今週も木曜日、週刊少年チャンピオン発売日になりました!
大好きな弱虫ペダルの続きが読める日です♪
そんな弱虫ペダルのお話を綴った記事ですが。先週は多忙で睡眠不足だったのもあり、ぼけっとしてまして。
投稿した記事を間違えて非公開のような状態にしてしまい、ご迷惑ご心配おかけしました(^-^;
今週はシャキっと。ミスなくいきたいと思います!
というわけで、以下は今週の弱虫ペダルのお話。
内容と感想になりますので。本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
『◎杉元照文、歯を食いしばってついていく!!』という文字が綴られ始まる今週の弱虫ペダル。
毅然とした表情の今泉と、歯を食いしばっている杉元。二人の表情が並んで描かれています。
杉元(ゴール後に、もし、インタビューがあったら、ボクはこう答える。『今までで一番、きつかったです。苦しくて、体中痛くて、足が外れるかと思いました』『でも』『今までで一番、最高に、楽しい時間でした』)
インターハイ初日、ゴールを狙うトップ集団の中、杉元は今泉の後ろを懸命に走っています。
限界が近いことを悟りながら、歯を食いしばり、杉元は思います。
杉元(『顔を上げれば、親友の背中があって』『前に、前にって、気持ちあふれる空気の中で、“ゴールを獲りたい”って全員の純粋な思いの中で、精一杯走れるんです。こんなにも誇らしく、こんなにも幸せな時間はないですよ』__と。ボクにインタビューは来ないけどね!! これはモーソーだけどね!!)
そんな杉元の心情が語られた後、今のレースの様子を表すような観客の声が綴られます。
「ゴールまで、のこり1kmを示すフラムルージュの表示だ!! 赤い逆三角形のマークがあるのが決まりだ。『フラム』は炎、『ルージュ』は赤。フランス語で『赤い炎』__全てが決まる“運命の1km”って意味だ!!」
「先頭がフラムルージュを通過する!!」
「ゴールまでのこり1km!!」
「逃げ切れ総北!!」
「いけぇマメツブーー!!」
「がんばれ箱根学園(ハコガク)!!」
場面は先頭の鳴子に移ります。
声援の中、走る鳴子。
鳴子(絶対、逃げ切ったる!!)
高田城(逃がすか!! クイズはおあずけだ!!)
鳴子の後ろを箱学の高田城が悠人を引きながら追い、その後ろに雉、御堂筋が張り付いています。
御堂筋の後には今泉、杉元、東村が続きます。
鳴子(行ったる!!)
高田城(行かせない!!)
しぶとく逃げる鳴子に、高田城は思わず声をあげます。
高田城「鳴子章吉!!」(総北!!)
鳴子「おっるあああ」(のこり1km、踏み切れ!!)
そして、そんな熱い攻防の後ろで、静かにそして確かなオーラが一気に増します。
雉「さて」
御堂筋「ほなァ…」
御堂筋「そろそろォ…」
雉「行こうか」
箱根学園の後ろにつけていた雉、御堂筋が同時に隊列から外れます。
はっとする今泉。
悠人(何?)
高田城(うしろ!?)
雉「テクニカルゾーンだから」
御堂筋「やから」
その様子に観客も声をあげます。
「群馬と京都が動いた!!」
「2名」「同時に!!」
「隊列からとびだす!!」
杉元と東村も驚きの表情を見せます。
御堂筋「プァ、“にめい”?」
雉「“同時”?」
観客の声が聞こえているのかいないのか、雉と御堂筋が言います。
雉「揃っちゃったヨン!!」
御堂筋「キモォ!!」
雉「ハヤァ!! けど、踏み止めはしないヨン!!」
御堂筋「タイミングゥ、完全にィ、イッチィやね、キモォ!!」
二人は猛スピードで進みます。
御堂筋「キモキモキモキモキモキモキモキモ、キモラ!!」
観客は口々に言います。
「今まで鳴りをひそめていた京都のエースと群馬がここで動いた」
「勝負所と踏んだんだ!!」
「“のこり1km”が!?」
「いや、その先にある“コーナー”だ!!」
急加速した雉と御堂筋は一瞬にして先頭の鳴子に追いつきます。
鳴子を挟むように、鳴子の左右に並ぶ御堂筋と雉。
雉「ヨン♪」
鳴子「チッ」
御堂筋「ようやくゥ、追いついた、よ?プク………」
鳴子「クッ」
隣に並んだ鳴子に御堂筋は言います。
御堂筋「プク!! 精一杯カッコつけて、脚使ぅて『逃げた』けどね!! 残念やったね、ナァルコ!! ここで終わりやよ!?」
観客もそんな様子を見て声をあげます。
「総北鳴子、ここでつかまる!!」
「残り5kmでとびだして…あと1kmで…。4kmの独走劇!!」
鳴子「カッカッカ、アホか。別に残念ちゃうわ!! こっから3人で行って、いっちゃん最初にゴールすりゃあ、同じことやろ!!」
御堂筋は冷ややかな表情で鳴子の脚を見ながら言います。
御堂筋「キミィが?その脚でぇ?」
御堂筋は自身の脚をパシンと叩きながら言います。
御堂筋「ボクゥら…とぉ?」
にこっと不気味に笑う御堂筋。
対する鳴子はハッハッと荒い息です。
御堂筋「行けると思うとるんかァ!!」
言いながら一気に加速する御堂筋と、そして雉。
観客が声を上げます。
「京都と群馬が一気にそのまま、前に出る!!」
「ふり向きもせず!!」
御堂筋「キィモォ!!」
雉「ハヤァ!!」
鳴子「くそぉお!!」
二人に置き去りにされ、悔しさに叫ぶ鳴子。
自身の脚をバシンバシンと叩きます。
鳴子「動け動け、動けワイの脚」
荒い息の鳴子。汗がボタボタと落ちます。
鳴子「動けぇ!!」
そう叫んだ瞬間でした!
鳴子の隣りに、今泉が並びます。
はっと横に並んだ今泉を見る鳴子。
今泉「まかせろ、あとは!!」
鳴子(スカシ!!)
今泉「さっきまでがんばってうしろについてきてた杉元が、今、切れた」
静かに伝えるも、今泉は鋭い眼差しで前だけを見つめています。
鳴子「アホか」
鳴子はバシンと今泉の背中を叩きながら言います。
鳴子「そんな言うなら、託したるわ、全力で。スカシ!!」
『◎繋ぐ、総北魂!! 次号、命懸けの先頭争い!!』と綴られ、今週はおしまいです。
今泉が出ましたー!!!
何だろう…読んでいて悔しかったり残念だったり、色々思う事はあったのですが、最後の今泉の表情を見ましたら、私まで、後は任せた!って言いたくなりました。
今泉、かっこいい!これはゴール獲るんじゃないかって思う、そんな表情でした。
ここ最近ずっと、杉元や鳴子はどうなるのだろうとドキドキ読んでいたのですが、きれいにまとまったなぁって。渡辺先生、見せ方上手いなぁって、私は納得した感じです。
杉元、ゴール争いからは離脱してしまいましたが、こんなにも幸せな時間はないって。その気持ちが綴られた事、嬉しく思います。じーんと来ました。
記者のインタビューはなくとも、選抜メンバーに囲まれる姿が目に浮かびますし。この結果は2日目以降にも繋がっていきますよね!
杉元の離脱が切なくて、もはや最終日な気分になりそうでしたが、まだ初日ですから!これからですよね!
今泉の事を親友と表現していた杉元、今は異なるチームとして直接のコミュニケーションはとれずとも、その気持ちはしっかり伝わっているはず!
この後、ゴール前スプリントで、今泉がきっと杉元と鳴子の事を想う流れが来ると期待しています。
杉元の事ばかり書いてしまいましたが、今週の鳴子のシーンも印象的でした。
やっぱり脚にきてるよね…って。悔しがる姿が可哀想で可哀想で。見ていてつらい!!
そしてこうゆう時の御堂筋の煽りがムカつくったらありゃしない!もう~さすが御堂筋です。笑
テクニカルゾーンだから御堂筋と雉が同時に出たのはテンション上がりました!
やはりテクニックとなるとこの二人なんだなぁって。示し合わせていないのに、ぴったり同時に出るところ、すごいですね。
二人のガチな対決が見たいです!そこに今泉はどうやって食らいついていくのでしょう?
今週はほとんど出てきませんでしたが、箱学の悠人くんも。ゴール争いに絡んで来ないはずがないので。
どうゆう展開になるのか、楽しみです。
そしてそして最後に!私が密かにずっと応援している東村ー!!
今何してるのー!?このままだと、やっぱり広島は3日目かって言われちゃうぞーって。
ちゃんとゴール争いに絡めるのか心配で仕方ないですが、何かやってくれると信じております。