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別冊少年チャンピオン10月号のお話 ☆ さすが東堂!デキる男!!艶のある表情もたまらんです(≧Д≦)

今月の別冊少年チャンピオンも最高でした😆
土日はバタバタしてしまったのでブログこそ書けなかったものの、東堂がかっこ良すぎて💓
ありがとう神様!ありがとう渡辺先生!って感じです✨
と言うわけで、さっそくそのかっこいい東堂の出てくる今月のスペアバイクのお話に入りたいと思います💨
以下、内容や感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

SPARE.99『筑市波大学5』

『◇霊峰・筑波山に現れたのは…東堂!?』という文字が綴られ、今月のスペアバイクは始まります。

田所が一人で筑波山を登っています。

田所「本当にオバケ」
ハッ、ハッと荒い息で、田所は登りながらぼやいています。

田所「さっきのはオバケだったのかもしれねェ。筑波山に?東堂?ありえねェだろ!! だいたい登場が華麗すぎる!! しかも」

田所は先ほど見た東堂の姿を思い出します。
東堂は『ここは道も狭い。先にいって頂上で待っているよ』と言っていたのでした。

田所「とか言って、目の前から消えた!! オバケなんだ。望んだ夢を見せる的な…!! きっとそうだ。このまま頂上にいっても誰も__」

田所が頂上の見える辺りまで行くと、そこには東堂の姿がありました。
田所の見た東堂はオバケではなく、紛れもなく本物だったのです。

田所「いた!!」

筑波山の頂上にはロープウェイの駅があります。
自販機が並んでいる付近のガードレールに自転車を沿わせ、華麗に佇み田所を待っていました。

田所「マジ…か」
ハァハァとまだ荒い息で、田所は続けます。
田所「……!! 幻じゃなかった。オバケじゃなかった。八……__東堂尽八!!」

東堂「ワッハッハッハ。何をそんなに驚いている、田所迅よ!!」

田所「いやいや、練習してて山ん中で自転車乗りの知り合いと偶然会うってのは確かにたまにはあるが。ここは箱根じゃねぇぞ。何でここにいる!? 茨城の筑波山だぞ!?」

東堂「うむ、何だ、そのことか。ならば答えはシンプルだ。オレは__春からこの山のふもと、筑士波大学の学生になったからだ!!」

東堂の言葉に田所は衝撃を受けます。
田所(筑…士波大…の、マジか__入学式の時の__)「あの人並みの中におまえもいたのか東堂!!」

気持ちが一気に上がった田所は東堂の肩に手を回し、興奮した様子で続けます。

田所「ガハハ。マジか、すげぇ。偶然じゃねェか。こんな偶然あんのか、くそ!!」

東堂「お、急に距離を詰めてきたな、田所迅よ」

田所「ガハハ、そりゃそうだ!! オレも春から同じ筑士波大学なんだよっ!!」

田所はビシーっと決めて言います。

東堂「ほう」

田所(リアクションうす!!)

東堂「フッ」

東堂の笑みにはっとする田所

東堂「さっきうしろからおまえを見つけて追いぬくまでの間に、そうなのだろうと想像しながらだったから。なるほどやはりかということなのだよ。福富(フク)から、明早大の受験会場で会ったと聞いていたから、てっきりそっちかと思っていたがな」

東堂の言葉を受けて一瞬硬直する田所に、矢印で『落ちました』と書き込まれ、田所の心がズキっとなっている様子が描かれます。

田所「お、おまえの方こそ、夏のインターハイの時に、1日目のテントで巻島の進路きいてきて、明早大なんだと__あ、いや、そか、あのあと巻島から訂正のデンワか何かあったのか!?」

東堂「ああ、直接な」
東堂の眉が少し、下がります。

田所(!?)「直接?」(電話は直接かけるもんだろ?)「あ、すまねェ!! ウソ言ったつもりはねェんだ。明早大って、あん時ゃオレも巻島からそうきいてて」

東堂「かまわないよ」

田所「残念だったな……、その、あいつ、イギリスいっちまって……」

田所は思い出します。
インハイ1日目のテントで『ただオレは、巻ちゃんと同じ大学で、共に走りたい__そう思っているだけなのだよ』と語った時の東堂の姿を。

田所「つってたのに…。すまねェな。あいつ発想がトンでるとこあるからな…希望叶わなかったな。出発の時もさ、あいつ、急に2、3日早めるとか言い出して。オレたちもバタバタしてたんだよ」

東堂「大丈夫だよ、田所迅」
東堂は穏やかに微笑みます。

東堂「その希望__つなぐために__筑士波大学(ココ)へ来たのだ!!」

二人は自転車に跨がり、走り出します。

東堂「時に田所迅。下りは得意か!?」

田所「下り!? 誰に聞いてる東堂!! オレはこの過重を生かした超絶高速ダウンヒルで敵なしって言われてんだぜ」

東堂「ならばどうだ。久しぶりに再開したのだ。せっかくだから“勝負”というのは」

田所(!!)
勝負という言葉に田所の血が沸きます。

東堂「この下りは中腹の神社まで続き、右カーブののち200mほどかけ上がると小さな歩道橋がある。その下がゴールだ」

田所(勝負!!)

東堂も目つきが変わります。

東堂「信号のない一本道!! 平日の昼間だ。観光の車もほとんどない!!」

田所「ガハハ、いいぜ。負けて泣くなよ、東堂尽八。おまえの方こそ、どうなんだ。『下り』の自信は」

東堂「なければもちかけておらんよ、この勝負!!」

田所「ガハ!!」

東堂「登りのスペシャリストと平坦のスペシャリスト、2者が唯一対等に闘えるステージ、それが」

東堂・田所「下り(ダウンヒル)だ!!」

二人は揃って加速します。

ガアアアと、高速で下っていく二人。
序盤は東堂が田所の前をキープしています。

田所「上手ぇじゃねェか、東堂。おめぇがここまでダウンヒル速えぇとは知らなかったぜ」

東堂「ワッハッハッハ。こちらも驚いているよ。オレの下りのブレーキングのテクニックについてくる奴がいることに!!」

田所「オオラァ!!」
田所が東堂を抜きました。

東堂「前に出た。この連なるコーナーでギアを上げて踏んでくるとは!! 田所迅!! 命知らずか!!」

田所「おめェもだろ、東堂」

田所はガードレールに腕を掠りながらも、ニカっと口元が笑っています。
田所(ああ、くそ楽しい!! 楽しいぜ!! このヒリヒリした全身の血が沸き立つ感覚!!)「くそォ、これだ!! 最高だぜ。オレが求めてたのはこれだァ!!」

田所が喜び雄叫びを上げている間に、スゥンと東堂が前に出ました。

田所「ぬわっ、ヤベ。叫んでる間に音もなくぬかれた。ちくしょっ。まぁてよ、東ど…!?」
田所は東堂の背中、ジャージを見てはっとします。

田所「!! え!? まて、東堂__何だその背中の……今までロゴか何かだと思って気づかなかった。背中の…ジャージの、その文字は!!」

なんと!東堂の着ているジャージの背中には『筑士波大学自転車競技部』と書かれているではありませんか!

田所「競、技、部。…ねェ…はずだ……筑士波大学には自転車競技部はねェはずだ!!」
田所は叫び声を上げます。

東堂「そうだな。まぁ」

田所「!?」

東堂「事前に調べて筑士波大学には部がないことはわかっていたからな。入学前から出向き、資料を揃えて働きかけて、作ったのだよ。オレと__もう1人、昔馴染みの男と2人でな!! 新設したのだ。筑士波大学に!! 自転車競技部を!!」

『◇田所の望んだ夢は、東堂の背に刻まれていて__!? そして『昔馴染みの男』とは…!?』

 

 

もう~~なんてデキる男なの!!東堂は😍
ますます大好きな気持ちが止まらない!!!
筑士波大学に自転車競技部ないからって、入学前から出向き、資料を揃えて働きかけて作っちゃう、その行動力!!
これは惚れますよ……ため息が出るレベルです。
田所さんも、自転車競技部たちあげようとはしていましたが。
東堂の方が何枚も上手でしたね。
中学でもそうゆう経験をしているのも役立っているのかなとも思いますが、それにしても、入学前からわざわざ箱根から出向いて来ているわけで。
そうゆう礼みたいなもの、東堂ならではな感じで。
結論、やっぱ惚れる~~!ってなってしまうわけです😌
しかも、今月、田所も言ってましたよね💡『だいたい登場が華麗すぎる!!』って。
やっぱり田所の目から見ても華麗なんだ~って。
私の目から見ただけではなく、弱ペダ世界でも共通の認識なのねと嬉しかったです✨
そして最近の東堂って、高校生の時と表情が変わった気がします。
巻ちゃんとの一件があってから、愁いを帯びてて。それが何とも艶っぽくて、ドキドキしてしまうんですよね💓
今月、急に距離詰めた田所っちが、東堂の肩に手を置き話しているシーンなんて、田所っちが大きいもんだから、東堂がやたら小さく見えてしまいまして。
キュンって。一瞬、私の中の東堂はかっこいい攻めという概念も揺さぶられそうになりました💦危ない危ない💦
私、わりと節操ない腐女子ですが、東巻に関しては固定で貫きたいので✋💦
でも改めてそうやって自分の推しカプを確認したくなるくらい、東堂、色気が漂っているんですよね( ´艸`)

そんなこんな東堂の魅力を語り出すと止まらなくなる今月ですが、ストーリーとしては、これで田所さんは無事に自転車競技部に入れるわけですよね!
昔馴染みの男はまあ100%修作くんだと思うのですが、問題は部員数。
まだ田所さんを入れて三人とかだったりするのでしょうか?
試合に出たりするのに、きっともっと人数必要ですよね。
それに、東堂は留学してしまうわけですから。
田所っちは修作と部を引っ張っていく存在にならないといけないわけで。まだまだ大変そうですね💦
ですが、いずれにせよ田所の夢は東堂達が繋いでくれた感じになったので。
今度は田所も、東堂の夢を繋ぐ手伝いは惜しまないはず!
巻ちゃんとの事できっと何か協力してくれるんじゃないかと期待してしまいます。
いよいよ来月が100回記念✨
この『筑士波大学』の話の最後は、田所っちのナレーションで、『あいつ(東堂)は有言実行の男だ。本当にイギリスにいっちまった』なんていって、巻ちゃんが目の前に現れた東堂に驚くシーンとか、描いて貰えないかなぁ。
二人の再会が見れたらもうこの世に思い残す事はないってくらいの勢いで待っています。
とにかく二人の再会が見たいです!!!
来月をドキドキ楽しみに待ちたいと思います。

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