おはようございます✨
別冊少年チャンピオンが発売になってます～😆
スペアバイクに我らが東堂様が出てきているので嬉しくて嬉しくて💓
東堂見たさに別チャン購入している感じです。
というわけで！以外は今月のスペアバイク、内容や感想になりますので。本誌未読の方はネタバレにご注意ください❗
『◇つくば小田城大学、仕掛ける!!』と綴られ、今月のスペアバイクは始まります。
SPARE.114 筑波山３『赤いジャージ』
いよいよスタートした筑波山レース。
地元つくば小田城大学の橋中が一人集団から飛び出したことで、残された集団はざわめきます。
「一人出るぞ」「誰か追え!!」「地元つくば小田城だ」「もうあんなところにいるぞ」「ヤバイ」等の声が飛び交う中、まだ集団内で走って居るも、同じつくば小田城のメンバーである尾川はしてやったりという顔です。
尾川（うまくいいタイミングで飛び出したな橋中!! 作戦通りだ、橋中!! 何か月も前からの準備、つらい許可取りや会場設営、あいさつ回りやお弁当の発注、駐車場の確認。今大会開催のホスト校としてオレたちはしっかりやった!! がんばってきた!! だから、この最後の目標＿＿この地元“筑波山のレースでの優勝”＿＿それもコンプリートする!!）
尾川は心の中で野心を燃やしながら、まだざわつく集団から自分も飛び出します。
残った集団からは、誰かの声が上がります。
「同じくつくば小田城の山のアシスト尾川守!! あいつもキレのある登りで登っていく!!」
集団を後にして、尾川は先に進みます。
尾川「まってろ橋中!! オレがすぐに追いついて、しっかりとアシストしてやる!!」
呟いた尾川。
その横にすっと音もなく近づいてくる者がいました。
尾川「チィッ、誰だ!! 誰かついてきてる!! ロードレースでは仲間の元に追いつく場合、誰も連れていかないのが定石!! 鉄則!! 敵を増やすことになるからだ!! どこの大学か知らないが下がれ。オレはおまえを連れては＿＿」
言いながら尾川は横に現れた人物の方を向きますが、その人物を見て言葉が止まります。
尾川「赤……!! ジャージ!? まさかおまえ＿＿ホスト校のオレたちへと菓子折りを今朝方持ってきたという思いやりのある学校の選手!!」
尾川のものと現れたのは東堂でした。
驚きながら言葉を続ける尾川。
尾川「すこしつまんだけど、おいしかったぞあのカヌレ!!」
東堂「よかったです」
尾川「礼を言う!!」
東堂「ホスト校ごくろうさまです。大変ですよね」
尾川「!!」「くうう、わかってくれるか。おまえいいやつだな!! ようし一緒にいこうじゃないか!! キミ!! 連れていこう!! 何なら先にいってもいい!!」
東堂「ありがとうございます」
礼を言いながら一瞬で前方に消えていく東堂。
尾川「えっ、えーーー!?」
東堂の速さに驚きの声をあげる尾川。
尾川「ええーー!? あれ!? ここ登りだぞ!? 何て速さだー!!」（え!? 一年だけのチームって言ってなかった…け）
愕然としている尾川の背後に、もう一人、選手の影が見えます。
尾川「!!」「もう一人上がってきた!? ぬう、ここから先は＿＿＿う……!! お、おまえは!!」
尾川の声を後にして、場面は先頭を走るつくば小田城の橋中に移ります。
沿道で応援している人は、地元大学の選手が一番に上がってきたことを喜び、声援をおくっています。
橋中「へへへ」（うまいことぬけたぜ!! 地の利は最大限活かせたすよ、先輩。先頭はオレ!! 状況はこうなっている!!）
橋中は集団よりはるか前に単独で走っている自分をイメージしています。
橋中（あとは先輩がぬけだして合流してきてくれればシュミレーション通り、そうなれば＿＿その先は下りも平坦もあるけど、二人で協力して走って、そのまま先行保って、登りも協調して登って、最後は山頂のゴールに＿＿）「ヘヘッ、いけるじゃないすか!!」
自分たちの作戦通りに事が運んでいると思い込んでいる橋中。
橋中「いけますよ!! 今日の筑波山はオレに味方してくれてる!!」
橋中はダンシングで加速します。
橋中「だから早く追いついてきてくださいよ。せ＿＿」
言いながらちらっと後ろを振り返った橋中はハッとします。
後方に人影が見えたからです。
橋中「きた!!」「待ってましたよ先輩ィ!! イ!? イイ!?」
登ってきたのは、橋中が待っていた尾川先輩ではなく、東堂でした。
橋中「あっれーー、先輩いつの間にかカオ、シュッとしてません!?」
東堂を先輩と勘違いしているのか、激しい現実逃避か、橋中の言葉が続きます。
橋中「どこのジャージ着てるんですか。赤は先輩似合わないって、この間、買いものにいったとき言ったじゃないすか＿＿つくば小田城の大学ジャージはどうしたんです…か…」
ここまで言って、更に近づいて来た東堂を間近で見た橋中は、とうとう現実を直視し、愕然とします。
橋中「誰だァ!! おまえはァ!!」
東堂「何に対してキレられてるんですかオレは」
橋中「は!! おまえは今朝方、菓子折りを持ってきた…!!」
東堂「筑士波大の東堂です」
橋中「何だ、東堂くんじゃないか!! その節はありがとう。最初からそう言ってくれよー」
隣に並んだ東堂の肩に手を置き、話を続ける橋中。
橋中「もうすぐ先輩が来るんだ。待っててくれ」
東堂「……！」「確かにうしろからもう一人上がってきてます」
橋中「だろ!! それが先ぱ」
東堂「ではないですね。つづら折りで確認しました。早いですよ、あの人」
橋中「速い…!?」（へへっ、やっぱり先輩じゃないかそれ）
橋中が東堂の忠告を盛大に勘違いしているうちに、東堂は先に進みます。
橋中「!!」「まて、どこへいく!! 東堂くん」
東堂「少しでも先行しておかないと、あの人すぐに追いついてきますよ!!」
東堂は続けます。
東堂「オレは一年生でこれが初戦なんで、あまり詳しくはないですが。相当に強い人です＿＿気迫でわかる!!」
焦り始めた橋中の背後にはもう、その人物が迫ってきています。
東堂「うしろから上がってきてるのは＿＿明早大学のエース、三年盾崎さんです!!」
前方に進んでいる東堂。
その少し後ろをいく橋中。
その橋中の隣に、盾崎が並びました。
盾崎「いやあ、赤いの」
橋中「うわっ。明早大エース盾崎さん」
盾崎「大したもんだな、すげぇよ。途中で追いつこうと思ったのに。ここまでかかっちまった」
橋中「あれ？オレを追いぬいて!?」
盾崎は橋中は無視で、東堂に向かって言葉を投げます。
盾崎「きいたよ、福富たちの旧友だって？」「そしてもうひとつ、驚いたよ、おまえ＿＿音もなく加速するな!!」
盾崎と東堂、視線を交わします。
橋中（オレ無視!?）
ここで場面は一転。後方に移ります。
一方 そのころ
メイン集団
修作がハッハッハッと苦しそうに息をついています。
修作「は～～～～!! ま、待ってくれー、田所くん!!」
田所（遅れだした……）
修作「き…きつい…ペースを…もうちょっと、ゆっくりいこう!!」
田所「糸川…。ねばれ!! 東堂に加勢するためにゃ、この速度で登ってついていかねーと役に立たねェ!!」
修作「ぐうう」
辛そうな顔をしますが、言います。
修作「わかった!!」
荒北「お!? 田所、このチンチクリンが東堂が昔語ってた『修作』かァ!?」
田所「あ、荒北」
修作「えっ？」
荒北「ずんぐりしてるじゃナァイ!!」
修作「え!? ずんぐ…!? え、初対面で!?」
荒北「ハッ」
修作「口悪っ!!」
田所（ズバッと言うなァ…まァ、オレも最初はちょっと思ったけど）
荒北「東堂のよォ、やらかしエピソードおしえろよ、昔のやらかし!!」
修作「え!?」「まずそっちが名乗れよ!!」
田所（うわ言い返した）
『◇先頭争いをする東堂に、修作は援護できるか!? 次号は、巻中カラー＆ポスター付録第２弾も!!』と綴られ、今月はおしまいです。
は～東堂かっこいいです(*´▽｀*)💓
まさに溜息の出てしまうかっこよさ✨
巻ちゃんにも見せてあげたいですよね😌
ただ……明早大エースの盾崎先輩は強そうですよね。
オールラウンダーでしょうか？？
つくば小田城の人が、この先に下りも平坦もあると言っていたのが気になりました😣
いくら先輩相手でも、東堂が山で負けるわけないと思っているのですが、下りや平坦がどのくらい入ってくるのかで状況が変わりそうです。
でも下りや平坦と言えば！田所っち(＆修作？)の出番だと思うので、二人のアシストがあって、最後の登りでは東堂がトップになるのかなぁと考えております。
筑波山１で『15時32分 山頂ゲートに 一人の選手が現われ 右手を挙げた』とありましたが、それは東堂だと信じて疑ってないので。
このあと東堂がどうゆうレース展開で優勝するのかがひたすら楽しみです✨
大学の初レースで初優勝を飾る東堂✨
楽しみです😆✨
ちなみに今月面白かったのが、つくば小田城の尾川先輩と橋中のコンビ。
橋中の『どこのジャージ着てるんですか。つくば小田城の大学ジャージはどうしたんですか』からの、『誰だァ!!』にはもうびっくり！笑
好きだなぁ、こうゆうキャラ( ´艸｀)笑
そして、そんなつくば小田城コンビにきちんと敬語な東堂にキュンですよ😍
結局は東堂ステキですという結論に至る今月でした✨✨
……そう言えば最近カヌレ食べてなかったので。
カヌレも食べたくなりました😆
東堂の買ったカヌレはどこのですかね？？
買いに行きたい✊
あと、巻末の目次で渡辺先生が書いてくれるプチ情報。
今月は『橋中が投稿したダンス動画が、5200回再生でプチバズりした事があります。』となってて。
橋中面白いので私も見てみたいです！笑
