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弱虫ペダルRIDE.831『エースの覚悟』☆腐女子フィルター越しまとめ&感想 (ネタバレ注意です!)

今週も木曜日、週刊少年チャンピオンの発売日がやってきましたー!
週も後半ですし、大好きな弱虫ペダルも読めるしで。木曜日はハッピーな気分です♪
というわけで、さっそくですが、その弱虫ペダルのお話に入らせていただきます。
以下は内容や感想になりますので。本誌未読の方はネタバレにご注意ください!

 

 

 

 

『◎ゴール前、仕掛け合いは続く!!』という文字と共に始まる今週。
御堂筋がトップを走り、それを追う悠人と今泉。
一人わずかですが遅れを取り始めていた雉でしたが、彼は3秒休み、再び加速します。

その様子を見た観客が口々に言います。
「群馬が…4人の中で最初に攻撃のキッカケをつくった群馬が…」
「雉が横から加速する!!」

雉「ハァッ」(っけぇ!!)

雉の走りに驚いた人々は言います。
「何だ、あいつ」
「前傾…すげぇ前傾姿勢!?」
「知らねェのか。181番雉…あいつはMTB2連覇で__」
「MTB!?」
「2連覇!? 1年の時から勝ってんのか!!」
「攻撃する時は、いつも頭を低くしたクラウチングスタイルなんだ!!」

雉は先行していた今泉と悠人に並びました!

悠人(来た!! マジが。銅橋(バシ)さんが言ってた“3秒”か!!)

今泉(この速度域で並び直してきやがった!!)

観客の声が響きます。
「3人並ぶ」
「ゴールまで、のこり80m!!」

悠人「けど」(前には出さねェ!!)

今泉「だが」(ゆずらねェ!!)

誰かの声が響きます
「京伏までの差1m!!」

猛加速しながら雉は思います。

雉(MTBは一人で闘うスポーツだ。痛みも苦しみも、レースの全てを1人で背負う。恐れや孤独も心に混ざる。けど、それはすごくあたり前のことで、『人』が『自然』に生かされてるって証明であり、オレはそれを感じる度、いつもこう思ってる。『生きる』ってそんなに簡単なことじゃない!!)

勝利への強い意志をむき出しに走る雉、そして悠人、今泉が横並びになっています。
御堂筋はまだ一歩前を走っています。

誰かの声が響きます
「ゴールまでのこり70m!!」
「ハコガク!!」
「群馬」
「京伏、逃げ切れ!!」

ゴールまで残り60mを切りました。

応援の声が響いています
「踏め!!」
「いけぇ」
「京伏まだ前にいる!!」
「ゴールまでのこり50m!!」

ゴールゲートの付近では総北のサポートメンバーも身を乗り出して応援の声をあげています。

川田「今泉来てる!!」

幹「今泉くん!!」

定時「おん…さん!!」

木中「今泉さーーーん!!」

走りながら今泉は思います。

今泉(教えられたよ、昔)

今泉は自身がかつて初めてインターハイに出場した際、総北の主将だった金城が言っていた言葉を思い出します。

金城は『このジャージは6枚揃って完成形だ』と言っていました。

今泉(揃ってることが、ひとつの力なんだって!!)

続けて今泉は金城が『たくせ、心を』と言っていた姿を思い出します。

今泉(託された全員の願いと心を背負って、最後にゴールにたたき込む。それが、エースの役目だって!!)

今泉は猛スピードで走りながら思います。

今泉(今考えると、あの時の金城さんは、正直、こんな重責を背負って走ってたのかよって思う。マジですげぇって思う。オレみたいなナマイキな1年がいて。鳴子みたいな目立ちたがり屋がいて。小野田みたいなワケわかんないヤツが混じってて。よくまとめて引っぱってたなって思う。でも一方で__あの時走りきれたのは、そんなトガった全員が、同じ方向を向いていたからだ)

今泉のそんな想いとともに1ページを使って大きく描かれるのは、かつてのチーム総北の6人。
金城、田所、巻島、今泉、鳴子、小野田です。

今泉(オレは知ってる。あいつに教えられた。思いは届く)

今泉は小野田の事を思い出します。
そして、次に手嶋の事も思い出します。

泉泉(手嶋さんにも言ってもらった。まっすぐに信じて、同じ方向に進む仲間の歩みは力になる!!)

今泉は小野田、鳴子、鏑木、段竹、六代の事を思います。

今泉(今の6人は紛れもなく、同じ方向を向いている!!)

今泉は思いを背負って走ります。

そして、今泉と同様に、悠人も強い気持ちで走っています。

悠人(オレが『2年生』で『エース』になることを推してくれた真波さん。それならとアシスト役を買ってくれた高田城さん。それをずっと反対してくれた銅橋(バシ)さん)

悠人は銅橋と二人で話した時の事を思い出し、場面はその時のシーンへと遡ります。

 

銅橋「やめとけ。ハコガクで“2年エース”なんて、部の歴史にねェ。断ってこい」

悠人(え…)

銅橋「一コ上の学年の部員、何人いると思ってんだ。下の学年からエースだって言われりゃ、スッと納得はされねぇ。ましておめェは新開さんの弟だ。真波に気に入られて血筋もあって__おもしろく思わねェヤツらはたくさん出てくる。ハコガクの伝統ってのは、おまえが思ってる以上に重い。外野のくだらねぇ意見で苦しめられるコトもある。今からそれを背負うこたぁねェよ。エースなんて、3年の誰かに押しつけて、おめェは好きに走れ」

 

銅橋との会話を振り返り、悠人は思います。

悠人(銅橋(バシ)さん)

そして、再び悠人の脳裏には銅橋から言われた言葉が過ぎります。
銅橋はこう言っていました。
『それでもエースになったとして、それが本当の意味で全員に認められるのは、覚悟しとけ。インターハイに勝った時だけだ』

渾身の力を込めて、ペダルを踏みこむ悠人の足と、『◎背負え、覚悟。攻めろ、悠人!!』という文字が綴られ、今週はおしまいです。

 

 

 

先ずは言わせてください。
雉にはごめんねですが、雉のゴール確定の流れになっていなくて良かった~!!
前回の終わり方ですと、もう初日ゴールは雉でしょーって思いましたから、私は。
今回の話を読んでいると、前半では今泉がきた!って思いましたが。ラストではいっきに悠人くんに傾きました。
本当に誰が獲るのか分かりませんね。
私としては、今回の話で、金城さんや巻ちゃん、田所っちなど、先輩方をも思いだし、今のメンバーからの想いを託された今泉。やっぱり勝って欲しいと強く思いました。
が!最終日のゴールは総北に決めて欲しいという大前提を思うと、初日ゴールは悠人くんでも良いかなぁとの思いも強くなりました。
悠人くん、歴代初の2年エースで、ここで勝って、本当に皆からエースと認められないとちょっとしんどいじゃないですか。
前を走る御堂筋を抜かしてゴールって、兄の雪辱を果たす事にもなるので。悠人に決めて欲しいという気持ちになっています。
銅橋の台詞も心に響きましたー!
銅橋って見た目とは裏腹に、本当に真面目に物事をしっかり捉えてて、そして後輩想いで。そうゆう姿は惚れますよね。
そんな銅橋との絡みも考えると悠人頑張れって思いが増します。
ただやはりチームメンバーや杉元の想いも背負った今泉に頑張って欲しい気持ちも強いので。本当にどちらを応援するか、選ぶのが辛い感覚ですね…
って、御堂筋や雉とて、全く応援していないわけじゃないのです!弱虫ペダルのキャラは結局みんな好きなので。誰が勝ってもおめでとう!って言ってあげたい気持ちも本当です。
今週はゴールまで残り80mから50mまで、30m進みましたね!
あと2~3回でゴール、決まるのでしょうか??
次号は渡辺先生、取材のため弱虫ペダルは休載だとの事。
お盆の休刊もあったので。2週間おきになってますね(>_<)
続きが気になるゴール前だけに辛い!(まあ、弱虫ペダル大好きですから、話がゴール前じゃなくても休載は辛いですが)
とにかく再来週を楽しみにしています。

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