小学一年生の上の娘。
昨日から二学期が始まりました
久々にランドセルを背負い、学校へ向かう用意をした娘。
私はその姿を見て思わず「成長したじゃん!」と言ってしまいました。
上の娘。学童へ行かずに勝手に帰ってきてしまったり、学校へも行きたくないと泣き叫んで休んだり。
一学期は色々ありました。
細くて小柄なので。以前は見るからにランドセルが大きくて。娘がランドセルを背負っているというより、ランドセルに娘がくっついているみたいに見えたものです。
さらに指定の校帽を深々と被り、前が見えずらいでしょと帽子の角度を変えようとすれば嫌がり顔を隠そうとしました。
私には暗いオーラを纏ってしまっているかのように感じられて。
どうしたら現状打破出来るのだろうと、毎日胸が苦しくなったものです
ですが、夏休み明け、久々に登校スタイルになった娘は、シャキッとランドセルを背負って、帽子は頭にのせてる感じ。顔、ちゃんと見えています!
そしてその下に覗く顔は普通の顔。なにも笑顔でなくても良いのです、普通であれば!
夏休み前は泣いているか、思いっきり口がへの字になっているか、どちらかでした。(大袈裟ではなくて。本当にそうでした)
やっと普通に学校へ行けるようになってきた実感が込み上げてきまして。
本当に嬉しく思いました
夏休み、期間にしてみれば1ヶ月半なのですが。
この様に“成長した”などと思ってしまうのは、私が娘の内側の変化も感じているからでしょう。
外見もそう見えてくるのかと思います。
夏休み前、大泣きで抵抗し、行かなくなってしまった学童。
とうとう正式にやめたのが7月の終わりの出来事でした。
その7月末から翌月8月20日頃まで、娘は一人で私の実家に泊まり、過ごす事に。
実家滞在中、近くにあるスイミングスクールへも通いました。
おかげで水泳の苦手意識が克服出来たようで、短期講習の修了証書を自慢気に見せてくれました。
8月後半、我が家へ戻ってきた娘。
今まで通っていたところとは別の、新しい学童へ通い始めました。
慣れない新しい場所、もちろん初めは少し嫌がりもしましたが、以前通ってところより、ずいぶん娘にあっているようで。
先週半ばの事ですが、学童から帰った娘に、「今日は楽しかった?」と尋ねると、「うん楽しかったー」という返事が聞けたのです!
楽しかったという言葉。
これは4月からずっとずっと待っていた言葉でした。
小学校でどんなに楽しそうな催しがあっても、私からの楽しかった?という問に、一度だって楽しかったと答えてくれた事はありません。
むしろその逆。楽しくなかったと言われ、私も切なくて泣きたいくらいの気持ちになったものです。
それがまさか、学童に行った日に“楽しかった”を聞けるとは!
私が、おおぉ!と喜んでいると、照れた娘は、「ちょっとだよ、まあまあ、マシくらいだから!」と言い直していましたが。
ポロッと娘の口から出た“楽しかった”に、私は大きな希望を感じました
娘がはじめて楽しかったと言ってくれた話。
伝えた実家の母などは、電話で泣いてくれました。
ご近所の方や、下の娘が通う保育園(上の娘も通っていました)の職員やママ友も、「あいちゃんどうですか?」といつも心配してくれているので。
声をかけて頂いた際「新しい学童は楽しかったと言ってくれました」と報告しています。
皆さん「良かった!本当に良かった…」と。私と同じ様に安堵してくれて。
そんな周りの方々から感じる優しさに感謝でいっぱいです。
新しい学童には馴染めているようである上の娘ですが。
もちろん毎日が“楽しかった”になるわけではありません。
今日は仕事が忙しいからお迎えが遅いかも…となれば、この世の終わりかのような反応をしますし。
仲良しの子がお休みだと、しょぼんとしていたり。
それでも、今度こそは逃げ出さずに頑張ってくれると信じています
新学期、ランドセルを背負う娘の姿に、これからはきっと大丈夫だと思えました。
思えたというより、思いたいだけかもしれませんが。
学童が楽しくなる、学校生活も楽しくなる。良い連鎖が起こってくれる。そんな気がします