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弱虫ペダルRIDE.836『杉元の誉れ』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今週も木曜日になりましたー!
週刊少年チャンピオン発売日です♪
大好きな弱虫ペダルのお話をさせていただきたいと思うのですが……月も変わった事ですし、今週から少し、書き方を変えて行こうと思います。
そもそも私がブログに毎週本誌のお話を書き始めたきっかけは、本誌を読んだ感想を書きたかったからです。
感想を書くにあたって、どんな話だったのか、どこが萌えポイントだったのかを伝えたくて。
萌えポイントを書き始めたら全部になってしまった。そんな感じでした。
その後、凝り性が影響したのか、なるべく忠実に、こんな感じなんだ~と書いていたら今に至ったわけですが。そのまま書きすぎているなとは思っていたので。
これからは少しずつ、変えていこうと思います。
今までの形が良かったと思われる方もいらっしゃるかとは思いますが。どうかご理解いただけると嬉しいです。
まあ、変えていきますとは言え、私も慣れもありますので、いきなりガラッと変われないですし。読んでいただくと内容はだいたい分かる事になると思いますので。本誌未読の方はくれぐれもネタバレにご注意ください。

 

 

 

 

今週の弱虫ペダルはセンターカラーです。
『寄せ集め!? いや、選りすぐり!!』という言葉とともに選抜チームのメンバー全員がカラーで描かれています。

そして、まずは『杉元の誉れ』というタイトル通り、先週に引き続き、杉元のインタビューの様子が描かれます。

杉元がインタビューを受けていることに気づいた定時は、柱の影に隠れるようにして、その様子を見つめ、そんな定時の隣には、いつの間にか受付にいた女性も並び、二人でインタビューをこっそり見ています
大きな定時、もやは柱の影に隠れきれていませんが。杉元は気づいていないようです。
定時の見つめる先で、インタビューが行われます。

記者「選抜チームで8位入賞は本当に快挙だよ、杉元くん」

定時は『杉元くん』という言葉に、まるで自分が誉められたかのように、一人で照れたりしています。

記者「のこり8kmの下りで人数が絞られた時、最後の11人によく入れたね。あそこがポイントだったよ」

杉元「はい…本当に」

杉元はその時の事を思い出しながら言います。

杉元「頑張りました…けど、ボク一人の力ではなくて、そこに送りこんでくれた、チームの力があってこそなんです」

膝に置いた手の指をピッとたてながら。そして、チームメイトの顔を一人一人、思い出しながら、杉元は続けます。

杉元「古林くん、内川くん、岩谷くん、馬場込くん、新木くん。選抜として全員初めて会ったばかりでしたが、皆、情熱家で貪欲で真摯で。そんな皆が1つになってボクを送りこんでくれました」

兄のインタビューの様子を見ている定時は、大量の涙を流しながら悶絶しています。

定時(それは!! 兄ちゃんが努力家で!! まじめで、リーダーシップがあったからで。そのおかげでまとまったんだおん!!)(て大声で言いたいおん!!)

記者「残り5kmで総北が1人でしかけてペースが上がって、京都が反応して5人になった時はどう思った?ゴールのこと考えてた?」

定時(それは聞きたいおん聞きたいおん!!)

杉元「いやあ、あの時は必死で…本当にペースも早くてついていくことだけを考えてました。けど、残り1kmの最終局面までついていけたのは__い…」(今泉の__今泉のおかげだ)

杉元はその時の事を思い出します。

杉元「ボクは最後まで、前の選手の背中を見て走ってました。のこり1kmまでいけたのは、その選手のおかげかもしれません」

記者「へーーどこの選手?」

杉元は思います。

杉元(ボクの3年間の目標は、おまえと同じインターハイに出て、ゴール前、おまえと共に走ることだった)

しかし、今泉の名前を出す事はありません。

杉元「……」「ちょっと…すいません。覚えてないですね」

記者「あーー残念だね。はは。たくさん選手いるからね」

杉元(本当は覚えているし、焼きついているけどね。インタビューが来たら『最高の時間でした』って言おうと思っていたのにね。なぜだろう、なぜだろうね。言葉にすると、叶った夢が逃げていきそうで。そんなことはないのだけれどね。もう少し__今は、もう少し、胸に秘めておきたいと思っているよ。本当に今日は今までで一番、忙しく、一番、大変で。一番__一番幸せな1日だった)

インタビューを受けながら、杉元の中に想いが溢れていきます。

杉元は記者に言います。

杉元「はい、ボクも誇らしく思っています」

柱の影で兄の話を聞く定時は、杉元が言った『前の選手』が今泉だと気づきます。
残り1kmの最終局面までの部分を、定時はしっかり会場のビジョンで見ていたのでした。
杉元の言葉にしなかった事にも気づいた定時は、震えながら感動の涙を流します。

そうして、杉元のインタビューは終わりを迎えますが、帰り際、思い出したように記者が最後にひとつ、質問をします。

記者「そうだ、最後に。杉元くんの戦績を聞き忘れたよ。県大会とか、これまでのレースの主な成績を聞かせてくれるかい?」

杉元は一瞬はっとした後、優しい表情になり、頭をかきます。

杉元「戦績…ボクの…レースでの…」

記者「そうそう」

杉元「いやぁ…、あの…全然…記事にはならないと思いますが。総北ウエルカムレース、3位と2位です」

杉元のそんな様子を見届けた定時は、大きな喜びを胸に、元気いっぱい、夜道を走って総北の宿へと帰っていきます。

杉元は、部屋に戻ると、選抜メンバーに『どうだったですかインタビュー』と囲まれます。
10位以内という目標を達成した事に喜んでいる選抜メンバーたち。
杉元は思います。

杉元(ありがとう。皆の気持ちのおかげでボクは走れたよ。そうして、思いがけず夢も叶った__改めて、自転車ってすごいなって思ったよ!!)

 

 

そして、場面はガラリと変わります。
箱根学園、高田城、銅橋、悠人、扉間が部屋に集まり、机を囲って座っています。
ミーティングをしているようです。

高田城「今日は本当によくやった、悠人。胸をはれ、パーフェクトだ」

悠人「いやーー、マジ完全に差をつけたかったすけどね」

高田城が悠人を労い、扉間は悠人の受け答え、動作を『クールだよなぁ』と見ています。

そんな会話を挟んだ後、高田城は、2日目のコースマップや斜度、距離、補給ポイント、作戦のポイントなどを確認しておくようにメンバーに促しますが、銅橋がとうとう声をあげます。

銅橋「つかよ、真波はどこなんだよ。大事なミーティングに!! 1日目終えての!! キャプテンは!! 柚子越もォ!!」

高田城「真波は__明日の最初の登りの試走にいってる。柚子越も一緒だ」

そんな高田城の言葉とともに、真波が走っている姿が少し、描かれています。

真波が自分の後ろを走っている選手に『どぉ、柚子越くん、いけそ?』と問いかけ、今週はおしまいです。

柚子越は後ろ姿のシルエットだけが描かれています。

 

 

 

 
感想はたくはんありますが。先ずは、杉元のインタビューの部分!
とにかく感激でしたー!
間に入ってくる定時の心の声が、まさに杉元推し皆の声を代弁しているようで。定時に大共感です。
妄想を現実にする杉元、本当にかっこいいなと思いました。
しかも、今週は腐女子的にもニヤニヤが止まらないー!杉元の今泉への想い、イイですね( ´艸`)
杉元が高校3年間の目標は、今泉と同じインターハイに出て、ゴール前、共に走ることだったと思っている部分。
上の文章では詳しく書かなかったのですが、2つのコマが並べて描かれていまして。片方は今泉も杉元も総北のユニフォームを着ており、前後で被るように立っているもの。もう一つは、今泉は総北のユニフォームを着ており、杉元は選抜チームのユニフォームを着て、二人の間には人一人分の距離が空いているイラストなのです。
一番理想としていた目標の到達点と、今の状態を表したこの2コマ。私はけっこう印象的でした。
本当は同じチームで走りたかったのだろうと思うと切ないですが、でも、形は変われど、今泉と同じインターハイに出て、そしてゴール前、一緒に走っているんですよね。
杉元本人も今までで一番幸せな1日だったと思っている事が、本当に良かったなと、嬉しくてたまりません。
『一番__一番幸せな1日だった』って。『一番』を繰り返しているところ、マジで涙です。よかったぁ(T_T)
あと、言葉にすると叶った夢が逃げていきそうだからって、胸に秘めておきたいって部分にもキュンですね。
まだインハイは初日が終わったところですから、これは杉元が2日目3日目も活躍することを期待してしまいます。
全部終わった時点でまた、幸せな3日間だったって振り返って欲しいです。
選抜のメンバーも杉元の8位に沸いている様子が描かれていまして。カラーページの部分にも『寄せ集め!? いや、選りすぐり!!』ってありましたし。伸びしろしかない彼らに期待が募ります。
杉元の選抜チーム、全力で応援したいですね!

さて、今週の弱虫ペダルは前半の杉元インタビューの様子が嬉しくてめちゃくちゃハイテンションになりましたが。
最後の箱学の様子もインパクトありました。
たった4ページなのですが。謎の6人目、柚子越の存在が少し出てきた感じで、いっきに気持ちが持って行かれました。
どんな選手?って思っていましたが…真波と登りの試走に出ているという事は、彼はクライマーなのでしょうか?
私は総北の六代と相対する存在であると思っていたのが扉間で、実際彼は真波と一緒に峰ヶ山にも来ていたので、真波の後継的な存在は扉間だと思っていました。
まあ、それは変わらないかもですが。2日目の試走に真波と一緒に行ったのは柚子越の方で。
彼はどんな選手のなでしょう!とにかくビジュアルが気になるー!!早く見てみたくて仕方ないです。
高田城が2日目は最大1300mまで上がると言っていましたので、2日目は登りがかなり大変なコースってことでしょうか?
クライマーが活躍する場面が多くなりそうですよね。
って事は、ますます雉も出てきそう。考えるとワクワクしますね!楽しみ無限大です。

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