今週も木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日になりましたね!
実は、先週からのこの一週間に大変な事がございました…
何があったかと申しますと、背骨を骨折したのです(´Д`)
階段から落ちたんです。つるっと。滑ったんです……
幸い神経の方は大丈夫でした。完治するケガなのは本当に不幸中の幸いです。入院もせずに済みました。
とはいえ、安静必須で1月いっぱいはほぼ外出は出来ず、会社にも行けないので、自宅待機状態です。
今は背骨をいたわって、そろりそろりと動いて過ごしております。
まあ、動きは制限されていますが、座ってパソコンを動かしたりは出来るので(会社の仕事も多少は出来てしまう(涙))、こうしてブログを書いたり、テレビを見たりして過ごしております。
そんなわけで、今日は木曜日ですし!以下は、今週の弱虫ペダルのお話に入りたいと思います。
内容と感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
今週の弱虫ペダルは『◎先頭集団からかなり遅れて、出会った2人…!!』という文字が綴られ始まります。
選抜チームのメンバーがサポートカーの脇を通り過ぎるその時、杉元はメカトラで止まっていた小鞠と目が合いました。
そして、パンクしていた小鞠のバイクは、ちょうど車輪交換が終わります。
サポートの人「ようし、パンク車輪交換すんだぞ、42番」
杉元(京伏、岸神!!)
小鞠「え?ああ…ありがとうございます」
サポートの人「気落ちしたか!! パンクで順位を落としたのはついてなかった。けど、あきらめるなよ。キミまだきっとチャンスはあるよ」
小鞠「ええ。なんかちょっとおもしろいものを見つけましたァ」
サポートの人に励まされつつ飛び出した小鞠ですが、本人はまったく気落ちしている様子はなく、勢いよく走っていきます。
そして場面はサポートカーの脇を通り過ぎた後の選抜チームへと変わります。
古林「今のパンクしてた選手って…あの紫色のジャージは…」
岩谷「強豪、京都伏見だった」
古林「京伏!?」
新木「そいじゃ、京伏は今、前に5人になってるってことですかーぴょえ。ついてないネ…」
岩谷「京伏ってスプリントにも山の勝負にも、からんでなかった…よな」
新木「今年の京伏って…」
岩谷「ああ!! 戦力が弱くなってるのかもしれない!!」
杉元(“岸神小鞠が単独でパンクで遅れていた” これが意味するところは__ヤツは御堂筋の側近 『エースアシスト』 重要な役割の選手がパンクした場合、ロードレースでは、必ず他の選手が1人ないし2人、止まって待つんだ。そして、先頭に引き戻すために、風よけになって連れていくのが定石。京伏は統率のとれたチームだ…小鞠が“1人で遅れてる”ということは、“いる”ってことになる…!! いるのか……今年の京伏には、もう1人、エースアシストが!!)
ここで一コマだけ、京伏の隊列の中で『み!!』と声をあげた八丁堀の、口もとだけが描かれます。
杉元(つまり…今年の京伏は……戦力が上がってる!!)
事態を把握した杉元にゾクッと悪寒が走ります。
岩谷「でも京伏のヤツらってちょっと怖いよな」
新木「そうですね。考えが読めないっていうか」
杉元「ウワサ話はほどほどにしておいた方がいいよ」
新木「!」
岩谷「!」
杉元「さっきパンクで遅れていた岸神は、もうこの隊列まで追いついてきているよ!!」
杉元の言葉と同時に描かれるのは、選抜チームの列のなかに入り込んだ小鞠の姿。
新木「ひょえ」
馬場込「うわぁっ」
岩谷「え!?」
内川「中に!?」
古林「スルスルと入ってきたァ!!」
古林は小鞠の動きに戸惑います。
古林「へぇ!? え!? 隣に!? 速っ」
そんな古林を翻弄するような動きで、小鞠はさらに前へと進みます。
古林「前に!? そっちから!?」
あっという間に小鞠は選抜チームの先頭を走る杉元に並びました。
小鞠「やっぱりそうだ」
小鞠は杉元の太ももに視線を向け、声を張り上げます。
小鞠「雑魚筋肉の人だぁ!!」
小鞠の声に周りは驚きます。
岩谷「雑!?」
新木「ザコ!?」
内川「肉?」
古林「杉元ざんのことが!!」
周りが驚く中で、小鞠はバァっと手をハンドルから離し、上げます。
杉元「!!」「触れる気かい!? 去年のスタート前の、今泉の時みたいに!!」
杉元は昨年の事を思い出し、声をあげます。
小鞠はカチャっとサングラスを外すと、くるくると手で回しながら、言います。
小鞠「触れる?やだなぁ……ボクがそんな雑魚筋肉に、わざわざ手を出すわけないじゃないですかぁ!! あぱぁ!! 見たらわかりますよ。見た目だけで十分ですよ。去年もそうでしたよ?ボクがあなたに一瞥でもしました?ボクが触れるのは、ボクが興味ある上級筋肉(よきにく)だけですよ!?」
小鞠は片手でもみもみするような手つきをしながら言います。
そして声を一度落ち着け、続けます。
小鞠「ああ、いえ。ああ、間違えました。今のは、全て……虚言です。忘れてください。いつも緊張してよろけてしまうんですよ?そう、昨年の今泉さんの時も、黒田さんや泉田さんの時も。つい……!!」
さらっと髪を耳にかけながら言う小鞠。
岩谷(何だこいつ…)
新木(やっぱり京伏、何考えてるかわからない…)
古林「杉元さん!! 相手する必要ないですよ、ごんなヤツ。失礼なヤツだ。オレたちだけで前を追いましょう」
古林は小鞠を指さし、言います。
古林「おまえ2年だろ。リスト見だ!! オレも2年だ。杉元さんはすごい人だ。はっきり言っておぐ!! 杉元さんをバカにするヤツはオレが__許っ」
小鞠「杉元さん」
杉元「!」
古林「おま…コラ。話の途中だろうが!!」
声をあげる古林を無視し、小鞠は杉元に話かけます。
小鞠「実はあなたにひとつ質問があります。ちょうどよかったです」
杉元「し…質問…!!」
小鞠「機会があったら確かめてほしいと。御堂筋さんから、言われていたんです」
杉元(御堂筋が…ボクに……!!)
御堂筋の名前を聞いて身構える杉元。
古林「おまえ、話ぎけ!!」
杉元「!」
小鞠「威勢がいいですね」
古林「杉元さんはすごいんだ!!」
小鞠「じゃあ、勝負でもして、それ証明します?あなたがボクとここで。目がころがったドングリみたいな人」
古林「ドン…」
古林は怒ります。
古林「やっでやる!!」
内川「やっでください、古林さん!!」
杉元「やめておけ、古林」
古林「やらせでください!!」
小鞠「あそこに見えるカーブミラーまでのバトルだ!!」
古林「おおお」
杉元「やめておくんだ、古林!!」
小鞠「いきます?ホントに!?」
小鞠が怪しい目つきを向けます。
杉元(!!)
古林「目にもの見せでやる!!」
杉元「やめろ古林!!」
ズン!!
古林(え!?)「て!?」
一瞬の感覚です。
古林の隣りに並んだ小鞠が巨大化し、その手で、古林を包み込み、もみもみします。
古林「えうあ、あぁあ」
本当に一瞬の感覚でした。
古林は驚愕でハッハッと息をあげます。
古林「今、巨大な手に……オレ!? 潰され……?」
古林以外の選抜チームのメンバーも驚き声を失います。
小鞠「とどめはさしませんでしたよ?」
内川「今、巨大な手が見えた…?」
新木「おまえも!?」
岩谷「プ…プレッシャー…なのか。とてつもないサイズの!!」
古林「走りださずして…勝負に負げだ…!!」
杉元(すごいプレッシャーだ…。まだ余波が残ってる…。去年よりも強くなってる…!! これが今年の京伏!!)
小鞠のプレッシャーをビリビリと感じている杉元。
小鞠「さて。あらためて、聞いていいですか?ボクはさっきパンクで遅れました。もしも、あの峠の下りでパンクしていたのが、総北小野田だったら、あなたは助けますか?」
小鞠の質問に硬直する杉元。
『◎「総北に近づけない」というルールだが…!?』という文字が綴られ、今週はおしまいです。
小鞠くんの質問!私も、気になっていました!
そうゆう場面に遭遇したら、杉元はどうするのか……
私は、ここでは「助けないよ」って答えるかなと思っているのですが…どうでしょう……?
杉元、機転が利きますから、単に助けないという展開もないと思っていますが。
今は選抜チームですからね。難しい質問ですよね…。
例えば、助けた選手とローテーションしながら引くことで、自分達も先頭に追い付く際に得になるなら、助けてもそれは選抜チームのためになるわけで。その場合、その選手が総北の誰かであっても良いじゃないか!って思うところです。
でも、難しいですよね……ぱっと見、同じ高校の選手と助けあってるだけ…そうすると、不公平ですもんね。
まあ、いずれにせよ、この難しい質問を機会があったら確かめておくように~なんて指示を出すの、さすが御堂筋です。
選抜チームと京伏の絡みもチラついて、ますます楽しくなってきました♪
それから、今週読んでいて良いなと思ったのは、杉元が小鞠が一人で遅れているのを見て、今年の京伏にはもう一人エースアシストがいる、強くなっているというところまで考えられるところですね!
杉元、本当にかっこいいリーダーになってる~と嬉しいポイントです。
杉元がバカにされて怒っちゃう古林くん。もうすっかり杉元に信頼を寄せている感じなのが伝わってきて良かったですし。
あとは、個人的に小鞠好きなので。杉元に超失礼な事を言っているのはアカンと思いますが(笑)去年よりぐんとパワーアップしている感じ、今後が楽しみになりました。
ところで…楽しみと言えば!
こちらの記事に書くことでもないのですが、別冊少年チャンピオンに連載中のスペアバイクも超絶楽しみな流れになっておりまして…
スペアバイクの事も話したくてたまらないのですが。
ちょうど背骨を折った時期と重なってしまったので、スペアバイクの記事は後回しになっております(>。<)
少し落ち着いてきたら順番に書いていこうと思います!