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後悔先に立たずでも…【ブログ3周年①】

  • 2016年9月21日
  • 日常
  • 4件

先日ブログ3周年を迎えたということで、普段は後回しになりがちな、少し真面目(?)な話を3つ、書こうと思っていました
今日は1つ目。仕事の話です。
長い上に退屈な話になりますので。読み始めてみてくださった方でも、飽きてきたら回れ右しちゃってくださいね

このブログを始めた頃、私は下の娘が産まれたばかりで育児休暇中でした。
もとの職場に復帰する予定ではありましたが、内心、揺れていました。
転職のチャンスがあったからです。

当時、在籍していた会社は、新卒で入社した会社。社会人としてのいろはを教えてくれた、今でも好きな会社です。
そこで産休、育児休暇まで取得した上で退職する。
貰うだけ貰っての退職となるので、とても心が痛みました。
転職せずに働き続けたい思いもありましたし、辞めるにしても、もっと他のタイミングで辞めたいと思ったものです。
それでも結局、私は家族との時間が増える方(=転職)を選びました。
収入も減りますが、時間に余裕がある。それが何より優先すべき事だと思ったのです。

復帰して自分の仕事を割り当てられてから辞めるより、仕事をもらう前(育児休暇中)に辞めた方が迷惑ではない。そんな考え方もあるよと、周囲から言ってもらう事もありました。
それでもやはり、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
何せ、保育園の申請等、様々な手続きをクリアするため、お世話になった会社に退職の意向を告げるタイミングは、自分の決意後、直ぐにというわけにはいきませんでした。
転職の決意後もしばらく、復職の意向を示し続けなくてはならなかったのです。
同じ部署の方々から、最近仕事が増えて大変だ。戻ってきてくれるのを待ってる。そんな言葉を頂く度に、心がズキズキ痛みました。

結局、退職となった私。産休→育休のまま退職ですので、通常送別会はありません。
それでもお世話になった部署のみで、こぢんまりとしたお別れ会を開いてくださったのです。
私は恥ずかしながらボロボロ泣いてしまいました。
そりゃあ仕事ですので、楽しい事ばかりではありませんでした。
それでもたぶん、私は会社…というか、そこで一緒に働く方々が好きでした。

転職をした私。
そんな、本当に大好きだった会社を辞めてまで入った新しい職場。ひとつでも多くの事を学び取りたいと思いました。
自分のやりたい仕事をもらいたい。そして次に転職する時の為に(たぶん長くは在籍しないだろうと思っています)、プラスになるスキルを身に付けたい!
そんな意気込みだけはあったのです。が……なかなかそう上手く行かないのが現実というもの(>_<) 増やしてもらう仕事は自分が欲しがっていた仕事とは違うものばかり。
それでも、与えられた仕事をもっとスムーズにこなせれば、他の仕事が貰えるだろうと頑張ってみるものの……一番のネックは子供達。
急な熱で早退、遅刻、休み…これはもう仕方のない事ですが、仕事では許されない時もある。
だからまだ任せてもらえない仕事も多い。
悔しいけれど、それが現実。
私の仕事の多くを占めるのは事務的なものばかり。

今年の夏、下の娘も3歳となり、だいぶ丈夫になったので、急な休み等はかなり減りました。
けれど、自分の希望を叶えるには、まだ足りないものもあったのです。
それをよく分かっていたはずなのに、私は努力出来ていなかったのでした……
今の私は、欲しい仕事を貰える自分になれていないのです。決定的なスキル不足
最近それを痛感しております。

どうして最近考える事が多くなったかと言えば、ちょうど転機を迎えるから。
上の娘が来年の春から小学生にります。
私は上の娘が就学を迎えるその前に、今の会社でモチベーションが上がるような仕事をもらう。もしくは、資格等をとり、転職も視野にいれて活動する。そんな理想を掲げていたのでした。

上の娘の小学校への入学は、私にとって大きな生活の転機となることは間違いありません。
お迎えが、保育園と学童との2カ所になります。
しかも保育園と学童は電車移動で違う駅です。
保育園は自宅の最寄り駅とは異なりますが、駅から徒歩5分以下でつける場所。
学童は自宅の最寄りですが、駅から家と反対方向に15分程歩いた場所。
お迎えの流れをイメージしただけで、頭が痛くなりそうです。
夕方から夜、寝かしつけるまでの時間を、どうやりくりすれば良いのだろうと悩ましいです。
慣れるまでのしばらくの間、自分の為に使える時間はごくごく少なくなりそうです。
その前に色々な準備をしておきたかった。しておくべきだと考えていたのに。
今の私、どうでしょう……
何も出来ていませんでした(>_<) 時間ならあったはずなのです。長い通勤時間、ゲームをしたり、妄想したり、寝たり。そんな暇があったら勉強すれば良かったんです。
夜、子供達を寝かせてからワインを飲みつつアニメを見る。
そんな時間があるなら、少しでも真面目に机に向かえば良かった。
後悔先に立たずとはまさにこの事だと思います。

私は自分を過信していました。
手前味噌ですが、ソムリエの資格をとったのは上の娘を出産後、仕事をしながらでした。
自分を追い込んで頑張れる。あの時のように、空き時間を勉強へ費やす事ならいつだって出来る。そう思っていたのでした。
でも結局、今回は出来ていませんでした。

ワインの勉強はそれ自体が好きな事だったので、続いたのでしょう。しかも目的は試験合格という一点で、手段も明確に分かっていました。
しかし今回、やるべき事は複数ありました。
欲しい仕事をもらうには、もっとひたすら本を読むこと。多くの新聞、雑誌に目を向ける事。簿記の勉強もしておくこと等……もっともっと思い浮かびます。
転職を目指すなら、母からは社労士の勉強なんて良いのでは?とすすめられていたのでした(一時は本気で法曹界を目指していた事があるので)。

でも結局、何から始めるか、選ぶことすら避けて、迷いながら、あげく何もせずにここまで来てしまいました。
たくさんあったはずの時間を無駄にしてしまった。挑戦すらせずに過ごしてきてしまった自分が情けなくてたまりません。
自分の中で決めていた節目の年。上の娘の小学校入学の時は、もうすぐそこに迫ってきています。
特に何の成果を得られないまま、ここまで来てしまった…

どうしよう。こんなはずではなかったのに…と、最近よく悩んでいたのです。
そんな苦しい胸のうちを、先日、ちょうど敬老の日の前夜でした。母と電話した際に打ち明けました。

「あなたの生活で、何かやろうとしても無理よ。」と、母は言いました。
「お母さんもあなたに勉強すすめちゃったりもしたけど、あなたの生活を見ていたら、そんな時間はないなと思ったわ。」と言ってくれました。
「時間ならあったんだよ…やりたい事はしてるもん…」と自責の念が拭えない私に、母はさらに続けました。
「二人の子供を育てながら片道2時間で仕事に行ってて、“勉強の時間”は作れないでしょ。」と。
「もうあと数年でまいちゃん(下の娘)も手がかからなくなるから。それから始めたって良いのよ。今は子育てに忙しい時期だから。お母さんとして構えてる事が一番大事な時よ。仕事は二の次で仕方ないわよ。まだ若いんだから、大丈夫よ。」
私が「いや、若くもないよ。今年3●歳だよ!」と言えば、「あら、そうだったわね…」なんて言っておりましたが
とにかく、母にゆっくり諭されました。焦らなくても大丈夫だから、と。

私は子供達の手が離れたら、その瞬間からバリバリ働かなくてはならないイメージでいたのです。だから、その瞬間に自分を合わせてもっていかなくてはと。
でも、子供達の手が離れたら、そこから仕事に照準を合わせたって大丈夫、遅くないよと、母は言ってくれました。

好きな事をする時間もある意味大切。
今はそのままでも良い。
まだまだ遅くない。

母の言葉で、私はとても気持ちが楽になりました。
最近日頃の生活を振り返り、やたらと落ち込む事もあったのですが。過ぎた事をくよくよ考えてても仕方ないですよね

そして!優しい言葉に甘えてばかりもいられない!やっぱりこのままじゃダメだって気持ちも強くなりました
たぶん私は自分の好きなものに浸れる時間がないと、爆発してしまうタイプなので。やはり趣味の時間もどうしても必要なのですがその中で出来る事は始めていかなくてはと思います。
ちょっと抽象的な話ですみません
やるべき事、頭の中に浮かびすぎて。自分自身、何から始めようか迷っていたりするんです(^-^;
それでも、少し前のように焦る気持ちはなくなりました。
上の娘の入学時、それまでに、ではなくて、そこから~でも良いかなって。今は思います。
時間のやりくりは大変になりますが、まあ、なんとかなるでしょう
為せば成るで、前向きに。先ずは母として、次は社会人として、頑張っていきたいと思います

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