきてもらおう!!」
待宮「まて、その段階で数を確認できるじゃろ」
石垣「押してくれ!!」
荒北「3回押してみるかヨ」
待宮「3回はよめとけや荒北ァ!!」

大騒ぎになっている荒北や待宮達と対照的に、表情を崩さず構えていた金城ですが、ここでポツリと新開に尋ねます。
金城「新開、いつ…『そんわけないだろ』ってつっこめばいい?」
汗を浮かべる金城。
そんな金城の気苦労などつゆ知らず、「やめとけ、荒北ァ」「押せ!! 荒北!!」と騒ぐ声が止みません。
新開「まあ、楽しそうに盛り上がってるから、いいんじゃない?」

そしてつっこみ不在となった結果、同じような会話が続くのでした。
荒北「じゃ、2回押して2人来るか確かめてみようぜ」
待宮「待て言うとるんじゃ。もしかしてさっき9つのメニューが通ってた場合、取り消されるじゃろ!!」
福富「……!! それもそうだな」
石垣「納得した!?」

 

時は流れ、頼んだ料理が運ばれてきました。
普通に1皿ずつです。

石垣「トンカツはオレや」
新開「ほいよ。寿一はパスタだよな」

何事もなかったかのように自分の注文分を受け取る明早メンバー達。
荒北と待宮は面白くありません。

待宮「少っくな!!」
荒北「つまんな!!」
待宮「テーブルいっぱいの9皿想像しとったから、3皿じゃと少なく感じるワ」
荒北「ミラクルが足んねーんだヨ、ミラクルが!!」
金城「注文通りだろ。そうミラクルなんておこるか」

荒北や待宮が騒ぐ中、石垣や新開は、食事を前に手を合わせます。
石垣・新開「ます」

荒北「チッ。ドリンクバーいってくるヨ!!」
待宮「おう、なら、ワシのもたのむ」
荒北「……」
金城「すまない、オレのもたのむ」
荒北「ア!?」「まてまて、何で一番奥のオレに、手前のおまえがたのんでんだヨ マチミヤ コラ。金城は百歩譲って同じ位置だからわかるとして、調子にのるなヨ コラ マチミヤ」

確かに、ボックスシート席の一番奥に金城と荒北が向かい合わせに座り、その隣(中央)に石垣と待宮が向かい合わせ。一番手前に新開と福富が向かい合わせという順で座っています。
しかし、荒北にそんな風に言われて黙っている待宮ではありません。

待宮「おぉ!? 何でたのんどるか…じゃて!? おまえが先に立ったからに決まっとるじゃろが、ドラァ!!」

待宮も立ち上がり、肩をぶつけて睨み合います。

待宮「こういうのは、先に立った方が負けなんじゃ、ドラァ」
荒北「どういうのだヨ!! 負けぇ!? 広島じゃそれが常識なのかヨ コラ」
待宮「そうじゃ、男の世界はそういうモンじゃろ!!」
荒北「どこの世界だヨ」

石垣「おい、やめ…」
石垣が二人を止めようとすると、その石垣を金城が遮ります。
石垣「え!?」

金城「2人とも立ったな。じゃあ、2人で行ってこい」
荒北「あ?」
待宮「お?」

荒北「そだな」
待宮「立ったら負けじゃったワ、エエ」

二人ともコロリと喧嘩腰の態度を止め、揃ってドリンクを取りに行きます。
待宮「おまえ次何飲むんじゃ」
荒北「オレはベプシ一択よ。おめーは」
待宮「紅茶じゃ」
荒北「意外じゃナァイ!!」

石垣(行ったーー!!)

福富「手なずけてるな、金城!!」
金城「慣れだよ」
石垣「……」(すごいもんや……)
新開「チームワークだね」
福富「そうだな!!」

新開も福富も、食べながら話を続けます。
福富「今日のレースも、オレたち明早は__1年3人はともかくとして、チーム全体のチームワークとしては、洋南に負けていたからな」
金城は福富の言葉を黙って受け取ります。
福富「洋南は途中、出遅れてはいたものの、みごとな連携でゴール前にエースを送った」

福富の回想から、その日のレースの様子が描かれます。

 

ゴールまでのこり1km、レースの勝者が決まるという緊張感が高まってきた頃。
ゴールを争うチームの中に、予想外のチームが参戦してきた事に驚く選手達。
「洋南だ」
「洋南いつの間にか上がってきてる!!」
「うそだろ」
「3年の中迫は落車で足止めくらってるはずだ」
「じゃあ誰だ、エース見原を引いてるのは。洋南は先頭集団には見原しか追いついてこなかっただろ」
「見たことねェ、こいつ__1年か!!」

エースを見原を引いていた選手が顔を上げます。
彼こそが金城でした。

 

福富「あの時オレは、あの先頭集団の中にいて、おまえが上がってきてるとは思わなかった!! 目を疑った。うしろの集団に取り残されてると思ったからな」
金城「荒北が状況を読み、待宮が全力で引き上げてくれた」

レース中の荒北、待宮を思い返す金城。

金城「けど、オレにとっても福富、おまえは計算外だった」

金城の回想から、再びレースの様子が描かれます。

 

ゴールまでのこり700m。
選手達のスピードがさらに上がり、隊列が組み上がります。
各チームのアシストがエースを連れて前に出た、その時。
選手達が騒めきます。
「名門明早大は!? エース盾崎を引いているのは、え!? 見たことねェぞ、あいつも1年か!!」

そうです、明早大のエースを引いていたのは福富でした。

 

石垣「……アシスト対決…!!」
新開「オレたちはゴール前にはいなかったからな。見れてないな、その時の__寿一、もちっと詳しくきかせてくれよ」
福富「ああ…!! 話そう!!」

 

福富や金城がレースの話をしている頃。
ドリンクバーに向かった荒北と待宮は、仲良く(?)語らっていました。
荒北「おめ、デザートどうするヨ」
待宮「まだたのむ気か」
荒北「まァ。ちょっと…そんくらい、いいじゃナァイ」

『◆レース終盤、計算外の宿命的対決!!』『次回はデザート回!?』等と綴られ、今月はおしまいです。

 

荒北と待宮が可愛い……😆笑
掛け合いが良いテンポで楽しいです✨
すっかり良いコンビになってますよね!
レースでは二人とも金城をフォローし、エースアシストに仕立て上げて。
ファミレスでは一緒に連れ立ってドリンクを取りに行く仲になるとは。笑
20m引き離しバトルをしていた頃、誰が想像したでしょう!
大学生編を読めるのは本当に幸せですね😌

ファミレスに集ったレジェンド達。
それぞれキャラが立ってて本当に面白いです。
意外と新開が常識人で今のところスマートな振る舞いを見せてくれていますが。
デザート編で本領発揮となるのでしょうか。笑
来月の別チャンには毎年恒例となった弱虫ペダル卓上カレンダーが付録に付くそうです✨
弱ペダ卓上カレンダー、我が家のリビングにはすっかりお馴染みのアイテムで、これがなくては一年が始まりません!笑
来月も絶対買わねばです✊

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