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無事に終えた卒園式

  • 2020年3月14日
  • 日常
  • 4件

12日木曜日。
弱虫ペダル大好きな私にとって、週刊少年チャンピオン(毎週木曜発売)と別冊少年チャンピオン(毎月12日発売)の同時発売という、嬉しさで大忙しの日でした。
日だったのですが……
今回、この時ばかりは、私にとってのその日は、“12日”でも“木曜日”でもなく……下の娘の“卒園式前日”でした。

少し遡って、10日火曜日のことです。
私が保育園にお迎えに行くと、本人曰わく「お歌を頑張って歌いすぎた」との事で、声がガラガラ、枯れてしまっていました。
私自身が昔から喉が弱く、風邪と言えば喉からの人でしたので、娘のしゃがれた声を聞いて、真っ青に。
もしこのタイミングで熱を出したら卒園式はアウトです。
心配で心配で、検温もしました。
その日の体温は37.0。
本当に微妙な状態です。

翌日11日水曜日は主人の仕事が休みだったので、下の娘も保育園はお休みにし、家でゆっくり過ごさせました。
ですが水曜日、熱は36.9~37.2をさまよっていたので、心配は増すばかり。
木曜は私も主人も仕事でした(=娘は保育園)が、娘を休ませる為、私は急遽、仕事を休む事にしたのです。
全ては金曜日の卒園式を万全な体調で迎えたいがため。
12日で木曜で、盛り沢山な日だったのですが、この時ばかりは何よりも“卒園式の前日”だったというわけです。
朝一こそチャンピオン三昧を楽しみましたが、下の娘が起きてきてからは娘第一主義の一日に。
ここまで祈るような気持ちで過ごした日は他にないかもしれません。
下の娘の卒園式。
それは上の娘と下の娘と、9年間続いた送り迎えの日々が終わろうとしている事に繋がります。
私にとっても大切な日でした。

迎えた卒園式当日。
朝の体温は36.6。
元気いっぱいで卒園式を迎える事が出来ました。
一学年が最大12人の小さな保育園。
娘の学年は転園した子がいたので11人です。
全員揃ってその日を迎えました。
実は、卒園式直前というタイミングで、お腹の風邪が流行りだし、直前までお休みだった子もいたのです。
お母さん同士で作ったLINEのグループのトークルームでは、そもそも前日まで体調が優れないとの話や、前日は大事をとって休ませるという話でいっぱいになっていました。
皆が綴っていました。
『卒園式、全員が揃いますように』と。
願いが叶った卒園式。
上の娘の時ほどは泣かないだろうと思っていたのですが、入場の時からもう涙涙です。
卒園証書を受け取る子供達を見ていて、自分の子はもちろんですが一人一人の成長が胸を打ちました。
なんせ0歳時から一緒に過ごしてきたお友達ですから。
あぁ、大きくなったなぁと。
感じないはずがないのです。
皆、あんな赤ちゃんだったのに。
おめかししちゃって、立派に卒園証書を受け取っているのですから。
新型コロナウィルスの事があり、色々と縮小されてはしまいましたが……
それでも、出来て良かった。
とにかく大きな区切りがついたというか。
張り詰めていたものがとれた感覚です。
昨晩は子供達とともに就寝、爆睡して今日は下の子が起きた10時半過ぎまで寝続けました。
12時間以上寝たのは久しぶりです。

卒園式を終えたとはいえ、保育園は3月31日まで通います。
来週にはお別れ遠足(場所が園の隣の公園に変更になりましたが)もあり、娘ははじめてのお弁当にわくわく、もうずいぶん前からメニューを決めて冷蔵庫に貼っています。この絵、キティのウインナー2本、ミニトマト1個、唐揚げ1個、卵焼き1切れ、ブロッコリー1個、いちごのデザートも忘れずに、という事だそうです。

この時がずっと続けば良いのにと思う程、娘が保育園に通うこの日々は愛おしいもので。
4月からの新しい生活を迎えるあたり、寂しさの方が大きくなってしまいます。
……私はいつもそうでした。
春は出会いの季節というより、別れの季節の辛さが先立ってしまうのです。
今年、別れと出会いを経験するのは私ではなく、娘なのですが。
自分の事のように苦しくなってしまうのは何故でしょう。
逆に娘の方がずっと前向きに、小学校を楽しみにしているので。
私も楽しい出会いに目を向けていかないとです。
前向きに、31日までの残りの日々を大切に過ごします。

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