木曜日がやってきましたー!!
週刊少年チャンピオン発売日、そして弱虫ペダルの読める日です。
本日の弱虫ペダルでは、主人公小野田くんの3年目のインターハイ、初日ゴールが決まるとの事で。読めるその日をワクワク楽しみにまっておりました♪
というわけで、さっそく以下では、今週の弱虫ペダルのお話に入らせていただきます。
内容と感想になりますので、本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
今週の弱虫ペダルは『◎少女が見つめるその先には…!?』という文字が綴られ、とある親子が、海沿いの展望台のようなところから景色を眺めている様子が描かれます。
少女「わーー。まちがいちぼうできるよーー」
少女は父親と景色を眺めています。
少女「おやまのほうから湯気がでてるーーー。さっき行った池かな?あっちも!」
父親「海に船が見えるよー」
少女「ほんとだー」
そして少女は、また何かを見つけて言います。
少女「あっちのほうでなにかやってる?きいろい門がみえるよ」
父親「町で交通規制してたからね。観客もたくさんいるね。レースのフィニッシュゲートだよ」
少女「れーす?」
父親「『ロードレース』さ。ああ、ちょうど今、ゴールする時間だね。たくさんの仲間と長い長い距離を走って、自転車と体ひとつで、一番速く誰がたどりつくか、力の限り闘ってるんだよ」
そんな父親の声とともに描かれるのは、フィニッシュゲートに横並びで向かってくる今泉、悠人、御堂筋、雉の4人。
誰かの声が響きます。
「ラインまでのこり20m!!」
「京都が息を吹き返した!!」
「一瞬下がったけど、踏み直して__まだあきらめてない!!」
観客が大声援を送る中、4人の選手は走ります。
悠人(証明する!!)
今泉(届ける!!)
雉(簡単じゃない!!)
今泉(オレが!!)
悠人(オレが!!)
雉(だから挑戦し続けるんだ!!)
御堂筋(一番んん!!)
それぞれの想いを胸に、全身全霊でゴールに向かって走る4人。
そんな走りを見ている観客が口々に言います。
「速い!!」
「4者…」
「フィニッシュラインに」
「突っ込む!!」
「のこり10m!!」
左から順に、雉、悠人、御堂筋、今泉。
一直線の横並びでゴールに飛び込んでいきます!
ラインに向かってハンドルを投げるような姿勢になるのも4者まったく同じです。
大歓声に包まれるゴール会場。
そして、まだ後方を走りながら、送り出したエースを思う面々が描かれます。
小野田、六代、鏑木、段竹、鳴子、真波、銅橋、扉間、高田城、小鞠、東村…
そして、俯いて苦しそうでも懸命に走る杉元。
杉元「今日…一番の歓声が…きこえる…よ。決まったんだね。1日目の勝者が」
ぎゅうっとハンドルを握りしめる杉元。
御堂筋、今泉、悠人、雉。
フィニッシュラインを超えた4人。
4人とも肩で息をしています。
会場にアナウンスが響きます。
『インターハイ1日目…ゴール…しました…勝者は__4者同着!! 千葉、京都、神奈川、群馬、4名同タイムフィニッシュ!! しょ…勝者は4名です』
歓声とどよめきに沸く会場。
「マジか」
「同じ!?」
「全く同時にゴールしたってこと!?」
「あんのか、そんなこと」
「オレ真横から見てたけど『1人』に見えた」
「ヤベェ!! ニュースだ。手がふるえてきた」
「前例がある…2年前の神奈川県大会の1日目、箱根芦ノ湖のゴールは、3チーム同着になってる!!」
「今年はそれを上回る4チームだ!!」
4人ともハァハァと荒い息のまま、それぞれの想いを抱いています。
今泉「く…」(1日目…あの日の金城さんと同じ。同着…か!!)
悠人(いや__…マジっすか。白黒はつけたかった…すね__)
雉(全開でやって勝敗つかない…か。やっぱ難しいヨン、ロードレース)
今泉(この状況、これを生み出したのは2年前も『同着』にからんだ…おまえか、御堂筋!!)
今泉は御堂筋を見据えます。
御堂筋「まァ……ええわ。勝利に変わりはない!!」
『◎大波乱の4者同着…!! 次号、巻頭カラー&ツール・ド・フランス ルポ漫画2本立て圧巻33Pでお届け!!』と綴られ、今週はおしまいです
マジかーーー!!!
4名同着って、ミラクルすぎて。正直ないと思っていました!
こちらのブログにいただくコメントの中で、4人同着も…というお話を書いてくださった方もいらっしゃいましたが、私はそれはさすがにミラクルが過ぎるという考えでしたので。
本当に本当にまさかの出来事にびっくり。言葉がうまく見つかりません。
まあ、良かった点は、誰も負けていないって事でしょうか。
4人ともエースの役目を果たした感じで。悠人じゃありませんが、白黒はつけたかった気持ちもあると思いますが、“勝者”である事も間違いないので。
みんなみんな、良かったね!って思います。
そして、良かった点に対して悪かった点(悪かった~なんて否定的な表現を使うの、申し訳ありませんー)。
それはやはりミラクルすぎるという事でしょうか。
まあ、マンガですからね。巨大化したり幼児の姿に戻ったり、色々ありますけども。
さすがに大事なゴールのところで4人同着ってのは奇跡すぎて。えー!?って思ってしまう気持ちもある。それが難点だと申したいです。
この初日ゴール、私的には悠人か今泉に獲って欲しかったのですが、今回、喜んでよいのか悔しがるところか、正直よく分からない混乱した感覚です。
誰も負けていないけれども、誰も勝っていないような、そんな気持ちもあったりします。
まだ頭の中の整理がついておりません…。
混乱しています……が!ひとつだけ間違いなく言えるのは、杉元演出万歳!って事でしょうか。
今泉のゴールのところで杉元がクローズアップされるのは嬉しい限りでした( ´艸`)
その杉元を含めた、ゴールした4人以降の順位、こちらもものすごく気になる点ですよね!
来週以降で明らかになるのを楽しみにしています。