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弱虫ペダルRIDE.488『最後の筋肉』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

インターハイの最終ゴールが近づいて、大いに盛り上がっています、弱虫ペダル
私も週刊少年チャンピオン発売日の木曜日は朝からハイテンションです
というわけで、さっそく今週の弱ペダの内容と感想に入らせて頂きます
本誌未読の方はネタバレにご注意ください

御堂筋と小鞠の二人を一人で足止めしていた悠人もいよいよ限界。
悠人を抜き去った御堂筋と小鞠でしたが、何故か小鞠だけは足を止め、先頭への追撃を中断してしまいました。

小鞠「終わったはずの筋肉(にく)が。動いているんです‼」
小鞠は悠人を振り返ります。
ハァハァと息を切らしている悠人を見つめ、小鞠の言葉は続きます。
小鞠「すぐれた自転車選手は、レースの最初と最後で、使ってる筋肉が全く違うといいます‼」
後ろの悠人を振り向いたまま片手を広げて語ります。
小鞠「臀筋、広背筋、大腿四頭筋、もちろん腹筋。股関節から上脚筋に伸びる筋肉や肩甲骨につながる筋肉。ひとつだと思っている筋肉も、各々重要な役割を担い、無数に分かれている。筋肉は疲労物質が溜まると動かなくなる。自転車競技でいうところの、いわゆる『足が終わった』というあれです。けれど代わりの筋肉(にく)があったとしたら、どうですか?足の代わりに別の筋肉(にく)でペダルを回せるとしたら?そう‼ もう終わったと思った筋肉(にく)でさえ、動かすことができるんです‼」
悠人(何を言ってる!?)
小鞠「けれどこれは理論上だ。ええ‼ 完全に使い分けることなどできない‼ 普通は‼」
悠人「 !? 」
小鞠「しかし考えてみてください。人間の体は血と筋肉(にく)と骨でできています。想像してみてください。血がコントロールできますか?骨がコントロールできますか?けれどそう‼ 筋肉(にく)はコントロールできるんです‼」
悠人(加速したかと思ったら、速度ゆるめて、ふり向いて、難解なことを言って惑わそうって作戦か。そんなの__)
悠人は再び加速体勢に入ります。
悠人(のるかよ‼ オレは箱根学園のジャージに、勝ってほしいんだ‼)
再び小鞠を抜き、前に出た悠人。非常に苦しそうな表情です。
対して、その様を見た小鞠は嬉しそうに目を見開きます。
小鞠「ほぅら、また動いた‼ やっぱりそうだ‼ 間違えないでほしい。そうやって今、あなたを動かしているのは、強い意志や根性などでは決してない‼ 筋肉のコントロールです‼ 筋肉の事を詳しく知り、部位を『意識』し動きを『イメージ』することで使い分けが可能になるといわれている。ただこれは、意図的に行う“努力型”と感覚的に自然にやってしまう“天才型”に分かれます。そして、感覚的に行うコントロールには、ひとつ条件が必要になります。感覚に従順に従う超上質な筋肉(にく)‼」
一瞬鋭い眼差しになったかと思った小鞠は再び目を見開き、もみぃっという手つきで悠人を見つめます。

悠人(京伏1年、116番、岸神小鞠…こいつ、本気なのか‼)
ドクン、ドクンと心臓が鳴る悠人。
小鞠「見た目は終わった『終了筋肉(おわりにく)』。なのに動いてる。隠してるね!?」
さらに目を見開き、恍惚とした表情を浮かべる小鞠。
ザワァァァンと異様な雰囲気が漂います。
小鞠「隠してるだろ!? 箱根学園1年、新開悠人‼」
悠人( !? )
小鞠「どこを使って走ってる?腸腰筋か、腹斜筋か、いや、意識してやってないのなら分からないか?」
ズズと小鞠の手が上へあげられていきます。
小鞠「ここまで動くのはボクの想像をこえているんだ。もっているんだ。キミは。血統のいい、すぐれた筋肉(にく)を。触って、確かめさせろ‼ その“隠し持った衝撃上質筋肉(ステルスインパクト)”を‼」
あげていた手をぎゅううんと勢いよく悠人の方へ伸ばす小鞠。
ですが、悠人が素早く反応し、避けた事で、小鞠の手はバッと空振りに終わります。
悠人「これ、黒田さんが警戒してたヤツだ。絶対に触れさせないよ‼」

そんな小鞠と悠人の様子を、少し前にいる御堂筋は振り返って見ていました。
御堂筋(コォマリくん………)
小鞠が自分に、先に行ってくださいと言ってきた時の事を思い出す御堂筋。

御堂筋(最終局面や……。いずれはどこかで…ゴールより前で、この男も__とは、思うとったが__。新開ユートゥくんのがんばりがまさか、小鞠くんを止めるとは)「ププ‼ ホンマにコォマリくん…がまんのできん男やわ‼」
前を向いた御堂筋はドンと加速します。

御堂筋(ええよ、キミは、1日目、2日目、ここまでと、十分に働いてくれた。あとは1人で十分や‼ それに、ここより先は、勝利を心から欲する者以外、入ってはいかん区域や‼)
ゴォアッと加速を始める御堂筋。
御堂筋(力なき者、策におぼれた者、志違う者は立ち入れない場所。そこがここ。ゴール前‼)(勝利!勝利…‼)
御堂筋はものすごいスピードで進んでいきます。

そんな御堂筋を見た沿道の観客。
「京伏1人になった‼」
「やべぇ速ぇぇ‼」
「おわっ風きたっ」
「加速する‼」
「広いコースの白線より内側のギリギリイン側をぬけていった」
「すげぇ…」
「あれ……1㎝でも1秒でも削ろうって走りなのか」
「いよいよ京伏、本気になった‼」

ここで場面は御堂筋のさらに前方へと移ります。
悠人が御堂筋達を抑えている間に出た黒田は、真波に追いついていました。

真波「__そうですか。あのあと悠人が__」
黒田「ああ‼ おかげでこうしておまえに追いつけてる。甘やかしすぎじゃねぇのか__。新開さんの弟ってので、皆おっかなびっくりで。ヤツが自分の立場、わかってねェんじゃねェかって、危惧した時期もあったが。ワカってやがったよ。あいつは自分のやるべきことを」
真波「頼もしいですねー」
黒田「フッ」「そんなあいつが、オレに相談してきたことがあったよ」
真波「相談?」
黒田「真波、おめェのことだ」
真波(へ?オレの?)

ここで、黒田の回想シーンへと変わります。

悠人「教えてください、黒田さん。オレ、インハイまでにはっきりさせときたいんです。どうやったら、あの人を__真波さんを本気にできるんですか!?」
驚く黒田。
悠人「伝説の東堂さんてクライマーの人が認めたって人でしょ。オレが勝っときたいんです。けどいつだってはぐらかしてニコニコして本気で登ってくんない」
黒田「この間、練習ん時、真波より先に山で先着したって喜んでたじゃねーか」
悠人「あれ他の2年生にきいたら、本気の走りじゃなかったって。『悠人がんばってるね』なんつって雑談してたって‼」
黒田「おめーに自信つけさせるために“先輩”がやってくれたコトだよ?感謝すべきとこじゃねーのか?」
悠人「自信なんかつかないすよ。オレはメンバー選抜のトーナメントF組、死ぬ気で走って勝ちとった。けど、真波さんは、選抜クライマーC組__箱根学園史上初、不戦勝。戦わずしてゼッケンを勝ちとった。あの人には勝てないって、全員が棄権したんでしょ‼ どんな走りか知りたい。勝ちたいんです。オレが新開悠人で、クライマーであるために」
黒田「そうギラついた目でオレを見るなよ。本気にさせる方法か。ないこたねェ」
とたんに嬉しそうな表情になる悠人。
黒田「けど、たぶん見れねェな。オレもあやしい。あいつが本気になんのは、インターハイ3日目、最終日__最後の山のゴール前だからだ‼」

最後の言葉とともに回想は終わり、現在の走っているシーンへと戻ります。

真波「もち上げますねェ、黒田さん。何も出ないですよー」
笑顔の真波が言います。
黒田「ハ」「出んだろ、すげぇのが」
そう言った黒田の視線の先には、先ほどの笑顔とはまるで別人の、鋭い眼差しになった真波が映ります。
黒田「オレはおまえが、どれくらい努力してきたか知ってる。この1年__去年のインハイで2位になって。勝手に重責背負って、落ちこんでたのも知ってる。そっから立ち直って、フワッとして、信じらんねェくらい強くなったのも知ってる」
真波「いやぁ、努力ってほどじゃあ。日曜日の練習もいつも遅刻してきちゃってたし__」
黒田「自信かヨ‼ だから“こいつ”に後ろつかれてんのに気にしねェで走ってんだろ」
言われてすっと後ろに視線を送る真波。
黒田「この赤いのに‼」
真波「いやぁ、オレ、横を加速して通過しようとしたんですけど、ついてきちゃったんですよ、鳴子くん」
真波が送った視線の先にいたのは、総北の鳴子でした!
鳴子「カッカッカ。みすみすハコガク行かすかいっ‼ とびのったったわ。カッカッカ。好きにはさせへんちゅうねん‼」

黒田「真波ィ、自信か?」
真波「ええ、この人くらいの登りなら、いつでも加速して、置き去りにできますよ?」
ゴッとプレッシャーが上がる真波。

『◎真波についてきていた鳴子…‼ しかし、真波は余裕の表情で…!?』という文字で今週はおしまいです。

来ましたね~真波!!
まあ、強くなっているとは思っていましたが。
今週の部分を読んだら、なんだか空恐ろしくなってきました(´Д`)
鋭い表情の時とか、もう笑っている真波とは別人です。
昨年の敗北を乗り越えてここに来ているわけですから……これは最終ゴール獲るの真波じゃ…って気持ちになってしまいます
私は総北に獲って欲しいので今週の真波を見ているだけで激しく不安になってきました

そんなジワジワくる真波の迫力も見所でしたが。前半の小鞠くん!!
思っていたよりあっさり(?)離脱となってしまいました(>_<)
かなり好きなキャラなので。最後にもうちょっとその走りも見せて欲しかった気もします。
でも、相手が頑張りすぎて限界の悠人ですからね。この落ち着き方になるのでしょうか
でもこの二人、触る触らせないを繰り返してどこまで行くのでしょう……
なんかヤバくないですか??
疲労具合から考えて、最終的には「触って、確かめさせろ‼」の小鞠くんが触っちゃうと思うんですよ。
しかも、どの筋肉を使ってるのかって色んな筋肉を触っちゃうという……悠人くん大丈夫(゚Д゚)
二人はゴール争いから外れてしまったのですが、その後が気になりすぎて。
カメラさん、戻って戻って!もう少し二人を追って!って。めちゃくちゃお願いしたいです。笑

小鞠、本当に今もって謎も秘めた面白いキャラクターですよね。好きだなぁ(*´▽`*)
今週序盤、悠人を振り返って筋肉について語るシーン。
こちらの記事には書かなかったのですが、漫画ですと、振り返って手を広げて語る小鞠のコマに、『小鞠から溢れ出てくる筋肉への愛情‼ 小鞠が見出した悠人の筋肉とは…!?』なんて文字が書かれていました
筋肉への愛情が溢れ出してるって。すごいですよ!ほんと楽しい!
来年は是非とも筋肉だけじゃなく、“勝利を心から欲する者”になって、もっと先まで進んで欲しいです

そして最後にひとつ!
今週は、東堂が箱学の伝説のクライマーと呼ばれている話が聞けてすごく嬉しかったです
東堂ロスが半端ないんで。せめて名前だけでも見れて幸せと言いましょうか。
今週、“東堂”いう単語を見た瞬間にめっちゃ心躍りました
『伝説の東堂さんてクライマーの人』と悠人は言っていましたが。
私はきっと、自転車の速さだけでなく、スリーピングクライムだけど口はうるさいとか、ライバルとしていた総北のクライマーをストーカーしてたとか。そっちの方でも数々の伝説を残しているのだと思っています
うわぁ~箱学の部員になってその辺のトコ、全力でリサーチしたい(≧Д≦)

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