12日は別冊少年チャンピオンの発売日でした😆
今月のスペアバイクは東堂がたくさん出てる~💓
もう~嬉しくてニヤニヤが止まりません😍
というわけで、以下は今月の別チャン、弱虫ペダルのお話です💨
内容と感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
SPARE.112 筑波山1『初陣』
茨城県筑波山のふもと
八郷田町
八郷田運動公園
特設ステージ
橋中「先輩ぃ__ついにこの日が来ましたね‼」
先輩「橋中!」
橋中「大学シリーズ、第三戦、筑波山レース。今日まで準備…本当……市民レースと併催とは言え、いろんな雑務や許可取り、大変でしたもんねー」
先輩「おまえが積極的に動いてくれたおかげだよ、橋中」
橋中「やっやっや、先輩の方が頑張ってたじゃないすか。よかったっす__‼」
先輩「記念に一枚いっとこう‼」
橋中「はい」
先輩「よーし、良い笑顔だ、橋中‼」
冒頭から出てきた二人。
橋中と呼ばれる男性とその先輩。
『つくば小田城大学』と書かれたジャージを纏い、二人で自撮りをし始めます。
先輩「しかし、オレたちにはまだ、もうひとつやらねばならない仕事がある」
橋中「はっ」
先輩「この大会のホスト校として。そして我らが地元、筑波山でのこのレースで。伝統ある我がつくば小田城大学自転車競技部が優勝することだー‼」
橋中「はいいいっ‼」
先輩「そのためには橋中!筑波最速のクライマーであるおまえの活躍が必要だ。同じクライマーとして、オレがアシストしてやる。がんばれよ‼」
橋中「はいっ」「へへッ、勝手知ったる筑波の山々、どんな峠の小さなコーナーのクセもオレは知りつくしてるんだ…‼ 自身ありますよ‼」
得意げな橋中は続けます。
橋中「あ、そうだ。そういえば一校、朝からあいさつに来てましたね。これを持って」
橋中は菓子折りを先輩に見せます。
先輩「菓子折り‼」
橋中「同じ地元校で、お世話になりますって。ホスト校ごくろう様です__って」
先輩「くうう。裏方に気を配れるいいヤツがいるのか、こういうの嬉しいよなー。もてなしの心だよなー。うまそう」
橋中「今日のレースも走るそうです、レース‼ 一年生だけだと言ってました」
先輩「一年‼」「よぉし、レース中、苦しい時は助けてやろう。オレたちが盛大に胸をかしてやろうじゃないか橋中‼」
橋中「はいっ」
先輩「そいつら大学名は!? ジャージは何色だ」
橋中「筑士波大学自転車競技部。赤いジャージです。この春に新設されたまだ若いチームだそうです」
そんな橋中の言葉とともに描かれるのは、筑士波大学の赤いジャージを纏った東堂、田所、糸川の三人です。
糸川修作もジャージを纏ってレース会場へやってきています。
修作「て‼ まさかオレまで走るのか、今日のレース‼ 尽八。このジャージ‼」
東堂「無論だ」
田所「走らない気なのか!?」
修作「え~~~~」「ムリムリムリムリムリだよ~~~」
田所「糸川……」
東堂「……」「今日のレースの要項で3名以上の出走と条件がある。おまえが走らなければオレたちは出走できない」
修作「いやいや、でもムリだって、皆強そうじゃーん」
東堂「おまえ、ここまで来ていてよくごねられるな」
田所「糸川……」
修作「だってさー。見ろよ、他のチームのをー、『チームカー』あるぜ。ローラー台でアップとかしてるしさー。人数多いし。専用テント?ていうの?日除けとかあってさー。イスとテーブルまで」
東堂「テントではないな。『タープ』というやつだ」
修作「それに比べてオレたち、レジャーマット一枚だぜ!?」
修作がバッと指した方向には、広げられたレジャーマットの上に、3人分のヘルメットと、それぞれの荷物。
他のチームに比べると、ちょっとハイキングにもで来たくらいの雰囲気です。
東堂と田所は、そのレジャーマットに腰を下ろしながら言います。
東堂「地元で自走で来たんだ。これくらいなものだろう」
田所「ガハハ。レース出れるだけで最高じゃねーか!!」
修作「ぐわっ、ポジティ!!」
東堂「それにオレたちはまだ車はおろか、免許もない」
田所「オレのはありゃあ、実家の車だしな」
修作「う~~~」
東堂「まあ、スタートラインに並んでくれ、修作。おまえの懐かしのリドレーが走る様もオレはレースで見たい」
東堂の視線の先には、田所のスペシャライズド、東堂のリドレーに加え、修作のリドレーもとめてあります。
修作「まあ、尽八がそこまで言うなら仕方ない。走るか」
修作もレジャーマットにストンと腰を下ろします。
東堂「うむ!!」
田所「納得したのか!? 今の一言で!?」(幼馴染みの共通言語みたいなものか?)「ていうか、朝出てくる時納得してからこいよ、糸川」
修作「もしかしてさ。中学の部活以来じゃねーか!! 一緒に走るの!! 尽八!!」
東堂「そうだな」
修作「ヤバイなー。懐かしだなー」
東堂「そうだな」
田所「切りかえ早えーー!!」
修作「山の途中まではついてくからさー。引いてくれよ尽八」
立ち上がった修作はリドレーにまたがり、やる気満々です。
東堂「そうだな」
田所「ついていけるのか!?」
思わず東堂と修作の会話につっこみを入れていた田所ですが、改めて小声で東堂に問います。
田所「ついていけるのか?」
東堂「大切なのは気持ちとイマジネーションだ」
田所と東堂が話していると、自転車にまたがっていた修作が、頭を抱えて叫び始めました。
修作「ああ~~どうせ出るんなら、空手部の先輩にメールしとけばよかった~。応援来てくれたかも~」
田所「空手部の!? 先輩!?」
田所はゴツイ男性をイメージしてびっくりします。
東堂「女子だ。元マネージャーの」
田所「女子!?」
修作「写真だけ撮っといてくれ、尽八」
東堂「一応つきあってたらしい。本人談だ」
田所「おお」「連絡っていやぁ、東堂。福富たちも来るって?このレース。連絡とったか?」
修作がリドレーに乗っている姿を写真に撮る東堂に、田所が尋ねます。
東堂「ああ。エースの盾崎って人と4人で走るらしい」
東堂の言葉の後、描かれるのは、車の脇でローラー台に乗って体を温めている、盾崎、新開、福富、石垣。
東堂や田所達のほのぼのとした雰囲気とは対照的で、すでにもう闘志がみなぎっています。
盾崎「縞田と津川は今日は別のレースだ。今日はしっかりアシスト頼むぜ、一年」
石垣「はい!!」
福富「はい!!」
新開「ええ!!」
盾崎「スタートまで30分切ってる。体温めとけよ」
福富達「はい」
場面は再び、田所や東堂に戻ります。
自転車を押しながらスタート地点へと向かっています。
田所「ガハ!! そいつは楽しみだな。レースで会うのは久しぶりだ!!」
東堂「うむ。オレもだ。今回は敵同士だがな。同じ門下で削りあった仲間と闘ういうのは、少し不思議な気分だよ」
田所「それはオレも同じだ。金城と闘う!!」
ここで一コマ、洋南の金城、荒北、待宮がドンと描かれます。
東堂「ヤツらも来てるのか、洋南組も」
田所「アア!! 当然だ。ただここはスタートの会場が狭いんで、離れた駐車場らしい」
東堂「それは福富(フク)も言っていたよ。スタート前には会えないな、と。」
田所「『レース』で久しぶりの『再会』ってわけか」
東堂「だなーゆっくり話ができるのは、レース中か。それが全て終わったあとだ!!」
田所「ああ!! いこうぜ、オレたち__」
修作「うあ、ちょ、待ってくれよ、尽八」
田所「筑士波大学、自転車競技部の__」
東堂「うむ!!」
田所と東堂は腕と腕をぶつけ、気合を入れます。
その一歩後に慌てて修作も続いています。
田所「初陣だッ!!」
東堂「だよ!!」
修作「だなー」
大学シリーズ戦、第三戦
筑波山ステージ
市民レース
『筑波山ロードレース』と
併設されたスタートラインには
96名の各校の
選手たちが並び
定刻通り12時10分
スタートの号砲が鳴った
古い町並や
急峻な坂道を舞台に
選手たちは激しい
闘いを繰りひろげ
およそ3時間後
15時32分
山頂ゲートに
一人の選手が現われ
右手を挙げた
『◎待ち望んでいた“初陣”。一体どんな激闘が…!?』という言葉に続き、『◇次号、表紙&巻頭カラー!! さらに東堂&巻島“Wスーツ”、アクリルスタンド応募者全員サービス企画も実施!!』と綴られ、今月はおしまいです!
その山頂ゲートに現れた選手は、東堂って事で間違いありませんよね!?
インハイ中の夜、小野田に会った時も、山に自分の敵はいないって話してましたもんね💡
東堂と互角に競えるのはやはり巻ちゃんだけなわけですよ😌
来月、ゴールして右手を挙げた東堂が巻ちゃんの事に想いを馳せるその様子が楽しみでなりません😍
って、東堂がゴールを獲ると信じて疑ってないのですが、その前に……
今月、明早大の4人もすごいオーラ出てましたし、洋南メンバーもバシッと決まってました。
筑士波大、どんなレース展開でゴールを獲るのでしょう。
修作の走りもけっこう楽しみですし。
あと冒頭に出てきたつくば小田城大学の二人も。
苦しい時は助けてやろう、胸をかしてやろうって話してましたが、絶対『何!? コイツら強いじゃん!聞いてないよー』ってなるシーンが入りますよね!笑
このつくば小田城大学との絡みですが、レース前に菓子折り持参で挨拶をしてるところとか、さすが東堂ですよね😌“もてなしの心”です💓
スペアバイク大学編、東堂の大学も明かされ、こうしてレースの話が読めるようになるなんて✨幸せでなりません✨✨
私の中では完璧にこっちが本編ってくらい、来月が楽しみで楽しみで楽しみです🎶
そう言えば2月って28日までで、他の月より短いじゃないですか💡
って事は、次の話が1ヵ月待たずして読める♪やった~✨
来月は東巻グッズの応募者全員サービスもあるので、電子版でなくて、紙で買わないとです✊