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ブログ5周年☆お祝いはT2の二次創作で♪

突然ですが、先日、9月18日でこちらのブログが5周年を迎えました
すっかり忘れていまして。先週末に手帳を眺めていて、はたと思い出したのです
4周年は気付いたら10月だったので、5周年の今年こそは、5に因んだ記事を書くぞと、一年前から思っていました
のに、忘れていたわけですが
まあ9月中なら良いよね!というわけで、5周年の今年はブログ内で5をテーマに二次創作小説を書き始めたのでした

週明け、水曜くらいのアップを目標に書いていたのですが。
今週は仕事の課題提出があった為、ほぼ徹夜(睡眠約1時間)だった日などもあり、眠くて眠くて……
書くタイミングを失って遅くなってしまいました
それどころか、ブログを書きつつ寝落ちしたらしい日までありました
ふと気付いたら、書きかけ状態の記事がアップされていた瞬間があったのですよね(゚Д゚)
めちゃくちゃ恥ずかしいです
もし、書きかけ状態をご覧になってしまった方がいらっしゃいましたら……
失礼しました!!&忘れてくださいm(__)m
なんせ途中段階では一番重要な部分を書いていなかったものですから申し訳ないです
一番重要な部分、それは日頃記事を読んでくださる方々へのお礼の部分です。
これなくしては、5周年も何もありませんよね
本当に失礼致しました。

こちらのブログ、始めてから5年が経ち、6年目に突入したわけですが。
ブログを始めるさらに前、私は一度、脱オタクしていた時期がありました。
好きなキャラを愛でている事が喜びである今となっては、脱オタク中の私は何を生き甲斐にして生きていたのか思い出せない程です。
それでも、こちら側に戻る決定的なきっかけは、しっかり覚えています。
ハンターハンターの映画を見に行ったのを機に、いっきにオタクに逆戻りしたのです
学生時代おそらく一番お金も時間も費やしたであろうキャラクターの麗しい姿を大スクリーンで見た瞬間、封印されていた感覚が蘇ってしまったのでした。
そこから堕ちるのあっという間でしたね

オタクに戻った当時、周りには普通の人が多く、なかなか趣味の話が出来ない中、溢れ出る萌える気持ちをブログにが書いてすっきりしたかった。
それがこのブログを始めたきっかけです。

書いているだけでも楽しかったのですが、訪問者数で皆様が覗いてくださった事が分かると嬉しくて。亀のようなペースではありますが、続いております。
足を運んでくださる方々には感謝でいっぱいです。

また、コメントまで寄せてくださる方とのやりとりは、とても楽しく心があたたまります。
頂いたコメントへの返信を書く事は、自分の中でも大切な時間となっています。
たとえ僅かでも、読んでくださった方と交流が出来た事。
その中で、学んだり、驚いたり、勇気づけられたらり、笑ったり出来た事を、とても幸せに思っています。
本当にいつもありがとうございます。

さて、ブログ5周年の今回の記事。
これを機に読んでくださる方々への感謝を綴らせてもらえば、先ずは目的は達成だったりします。
なので、ここから先はおまけ感覚で!
冒頭でも書いていた『5』にちなんだお話の方に入らせて頂きます。
書いていたのは弱虫ペダルの二次創作、バリッと腐ってますので。苦手な方はくれぐれもご注意くださいm(__)m

小説ですが、おまけだからと、思い立って気軽な気持ちで書き始めたものの、予想以上に書く時間がとれず、やめておけば良かった……なんて後悔もありました
でもまあ、なんとか終わり、とりあえず記念にはなったかなと思います。
書く時の、自分の好きなキャラで脳内をいっぱいにする感覚って幸せでして。最高のお祝いになりますからね!笑

書いた話ですが、いきなり始まっても意味不明だと思いますので、先にキャプションのようなお話をさせてもらいます。
出てくるキャラクターはT2です。
何故T2かと申しますと、5と言えば、ゼッケン5は、我らが総北主将の手嶋純太!
手嶋と言えば青八木、T2!私の愛するカップルですよ(*´▽`*)
という単純(?)な理由です。
5周年なので、T2の二人にも出会ってから同じ月日を経過させ、5周年を迎えたT2という事にしました。
時期は今月。9月と言えば手嶋の誕生日月ですから、お誕生日ネタです。

出会って5周年を迎えたT2。
手嶋誕生日の9月11日の時点では手嶋が21歳、青八木は20歳になります。
二人ともお酒が飲めるようになってから初の手嶋誕生日です
じゃあ、飲ませよう!どこで?自宅で?レストランで?色々考えて結局落ち着いたのが下記小説のシチュエーションになっています。

シチュエーションを考える際のテーマは『5』だったのですが。
脳内で二人が動き出したらどんどん離れていってしまいました
もしかすると、『6』の方が印象に残るかもしれません……というか、最終的に数字全く関係ありません!
短くて大したオチもないお話ですが。宜しければ読んでいってくださいm(__)m

まるでお城を思わせる白い外壁と瓦屋根。
入り口には藍色の五巾暖簾がつるされている焼き鳥屋。
店の名前はその暖簾の一番右はじに白い文字で品良く書かれている。
店内はうっすらと照明が落とされ、語り合う客の楽しげな声に溢れていた。
店の中央にコの字型に突き出したカウンター席の中側では、網に乗せられた肉から落ちる脂で、もくもくと煙が上がる。
カウンター内の中央では大きな換気扇が動いているが、それでは吸い込みきれない煙が少しずつ店内に広がっていく。

手嶋と青八木は、カウンターの一角に並んで座っていた。
彼らの前には空になった皿と枝豆、飲みかけのビールグラスが並んでいる。
手嶋は少し前から、周囲がぼんやりと煙がかっているような感覚に包まれていた。
カウンターの奥、厨房から流れてくる煙のせいか、それとも入店してから飲み続けているビールのせいか……考えるのは野暮だろう。
そんな事より今は、隣に座る愛しい相手の一挙手一投足を感じていたかった。

隣に座る人物、青八木が、グラスを高めに持ち上げ、最後の一口を飲み終えた事を確認すると、手嶋は次の一杯を頼むか目で問いかけた。
青八木が頷いたのを合図のようにして、カウンター内にいる従業員に声をかける。
注文しながら、隣の彼へと視線を戻せば、ピタリと目が合った。
向かい合わせに座らず、こうして並んで座っていると、いつもより視線が噛み合う機会が少ない。
そのせいだろうか、青八木の瞳から感じ取れる彼の思いが、いっきに手嶋を包む。
好意、安心感、喜び、楽しさ…….。
昔からそうだ。青八木と過ごしていると、時に言葉が必要なくなる。
皆には不思議がられる。というか、むしろ気味悪がられる事すらあるが。お互い思っている事が分かりあえているこの感じ。
それは他には代え難い、最高に安らぐ幸せな時間だった。

先程感じた青八木のたくさんの想い。その中のひとつに手嶋は思わずくすりと笑みを浮かべ、自身も溢れる思いを答えた。

「良いんだよ!オレがこの店が良いつったんだぜ?誕生日っぽくないとか、そんなの気にするなって。やっぱオレ、この店好きだわ」

実はこの店は少し前に田所さんに教わった店だった。
通も唸らせる焼き鳥屋。それでいてリーズナブル。
そこそこ小綺麗な作りで、女性グループも見受けられる。
焼き鳥屋という事にこだわっており、例えば居酒屋では定番のポテトフライのようなメニューはない。
かわりに様々な種類の焼鳥があり、なかなか他の店では味わう事の出来ない部位もある。
シメにうってつけの、大きな、いかにも手作り感溢れるおにぎりなどもウリで、青八木のお気に入りだった。
本日手嶋と青八木が入店した時はまだ、カウンターに一人で座る男性と、テーブル席に座るカップルのみだった。
しかし一時間半ほど経過した今、店はほぼ満員。
二人の選んだカウンター席も、お互いの隣には既に他の客が腰をおろしている。
強いてこの店の難を言えば、空調だろうか。
複数の換気扇が回っているのだが、オープンから数時間もすると、店内は炭火のにおいが充満し始める。
店から出る頃には洋服も髪も、たっぷり香りを含んでしまうのだった。
ただ、手嶋はそんな煙たさがまた少し気に入っていた。
アルコールで麻痺しいく心地よい感覚が、煙で揺れる視界で増幅される気がするのだ。
匂いなんて、帰宅したらすぐ風呂へ入れば問題ない。

そして何より、こうしてカウンターに座りビールを飲みながら焼鳥を食べるという行為が気に入っていた。
小洒落た居酒屋では味わえない落ち着く感覚がある。
それはもちろん青八木も同じで、二人ともこの店を非常に気に入っていた。
今日は9月11日。手嶋の誕生日であるが、手嶋の方から今年はこの店に行きたいと提案したのだった。

「ほら、せっかくお互い酒が飲める歳になったんだからさ。なんか良いよな、こうゆうの。おっさんくさい感じで」

言いながら手嶋はグラフを持ち上げると、ごくりとビールを喉に流し込んだ。

「おっさんか…」

青八木が復唱して小さく笑う。
手嶋はそんな隣の青八木にちらりと視線を送った。
青八木は先日また髪を切ったばかり。
顎のラインより少し上で揺れる髪。
本人は切りすぎたと言っているが、その端整な顔立ちが引き立ち、かっこいいと思う。
そんな横顔を見ると、自分もばっさり切ってみようかという気持ちも芽生えるのだが。
なかなか思い切ることができない。

手嶋は先程、おっさんなどという表現をしたが。
高校を卒業して三年目になる二人は、黄色いジャージに身を包み、青春を謳歌した日々を、懐かしむ程にはなっていた。
もちろんまだ二人とも自転車には乗っている。
だが、来年度からは本格的に就職活動も始めなくてはならない。
それこそ髪も切るだろう。
変化してゆく日々。
自転車漬けだったあの頃が少し恋しい。

「純太……」

ふと青八木が口を開く。
手嶋はぐっと体を寄せて、大袈裟に耳を傾けた。
本当はこんなに近づかなくても、言葉として耳から聞かなくても、青八木の言いたい事は分かる。
だが、こうして近づける、騒がしい店内ならではのシチュエーションを楽しみたいのだ。
全てはアルコールのせいにして。

ただ、より近くに感じた青八木が、その声で紡いだ言葉は、少し予想外だった。

「オレは純太の誕生日の度にいつも申し訳なく思う事があるんだ」

さすがの手嶋も一瞬なんの事だか分からなかったが、続く言葉でよく分かった。

「純太の誕生日を祝うの、オレはまだ5回目なんだ」

青八木の言わんとしているのは5年前。
二人が出会った年、高校1年の9月11日。
青八木はその日が手嶋の誕生日である事を知らなかった。
クラスメイトにおめでとうと言われている手嶋を見て、気付いたのだ。
慌てて「おめでとう」の言葉を伝えたが、プレゼントは渡せずに終わってしまった。
対する手嶋はきっちり2月24日、青八木への誕生日プレゼントを用意して青八木を驚かせた。

「そんな事気にしてんのか?オレはむしろやったぜって思ってる。あん時、オレの株が少しは上がっただろ?」

「少しどころじゃない!あんな風にプレゼントをもらったのも、オレ始めてで。本当に嬉しかった」

噛み締めるように声として発せられた青八木の言葉は、それが心からの真実である事がよく分かる。

「本来なら6回目のはずだったんだ。いつかあの年の純太の誕生日の分……純太を驚かせたいし、喜ばせたい」

青八木がちょうど言葉を切った時、先程注文したビールが席へと届けられた。
運んできた男性店員が、カウンター上の空いている皿を手にしている間に、手嶋も残っていたビールを一気に飲み干す。
やはりこうして青八木と一緒に飲むお酒が一番美味しいと改めて思った。

「すみません、オレも同じの、もう一杯」

手嶋の注文に、男性店員は「かしこまりました」と短く告げて去っていった。

手嶋は手持ち無沙汰になった両手をカウンターの上で組んだ。

「はじめは5回目って感覚かもしれねぇけどさ。オレは6回目って思ってる」

手嶋にとって、高校へ入学してからの全ての日々は青八木との思い出の中にあった。
もちろん誕生日もそうだ。
高1の時、申し訳なさそうに、そして少し恥ずかしそうに「手嶋、誕生日おめでとう」と言ってくれたあの日の青八木の顔。絶対に忘れない。
翌年プレゼントを片手に少し緊張した様子で言ってくれた「おめでとう」も。
その翌年、わざわざ前日から泊まりに来て日付が変わった瞬間に言ってくれた「おめでとう」も。
高校を卒業してお互いを取り巻く環境が変わっても。毎年一番嬉しいのはやはり青八木からの「おめでとう」であることは変わらない。

手嶋は6回の「おめでとう」を思い出しながら、言葉を続けた。

「高1の時の誕生日。あの日オレは、好きなやつにおめでとうって言われるのがこんなに嬉しいんだって初めて知ったんだぜ?毎年、ありがとな、はじめ」

手嶋は体を青八木の方に少し向き直し、視線を投げかけた。
少し頬を染めた青八木のその顔は、いくら年を重ねても、初めて「ありがとう」を告げた時と同じだ。
すっかり男前になったくせに。可愛いと感じてしまう。
手嶋は一瞬だが、ぐっと身を寄り添わせ、小声で告げた。

「それくらい最初からずっと、想ってんだぜ」

すぐに姿勢を戻すと、残っていた枝豆に手を伸ばす。
一瞬近づいた時に触れた洋服の擦れる音がやけに耳に残った。
本音を言えばもっと触れていたい。

「ずるいぞ純太。おまえの誕生日なのに、もらってばかりだ」

青八木が声をあげた。
手嶋には例え見なくても、青八木の表情は容易く想像出来る。
弾むような心を抑えて、あえて隣ではく、前方の厨房に目を向けていると、突然ぐっと腕を引かれた。

反射的に腕を引いた相手の方を見ると、青八木は始めて見るくらい真剣な顔つきだった。

「オレも純太に負けないくらい、ずっと好きだ」

それは不思議なくらい、クリアに手嶋の耳に入ってきた。
店のざわめきが一瞬止んだかのように、彼の言葉だけが鼓膜を打つ。

「ちょっ……」
こんなところで言うなと焦る気持ちと、喜びが交錯して、さすがの手嶋も言葉につまる。

と、その間に割って入ってきたのは店員の声だった。

「お待たせしました」

手嶋の前にはなみなみとビールの注がれたグラスが置かれた。
今の青八木との会話は聞こえただろうか。そんな心配もあるのだが。
手嶋は困った事に気付いた。
先ほどから止まないこの胸の高鳴りは、こんな場所だからでも、店員が来たからでもない。
青八木のあの真剣な眼差しのせいだ。
その瞳の中にある確かな情熱に射抜かれ、ドキドキが収まらないのだ。
……早く二人きりになりたいと思った。

「これ、注文したの間違えたな」

ビール手にしながら、手嶋が呟くと、青八木はさらりと返してきた。

「純太にしては珍しいミスだな」

「酔ってんだよ」

おしまいです。

焼き鳥屋に行ったらカウンターにT2が座ってて。
相変わらず距離近くない?って思った。
そんな妄想の小話にしました。
当初は調子に乗ってどちらかにプロポーズさせようとしていたのですが。
話が長くなるのでイチャイチャさせて終わりにしました
そもそも私の中でもう二人は結婚しているも同然なので。
あえて書かなくても良いのかなって思っています。笑

5周年T2、成長した二人を妄想するのは楽しかったです(*´▽`*)
小説、最近すっかり書いてなかったので。ちょっとリハビリになったかなと思います

最後までお付き合いくださった方、本当にありがとうございました!m(__)m

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