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「あいちゃんが来ていません!」……学童からの電話

  • 2017年5月31日
  • 日常
  • 5件

上の娘が学童を嫌がり泣くようになって、そろそろ二週間が経ちます。
まだ二週間だと思えないくらい。私の疲労もピークに
さらに昨日は自分の考え方、構え方を変えなければと思う出来事がありました。

そもそも、はじめて「学童嫌だ…」と娘の目に涙が浮かんだ朝のこと。
私もひたすら苦しい思いで、それでも学童の前の、学校へと送り出しました。
会社では、なんとか早くあがらせて欲しいと頼み込み、その日はお昼も食べずに娘を迎えにいきました
(13時に会社を出ても、職場が遠方なので、たどり着くのは15時になってしまうのです)
「ママも今日はあいちゃんの希望を叶えてあげる為に必死に頑張ったから。明日はあいちゃんが学童頑張ってみようよ!」
そんな風に言ってみたものの、結局翌朝も学童は嫌だ、保育園に戻りたいと涙涙。

上の娘が小学校へ入学するタイミングで、私は正社員として働き続ける事を辞めようか、本気で考えもしました。
恥ずかしがり屋、引っ込み思案な娘。少人数でアットホームだった保育園から、大人数の学童へ。大丈夫だろうかと不安でした。
五月病なんて言葉もありますが、まさにそのタイミングで不安が的中です。
もう一度仕事を考え直したいところですが、現在我が家は、仕事を続けるか考えていた2月3月の頃とは大きく事情が変わり、私が仕事を辞めるわけにはいかなくなってしまったのです
何故仕事を辞められないかは、また別の機会にお話させて頂こうと思いますが、とにかく、嫌がる娘にも、学童に行ってもらうしかないのです
他の方々のお話を伺うと、学童が嫌だ、小学校行きたくない等、この手の話はよくあることのようです。
あることとはいえ、親としても辛い日々です。
笑顔の「行って来ます」「楽しかった」が聞きたくて。
子供が寝てから私が涙なんて日もしょっちゅうでした。(私、涙もろいんです…)

ですが、娘が毎朝涙な事を知った母や姉もお迎えに行ってくれたり、お向かいのお家の方は、我が家に帰って来ちゃって良いですよ!と言ってくれたり。
保育園時代から今の学童もご一緒してるお友達のお母さんも、自分は平日休みの日あるので、うちに来て遊んでて良いですよ!と言ってくれたり。支えもたくさんありました。
周りの方々の優しさに、やはり私が涙な日々でした。

娘にも、皆が応援しているから。休んで良い日もあるけど、どうしても行かないといけない日があるのは分かって欲しいと伝えていました。
どうして学童に行かないといけないの?
そう問われば、ママやパパはお仕事に行かないといけない。
あいがその間、一人でずっとお留守番するのはまだ危険なのだとお話しました。

娘が嫌がっている学童ですが、私の目から見て、とても良い場所です。
先生方は優しくおおらかで、上級生は礼儀正しくきちんとしています。
私の母は、学童の様子を見た日、安心して先生の前で泣いてしまった程でした(注:母は私以上に涙もろいです💦)。
大きな集団ですから、いわゆる問題児と呼ばれるような子がゼロではないにしても、ここに預けるのならば安心だと、私も安堵した場所です。
娘に友達がいないわけでもないとの事。もちろん虐められている様子はありません。
学童や学校がイヤイヤとなるのは、この時期、多くの子が通過する道なのだ。
徐々に慣れていくしかないのだと思いました。

宥めすかして学校に送り出す日々。
しかし、昨日15時くらいのこと。
仕事中の私のもとへ学童から電話が入りました。
「あいちゃんが学童に来ていません!」と。
学校にも連絡したところ、上履きがあるのでもう下校はしたようだとのことでした。
5月に入ってから娘にはキッズケータイを持たせていたので、私はすぐに娘の携帯に電話をかけました。
「今、どこにいるの?」と聞けば「学童だよ」との返事。
一瞬、なんだ学童に行くのが遅れただけか。学童の先生が早とちりしたのかな、なんて。
私は自分に都合の良い考え方をしそうになりました。
ですが、そんなはずはないのです。
学童との電話では、いつも先生の声の後ろでガヤガヤと元気の良い子供達の声が聞こえてきます。
娘の電話からはそれが聞こえて来ない。
私は「学童の先生からあいちゃんが来ていませんって電話もらったんだよ?今どこ?」と再び聞きました。
すると娘は「あ…間違えた。おうち。」と答えました。

予想はしていました。
やはり娘は家に帰ってしまっていたのです。
とりあえずは娘の所在が分かって一安心。
学童や学校に連絡をしました。

その夜、娘には勝手な行動でどれだけ周りの人が心配をするかを言い聞かせたつもりです。
ただ、娘の行動は叱らなければならないものではあります。
一方で、怒られる事も分かっていながら、ドキドキしながら、それでも家に帰って来てしまった娘の心情も考えてあげなくてはなりません。
「ママは学童嫌だって言っても聞いてくれなかったじゃん!」
泣きながら言われて、私も言葉を失ってしまいました。
多くの人が経験する五月病みたいなものだからと。なるべく早くお迎えに行けるようにしてあげているのだからと。「頑張って」を強要し過ぎたのかもしれません。
わりと真面目な娘の起こした大胆行動に気付かされました。

保育園の時は私の生活スタイルに子供達をつき合わせて来たから、今度は自分が合わせる番だと決めていたのに。
仕事は辞められない事情が出来たけれど、それでも私なりに娘の言葉に耳を傾け、希望にそえる努力はしていたつもりなのに。
まだまだ娘の心に寄り添ってあげられていなかったのだろうと深く反省しています。
昨夜はぐるぐる考えて眠れませんでした(>_<) 今回私もはじめての出来事の連続でひたすら困惑しておりましたが、これからきっと、もっと様々な事があるのだろうと思います。
保育園児から小学生へ。著しい娘の成長に、私の方がついて行けていなかった気もします。

また、今回、自分や娘を取り巻く方々の存在の大きさを痛感しています。
昨日も様々な励ましの言葉や乗り越えるヒントをもらいました。
今まで、身内以外の方々に頼る事はあまりして来なかったのですが、どうしようもない時に差し伸べてもらった手はとっても良いのだろうという気持ちになります。
逆にその方々が大変な時に、今度は私が、お助け出来る事があれば全力で。
そんな気持ちで、時には甘えてみようと思いました。

親として、成長したいです

『俺は強い!!』
『諦めたらそこで試合終了だよ』

コレ↑↑自分を勇気づける言葉達です(>。<)

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