11月10日。それは私にとって、あるものの記念日です
そのあるものとは、タイトルにズバリ書いてしまっている、食事ノート
食事ノートって何?と思われるでしょうか
食事ノートとは、その名の通り、食べたものを記したノートです。
実は私、2001年11月10日から、毎日欠かさずに食べたものを記してきました。
旅行に行った時も、具合が悪くて食べられなかった時も。
例えば食べられなかった時であれば、水しか飲めなかったと書いてあったりします。
その日に書けなかったのならば、翌日に書く事もあります。
それでもとにかく17年間、食事の記録が途絶えた事はありません。
写真はその食事ノート達の一部(全てとってあります)。
これ、けっこう話すと驚かれるんですよ
自分でもよく続いているなぁと思います。
ただ、そこまで誇れないのは、初期の頃の食事ノートと、今の食事ノートとでは随分と違うから。
今はだいぶ簡単なものになってしまった……正確には、今はノートではなく手帳に記しているからです
食事ノートを始めた時、私は大学の2年生で、人生で一番遊んでいた頃でした
連日の飲み会で食生活はガタガタ。
体重の増加が気になり、ダイエットの一環として始めたのが、食事の記録をするというものだったのです。
独学でカロリーの計算方法を学び、食事のメモとともに、カロリーも明記するようにしました
自分の生活パターンと年齢から、1日に必要なカロリーを考え、それをオーバーしないように食べるのが目標。
オーバーする日もあるけれど、次の日は控えめにすれば良い。くらいのルール。
ただ、緩く始めたはずのこれが、けっこう楽しくなってきてしまったのです。
カロリー計算、極めました
例え外食でも、出てきた物がどのくらいのカロリーになるのか分かる程。
独学と言えども、この頃、カロリーを当てる事にはかなりの自信がありました(今はもうだいぶ分からなくなってしまいましたが)
市販の食べ物でカロリーが分からないと、知りたくてメーカーに問い合わせをした事すらあります。
さて。食生活に気を使い始めた私ですが、タイミング良く、遊ばない期間に突入しました
大学3年生から司法試験の勉強に打ち込み始めたのです。
めっきり外食も減りましたから、食事の管理もしやすくなり、食事量を決めていたカロリーに抑えることも可能になりました。
理想的な(?…色々な考え方があるので一概に良いとは言えませが)食生活となったのでした。
結局、司法試験には落ち続け、大学は5年で卒業(司法浪人してました)。
その後、私は栄養士の専門学校に通う事にします。
この流れ。カロリー計算から始まった食への興味がきっかけなのは言うまでもありません。
なので、この食事ノートは、私の人生を大きく左右したものと言えるでしょう
専門学校に通っていた2年間も、もちろん食事ノートは毎日書き続け、カロリーの記入もしておりました
食事ノートの内容が劇的に変わってしまうのは、社会人になってからです。
学生から社会人へ。
この変化は本当に大きかったですね……
かろうじて、食べたものを書くという習慣は残りましたが、カロリー計算はできなくなっていきました。
飲み会の嵐でしたし……。
以前他の記事に書かせて頂いた事がありますが、セクハラ上司のおかげで精神的にも限界ギリギリだった頃もあったので。
もう~カロリー云々言っていられなくなりました。
ただ、それでも食べたものは書き続けていた自分!よくやっていたなって。我ながら思います
当時のノートを見れば、大嫌いだったそのセクハラ上司と食べにいったラーメンだとか、飲みに行った時の食べ物が書かれているわけです。
見返したくもありませんが。要するに食事ノート=私の日記なのですね、きっと。
そんな風に、どんな日も書き続けてきた食事ノートですが
いよいよそれが“ノート”の形ではなくなる時がやってきます。
きっかけは出産でした。
手帳とは別に常に食事ノートを持ち歩いていたのですが。そんなノート1冊分でも荷物を減らしたかった時期がくるのです。
一人目の子供の妊娠初期の頃、私は足が痛くて歩けなくなってしまいました
妊娠中期頃からまた歩けるようになりましたが、妊娠初期の頃、謎の足の痛みにトイレに立つのも大変な時期が続いたのです(仕事も傷病休暇を取り、そのまま産休へと突入しました)。
そんな時、とにかく少しでも荷物を減らしたかった私は、食事の記録をノートではなく、手帳に書くようになりました。
それが現在に至るまで続いているのです。
昔はこんな風にノートの1ページが1日で、その日に結局何カロリー摂取したかも明記していました。今やこんな感じ……
あまり誇れる食生活ではないのでぼかしを入れたら見ずらいですね、すみません
ちなみに写真は先週のページ。カロリーは書いていませんが、食べたものは全て書いています。
冒頭でもタイトルでも食事“ノート”と書かせて頂いてますが、正確に言えば、今やもう、ノートではなくなっています
それでも書く習慣を17年続けたぞ~という事で。
今回ブログの記事にさせてもらいましたm(__)m
実は本当は食事ノート15周年の年に書くつもりが書きそびれ……昨年も書きそびれ……今年になってしまったので
やっと書く事が出来た記事です
今ふと思います。
5歳(年中さん)の下の娘が小学生になったら、またノートに戻して、カロリー計算も始めたいなぁと。
カロリー計算をしていると、本当に食べ物に気を付けるようになるのですよね。
私の今までの人生では、結局これが一番成功したダイエットでした。
カロリーを抑え、適度な運動をする。
まあ、これが出来れば言われるまでもなく痩せますよね
大人になるとまず運動の時間がとれないですから。なかなか厳しかったりするのですが。
まずはカロリー計算を復活させ、意識を高めたいなと思うわけです。
ちらりダイエットの話を出しましたので、ついでに少し書かせて頂きますが(以前も書いた事がありますが)、私、小学2年生の頃からぷくぷくぷくぷく太りはじめまして。
学校で保健の指導が入る程に真ん丸になった時期がありました
太っている事。これは小さな頃からの自分のコンプレックスです。
なので、そこに悩む女性の気持ちは涙が出る程分かります!本当に本当に悲しい気持ち、知っています。
うちは、上の娘が小学2年生なのですが、主人の血も引いているおかげでしょうか、細いんですよ……
最近私もびっくりするくらい食べるようになったのに、全然太らない。
なのに最近、このくらいの年から女子の話題ではあるあるになってくる台詞、「最近太ったなぁ」を言うのです!
私はその台詞につい反応してしまうのです……辛い過去がありますから。
自分が過剰に反応してしまっている自覚もありますが。それでもやはり娘の口からその手の発言を聞くと、一言、苦言を呈したくなるのです
「あいちゃんは全く太ってないよ。むしろ細過ぎるくらいだから。そうゆう事を軽々しく口にするのはやめなさい。嫌な気持ちになる子もいるんだよ」
……細い子の「太った~」発言というのは、当人にその気はなくとも、デリケートな時期になると、グサッとくる子もいるんです……
それを細~い娘にも心に留めておいて欲しいと、思ってしまうのでした
私の話に戻りますが。
少しずつ“真ん丸”が少し改善され“ぽっちゃり”くらいになるのが中学生、高校生。
そして、大学で食事ノートを初め、食事や運動の事に対して神経質になりすぎた時期。
自分でも信じられませんが、“真ん丸”とは真逆の時代もありました!
姉からは「骨皮筋子(ほねかわすじこ)!」なんて揶揄された程。
ただ、極度の体重減少と司法試験のストレスで生理が止まってしまって。
治療をしていた時期もありましたから……
ダイエットにおける行き過ぎた時の辛さもまた、知りました
何事も極端は良くないですね
で、今の私はと申しますと………
食べるの飲むの大好きですからねー!
もちろんぽっちゃりなわけですよ!
なので尚更、またカロリー計算を始めよう!なんて考えが生まれるわけです。
食事と運動。
運動の方は数年まえからロードバイクをすると決めていて、今もその為、ロードを買う為、コツコツ貯金をしています(最近あんスタの晃牙くんに貢ぎ過ぎて出来ていませんが)。
ロードバイク、下の子が小学生になったら買うぞと決めていたのですが。
今は下の子が小学2年生になったら…でも良いかなぁなんて思っています。
なんせ、小学1年生って大変だったのです
保育園から小学校へ。環境が激変するのですよね……
その変化を乗り越えるのは本人なわけですが、私も必死な日々を送ったのも事実。
とてもとても、ロード始めます~なんて言えない期間だったと思うのです。
なので最近は、下の娘が小学2年生になったら、その時こそロードを買おう!そう思っています。
ロードで運動。食事ノートをノートに戻してダイエットもがんばるこれ夢ですね!
下の娘が小学2年生になるのは3年後……
3年後って、ちょうど食事ノートは20周年になる年なのですよ
いやぁ~語呂が良い
先の事過ぎて、鬼も笑うことすらしてくれなさそうですけれども。
絶対実現させたいですね
いや、実現させます頑張るぞー