すっかり寒くなりましたねー。
ですが、今日から今年新調したコートを着ているので、ちょっと心が華やぎます。
それにそれに、今日は木曜日、週刊少年チャンピオン発売日ですからね♪
弱虫ペダルの最新話が読めたので、尚更気分も上がるというものです。
というわけで、さっそくですが、今週の弱虫ペダルのお話に入らせていただきます。
以下は内容まとめと感想になりますので。本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
今週の弱虫ペダルは巻頭カラー!
スタートを待つ小野田が自転車に跨がったまま、空を見上げている姿がカラーで描かれています。
小野田は、真波の伝えてくれた『イギリスの巻島裕介も見届けた』『見事だ坂道』という言葉を思い出しています。
小野田(行こう!! 日目!!)
そんな小野田のコマのあと、ページをめくると、見開き2ページでカラーイラストが描かれています。
『総北のジャージは6枚、魂は1つ!いざ開戦(スタート)!!』という文字とともにカラーで描かれるのは、小野田、今泉、鳴子、鏑木、段竹、六代の6人と、選抜の杉元。
7人がカラーで描かれています。
そしていよいよ本編の続きがスタートです。
インハイ2日目、スタート会場にアナウンスが響きます。
『インターハイ2日目、大分ステージ。カウントダウン。10、9、8』
カウントが進むにつれ、会場の熱気も高まっていきます。
段竹の隣りでは、カウントダウンを聞いている鏑木が、カウントが0になったら、まるで自分も飛び出していくかのごとく、臨戦態勢になっています。
段竹「一差!? 一応言うけど、去年も走ったからわかってるとは思うけど」
鏑木「ハァ!? 何だ段竹!! ほおぉ」
段竹「インターハイは特別ルール、着順スターだからな!!」
鏑木「るっ」「……」
段竹の言葉で、今にも飛び出しそうだった姿勢を沈めていく鏑木。
鏑木「知っ…、てるさぁ…」「き…昨日のタイム差に合わせてスタートする…ヤツな?おう。新人もアレだ、気をつけろ。あわてて『0』でとびださないようにな」
そんな鏑木の様子に、段竹も、名前を出された六代も、明らかに着順スタートだった事を忘れていたのだと察します。
そして場面は先頭の様子に移ります。
カウントダウンの『0』の合図で飛び出したのは、初日の同着1位の4名。
アナウンスでも選手の名前が呼ばれています。
『ゼッケン11番新開悠人選手、ゼッケン41番御堂筋選手、1番今泉選手、181雉選手』
『別府湾を右手に見ながら快晴の空の下、スタートしました!!』
『国道500号線に入り、ここから雄大な大分の山々に向かって、コースは急峻な登りとなります』
アナウンスでは“急峻な登り”と言っていたその道を、4人はハイスピードで登っていきます。
場面は再びスタートゲートに戻ります。
会場ではアナウンスが流れています。
『続いて箱根学園高田城選手スタートです』
『ゼッケン2番総北高校、鳴子章吉選手もスタートしました!!』
飛び出した鳴子は、すぐに高田城を抜かします。
高田城「!」
鳴子「カッカッカ秀才くん!! 行くで、ワイは。派手に!!」
高田城(昨日ラスト1kmまで逃げ切った男!! 鳴子章吉!!)
鳴子「カッカッカ」「昨日散々、ワイをつかまえると言っておきながら、結局つかまえたんは京伏と群馬やったな」
高田城「なっ」「いや、あれはっ」「展開がだな」
鳴子「ま、そら、昨日の話や。終わりでよろしい。今日はひとつ、協調するか?」
鳴子の言葉にはっとする高田城。
鳴子「おまえはエース新開に追いつきたい。ワイもスカシに追いつきたい。利害は一致や。先頭つかまえるまで__でどうや!!」
高田城「……」「いいだろう」「のろう!!」
鳴子「カッカッカ。いくで秀才くん!!」
高田城「高田城礼だ!!」
そして場面はまたスタートゲートに戻ります。
アナウンスが響いています。
『続いて広島、選抜、京都伏見の選手です』
東村がスタートした少し後、次に出るのは杉元です。
ゲートの下に立ち、『ふぅぅー』と大きく呼吸をする杉元。
杉元(よーしよし!! よぉぉし!! よし!!)
自分に言いきかせて、合図とともにスタートします。
杉元(『よし』って言ってきかせてるけど、何度やってもスタートは慣れないね。慣れないよ!!)
緊張で体がこわばっているのか、杉元はフラついてコーナーを曲がっていきます。
杉元(緊張、早くほぐれてくれ~~~)
そして再び場面はスタートゲートに戻ります。
アナウンスが響いています。
『続いてスタートするのは、3分16秒後、集団でゴールした選手たちです』
そんな声をともに描かれているのは、総北の残り4人、箱学の残り4人。
小野田が力強く言います。
小野田「いきましょう!!」
鏑木「はい!!」
段竹「す!!」
六代「テ!!」
小野田「どんなに大変でも、困難があっても、道が険しくても、精一杯!! 皆で力を合わせて!!」
段竹「はい!!」
鏑木「ほるあ!!」
六代「はいっテ!!」
拳を突き合わせ、気合いを入れる4人。
そして総北の残りのメンバーもスタートしました。
小野田(待ってて鳴子くん、今泉くん!! ボクらもすぐ追いつきます!!)
ここでまた場面は変わります。
小野田より前にスタートした鳴子です。
協調した高田城を引いた状態で走っている鳴子は、スタート前、今泉と話した際の事を思い出しています。
鳴子は今泉たちの次のスタートという事で、今泉の後ろに並んでいました。
自分のさらに後ろを見て、『小野田くんたちメッチャ遠いなー』と声をあげる鳴子。
鳴子「いつもやってるあれ、できんなー。こぶしとこぶし合わせて“根性注入”いうてなー。テンション派手に上がるんやけどなー」
独り言のようにつぶやいた鳴子と目があう今泉。
しばしの沈黙のあと、鳴子が言います。
鳴子「しゃあないからやるか?スカシ」
今泉「おい!! のこりものみたいなテンションで言うな」
鳴子「何や、元気やないか」
今泉(!)
鳴子「朝からちいと口数少なかったから、ほんのすこし、2㎜くらい、心配しとったんや」
今泉「問題ねェよ」
鳴子「ほな、こぶし出せ」
言いながら自分のこぶしを突き出す鳴子。
今泉「!」
鳴子「ワイが追いつくまで、他の3人にはりついとけよ」
今泉「誰に言ってる」
鳴子「全開でいくで」
今泉「当然だ!!」
鳴子「途中で泣くなよ!!」
今泉「おまえがな!!」
鳴子(根性注入や!!)
二人でこぶしを合わせる鳴子と今泉。
鳴子(スカシ!! キバれよ!!)
今泉(フン!! 鳴子!!)
心で言葉を交わした後、今泉はスタートしていったのでした。
そして場面はその最初にスタートした今泉、先頭集団へと移ります。
今泉(始まった…2日目___レースが。問題ない。問題ない!!)
自分に言い聞かせるように思う今泉。
自身の手を広げて見つめますが、その指先はフルフルと小刻みに震えているのでした。
『◎ついにスタート!! 次号、今泉を試練が襲う!?』と綴られ今週はおしまいです。
あーーやっぱり、きてしまいましたか。今泉の不調!!
問題ない、問題ないって自分に言い聞かせて。十分すぎなフラグを立ててますが、もう実際に指先がフルフルしている(´д`)
鳴子が追いつく前に御堂筋あたりに、不調を言い当てられてしまいそうで辛いですね…。
応援しているキャラが試練を与えられてしまうのは苦しい限りです。が、しかし、読者としては見守る事しか出来ないわけで……とにかく、今泉がんばれーって。応援しています。
さて、今週は初日の着順に2日目のスタートをしていったという事で、上位の順番が正確に明らかになりましたね!
1位 今泉
1位 悠人
1位 御堂筋
1位 雉
5位 高田城
6位 鳴子
7位 東村
8位 杉元
9位 八丁堀
ここまでは確定。
この後、大きな集団より少し前に、10位11位で群馬の園本か呉南の似島と続いていたと思われます。
ただ、この二人。最終的には集団まで下がってゴールした可能性もありますよね…。
今日なその辺は正確には分かりませんでした。
とりあえず、確定している9人のバランスを見ると、今泉が落ちてしまうと、箱学と京伏が2名ずつで有利。その他の総北、群馬、呉南、選抜は一人ずつとなります。
もしも、園本と似島も頑張ってくれていて、早めに合流するとなれば、先頭集団に1名しかいないのは総北と選抜だけ……。
読者的には鳴子と杉元が協調してくれたら嬉しいですが、選抜な杉元、総北とはあからさまな協調はNGですよね、きっと。
というか、その辺も気になりますが、私としては、今泉が不調で下がってしまったのを杉元が見たらを考え……実は密かに萌えてます( ´艸`)
杉元もどうしようもないわけですけども。その時の杉元の葛藤とかが描かれると思うと、今泉はもちろん可哀そうで心配なんですけども、腐女子的にはニヤニヤしてしまうわけです。
それに関しては、鳴子と今泉においても同様でして。今週もなかなかに良いケンカップルぶりを見せてくれていた二人が、この後どんな絡みをみせてくれるのか、ドキドキしているところです。
今週の今泉と鳴子の根性注入シーン!言葉に出さずに思い合って会話が成立している感じ、最高でした。
って、今杉も今鳴も…って節操なくてすみません。
でも、どっちも萌えるんですよー(*´▽`*)
笑
そしてそして、実は私は推している東村!今回、7位だったことが確定しました!
1日目、杉元が最後に抜かれてしまった事になるので、それは残念ですが。東村も好きなので。複雑な気持ちもありますが、東村には素直に7位おめでとうって言いたいです。
彼はこのインハイ2日目、下剋上を叩き付けられる予告がされてますので。かなり心配です。似島は東村派ですかね!?そうだと良いなぁ。
次回に描かれるらしい今泉の試練も心配で気になりますが、広島の下剋上も気になるところです。
広島の不穏分子がレース全体にどんな風に絡んでくるのでしょうか。
インハイ3年目の今年はスポットの当たってるキャラが多いので楽しみが盛り沢山です♪