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弱虫ペダルRIDE.637『新たな歪』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

連休も終わって、私の業務的には曜日周りも悪い為、今週残りの2日間は年末年始以上の激務予想です😱
そんな超憂鬱な朝、唯一の癒やしは週刊少年チャンピオンが読める事🍀
これから始まる仕事の前に、大好きな弱虫ペダルを読んで元気を充電させたいと思います✊
というわけで、以下は今週の弱ペダ、内容や感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

『◎パンをめぐって争奪戦!! そこへ!?』という文字とともに始まる今週の弱虫ペダル。
場面は総北高校に昼休み開始のチャイムが響くところから始まります。
購買部は休み時間に入るなり、たくさんの生徒が押し寄せ賑わっています。
そんな購買部にダッシュする自転車競技部の部員も二人。
それは鏑木と段竹でした。

鏑木「急げ段竹!! スペシャルヤキソバ甘カラソースたっぷりコッペパンが売り切れてしまう!!」
段竹「ああ一差!!」

二人は廊下を猛ダッシュしています。

鏑木「弁当は持ってきてるが、やはりあれを食べないと、練習への気合いが入らない!!」
段竹「だな一差」

そんな走る二人を見かけた先生は当然ながら注意をします。

先生「こら、廊下を走るな1年生!!」

鏑木「すいません。エマージェンシー的な状況なんです!!」

先生「そうなのか…て…だめだろ!!」

めちゃくちゃな会話で先生を振り切って走り去った二人は無事に購買部に着きます。

鏑木「あったぞ段竹、ちょうど__2つだぁア。ほぅるああ」

ものすごい勢いで目的物をゲットする鏑木。
無事に最後の二つを購入出来ました。

鏑木「やっとめぐりあえたぜー、ハハッ」
鏑木が二つ購入したうちの一つを段竹に渡します。

段竹「毎週木曜限定だもんな。サンキュ」

鏑木「前週は買い逃したからなーハハッ」

戦利品を手にした二人がワイワイ歩いていると、後ろから声をかける人物が現れました。

川田「おまえら、自転車部の1年だろ。ごきげんだな」

鏑木達に声をかけたのは川田と桜井でした。

ふり向いた鏑木と段竹。
鏑木はすでに、買ったパンを頬張り始めています。

鏑木「ごきげんだが?買えて。誰だおまえ」

川田「廊下でいきなりパンにかぶりつくとか、野生かよ。しつけがなってねぇな。“小野田キャプテンサン”はヨ」

鏑木「なんだおまえ。小野田さんのファンか?」
無邪気に答える鏑木。

川田「そういう風に聞こえたか?」

鏑木「オレがサイン貰っといてやろうか」

川田「一ミリもいらねーよ。おまえ、バカだろ?」

ニコニコ対応していた鏑木ですが、バカと言われぴくっと表情が変わります。

鏑木「あ?」「天才だが?」

川田「ロードレースは頭良くねぇとできねェスポーツだと思ったが、おまえ程度でも出れんだな。インターハイにゃ。今の総北自転車部てのは」

鏑木「あ!?」

威勢よく声をあげた鏑木ですが、段竹にこそこそと相談します。

鏑木「どういう意味だ、段竹」
段竹「どうやらイヤミを言われてるようだ」
鏑木「なんでだ」
段竹「わからん」

鏑木「ま、バカっていうやつに限ってバカだからな。しょうがねェ」(じゃあな)
段竹「おい一差、心の声と口が逆になってるぞ」
鏑木(どうした段竹)「スペシャルヤキソバの方が格が上だ。早く食べたい」

川田「こら。いいのかァ、オレにそんなに冷たくして」

鏑木「べつにィ。いこうぜ段竹」

川田「オレは川田拓也、2年。こいつは桜井剛」

鏑木「知りませんけど~」
段竹「おい」

川田「1年生の時、小野田たちと一緒に入部して、鳴子や今泉たちともしのぎを削った、“元”__元自転車競技部だぜ?」

川田の言葉を聞いた鏑木の目が輝きます。
鏑木(おもしろそうな話、知ってそう!!)「ほほぉ~~!! マジか、それはマジか」
段竹「完全にくいついたな」

鏑木「1年生の時の今泉さんや鳴子さんの話があるのか!? おまえ」

川田「ああ、杉本もな」

鏑木「それはいいや、べつに」
段竹「コラ、一差」

川田(やっぱりこいつ、とんでもねーバカだな)「知りたいか?」

大きく首を縦にふる鏑木。
鏑木「できれば弱みを握れるやつ!!」

川田「…………。じゃあ、オレからの質問にまず答えろ」

鏑木「? いいぞ」
わくわくしながら言う鏑木。

川田「この間の峰ヒル、レベル、低かったか?」

鏑木「!」

鏑木と段竹は川田の質問の意味が分からず顔を見合わせます。

鏑木「まぁ…箱根学園以外は__確かに低かったな」

川田「やっぱりな、思った通りだ。そこの段竹とかいうインターハイのレギュラーでもなかった1年が優勝する程度だからな」

鏑木・段竹「!?」

段竹をバカにされ、鏑木の目つきがギラッと鋭いものに変わります。
鏑木「どういう…意味だ!?」

川田「言ったままだか?“大したことない”つった!!」

鏑木「段竹は超努力して、超がんばって優勝したんだよ!!」

川田「がんばったから即1位になれるってほど、スポーツの世界は甘くないんだ。オレは身をもって知ってる」
暗く重たい瞳で川田が言います。

鏑木「!?」
段竹「!!」
二人は改めて川田、そして先程から口を開く事はありませんが、ずっと川田のそばで立っている桜井を見ます。

川田「ひとつ、思ってること言っていいか。小野田もそうだ。小野田は特にそうだ!! 体育の時間にとび箱につっこんでるようなあいつが、インターハイ優勝?2回もだぜ?すごいよな?大したもんだよな?トボけた顔でにへら笑いして、大したモンだよ。だからオレはこう思ってる。あいつはホント“運がいい”」

鏑木も段竹も激しい怒りの表情を浮かべます。
段竹「く…!!」

 

そこから場面は変わります。

放課後、自転車競技部の部室で、昼休みに起こったことを杉本に話す鏑木と段竹。
杉本以外の二年生はまだ来ていないようです。
鏑木、段竹は上級生である杉本に興奮気味に昼の出来事を語ります。

鏑木「あ~~も~~チョームカつきましたよ~~~!! その川井ってヤツ!!」
段竹「川田な」
鏑木「そう川田!! 段竹のこともバカにして!! それもすけど__小野田さん運いいとか、マジふざけんなですよね!! あの人どんだけ努力してるか知ってんすかね、あいつ!!」

杉本「まーそれは災難だったねー」

鏑木「“災難”じゃないすよ。オレ右手にヤキソバパン持ってなかったらマジ胸ぐらつかんでましたよ」

杉本「そんなに大切なのかい、そのヤキソバパンは」

鏑木「え!? 杉本さん購買部のスペシャルヤキソバ甘カラソースたっぷりコッペパン知らないんすか!?」

杉本「ボクはいつも母のお弁当一択だからねー。定時とおそろいの」

鏑木「今度マジ一緒に買いに行きましょうよ」

杉本「わるくないね」

段竹「おい一差、話がずれてるぞ。オレも正直カチンときましたよ、あの態度。杉本さんは知ってる人なんですよね?」

杉本「まあ、川田は昔からちょっとそういうところ、あるからねぇ。人と比べたがるというか。でも彼、テニス部入り直して、確か1年の秋の新人戦では県の準決勝までいったんだよ。準決で負けて、えらく悔しそうにしてたけどね」

鏑木・段竹「へー、意外にスゴイ人なんすねー」

杉本「桜井も。確か合宿のあとくらいまでは自転車部(うち)にいて、その後野球部だったかな。うちの野球部はそんなに県内では強くはないけど。すぐにキャッチャーでレギュラーだったよ」

鏑木・段竹「へーーー!!」
顔を見合わせる二人。

杉本「まあ、殴られたわけでないし、水に流してあげたら?」

段竹「そすね」
鏑木「甘いすねー杉本さんは。ぶー」

と、そこに、今泉と鳴子が揃って部室に入ってきました。

今泉「何だ、川田の話か、杉本」
鳴子「なついのぅ」

杉本「今泉!!」
鏑木「鳴子さん!!」

鳴子「あ、言うとくけど、一緒に来たわけちゃうで。こそでたまたま会うただけやから。こいつとは」
今泉「その通りだ」

鏑木・段竹(仲良いなー、2人とも)

今泉「その川田__何週間か前、テニス部やめたらしいぞ」

杉本「えーーっ」

今泉「部の規律に反したとかで先輩とモメたとか」

鏑木・段竹「はー」

杉本「あらーー、そっかー、いろいろあるよね……川田くん、特にトガったとこあるから。一時期とはいえ、同じ部活でがんばった仲間だから、あまり悪くは言いたくないけれどね」

一年の頃を少し思い出す杉本、今泉、鳴子。

そこへ今度は小野田がパタパタと部室にやってきました。

小野田「あわわ、ごめん。す、すこし遅くなったよ」
急ぐあまり部室のドアにぶつかりながら入ってくる小野田。

今泉「小野田!!」
鳴子「キャプテン登場やなー」
段竹「つかれーす」
鏑木「さーす」
鏑木と段竹はしっかり頭を下げて挨拶します。

小野田「い、いやぁ」
はーはー息をつきながら続けます。
小野田「ピエール先生のところにちょっと用事があって……」

今泉「何だったんだ?いいことか!?」

小野田「うんうん!!」
手に持った紙を「じゃん」と持ちながら小野田が嬉しそうな声をあげます。
小野田「フフフ~~じ、実はね、今日ね、昼休みにボクのところにね、入部希望者が来たんだー!!」

他の皆「え!?」

杉本「入部希望者!? へぇ」

「こんな時期に!オホッ」「珍しいすね」と、部室に居た他の1年も声をあげます。

小野田「いやー何か…入部届受け取るって、何か緊張しちゃって。“それは手嶋さんのところに持っていってください”って思わず言っちゃったよ」

今泉「どんなヤツだ。1年か?自転車はもってるのか」

小野田「大丈夫!! 持ってるよ!! 聞いてびっくりしないでよ!? ボクらが知ってる人だよ。しかも2人!!」

杉本「!」
今泉「!」
鳴子「!」

小野田「『もう1回やってみたい』って言われたんだ。ボク、すごく嬉しくなっちゃったよ」

鏑木「え!?」
段竹「えっ」

小野田「あらためて紹介するね。2年8組、川田くんと、6組桜井くんだよ!!」

なんと、小野田の後ろ、部室の扉の所に現れたのは川田と桜井でした。

今泉「!」
鳴子「川田!!」
鏑木(く…!!)
杉本(桜井!!)

川田「あの頃はいろいろ世話んなったな。またよろしくたのむワ、今泉」
今泉の肩をポンと叩きながら、部室に入ってくる川田。
硬直していた今泉は肩を叩かれ、通り過ぎた川田をばっと振り返ります。

先程まで部室で話されていた会話の内容を知らない小野田は一人にこやかな笑みを浮かべています。

川田「あとからのこのこ入ってきて、よくもハデに荒らしてくれたな、鳴子」

鳴子もはっとした表情のまま、言葉が出ません。

川田「仲良くよろうぜ、一緒によォ。楽しみだなァ、これから!!」

『◎次号、巻頭カラー&増大22P!!』なんて宣伝文句が綴られ今週はおしまいです。

 

 

弱ペダは楽しみだけど、おまえらの登場は一ミリも楽しみじゃねぇと言ってやりたいです…(言葉悪くてすみません💦)
お喋り川田と黙り桜井、嫌な感じですねー!!!
弱虫ペダルではあまりなかった展開。
新鮮という意味では展開が気になりますし、次週も楽しみなんですが。
川田&桜井が嫌いすぎで、感想冒頭に書いたように彼らの登場は全然楽しみじゃない感覚です。
ほっんと、おまえみたいなヤツ要らないんですけど……って。思ってしまいます😣
今週、川田が、鳴子や今泉たちともしのぎを削った~なんて言っている時、昔の川田と桜井が回想シーンのような感じで出てくるのですが。
も~笑っちゃうくらい影の薄い顔しています、別人ですよ!
てか、おまえ、そもそもしのぎ削ってないしー!相手になってなかったじゃん!って。
そもそも相手にされてなかった度は館林元成に負けず劣らずですよ。笑
それに、とてもトゲトゲしい言葉を連呼する川田ですが。
天使な小野田くんなら、ボクはこんな素晴らしいチームメイトのみなさんに巡り合えたおかげで優勝できた。確かに運が良いと思ってますーとか、普通に答えてくれそうですよね💡
彼らには早々に自分達の考え方を恥じて退場して頂きたいものです。

何かとムカムカする今週ですが、癒やしも各所に散りばめられているのがさすが弱虫ペダル✨
鏑木や段竹のやりとりも微笑ましいですし、杉本の『ボクはいつも母のお弁当一択だからねー。定時とおそろいの』って台詞にはキュンと来てしまいました😣💓
なんて良い子なのでしょう😭✨

そして安定の今鳴❗✨
鳴子ったら、わざわざ一緒に来たわけじゃないと言い訳なんかすると、むしろ一緒に来た感が増しちゃうってもんですよね😁
鏑木と段竹の反応が物語っている様でした。
腐女子的には、これで付き合ってないとかなしでしょーってニヤニヤが止まらないところです。

こんな良い子だらけの弱虫ペダル。
珍しく出てきた嫌~なタイプのキャラ、とりあえずどうなるのか、来週、続きを読むのを楽しみにしています😜

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