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別冊少年チャンピオン11月号のお話① ☆ さすが100話記念!神回でした(≧Д≦)

今日は待ちに待った別冊少年チャンピオン11月号の発売日😆✨
弱虫ペダルスペアバイクの連載100話記念特大号ですので!紙で欲しくて、Amazonでもなく今回は書店にて予約済みです✊
会社帰りに取りに行く予定……でウキウキしていたのですが、Twitterなどでチラチラと情報を見ていたら、ウキウキどころかソワソワ読みたい気持ちがおさまらない😣
ので結局、電子版も買ってしまいました😆✨
まあ、電子版は好きな時にすぐ見れる利点もあるので!
紙と電子と、両方持っていても良いよね💡
今月のスペアバイク、控えめに言って最高です😭✨
神様、渡辺先生様ありがとう❗
キャラクター人気投票や見開きページカラー化総選挙の結果はさておき(まあ、巻ちゃんと東堂でワンツーですが✌️)、とりあえず本編のお話だけ、先に語らせてください!
投票の結果等々はまた別記事にでも書きたいので、記事タイトルも『①』としておきました😉
以下は今月のスペアバイクの内容と感想になります。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗

 

 

 

SPARE.100 『筑士波大学6』

先月まで、筑波山で田所が東堂に出会ったという田所視点で描かれてきたスペアバイク筑士波大学編。
今月は『数週間前 茨城県 筑士波大学 構内』と綴られ、話の中心は東堂へと変わります。

 

東堂「入学式の時は満開だった桜も、葉桜におきかわっているな」

散った桜の花びらの上を歩く東堂。
一緒に歩いているのは修作です。

東堂「そこに三脚を置いてみてくれ。この新緑の木の前もいいじゃないか。赤は緑によく映える」
言いながら髪を整えます。

修作「あー、OK OK いいじゃないか、この構図。へーセンスあんなおまえ」

カメラを向けられた東堂は、両手を広げてポーズをとります。

修作「背景ばっちりだよ、尽八!! あーでも今右手切れた、ゴメン。もう1回もう1回っ」

東堂「ムゥ」
ため息をつく東堂。

修作「でも三脚まで用意して写真撮影なんて。誰かに送るんだっけ、この写真」
カシャカシャとシャッターを切りながら修作が聞きます。

再び両手を広げるポーズをして東堂が言います。
東堂「フッ。イギリスのクモ男だよ!!」

そんな事を言いながら写真を撮ってもった東堂ですが、結局その後も、桜の木の下だけではなく、色々な場所で様々なポーズで、どんどん撮っていきます。

撮れた写真を確認して満足そうな声をあげる東堂。
東堂「悪くないじゃないか、修作。ムダにシャッターを何度も切ってたわけではないな」

修作「だろー。オレもそう思ったんだよ」

東堂・修作「カメラの性能だな」
声がそろいます。

修作「なーんつって!! やっぱ撮り手の……ん!? 今同じこと言わなかったか!? 尽八!? おまえが言うのとオレが言うの、意味が違うからな!? オレは謙遜で…」

東堂「うむ、これかなー」
東堂は修作の抗議の声などどこ吹く風で、たくさんの写真の中から、巻島に送るものを選んでいます。

修作「オレは『おまえの腕もある』的な返しを期待して言ったヤツだぞ!!」

東堂「これだな」

修作「きいてるか!?」

東堂「ああ、実際感謝はしているよ。ありがとう修作。おまえがいたおかげで今日はいい写真が撮れた。もとより、この競技部設立のための28の書類を集め、共に書き上げてくれたのだからな。しかも入学前に!! 春休みを潰して悪かったな」

修作「いや、ま、いいって!!」
文句を言っていた修作ですが、東堂にお礼を言われて、とたんに照れたような笑顔を浮かべます。

東堂「寮に戻って着替えよう」

修作「そうだな!!」「オレも感謝してるんだ、尽八」

東堂「……」

修作「オレのために進路変更してくれて!! おまえが筑士波うけるって聞いた時はどんなに嬉しかったか!! いや~~そこまで尽八がオレと同じ時間を過ごしたがってたなんてなー!!」

東堂「何度か言っているが、それは誤解だぞ」

修作「『小学校』『中学校』9年一緒で、『大学』でまた、だぜー!?」
指を折って年数を数えながら、修作が続けます。
修作「インターハイで活躍したヤツがオレ追いかけて同じ大学に来たって、友達にも自慢できるわー」

東堂「するなよ絶対」

修作「もうしちゃった」

東堂「今すぐそいつに電話をつなげ」

東堂に電話を…と言われた修作は、スマホを取り出し画面を見つめます。

修作「いや~~いやっ、電話かー。何て話そうかなー。照れるなー」
一人で照れだす修作。

東堂「!?」

修作「まずは何シテル?ってメールでもいいか?」

キラキラとした瞳で話してくる修作を見て、東堂は察します。

東堂「さてはその相手、例の空手部の女子先輩だな。もういいよ」

修作「『元気ー、何してる?』『オレ今、尽八と撮影中』 ヤベー、返事が楽しみだー」

一人騒ぎ出した修作を置いて東堂は寮へ歩きだします。

 

ここで場面は寮についたところに変わります。

修作「うへー、尽八の第一寮、いつ来ても、吹き抜けあってなんか豪華でいいよなー」

東堂の入っている寮は田所の入っている寮とはまた違う建物のようです。
天井が高く、おしゃれな造りになっています。

東堂「来客用のシューズBOXはそこだ」
修作「おう」

東堂に教えられ、履いてきた靴をしまう修作。

修作「天井高っ」
改めて天井を見上げ、声をあげます。

東堂の部屋に向かいながらも、寮のことを羨ましがる修作。

修作「オレも第一寮希望出したんだけどさー。結局フツーの第三寮」

東堂「抽選だからな。オレは引き」

修作「オレは引きが強いからな、とか、イヤミなこと言うなよ」

東堂「わかってるじゃないか。さすが修作」

修作「うれしくない。あーーあ、尽八といると、時々人生の不公平を感じるよ」

東堂「まぁ、オレは天からの授かりものが多いからな」

修作「うわ、言いきった!!」

東堂「美形…トーク…登れる…3つ以上は__あるな」

修作「授かりすぎだろ!! 多っ!!」

東堂「女子にもモテるしな」

修作「自分で!!」

東堂「だが、それも人それぞれということだ。数は違えど、安心しろ。授かっていないヤツなど、いない」

東堂の言葉に一瞬ぽかんとする修作。
修作「尽八って、たまーにいいこというよなー」

二人はちょうど東堂の部屋の前に着きました。

東堂「ム?たまにではないだろう?」

カギを開けながら言う東堂。

東堂「入れ」

東堂の部屋が大きく描かれます。
入口すぐにキッチンスペースがあり、そこからカーテンで区切られたリビングへと続いています。
ロフトがあり、そちらで寝れるので、リビングにはソファーとテレビがゆったりと置かれており、とても学生寮にはみえないおしゃれな部屋です。

修作「うあーー。明らかに広いよなー、第一寮。新しいし。窓も床まである。そしてロフト!! 憧れの!! 上で寝れちゃう!!」

声をあげた修作はロフトへの梯子を駆け上がります。
ロフト部分からぴこっと顔を出してみる修作。

修作「よ、おかえり尽八」

東堂「たたきおとすぞ」

修作は勝手にロフトでゴロゴロと横になりながら言います。

修作「ここならさー。オレ、できると思うんだー、広いからさー。ルーム」

東堂「ルームシェアならしないぞ」

修作「……」「料理と掃除はオレがやるから!!」

東堂「料理も掃除も嫌いじゃない」

修作「じゃあ丁度いいよ。オレ嫌いなんだ!!」

東「おい、交渉する気あるのか、おまえ。そして全く丁度よくない!!」

話しながらジャージを着替えていた東堂ですが、着替えが終わり、ソファーに腰を下ろします。

東堂「ふぅ。それに寮の規約に誰かと居を共にするのは禁止だとあっただろ」

修作「なんだよ。夢がないなー、尽八はー。あー、ルームシェアにてぇ~~」
修作はロフトでゴロゴロ転がります。

東堂「まさかオレがきっちり畳んでおいた布団を広げてゴロゴロしてるわけではあるまいな」

修作「ん?や?全然」
言いながら、修作はそそ~っと広げていた布団を戻します。

 

再び場面が変わります。
今度は寮の外へと出てきた二人。

修作「時々泊まりいくくらいはいいだろー」

東堂「無論だめだ」

修作「歯ブラシおいといてくれよ」

東堂「特にいやだ」

修作「このあとどこだっけ。コンビニで写真現像だっけ?」

東堂「近くに写真館がある。そこで現像してもらう。見つけておいた。ヤツには最高の画質で届けねばならんからな。手紙もすでに用意しておいた」
『8』のシールで封をされた封筒を見せる東堂。

修作「へー、意外に古風だな。今時。デジタルで送りゃいいんじゃん?メールで添付すりゃ1秒もかかんないぜ?」

東堂「物質が届くことに意味があるのだよ。オレが触れていたこれそのものがな。重量は軽いが確実に重さのあるこれが、相手の手に渡り、想いを届けてくれるのだ」

 

 

写真館で現像してもらった写真を、あらかじめ用意していた手紙の中に一緒にいれる様子が描かれます。

ポストの前に立つ東堂。

東堂(届けよ)

東堂がポストに入れた手紙がストンと音を立てます。

飛行機が飛ぶ空を見上げる東堂。

東堂「新しい生活が始まるな」「オレは筑士波大学の医療心理学部に入ったよ。ここで学ぶことにした。まだ未知なることもたくさんある」

修作「!」

東堂「この先、形も想いも変わってはいくだろう。だが、いつでもおまえが戻ってきていいように、部はつくっておいた」
言いながら、バックから筑士波大学自転車競技部のジャージを取り出す東堂。

ジャージを眺めながら続けます。

東堂「次なる再会を、新しい出会いだと思って、楽しみに待っているよ。巻ちゃん!!」

ここで、東堂の写真を眺める巻島の後ろ姿が一コマ、描かれます。

 

 

場面が変わって、『現在 筑波山 下り』と綴られ、話は、前回の続きへと移ります。
筑波山の下りで勝負をする東堂と田所でしたが、東堂のジャージに気づいた田所が驚き声をあげたのでした。

田所「つ…作った…だと!? 筑士波大に…新しく自転車競技部を!?」

東堂は田所を振り返り告げます。

東堂「大変ではあったが、決して困難なことではなかったよ。何せその昔馴染みの男、糸川修作とは、以前、中学の時に一度、2人で部を作ったことがあるからな!!」

田所「!!」

東堂「人の歴史というのは度々繰り返される!! おもしろいものだ!!」

『◇東堂と修作が作った“自転車競技部”。どうする、田所__!?』と綴られ今月はおしまいです。

 

 

 

本当に涙出ました😭✨
東堂の一途な想いがこれでもかってくらいに伝わってきて。
巻ちゃんが手紙を受け取るシーンで涙涙です😭✨
本当に100話に相応しい神回だったと思います。

自分の写真を送っちゃう、しかもコレという一枚を最高の画質で送るって、なんて東堂らしいんだろうと最初は楽しく読んでいたんです。
ですが、後半に語られる東堂の想い!!
『物質が届くことに意味があるのだよ。オレが触れていたこれそのものがな』
って、どんだけ好きなんだよぉおおお!!
『重量は軽いが確実に重さのあるこれが、相手の手に渡り、想いを届けてくれるのだ』
うん、絶対伝わるよ😭✨って。
もうこの一途な想いに、読んでいるこちらの胸が張り裂けそうです😣
東堂新しいジャージ、赤って思えば巻ちゃんの髪の差し色でもあるんですよね。
冒頭の写真撮影の時にしみじみ思いました。
今月のスペアバイクを読むと、東堂の言葉の一つ一つ、行動の一つ一つ。全ては巻ちゃんへと繋がっているんだなぁって感じます。
はぁ~もう胸がいっぱい😣💓

ちなみに、今月読んでいて思ったのですが、今後の展開、巻ちゃんの方が日本に戻ってくるという可能性もけっこうあるかもしれませんね💡
東堂の『部はつくっておいた』って言葉からそれを感じます。
そしてそして!!東堂、医療心理学部に入ったって、やっぱスゴい😆✨
なんかこれ…巻ちゃんのアパレル系と合わせて、自転車に乗っていない二人の本がわんさか出来てくるんじゃないですか??
世の中のお姉様方が放っておくはずない情報も投下された感じですよね!?
なんかもう~楽しみしかありません😆
とにかく今月のスペアバイクも最高でした~❗
まだまだ語り足りないくらいですが、とりあえず続きはまた別の記事で語らせてもらいます💨

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