小学1年生の上の娘。
日曜から一人で私の実感へ泊まりに行っています。
会わずに過ごすのはまだ3日目ですのに。早くもちょっと寂しい自分がいます。
上の娘、最近口達者になったので。私と口論になる場面が毎日のようにありました。
また、上の娘と下の娘との喧嘩もしょっちゅうで。
数分おきに喧嘩してる印象すらありました。
口論になる事も子供達同士の喧嘩もない。
家の中がなんとも静か~なのです
昨晩はゆっくり上の娘の荷物を片付けておりまして。
ふと小学校の連絡ノートが目に留まりました。
縦書きのこのノート。
小さめの文字を書いて、ノートの一行分スペースに二行書くようにして使っています
そうやって、なるべく密に使っているにも関わらず、もう半分以上が使用済みの状態。
私と娘の担任の先生の文字で埋まっています。
一学期だけで色々な事があったのを物語るようで。なんとも感慨深くなりました。
先生には連絡ノートに留まらず、電話もよく頂きましたし、娘が休んでしまった時などには自宅にまで来てもらいました。
本当に頭が上がりません。
連絡ノートを見てて、穏やかな気持ちになりましたので。今日はここ最近で、キュンとなった事をいくつか、書かせて頂きます
今はなんとか学校に笑顔で行くようになり、夏休みを迎えた娘。
ですが、最後まで嫌がって行くことが出来なかった学童。
まずはその学童で出会った先生方のお話です。
本当に丁寧に接してくれる方々ばかりでした。
娘が学童に行かずに帰ってきてしまうようになってからも、幾度となく相談にのってもらいましたし、結局娘はその学童をやめるという選択を取りましたが、やめる為の最後の手続きに行った時の事が特に忘れられません。
私が結局やめてしまう事を何度も謝っていると、先生も、「お力になれず申し訳ありません」と言ってくださって。
そして、「もしもどうしてもあいちゃんがお家で一人になってしまうなんて時があったら、駆け込み寺的に来ていただいて良いですからね」と、言ってくださったのです。
もう在籍していない状態になるのに、「そうゆう時は対応しますから、大丈夫ですよ」と、言ってくださいました。
最後まであたたかい先生の対応がものすごく嬉しくて。励まされて。
感謝でいっぱいになりました。
学童をやめて、夏休みは私の実家でお世話になることになった上の娘。
次はその娘を実家へ送り届けた日の事です。
下の娘は家で主人とお留守番をしていました。
「今日からあいちゃん(上の娘)は、ばあばのお家にしばらくお泊まりで帰らないからね」
そう何回も伝えてありました。
私が一人帰宅すると、主人と下の娘が玄関で迎えてくれました。
そして、下の娘は「あれ?あいちゃんは?」と私の背後を覗き込みます。
下の娘にしてみれば、ママとお姉ちゃん、二人で出掛けたのに、帰ってきたのは私一人という状態。
説明はしてあったのに。分かっているとは思うのですが。
「あいちゃんいないよ?」と下の娘。
「だから、今日からしばらく帰ってこないって言ったでしょ?」と言うも
「あいちゃん探してくる!」と靴を履き、外に飛び出して行きました。
「あいちゃーん!おーい、あいちゃーん!」と、名前を叫んで探すのです。
下の娘にとっては、生まれてから常に居てくれた、ずっと一緒に過ごしてきた相手。
毎日喧嘩ばかりで「もう大嫌い!」「もう一緒に遊ばない!」と言い合っていましたが。
まさに喧嘩する程仲がよいと言う事でしょう。
上の娘が実家に行って、一番寂しがっているのは、たぶん下の娘です。
上の娘が実家に行っている期間中、ちょうどその上の娘の誕生日がやってきます。
まだ実家に行く前の事。
あれが欲しいこれが欲しいとプレゼントを考える娘に聞かれました。
「ばあばにも欲しいプレゼント言って良いの?」と。
私は「DSやタブレットはだめだよ!」と言いました。
それらは娘が欲しがっている物の中で、まだ与えるのは早いと思う品です。
「えー、じゃあ何ならいいの?」と聞いてきた娘に対して、その時反射的に答えてしまった自分の言葉。それが最後のお話です。
「ばあばからはもう色々貰ってるから。おねだりなんてしないの。あいはさ、今年の夏、ばあばと過ごす時間こそが最高のプレゼントなんだよ!まあ、あいがこの言葉の意味が分かるのはあと10年くらい先だと思うけどね~」
と。そう口に出してしまってから、私はものすごく切ない気分になりました。
私はあとどのくらい、母の時間をもらえるのだろうと。
最近、両親の年齢を考えさせられる出来事がよくあるので。どうしてもこの手の事を考えてしまいます。
主人にも、後悔することのないよう親孝行をするように言われます。
主人はもっと若い頃に親を亡くしているので。言葉に重みがあるんですよね…。
家族の中でも、母は私にとって本当に特別な存在です。
姉は八つ年上で、私が小学校高学年になる頃にはもう高校を卒業。
ジュリアナ東京で踊ってた系なので。なかなか家におらず
父親も色々ありまして、正月くらいしか家に帰ってくることはなかったので。
私は母と二人だったのです。
ですからこの夏、母のもとへ行った娘に自分の昔の姿を重ねてしまう部分があります。
もう戻らない幼かった頃の思い出って、たまらなく胸を締め付けるんですよね。
きっと私は、この夏、母(娘にとっては祖母)と過ごす娘の事が、実はものすごく羨ましいのだと思います。
私も母や娘に会いたいですし、下の娘もお姉ちゃんがお留守の生活は寂しそうなので。
この夏は長めに実家に帰ろうと思っています。
思ってはいるのですが、まだスケジュールが決まらずに、もう8月になってしまいました
毎日があっという間に感じる。これも年を感じる瞬間ですよね…。
小さな頃は午前中があってお昼があって、夕方、夜…と。今よりずっと1日を長く感じていました。
娘は今、その私より長い1日1日を実家でどんな風に過ごしているのでしょう。
良い思い出をたくさん作ってきて欲しいです