今週もあっという間に木曜日!そしてあっという間に午後になってしまいました。
木曜日と言えば週刊少年チャンピオン発売なので。
さっそくですが、今週の弱虫ペダルのお話に入らせてもらいます。
以下は内容や感想になりますので。
本誌未読の方は、ネタバレにご注意ください。
『◎スプリント対決が終わり…!?』という文字で始まる今週の弱虫ペダル。
描かれるのは、補給のバックを渡し終えた総北のサポートメンバーたち。
通司と幹が一緒にスマホを見ていたり、定時と川田が何か話ている様子が描かれています。
そして場面は補給所のその先の説明に移っていきます。
補給所では
ほとんどの選手たちが
通過して
つかの間の安堵の
時間が訪れていた
山間の扇状地に
広がる大地に
安心院の町を通り
ゴールまで のこり
12km地点まで
来ていた
ここでもう一度、総北のサポートメンバーの様子が描かれています。
移動の為でしょう。車へ乗り込もうとしています。
川田「総北のヤツらもだけどよ、遅れてきた杉元のヤツもよ、頑張ってたよなー!!」
定時「おん……おん!!」
二人の発言に青八木もコクコクと頷いています。
集団は ひとつの
生きもののように
道を縫い
時折 形態を
変えながら
淡々と進む
だが
その内側では
嵐の前の空が
静まり返るような
張りつめた空気が
流れていた
臨戦体勢
先頭にいる
全ての選手が この先
ほどなくの場所に
ゴールがあることを
知っている
全ての選手が
互いの動きを
警戒している
自転車のロードレースは
ハンドルが触れるほど
近くを走るため
その意識は
自然と伝播する
ある者は
生つばを飲む
ある者は
呼吸が浅くなる
集団内の緊張は
ピークに達しようとしていた
そして集団がゴールまで残り11kmである事をつげる看板を通り過ぎるのに合わせ、高田城がつぶやきます。
高田城「インターハイ1日目、ゴールまでのこり、11kmォ!!」
いつも通りの走行の高田城ですが、いつもと違うところがひとつ。
前髪が一束、額の中央辺りに出てきています。
悠人「出ましたねぇ、高田城(ジョー)さんの“前髪”!!」
高田城「何だ?」
悠人「あれぇ、気づいてないんですかぁ。高田城(ジョー)さん最近、ゴール前で緊張感上がると、前髪垂れてくるんすよ!! オレ最近、それ合図だと思って走ってますよ!!」
そんな悠人の台詞のあと、場面は一度総北に変わります。
六代が緊張感の増した雰囲気に思わず声をあげます。
六代「テ~~~~~~!! しゅ、集団内が…あわっ、めっちゃピリピリしてますっテ!!」
鳴子「ああ!! ゴール前の集団は、ギリギリまでふくらませてパンパンになった__水風船と同じや!!」
六代「あわっ」(水風船!!)
鳴子「ひとつのキッカケで__一気に均衡が崩れる!! 集団はバラバラになるで!!」
鳴子が言っているそばから、2名、選手が飛び出していきました。
とたんに集団内の選手が騒めき、声をあげます。
「2名集団内から飛び出した!!」
「勢いあるぞ!!」
「踏めぇ」
「追え!!」
鳴子「動いた!!」
高田城「のこり10kmォ!!」
小野田「2人、出たよ!! 鳴子くん」
鳴子「わかっとる!!」
六代「あわっ、速度が上がるっテ!!」
選手たちが騒めくその先、インターハイ1日目のゴールに向けて最初に口火を切って集団から飛び出したのは、なんと!広島のメンバーでした。
東村「広島呉南、エース東村尊大!! とエースアシスト似島や!! 今年は正攻法でいく!! ボクらの力を見せつける!! チェックメイトだ!!」
広島が飛び出した姿を見て、選手たちが口々に言います
「いつも3日目に集団率いてるイメージの広島が、1日目から動いた!!」
「それだけ自信があるってコトか!!」
「追え!!」
鳴子「広島さんが動いたか!! ほなボチボチワイらも__」
言いながら鳴子のプレッシャーが上がっていきます。
六代「あわ!! 鳴子さんの集中力が上がっていくっテ!!」
鳴子「いこかァ!! スカシ!!」
今泉「ああ!!」
鏑木「マジすか!! チームメイトのオレたちが気圧されるほどのプレッシャー!!」
段竹「すっげぇ!!」
後輩達が驚く中で、小野田はばっと手をあげ、今泉と鳴子の背中に触れます。
小野田「頑張って2人とも!! お願いします!!」
二人の背中に降れた手に力を込めて、小野田は言いながら背中を押します。
飛び出す鳴子と今泉。
周りの選手が口々に言います。
「総北が出たァ!!」
「マジか、ヤバイ、追えぇ!!」
「く…速えぇ!!」
「みすみすゴールをとらせるなァ!!」
集団が崩れていき、会話が飛び交います。
「集団のペースが上がりすぎてる」
「うしろがついてこれなくなってる」
「前、ペース下げろ。バラバラになるぞ」
「バカかよ。ここで追わなきゃゴールとられる!!」
そんなざわめく集団の中、箱学のメンバーは落ち着いて走っています。
真波は隣を走る悠人の背中をぽんと叩きながら言います。
真波「ほんじゃー、たのむよー」
悠人「軽ーーるいすねーー相変わらず、真波さん」
真波は今度は高田城に向かって手をあげ、言います。
真波「高田城(ジョー)くん、よろ!!」
高田城「『よろ』て」
銅橋「ブハァ!! 行ってこい、胸はって。箱根学園(ハコガク)の歴史ぬりかえて来い!! 箱根学園(ハコガク)史上初2年生エース新開悠人!!」
悠人「yes(イエス)ですよ!!」
箱学のそんな様子を見た周りの選手達はますます動揺し、口々に言います。
「箱根学園も出る!!」
「追えぇ!!」
「はりつけ!!」
「なんて速さだ。するすると上がっていく」
「あいつら足が軽い!!」
「ムリだろ」
そして場面はすでに飛び出した総北の鳴子と今泉に移ります。
鳴子(ハコガクさん出た!! 予想通り、悠人がエースか!! さぁ、そんで、本命のもう一角!! おまえはどう出る御堂筋!!)
鳴子は後ろの気配を伺うようにしながら走ります。
鳴子(途中の山で、パンクで大事なアシストの岸神が遅れとる。1日目のゴールはあきらめたか、御堂筋!!)「カッカッカ、いや、せやな!! おまえがそんな些細なことで、勝利をあきらめるわけないか!!」
鳴子の台詞とともに、背後の道路から巨大な御堂筋の顔が現れ始めます。
巨大な姿を現す御堂筋。上半身が見えてきた辺りで、その背後に八丁堀も現れ『み!!』と言っています。
『◎各校、出揃う!!』と綴られ、今週もおしまいです。
やった~!!東村が動いてくれたー!!実は密かにめちゃくちゃ推してたキャラなので。
今日一番テンション上がったのは広島が出た時かもしれません。
正攻法でくる広島、見たかったんですよ~!!嬉しいー!!チェックメイトにキュンです(≧Д≦)笑
まあ…広島の東村にここまで喜んでしまう人はそんなに多くはないのかもですが。
今週はその後の盛り上がりも最高ですね!
ついに今泉と鳴子が飛び出して。チームメイトも気圧される程のプレッシャーなんて聞きますとワクワクが止まりません。
箱根学園史上初の2年生エースって悠人くんもかっこいい!
そしてそして、最後に出てきた巨大御堂筋。
鳴子が御堂筋を意識している様子も良かったです。
いよいよ来るぞ~って、盛り上がってくる感じが本当に楽しいです。
あとここに雉と選抜も加わって。ヤバいですねー!1日目のゴールが楽しみすぎます。
私としてはやはり最初に飛び出した広島!最初に飛び出しただけに、抜かされていきそうですが、なんとか東村にゴール前スプリントまでねばって欲しいところです。
そして、ねばって欲しいとは思っていますが。やはりきっと本命は今泉、悠人、御堂筋、雉でしょうか。そこに杉元も加わってくれ~という願いも強いです。
とりあえず先ずはエースアシスト達のバトルからですかね!楽しみでなりません~♪