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モンスターペアレントってどこから?☆ちょっと真面目に子育て話

  • 2016年12月5日
  • 日常
  • 2件

ちょいちょいブログにも書かせて頂いてますが、私には2人の娘がおります。
あい6歳。まい3歳。現在二人とも同じ保育園に通っています

まいは甘え上手。クラスでもわりとリーダー的な存在らしく(担任の先生から言われました)、まだまだ手の掛かる年齢ではありますが、集団生活という場面での心配はあまりありません。
対して上の娘、あいは心配が耐えません

あいは家族や親しい人との間ではひょうきんなくらいですが、超恥ずかしがり屋さんです。
運動会等では、もう~見てるこっちが恥ずかしくなる程に固まってます
友達関係でもしかり。すごく仲良しの子の間では自分を出して生き生きするのですが、基本的には静かなようです。
あまり自己主張が出来ないようで……保育園での出来事を聞いては、やきもきする日々。
思い返せば私自身がそうでした。舞台上で娘程に固まる事はなかったと思いますが、引っ込み思案なところは昔の自分とそっくりでして。
だから娘の気持ちはわりと分かるつもりではあります。

そんな娘が、とあるお友達の事を話し始めたのはここ最近の事。
0歳時クラスから一緒の女の子が、“修行”と題して腕を捻ってくる~というもの。
相手の腕を両手で握り左右反対にぐりっ捻る。いわゆる雑巾絞りです。
訓練してるんだけど、ちょっと痛い。それが娘の話でした。
私は、それは全く訓練ではないよと伝えました。痛いだけでしょ?と。
痛いから止めてって言いなさいと娘に言いました。それが1回目の話。

少し経って娘が、またそのお友達が雑巾絞りをしてくるという話を聞かせてくれました。
私が娘にイヤって言った?と尋ねると、うーんと曖昧な返事。
イヤって言ってやめてくれなかっなら、すぐに先生に言いなさいと娘に言いました。そしてママにも言ってねと。
それが2回目。

3回目。遊ぼうって言ったら、修行(雑巾絞り)やったら遊んでくれるって言ったから我慢しちゃった。と娘。
「やっぱり言えないの?あいがどうしても言えないなら、ママが先生に相談してあげようか?」と聞くと「うーん…」と少し迷うも「うん。」との返事。

ここで相手の子の事も少し書かせて頂きます。
おそらくその子にとって“雑巾絞り”は本当に遊びでやっている事だと思われます。
基本的には娘と仲良しですし、悪気はないのだろうと感じます。
自分の子供に対して危害を加えるものは何があっても養護しないタイプの私がそう感じているので、本当です。相手の子も良い子なのです。
なんせまだ6歳ですからね、大人ぶった事を言う事も増えてきましたが、まだ皆、心はキラキラした子供達です
だからこそ、娘には自分の口から、それはイヤだよ、痛いんだよと、伝えて欲しいと思っていました。
来年春から小学生になる娘。なるべく自分の力で解決する力をつけて欲しいと、心底思っています。

この一件、先生に私の口から伝えようと思ったのにはもう一つ理由がありました。
今年度の娘の担任の先生。若い先生ですが、挨拶等もきちんとしていますし、真面目に子供達と向き合ってくださっていて、親としても安心して子供を任せております。
子供達からの人気も高く、良い先生です。
ですが、子供達同士のいざこざにはあまり介入しないスタンスのようです。
“言い付けるのは良くない事だ”というお話もされたようで。
娘はどうせ先生に言っても、「自分で言ったの?」と言われてしまうだけだから、言いたくないと話すのです。

あくまでも6歳の娘の話からの情報ですので、事実の詳細は分かりませんが、私は娘からこの“言いつけるのは良くない”との話を聞いた時、それはちょっと違うなぁ。と否定したのでした。
言いつけられて困るような事をしている子が悪いんで、言いつける事は悪くないよ。と先ずは言ってから、続けました。
ただね、先生に言いつけた場合、言いつけられた相手の子は、確かにあまり良い気持ちにはならないからね。ちょっとの事でいちいち報告してると、お友達に嫌われちゃうかもしれない。だから、先生は言いつけるのは良くないってお話したんじゃないかな?
先生の言っている事も間違ってはいないと思うよ。でも、やっぱり、言いつけられるような事をしてるお友達が悪いんで、言いつけるのは悪くないと思うよ、ママはね。あーでも、あんまり言いつけてばかりだと友達に嫌がられるだろうなぁ。難しいねー。
と、こんな感じ。
6歳の娘がどのくらい理解出来たかは分かりませんが、私の意見を娘に話しました。
親として娘に話しつつも、“難しいね”で終わってしまうという。情けない話ですが、そうゆう事ってケースバイケース。一概には言えないし、本当に難しい。そう思うのです。

ですが結局、うちの娘には、もっと先生に言いつけて良いよと言いました。
先生に言えなければママに言いなさい、と。
担任の先生のおっしゃる事も、いちお理解しているつもりです。本当に些細な事をちょこちょこ言ってくる子もいるのでしょう。
ですが、うちの娘は“言えないタイプ” です。その上、言いつけるのは良くないなんて言われてしまっては、余計にお話出来なくなってしまうでしょう。

先生には私からきっちりお話しました。
まずはお友達の雑巾絞りの話。
娘の話している事を聞いただけで、本当かどうか、真実は分からない。でも、娘は私に3回話してくれた。
仮に本当に雑巾絞りをやっていたとして、相手の子も本当に遊びだと思っていると思う。
だから、相手は痛いよ~と、大人の口からも教えてあげて欲しい。
娘にも自分で解決して欲しいとは思っている。なるべく自分からお友達にも言うようには伝えたけれど、言えない時は先生に言いなさいとも言ってある。それでも、娘は言えるか分からない。だから先生も少し、気にとめて見ていて欲しい。

同時に“言いつけるのは良くない”の件についても、少しお話させて頂きました。
先生がその話をされた理由は私の予想通り。
娘は大きく考え過ぎていた節がありました。
先生は、本当に些細な事を言いつけてくるのが続いて、“言いつけ合戦”のようになった際、話したそうで。基本的には何でも先生に話して欲しいという姿勢であるとおっしゃっていました。

先生とお話する中で思い出していたのは、娘の「どうせ先生に言っても…」という発言です。
せっかく先生も何でも話して欲しいと言ってくださっているのに。娘に「どうせ~」と思って欲しくないのです。
先ずは話す事、それは重要な事です。
だから私は先生にお願いしました。ちゃんと75度くらいは頭も下げて。
娘には自分で解決する力をつけて欲しいと思うと同時に、どうしても辛い時は、きちんと話せば、ちゃんと助けてもらえるという事も知って欲しい。まずは話す事を止めないで欲しいんで。だからお願いします。と。
大袈裟ではなくて。本当に上記した通りの台詞を先生にお伝えし、重ね重ね頼んできました。

……とまあ、今の内容からお察し頂けるかと思いますが、私はたぶんわりと主張が強い親(^-^;
でも、これでもいつも葛藤はあるのです。
でしゃばり過ぎやしないか、先生方の間で、あの子の親は面倒だと思われやしないか。モンスターペアレントとか思われてないか。
別に自分は面倒がられても嫌われても構いやしないのですが。親と過ごすより長く居る保育園で。我が子が自分のせいで先生方に疎まれたら嫌だなと考え悩みます。
先生方だって人間ですからね。心証は大事にしたいのです。
だから先生とお話する際はこれでも最大限に気は使っているつもりなのですが…。どうなのでしょう。

子供の事で親が前に出てくる。昔は良しとされなかった事だと思いますが、こんな時代ですから。場合によっては必要だと思っています。

少々抽象的な話になりますが、私は小さな頃、最後は必ずお母さんが助けてくれる、守ってくれる。そう信じていたものです。
母はよく「お母さんに任せなさい。だってお母さんは魔女なのですから。」と言っていました。
それは本当に魔法の言葉の様で。不思議な安心感を与えてくれたものです。
その安心感があるからこそ頑張れる事というのもありました。

私は娘に“魔女なのです”とは言っておりませんが。ママは何があっても守ってあげるよと。伝わって欲しくて。
これからも保育園や小学校ででしゃばってしまう事がある……かもしれません(^-^;

モンスターペアレントの意味を改めてWikipediaで調べてみると『学校などに対して自己中心的かつ理不尽な要求をする親を意味する』とありました。
今のところ該当しないとは思いますが。
『保護者が正当な要求をしても、学校や教員が保護者を「モンスターペアレント」として敵対視することがある。』なんて記述もあったので。
当てはめられちゃうかもしれませんね
そもそも私は自分の事を書いてわけで。保育園の先生方からはどう映っているかは謎です。
自分は何が出来るか、どこまですべきか。この手の葛藤はまだまだ続きそうですね

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