最近職場の人間関係が良くないので胃が痛い日々です。
私は直接関係はしていないものの、小さな会社ですので、空気が悪くなるとビリビリ響いてくるんですよね…
って、愚痴からのスタートですみません!
今日は木曜日ですからね!週刊少年チャンピオン発売日ですよ~♪
弱虫ペダル読んで憂鬱な気分を吹き飛ばそう!というわけで、今週の弱ペダのお話に入りたいと思います。
今週はラスト1ページが衝撃でして!
今すぐその話をしたいところですが、我慢です。順を追っていきましょう~。
以下はいつも通り、今週の弱虫ペダルの内容と感想になります。
本誌未読の方はネタバレにご注意ください。
今週の弱虫ペダルは連載777回目!
先ずは記念のカラーイラストが載せられています。
『笑顔の7人』という文字とともに描かれるのは、小野田、今泉、鳴子、鏑木、段竹、六代、そして杉元。
(総北の7人として杉元がいてくれることに、めちゃくちゃ嬉しくなりました)
ページをめくると本編が始まります。
『◎銅橋と鏑木、共闘!!』と綴られ始まる今週。
コーナーを曲がる3秒で足を休め、いっきに加速した雉。
鏑木と銅橋は完全に出遅れてしまいました。
鏑木「ほぅるあ」
銅橋「ブォオラ」
鏑木(「気をつけろヤツがもう一度しかけてくる」__じゃねェ!!)「もうしかけてきた!!」
先行した雉を銅橋と鏑木が並んだ状態で追いかけます。
鏑木「5段目!!」(最終コーナーをそっちに利用しやがった)
銅橋「感情全開!!」(コーナーで「3秒」ためて加速だと!? こいつロードの常識を__)
銅橋「『闘牛(アヴェンタドール)!!」
鏑木「『橙(ダイダイ)』!!」
銅橋・鏑木(ロードの常識を何回やぶんだ!!)
銅橋と鏑木も加速して追いかけますが、雉は確実に先行しています。
雉「ハヤァ!!」
そんな様子を見ていた観客は口々に言います。
「最終コーナーを曲がって1名とびだした」
「箱根学園(ハコガク)と総北が追う!!」
「強者2名を従えて前に出たのは__」
「見たことないジャージだ!!」
「誰だ、あいつ!? 無名の選手!?」
「ここスプリントラインの前だろ。そんなことってあるのか!?」
雉「『あたり前』『知ってるよ』って言葉は、時に思考をしばる拘束具だ。発見は『常識』の中にあるんだヨン!!」
雉は先頭でぐんぐん進み、二人を寄せ付けません。
雉「それにしてもロードバイクって、ハンドル持つ場所が2個も3個もあって、姿勢が変えられるから、体のいろんな筋肉つかって加速できるヨン!!」
見ている観客は声をあげます。
「のこり300mを切って3名。あとは直線」
「依然1名とびだしたまま!! うしろの2名は追いつかない!!」
「スプリントのゲートはもう見えてる!!」
鏑木(チッ、まさかこんな伏兵が割って入るとはな。だが、少しもオレ様の『日本一』プランはゆらいではいない!!)
話は『 昨年 秋 』に移ります。
鏑木は練習中に謎の声をあげることが増えていました。
ペットボトルのフタを開ける鏑木は声をあげます。
鏑木「うおお、キャップ」
隣りで鳴子がその鏑木の声に振り返っています。
練習中、目印にしていたラインを切って言います。
鏑木「ギャップ!!」
鏑木は続けます。
鏑木「ぐあーーオレばっか『ギャップ』って言ってる」
隣りを走っていた鳴子がとうとうつっこみます。
鳴子「なんやねん、それ。鏑木(カブ)」
鏑木「銅橋すよ!! あいつに『ギャフン』て言わせたいんすよ!! オレは!! 夏のインハイのスプリントで負けたから!!」
鳴子「おまえ自分の中でも『ギャップ』と『ギャフン』がわからなくなってもうとるやないか」
鏑木「あれ?青八木さんと話した時はちゃんと言えてたのにな。どっちだっけ」
鳴子「ホンマか」
鏑木「そういえば鳴子さんってスプリント得意な方でしたよね」
鳴子「『方』て!!」
鏑木「なんか秘策ないすか?とっておきの。オレ天才なんで、教えてもらったらすぐできると思うんすよ!!」
鳴子「めっちゃ言う気なくしたわ__正直」(いやーー)
鏑木「なんでですか」
鳴子(ワイも自分で『天才』や思うとったけど、さすがにこれほどアホちゃうわ)
ため息まじりで鳴子は思います。
鳴子(けど後輩のたのみごとや、しゃあないか。ワイも成長したのう)「『秘策』や、よう聞いとけ」
鏑木「!」
鳴子「おまえスプリントする時に、イメージしとるいう『歯車』 あれを、もっと正確にイメージするんや!! 細かいところまで!!」
鏑木「歯…車、を!?」
はっとした表情を見せる鏑木。ですが次の瞬間言います。
鏑木「は?何すかそれ?」
怪訝な顔で首を傾げる鏑木に、鳴子も衝撃を受けます。
鏑木「もっと具体的なヤツくださいよぉ__頼りにならないなぁ」
鳴子「ぬはっ!! こいつ……」
鏑木「前から思ってたんすけど、オレ、鳴子さんとソリ合わないすよねー」
鳴子(コロス……)
そして場面は、教室で掃除中の鏑木へと変わります。
鳴子からもらった秘策の事を考えている鏑木。
鏑木(やっぱ鳴子さんアレだな__青八木さんの方が頼りになるなー、無口だけど)
鏑木はほうきでごみを集めながら思います。
鏑木(何が『イメージ』すか)「ほっ」
丸まったプリントの様な紙ゴミを、ほうきでクイっと持ち上げるように飛ばし、それをまたほうきでキャッチするという小技を行う鏑木。
それをみたクラスメイトが声をあげます。
男友達「おーーすげーー鏑木」
鏑木「ハハッだろっ」「こういうこともできる」
鏑木は言いながら、ほうきに乗せていたゴミを、パンと上に投げたかと思うと、今度は体の後ろ側にほうきを持ち、後ろ側に落ちそうになったゴミをそのほうきでキャッチします。
男友達「おおーーノールックキャッチ!!」
男友達「どうやるんだ、今の」
女子「鏑木くんすごーい」
鏑木「ハハッ、オレ様は天才だからな。イメージするだけで何でも出来……」
鏑木ははっとして言葉を止めます。
鏑木「…………」(イメージ!!)(オレは今、イメージすることでノールックキャッチをやった!!)
友達の『もっかいやってー』『どした?鏑木』という言葉も耳に届かない鏑木。
鏑木は考えます。
鏑木(おいおい。まてまて。そういうことなのか。できるってのか、こいつが自転車に応用!!)
ここで再び場面が変わります。
鏑木は家でお風呂につかっています。
鏑木(イメージ、歯車を、正確に)
登校中も考えています。
鏑木(細かいところまで)
授業中もイメージします。
鏑木(細かく)
体育の時間も考えています。
鏑木(何度も)
鏑木は何をしながらもイメージしました。
鏑木(何度もイメージする!! そうして『歯車』は『ギア』へと進化した!!)
そんな鏑木の思いとともに、話は現在の、スプリントバトルをしている場面に戻ってきます。
鏑木は隣を走る銅橋に言います。
鏑木「おい、サンナ!! もう一発、必殺ワザあるか」
銅橋「!!」「チィッ」
銅橋は舌打ちして続けます。
銅橋「ブハ!! ねぇわけねぇだろ!! てめェを粉砕すんのにもう一発とってある!! さっきの『闘牛』の上位互換『猛牛(ウラカン)』だ!!」
鏑木「今すぐ使え!!」
銅橋「!!」
鏑木「オレも『山吹』を出す!! 2人で同時に出した方が追いつくには効率がいい!! わかるだろサンナなら。つべこべ言ってるヒマはない」
銅橋(こいつ…絶対にライン前ギリギリまでとっておきたかったはずの『山吹』を!!)
鏑木「残りとこの差、ここで並んでおかないと、ヤツがあのまま先着する距離だ!!」
追いつく為に、最後の必殺技を繰り出すのか。
そんな二人の前を走る雉。
彼を見て、観客が口々に言います。
「先頭のこり200mの看板を通過!!」
「誰あれ、群馬!? 群馬って上水じゃなかったっけ!? 今年初出場のチーム!?」
「群馬にあんな強いヤツいたんだ」
「うわっ、あの181番、初出場…だけど、え!? 経歴…プロフィールヤバイぞ、あいつ!! 雉弓射!! MTBインターハイ二年連続優勝だ!!」
「え!?」
「じゃあ追走はこのまま追いつかない!?」
「う!?」
「何だ今」
「2人のうしろに一瞬、野に咲く山吹の花と、荒れくるう猛牛が見えた」
観客の言葉通り、鏑木が山吹を、そして銅橋が猛牛を、ついに出しました!
ここで場面が再び変わります。
『今年5月』
銅橋が泉田のもとを訪ねています。
泉田「なるほど」
銅橋「お願いします」
90度にしっかり頭を下げる銅橋。
泉田「つまり、銅橋キミは、大学生となったボクと、本気のスプリント勝負をしたい__ということだね!!」
そう述べる泉田が纏ったジャージの背には『筑士波大学 自転車競技部』の文字。
『◎泉田塔一郎、大学生に!! 頼もしい背中!!』と綴ら、今週はおしまいです。
泉田が筑士波大へ進学していましたーー!!!!
ヤバい、嬉しすぎるっ!!!
東堂、田所、修作のところに泉田ですよ!!
ジャージ姿めっちゃかっこいい~!!!
今週のお話、色々思うことあったのに、最後の1ページ、筑士波大のジャージを羽織った泉田を見たら全てが吹っ飛んでしまいました。
泉田は正直、新開さんを追って明早大学かなぁくらいに考えていたんです。
泉田が筑士波大だとして、本来一番筑波大に行く事が濃厚だった黒田(本人が希望していたので)はどうなったんでしょう?
黒田も筑士波へ行ってて欲しいです。
黒田と泉田、中高大と同じ学校になってたら萌えますよね。
東巻最推しの民である私としては、東堂様が作った筑士波大の自転車部に強くなって欲しいので、泉田が入ってくれてテンション爆上がりです。
田所、泉田。今の原作軸の二年前、ファーストリザルトを争った二人です(あと鳴子もいましたけど)。ドリームだなぁ。
筑士波大、トップクライマーとトップスプリンターが揃ってますから、ここに黒田、欲しいですね。すごく欲しい!入っていて欲しいなぁ!
ちなみに、泉田の代で私が進路先を一番気にしているのはT2なのですが、どうなったんでしょうね。
手嶋も青八木もすでに出てきているのに謎のままです。
もう~手嶋と青八木、二人が一緒の大学に行ってくれてりゃどこだって良いってくらい、同じ大学である事を切望しております。
だって遠距離恋愛って辛いじゃないですか!?
同じ大学行って、大学でも以心伝心っぷりで周りを驚かせてて欲しい!ぶっちゃけ同棲してて欲しいです、私は。
でも何とな~くなのですが、大学は別かなぁとか、そんな風にも思ってはいるのです……
で、葦木場が手嶋と同じ大学に進んでそうな気がして。
葦木場と手嶋のカップルも良いのですけども。私はT2推しなんで、いっそそれなら手嶋をとりあう三角関係でも良いから、手嶋と青八木は一緒に居て欲しいと願っています。
……でも現時点で応援に来ているのは青八木だけですし。私の願い、叶うか微妙ですよね……。
って、大学の話ばかりになってしまいましたが、今週のお話。
鳴子と鏑木。鏑木は相変わらずですね。笑
対して鳴子って、1年生の頃、田所さん相手にはひたすら可愛い感じでしたが、学年が進むにつれ、先輩してますよね。
同級生の小野田にも良いアドバイスおくるし、本当にしっかりしていて。好きだなぁって気持ち再確認です。
先輩に返せない恩は後輩にって、鳴子の言っていた言葉で大好きなもののひとつですが、今週の姿はまさに有言実行しているようで素敵でした。
来週は銅橋と泉田の話から入るようなので。二人のスプリント勝負そのものも楽しみですが、泉田の周りの誰かが出てこないかなぁなんて、望み薄ですが期待してしまいます。
そして雉!とうとう見つかっちゃったって感じですね!
彼はMTB二連覇の男だって。騒がれはじめちゃったなぁって、ニヤニヤしてしまいました( ´艸`)
やはりロードの二人を応援したくなるのですが、強い雉がかっこよくて。
ファーストリザルト、誰が獲るのか楽しみです。